『向かい合わせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「向かい合わせ」
よく語られる言葉で「恋は下心、愛は真心」というのがある。漢字のなかの心という文字が、どこにあるかで生まれた発想かと思う。私もこの事をよく考えてみた。
あくまで私視点の考え方であるけれど、恋とは向かい合わせの関係だと思う。そして愛とは二人が並んで同じ方向を目指している関係である。
いまの世界は、みな向かい合わせの関係かと思う。互いに自国の要求をぶつけ合っている。世界の平和を目指すのであるなら、同じ目標に向かって進まなければいけない。各国には、それぞれに素晴らしいところがあり、互いに尊重し合いながら、学び合う姿勢が好ましい。
親が子どもを躾ける場合も同じで、理由もなく「ダメ」という言葉を使ったり、必要以上に厳しい人もいる。もちろん、それは親心で子どもへの愛には、間違いはないのだけれど、親と子が向かい合わせの関係にあるような気がしてならない。本当に子どもへの愛や幸せになって欲しいという願いがあるなら、親は子に何をすべきであろうか?そこには答えはない。
ただ、私自身は、親子は互いに学び合う関係だと考えている。実際、子どもから教えられた事も多かった。そう考えると、共に成長する事が目標かもしれない。そして夫婦では、学び合い、共に成長し、同じ目標を共有する関係を目指している。
お前が俺の方を向いている時、俺はお前の方を見れなかった。お前が理解出来なかったから。
俺がお前と向き合おうとした時、お前は俺に見切りをつけた。俺がお前の嫌悪する存在だったから。
もしかしたら、嫌悪していたのはお前自身だったのかもしれないけど。いずれにしても、もうどうにもならないことだ。
どちらかがいなければ向き合えない。
いなくなったのはお前か?それとも。
向かい合う彼の目が私を射抜く。それが恐ろしくて描きかけのキャンバスに視線を落とした。
「動かないで」
「ごめん」
苛ついた声に顔をあげると、彼の目が私を捕らえた。先程より目が鋭い。私に苛立っているのだろう。
あの視線から目を逸らしたくて仕方がない。だがそうすれば、彼は舌打ちしながら髪をぐしゃぐしゃと掻くだろう。先程言われたことすらもできない愚図な私を心底軽蔑していると、アピールするかのように。
だから私は目を逸らせない。時間は片付けを除いてあと半分も残っていた。逆に言えば、あと半分で解放される。課題さえこなしていれば、だが。
手汗に濡れる鉛筆を握り直し、真っ白のキャンバスに取り掛かる。向かい合わせの彼の輪郭だけを見て、最低限の動きで線を引いた。
教員が片付けの声をかける。その頃にはいつのまにか、薄っぺらい彼がキャンバスに拙く描かれていた。良い点数は望めないが、補習ということもないだろう。心の中でほっとため息を吐く。
「先生、この後時間ありますか?」
嫌な予感が過ぎる。成績優秀な彼が、まさか、そんなわけないだろうから、きっと気のせいだ。だが彼は残酷な事実を告げる。
「まだ描けてないんです」
向かい合わせ。
僕には向かい合わせに住んでる女の子が好き。
物静かで僕はわいわい騒ぐタイプじゃないから
少しだけ性格が似てるきがする。
あーあ。隣に引越してくればいいーのになあ
向かい合わせ
向かい合って座るのが苦手。
その理由はよく分からないけれど、見透かされてるようなそんな気がするからかも。
でも実際、そんな場面になったとき自然と相手と面と向かって話せるし、目も合わせれるけれど。
後になって思い返すと胸がドキリとしたなと感じたことがあります。
こう考えてみると自分って、なんだか変な人なんだなと思いました。
【向かい合わせ】
向き合うことは嫌い
だから1人になった
なのに
次に向き合わなきゃいけないのは
自分自身だってさ
向かい合わせ
○ なんなのここ狭いよ。ねぇ、助けて…。
怖いよ…ねぇ。。。ねぇ、ねぇ。。
◎ 嫌だ〜!あなたは生まれて華のJKまで楽しんだでしょ?
あとは私がモテモテの20代大学生楽しませてもらうよ!
○ 出してよ…。ねぇ、これ出れそうで出れないの。
引っかかってるのかな、?楽しんでいいから出してよ…。
◎ 片方しか出てこられないんだよ、諦めて!
私がどんな気持ちであんたのこと見続けてきたか……
思い知ればいいのよっっっ!!!
○ …ごめん、ごめんってば!!!!!
◎ んもぉー。うるさいなぁ!
大きな音が出た
母 大丈夫!?何か割れた音がしたけど。
◎ 大丈夫だよ。ありがとう。お母さん。
母 それならいいんだけど。
というかあなた、右頬にホクロあったっけ?
◎ 起きたら出来てた〜笑
母 …左頬のホクロは消えてるわね。まるで鏡ね。笑
○ うん。鏡だよお母さん!気づいて!!!!!
母 なにか聞こえる…?
◎ 下降りよ。お母さん。割れたのは鏡なの。捨てよ。
母 えぇそうね。
書く習慣/143日目。
「 向かい合わせ 」…
別の言い方では、対面…とか…
そうだね…今、
君達は、
このスマホ画面と、
君のスマシ顔面が、
向かい合わせになっているだろう…
すまし顔じゃないって…
そんなの…こっちには見えないんだよ
^ス^ )📱<PayPay
↑「同じ状況なんだから」
向かい合わせ…( ^ω^ )
向かい合わせって、
場合によっては気まずくね?
相手が、もし
気になるあの子なら
恥ずかしかったり…
逆に、
よしえ(恐怖の森)なら
恐怖でしかない…
余りそんな状況は無いと思うけど…
ラブラブの2人が、
向かい合わせで寝てたりとか?
向かい合わせと言えば、
鏡と鏡の面を
向かい合わせに置いてはいけない
ってのが前に…
【 場所 : The Backrooms 】
あ…
メリメリ壁]ω^)! 🟡
🧌 🪞 🪞
では、また明日…
向かい合わせで会話する時は、
目を見るんじゃない
口元を見るんだ…
ちょ…どこ見てんね。
#向かい合わせ
今日はどれだけの人を運ぶだろう
君はいつも忙しいよね
僕は同じ人を運ぶことが多いよ
雨の日も風の日も
道路を挟んだバス停同士は
両方向にみんなの毎日を運ぶよ
スマホをタップしながら文章を考える
きっと
同じ時間帯に同じ様に
"書く習慣"で
お題に四苦八苦している作家さんが
いるのだろうなぁと想うと
スマホを眺める時間は向かい合わせ
より楽しくなるものだね
#向かい合わせ
向かい合わせ
毎日、三回向かい合わせ
あさ、ひる、ばんと。
機嫌のいい時、悪い時。
食欲あっても無くても、
ふたり向かい合わせの時間を過ごす。
毎日繰り返す、普段の暮らし。
いつかは終わる、
向かい合わせ。
こんな僕の話に笑ってくれる。
いつもありがとう。
君の話いつもおもしろい。
こちらこそありがとう。
これからのこと、これまでのこと
君の想いを教えてほしい。
僕はこんな風に感じた。思った。
同じだったかな?
同じことと違うことを
僕と向い合せの君と
ドキドキ。
好きじゃないのに。
このドキドキはなんなの。
って考えてる時点で好きだったんだって今は分かるよ。
あなたと向かい合わせになった時。
その時から。いや、その前から。
あなたのことが好きでした。
~向かい合わせ~
向かい合ったとき、相手のどこを見ていたっけ?
おでことか口元とかほっぺとか手元とか、色々あるけど、
君の時は絶対目を見ているはず
だってうちの目は綺麗だから
いつも僕の隣にちょこんと座る君が
今日は向い合せで座っている意味を
僕は深く考えなかったんだ
気まぐれな君のことだから
意味なんてないって…そう思っていた
その憂いを帯びた君の横顔は
とても美しく…そして儚げで
僕は自分の罪の重さを知ることになった
ねぇ…もし君が許してくれるなら
今度は僕が君の心に向い合せに座わるから
『向かい合わせ』2023.08.25
「さぁ、お稽古をはじめましょう」
うちの師匠は面白いお方だ。普段はあんなにおちゃらけているのに、稽古になると雰囲気がガラリと変わる。
身も蓋もないことを言ってしまうと、師匠はチャラ男だ。ピアスはいくつも空いてるし、髪は襟足をパープルアッシュに染めたツーブロック。さすがに着物は落ち着いたものを身につけているが、それでも煙たがる大師匠方も多い。
そんな師匠だが、落語にかける熱意は人一倍で、厳しいお人だ。
「今日は平林を教えます。よく聴いて、よく覚えるように」
普段は「うぇーい」だの「よろしくちゃーん」だの、パーリーピーポーのような師匠が、落ち着いた敬語で言い聞かせる。
このギャップに風邪をひきそうになるが、少しでも茶化そうものなら、ものすごく怒る。その証拠に、はじめて稽古をつけてもらった時に茶化したら、ものすごく怒られたのだ。
なので、素直によろしくお願い致しますと頭を下げる。
師匠は軽く頷くと、またガラリと雰囲気が変わる。
それは、師匠であっては師匠ではない。定吉であり、番頭であり、隠居であるのだ。
手を伸ばせば届く距離。向かい合わせで、そんな師匠の妙技を見れることは、これ以上ないくらいの贅沢だ。
___闇夜。鏡に映る貴方。
向かい合った貴方は私のはずなのに
どうしてこんなにも未知で恐ろしいのだろうか。
貴方と私が全くの他人だからなのだろうか。
だとすれば、貴方はこんなにも私を見つめているのに
どうしてこんなにも孤独なのだろうか。
貴方と私はどこまでも同じ一つの生命体だからなのだろうか。
貴方も私を恐れているのだろうか。
私が恐れている貴方は、私なのだろうか。
嘘つきね
もうおしまいは
さみしいと
泣く春風は
向かい合わせで
人と向かい合わせになって喋る時、どうしても自分より目の前にいる人間の方が幸福だと思ってしまう。
ゆったりとした雰囲気を持つ相手なら慈愛に満ちた存在に、鋭い雰囲気を持つ相手なら一種の生きた哲学に触れているような感覚を覚える。
私はそんな人をずっとずっと愛し尊敬し敬うと同時に強烈な劣等感を覚えていた。
私も美しくなりたい。その一点に支配されるのだ。
醜い、これこそ醜さの根源だと思いつつ張り付いた笑顔で相手を尊敬し続ける。
愛憎表裏一体とはこういう事を言うのかもしれない。
自分が足元にも及ばない美を享受しそれに焦がれ醜悪な魂を晒し続ける。
つらくて苦しいのに他人は存在し続ける。
こんな私は一体他人にどう見えているのだろうか。
貴方はいま誰を見てる?
私の方に視線は向いてるかな
私はずっと貴方のことを見てるよ
どうか お願いだから
冷めないで、
醒めないでね
#向かい合わせ