『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と一緒に
どんな未来も
どんな過去も
君となら、乗り越えられる。
そんな気がしたから
辛いことがあっても、不安なことがあっても
1人で溜め込もうとしないで?
君の痛みは僕の痛みだから。
だからさ、君と一緒にいさせて?
僕が、君を守るよ。
ずっと大好きだよ。
『あなたと一緒に』
「あなたと一緒に過ごした時間は、世界に一つだけの思い出。もう、一生繰り返されることはない。
楽しく、何気ないことで笑っていた。もちろん、
わがままも、悲しいことも切ないこともあった。
でも、全てが幸せだった。」
おばあちゃんが天国に旅立つ前におじいちゃんに言った言葉。
おじいちゃんは私たちに涙を見せなかった。
でも、後ろ姿を見ていた私にはわかった。
肩を震わせ、涙を堪えていることを。
おじいちゃんは静かにいままでの幸せのアルバムを心の中で開いていたのだろう。
私は何も言わなかった。
ただ、おじいちゃんの後ろ姿と、目を瞑っているおばあちゃんを見ながら、涙を流していた。
おじいちゃんもいつかは天国に旅立つ。
その来年の冬。
おじいちゃんも天国に旅立ってしまった。
おじいちゃんも、おばあちゃんが亡くなった時のように、口角を上げて静かに旅立った
初詣。
私は、おばあちゃんとおじいちゃんが天国で再開し、幸せに暮らすことを願った。
あの時の言葉は誰にも真似出来ない。
幸せを語る言葉だ。
〈フィクション〉
いつもと何も変わらない朝。
いつもと同じようにカーテンの隙間から光がもれて
いつもと同じようにキッチンから朝食の匂いがする。
君と暮らし始めて1年目。
君と一緒にいる日々が
当たり前になって
少し嬉しいと感じた。
こんな日がいつまでも続けばいいな。
君と一緒の朝は、あと何回迎えられるだろうか。
─君と一緒に─
君と一緒に
誰かと一緒にいる時が安心する
自分だけじゃないと思えるからだ
でも、一人のほうがいいという人もいる
それもそれでいい
一人も好きだし、誰かと一緒にいるのも好き
人間って自由だな
私は君と一緒にいたいと
改めて思えた
唇が、「さよなら」の形を描いて、あんたは去って行った。
冷や汗をかいて、飛び起きる。
隣には、すやすや眠る恋人。
夢でよかった。本当に。
目覚めた恋人に悪夢のことを話したら、「君は可愛いねぇ」と笑われた。
『君と一緒にぃ!?あんた何言ってんの!?』
彼女は僕の彼女!可愛いでしょ!?多分分類は怖可愛いって奴かな!?
『そもそもあんた誰?私彼氏いるんだけど……』
浮気かい!?酷いなぁ🥺
拗ねてても可愛さもあるなんて!ずるいよ!でもそいつを殺らなきゃ……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ありがとう」
大きな背中と優しいぬくもり
そんな二人の間で無邪気に笑うボク
生きてく意味など知らずに
日々をあたりまえに過ごしてきた
おはようやおやすみがクセみたいに
毎日を作っていたんだね
嫌な言葉で傷つけたり
些細なことで心配かけたり
一言も話さない日もあったよね
それでも変わらず来る朝に
用意されていたご飯と
食卓に響くテレビの音
きっと隠してたはずの苦しみも
笑顔に変えてくれてありがとう
優しい声とあたたかな笑顔
そんな二人の間で産声をあげました
世界で二人だけが知っている
日々成長していくボクのこと
用意されたご飯もお風呂も
あたりまえに言ってた
おはようもおやすみも
全部あなた達がくれた贈り物
いくつになっても変わらない
あなた達の子でよかった
世界でボクだけが知っている
大きな背中と優しいぬくもり
そんな二人の間で愛されていたボク
おかげで真っ直ぐに歩いてこれたけど
旅立ちの日が来ても
変わらず親で居てください
ボクが大好きなあなた達のままで
傷つけたり心配かけたり
涙も全部含めて今なら言えるよ
沢山の贈り物と深い愛をありがとう
君と一緒にご飯を食べる
君と一緒に寝る
君と一緒会話する
君と一緒に歯を磨く
結局人間一人は嫌なんだ
『君と一緒に』
苦味さえも 蜜と勘違いしそう
コーヒー味の あなたの笑顔
日常の 中に溶け込み ホッとする
至福のラテ みたいなあなた
珈琲で 始まる朝の 安らかな
ときを2人で 味わう奇跡
毎日飲む 珈琲みたいに 生活の
一部になって 隣にいる君
時を積み 酸いも甘いも 共に知り
珈琲(いつもの味)を 分かち合う日々
帰り道
月の灯りに
照らされて
肩寄せ歩く
君と一緒に
〜君と一緒に〜
季節外れの来訪者
どこから来たのか、いつから居るのか
そんなことを考えていても仕方がない
窓をひらき出ていってくれないかと懇願した
壁に張りついた君も緊張しているのか
背後から有り合わせのあみを仕掛ける
どうしても君と一緒には居られない
/ 君と一緒に
おたま、よし。器、よし。
…ビール、よし。
我が家の大晦日の夜は、すき焼きと大昔から決まっている。
一人暮らしをして初めて迎える年末。
仕事の都合でどうやら帰省は年明けになりそうだったので、今日は正真正銘、初めてのおひとりさま年越しだった。
一人分の夕食なんて簡単に済ませることも出来たけれど、やはりこれを食べぬことには一年が締まらない、と一念発起し、動物の名前が付いたクリスマスカラーのカップ麺や「手打ちあり升」と書かれた蕎麦屋ののぼりを総スルーして、人形町にあるちょっとお高い、いやかなりお高級なお牛肉様を買いに行った。
「息子が嫁と孫連れて帰ってくるのよ」と、オホホな微笑みを浮かべたご婦人方が列を成す店内で、明らかにおひとり様の量だけ買うのが居たたまれずに、見栄を張って400gのお肉様を注文した。
…高かった。
今日はこれを一人で全部喰う。
炬燵の中心に据えられたカセットコンロの上で、鍋がグツグツ煮えている。そっと木蓋を外すと、もわあっと湯気が立ち上ぼり、割り下の煮詰まるいい匂いがした。
私は缶ビールを開けて、さっきまで冷蔵庫で冷やしておいたグラスに注ぐ。シュシュシュポーっと音を立てて、黄金色の液体が満ちていく。
さてと。
「いただきます」
私は荘重な儀式のように手を合わせ、ビールを一口飲む。それから爆発物処理班のような慎重さでもって鍋のお肉様を持ち上げると、そっと口に含んだ。
ジュワ~っと音が聞こえるかと思うくらいの肉の旨味が口いっぱいに広がり、あっという間にとろけていなくなる。
あまりに美味しくて、それからしばらくは無言で食べ続けた。見栄を張って沢山買っておいてよかった。
点けっぱなしのテレビは、いつの間にかニュースから紅白歌合戦に変わっており、世の中が本格的に一年の店仕舞いを始めたんだなあ、とほろ酔い気分でぼんやりと思った。
半分ほど食べ終えた鍋を眺めながら、ふと、何かが足りない、と思う。実家の母にレシピを訊いて、我ながらかなり忠実かつ美味しく作れたと思うのだけれど(最優秀主演女優賞はもちろんお牛肉だが)、昔食べたのはもっとこう……
「あ!」
私はいそいそと立ち上がり台所へと向かう。
冷蔵庫を開けると、ポケットから卵を取り出した。
お肉様の威光が眩すぎてすっかり忘れていた。
すき焼きには卵。これも大昔から決まっている。
炬燵の角で叩いて、器に割りほぐす。
火が通り過ぎてクタっとしてきた春菊とともに肉を卵に浸して一口。
「ん~まっ」
これこれ。黄身と一緒に食べないと。
既に二人前近いすき焼きがお腹の中で膨れていたが、それでも夢中で箸を進める。
紅白そっちのけで鍋と格闘していると、大学時代の友人からLINEが届いた。
〈おつー、今日も仕事ー?〉
〈いや、家で一人すき焼きしてる〉
〈マジ?〉
〈まじ〉
間髪置かずにゆるい顔のカワウソがぎゃはははと笑うスタンプが届く。私はムッと拗ねた表情の黄色いくまのスタンプを送り返した。
グラスの底に残った最後のビールをちびりと飲む。
なんとなく鍋の写真を撮って、家族のグループLINEに送ってみた。
またピロンっと通知が浮かんで、
〈てか一人なら呼んでよー〉
と、細い目をつり上げてプンプンしているカワウソのスタンプと共に届く。怒っているのに愛嬌のあるその表情に、スマホの前で同じ顔をしている友人の姿を想像してしまって思わず吹き出す。
〈来年は─
来年は。返事を打ちながら、早くも一年後の年の瀬に思いを馳せる。来年の大晦日はどこで誰と、どんな夜を過ごしているだろう。
大晦日の夜はすき焼きと、大昔から決まっている。
一人でもいいけれど、独りじゃないともっといい。
誰かと食べるすき焼きは、高級なお肉じゃなくたって、きっととても美味しいから。
─君と一緒に─
彼女に猫耳と尻尾が生えた。
今はこたつでみかんを食べている。
「ねこちゃん」
「にゃっ」
器用に皮を剥いている。私の分も用意してくれて、一緒に食べている。
顔には出ていないが、尻尾を揺らしながら美味しそうに食べていて、すごく可愛い。
お題
「君と一緒に」
君と一緒に
みすゞ記念館に
行こう
雪の道を
歩こう
僕の唯一は君だけだ
君は僕に笑ってくれて
幸せをくれたんだ
僕は君しかいらない
君もきっとそうだよね
でも僕はもうここにはいられない
それでも僕は君と一緒にいたいから
連れて行く
ずっと一緒だよ
お題関係なし ご報告
名前を「Snow❄」から「ฅロアンฅ」に変更しました
ご承知のほどよろしくお願いします。
ドロドロと黒く溶けている。あまりにも醜い。
世界が病気で溢れた。世界中の人がドロドロと溶け始めた。僕の周りの人間もどんどん感染していく。だが、皆変わらずに生活している。僕はそれが不思議で仕方がなかった。だがそれ以上に怖かった。
「僕もあんなふうに醜くなってしまうのかな」
親友のディアに聞いてみた。
「さあ。でもいつか変わってしまうだろうね。僕もルースも」
嫌だ。僕は美しいままでいたい。そしてなにより美しいディアに醜くなって欲しくない。だが、もう世界中の人が醜くなってきている。
「ねぇディア。僕は君に美しいままでいて欲しいんだ。ずっと美しいままで僕と一緒にいて欲しいんだ。」
心の底からの願いだった。そう言ったらディアは微笑んだ。
そして僕らは海に溶けた。ずっと美しいままで、ずっと一緒にいるために。僕らは世界で1番美しい。
追記
解読者へ
世界は病気に満ちていた。皆汚かった。だが、溶けてなんかいなかった。ルースは病気だった。心の様が容姿として見えてしまう目の病気。本人は気づいていなかったのだけどね。僕がそれを隠していたから。でも、病気なのはルースだけじゃないだろう?僕だって君だってなにかの病気だ。だが、あまりに病気が溢れるものだからそれに気づかなくなってしまったんだろうね。
結局は皆汚いということだ。ルース以外はね。
ディアより
形をかえて
姿をかえて
君の命が尽きるまで
僕の命をあげるから
君と一緒にこの世を生きて
消えるときは一緒に
せーので君と一緒に
近くのショッピングモール。4Fの一角にあるゲームコーナー。その一角と通路を区切る壁の前で、小さな双子が居た。
双子の頭より上の位置に、中を見れるガラスのない窓枠があるのだが。
「みえない」
「みえませんね」
ぶすっ、とした一方。片割れはそんな一方の背後に回って持ち上げてやった。……同じ身長だからそれほど目線が上がるわけでもなく。
一方はくしゃりと顔を歪めた。
「みッ、みえました、か……っ?」
「み゛え゛な゛い゛ッ‼」
あー……泣くぞ、あれは泣くぞ……。
俺を含めた周りはチラチラ、じーっと視線を双子に釘付けられた。手を貸すのは簡単だが、不審者とか誘拐犯とか昨今は色々と厳しい。
ヘタに手を出せない。
ひっくひっく、と我慢できたかと思われたが――――「びゃぁあああッ‼」
やっぱりだめだった。
あわあわし始めた片割れが、(おそらく)親を捜してキョロキョロとする。しかし、見当たらないようで。
火がついたように、ぼたぼたと涙する一方を見てきゅっと口許を結ぶ。
何をするのか、と俺たちは固唾をのんだ。
ぐしぐしと一方の涙を拭ってやり、その場で四つん這いに。
「のってください! たぶん、みえます!」
「ふぇ……えぐっ……」
ぐすぐすと泣きながら、もこもことよじ登り、一方は片割れの背に乗る。そうして窓枠からぴょこ、と顔を出した。
これで中が見える! よかったなぁ!……と思ったのもつかの間、先ほどよりも強く泣き始めた。ギャン泣きだ。
片割れの上で一方が窓枠にしがみ付きながらわんわん泣いている。
「ぢがゔの゛ぉお‼ み゛え゛な゛い゛‼」
「え、え……あ、…あぅ…」
念願かなって見えたというのに、何が見えないのか。俺たちも片割れも訳が分からず狼狽える。どてんと床に落ちた一方と、混乱して涙を目一杯に溜める片割れ。
満場一致で早く親が来いッッ! と心で叫んだ俺たち野次馬。
「ここに居たのか‼」と男の声。
随分走っていたのか、ダウンジャケットを腕にかけて、セーターの袖をまくり、汗を浮かべている。どうやら、双子は親の許を離れてしまっていたらしい。
男――双子の父親は、泣き崩れる双子をなぐさめながら立たせた。
勝手に居なくなっちゃだめだろ、と叱りながらも心配したことを口にして。
双子はえぐえぐとしがみつく。「どうしたんだ?」という父親の問いかけに、ビッと壁の向こうを指差した。
「ああ、見たいのか」
父親が双子を両腕に抱き、そのままひょいと持ち上げて見せる。
すると、一方はあの泣き喚きようが嘘だったかのようにキャッキャッと喜んだ。片割れも目を輝かせて。
ぎゅ、と一方が片割れの服を握った。
「みえる?」
「うん。……すごい、です」
「んふ、すごい! すごいね!」
ああ、なるほど。
一緒に見たかったわけか。
#君と一緒に
わたしがいつまで生きられるか
わからないように
きみがいつまで生きられるかも
わからないのだから
こうして仲よく
身を寄せ合っていられる時間を
無駄にしちゃいけない
きみをもっとだいじにしなきゃ
きみをちゃんとしあわせにしなきゃ
そう思うのに
いつか消え去ってしまう明日を思い
ふいに足がすくんでしまう
きみとわたしは
今ここにある
それだけは確か
見えない明日じゃなく
見てきた昨日でもなく
今だけを
きみと一緒に
#君と一緒に