『同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
同情でしか繋ぎ止める方法を知らない子供が、
貴方の優しさに、甘さに縋る事しか知らない大人が、
愛してるなんて言える筈なくて。
俺は同情されるのが嫌いだ
同情したふりをして俺から離れていく
だから俺の事情は何も話さない
親友も知人も作らない
これからもずっと
俺は一人
誰にも同情されず生きていく
ずっと、
ずっと、
きらきらきらと、
お空には輝く星がある。
それに願いをかけるとお空に住んでる人が叶えてくれる。
その心を持ちつずけていれば。
「なんて、誰が言ったのさ」
僕?僕の母さん?それとも僕のおばあちゃん?
、、、知らないね、分からないや…
「どうしたの?叶(かな)くん」
「いや、まあ、少し悩んでるんだ、」
「そうなんだ、、良かったら私に話して見てほしいな」
「、、ありがとう」
と僕は彼女に悩んでいる事を話した
「そうなんだね、、そんな事をしたらお願い事って叶うんだ。すごい私もやってみたい。」
「…ありがとう」
「少し来てくれる?よく星が見える所があるんだ」
「…そうなの?…やった」
彼女は喜んでくれた。とても喜んでいる彼女は可愛かった。もうこんなような悩みで悩んでいたらお空に住んでいる人が怒ってしまうと、、
もうやめにしよう。
と、あの日誓った。そして彼女に僕は告白した。
次章「告白から」
僕らは付き合ってから高校生に成った。
よく僕らは小学生から付き合えたと思う。
ああ、今日もありがとう
お空の人。
「ねぇ、こっち向いて?」
「ああ、なんだい?」
「いや叶くんはいつも私の大事にしてくれて」
「つらいとか、私の嫌な所は無いのかな」
え?
「そんな、、そんな事はないよ
君が1番だよ、僕になんて着いてきてくれるなんて僕は思って無かった…」
「今も、今日も、僕とこの星空の下で居てくれるなんてとても嬉しい事だよ。」
だから、君の嫌いな所はないさ
あってもなくても大丈夫
僕らがお空に願う限り。
「わかっていない」
と彼女は立ち上がって、僕を振り払う。
「分からないのよね、、」
にこと彼女は笑って消えてしまった。
僕を笑って行ったように
同情なんかいらないって言ってる人ほど深刻に同情してあげたくなるじゃない。
これって私の性格が悪いからなのかしら?
【同情】2024/02/20
ずっとおもしろくないものをかいている
僕は決して同情で君と付き合ったわけではない
君が告白してくれて、僕らは恋人となった
君のことが好きだから付き合ったんだよ…
でも、他に好きな人ができたんだ
すまない、君との将来を考えるより、その人との今を考えたほうが何倍も楽しい
君との時間はとても楽しかった
新しい人とこれからの人生を歩んで欲しい
今までありがとう
さようなら
『同情』11/11
光から闇へ。底知れぬ淵へ。
何処までも落ちていく私を繋ぎ止める。
光から下ろされるその手は、私の眼に眩く焼き付いた。
手に伝わる感触が本物か確かめるように、私はその手を強く握り返す。
刹那、私は悟る。私は未だ落ち続けている。
骨張った手の甲、枝のような腕、染み付いた痣。
その手は私を光へ引き上げる希望ではなかった。
光を背にしたその身体が私に影を落とす。
逆光。
恨めしい程に明るい光が眼に射し込む。
途端に、その黒い影法師が気味の悪い物に見えた。
そして手を振り解こうとして、気付く。
私はその手を自分の方へ強く引き込む。
次第に、その身体に光が射していく。
黒い鎧が剥がれ落ち、中身が顕になっていく。
初めて、君の顔が見えた。
君の震える身体を包みながら、私は決意する。
何があっても君の手を離さないことを。
私たちは、何処までも堕ちていく。
君の眼から落ちる雫よりも速く。
「同情」
同情で救えるなら同情はあり
同情で救えるものもあると思うし
同じくらい救われないものもあると思うし
救われるものがあるなら、同情はあり
同情
うーん、好きではないな。
同情って良い意味もあるけれど、どちらかというと上から目線的な雰囲気の方を捉えてしまう自分がいる。
だから、するのもされるのも、個人的には好きではない。
…言語化が難しいな。
どうやら普段かなり感覚的な捉え方をしているもののようだ。
…。
同情って、
どの位置から言う(言っている)の?
っていうのもあるし、
判断の価値基準は個人的なもので、ズレている可能性もあると思う。
…こういうことを思うから、下手なこと言わない、やらない方が…と思ってしまう。
あと、個人的に人に対して言えないことは、人からも言われたくないというタイプでもあるので、やっぱり同情って微妙なものだなぁと思う。
本来の良い意味だと、親身や思いやりという言葉があるんだけど、どうしてか素直に言葉を捉え難い。
…まぁ、もしかしたら、そのように難しくしているのは自分の心かもしれないけど。
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さて、この文を書いてから少し時間を置いた今
ゴチャゴチャとしていた言葉が整ってきたので追記に残しておくことにする。
相手には見えない、言外の言葉がこの世界にはある。
同情の言葉が本当に本音からくるものと、心ではまったく思っていないのに同情という形をしている事がこの世界にはある。
なので、同情された時、本当に言葉通りで合っているのか疑う癖がついてしまった。
また、その様に疑うこと自体辟易している自分がいるので、下手に相手を同情することもしなくなった。
だから私は、ただ相手の話を聞く。己に湧く感情よりも事実を捉えることを優先し、相手の幸せを願うからちょっとしたアドバイスをする。それが私の中でスタンダードになっている。
それが世間でいうところの同情というのだろうか。
やはりわからない。
同情は傲慢の裏返しだ、唾棄すべき行為である。
同じ気持ちになってやったつもりになって、
可哀想だね、君の気持ちはよくわかるよ、だなんて
云いながら、心の何処かでは相手より優位に立っている
ことに安堵や優越感を覚えるのだ。
深く悩む者の前では、目線を合わせてやるだけでよい。
ひとの心に土足で入るべきではないから。
お題「同情」
同情
ちょっと聞いてよ
いつも君はそう言って
手間のかかるカレシのことを愚痴ってくる
やれ気が利かない
だらしがない
すぐ寝坊して待ち合わせに遅れる
あいつ、ひどいよね
そう言うけれど
僕は同情できない
だってそれでも君は
あいつのこと好きなんだよね
聞いてよ……
いつもと違うトーンで君は
僕を呼び出して話を切り出す
振られたんだ
別れようって
私の何が悪かったの
私、可哀想だよね
そう言うけれど
僕は同情できない
だって僕はずっと
君のこと好きなんだから
【同情】← change order →【巡り会えたら】
#同情
共感と憐れみは違う
あなたがワタシに寄せるのは
どっち?
白か黒かとか
YESかNOだとか
そんな明確な応えなんて
求めてないけど
同情なんて言葉に
このキモチを寄せたりしたくなくて…
誰かの意地悪な言葉に
あなたの気持ちを疑う自分が悲しくて
憐れみも共感も要らない
心からの信頼を
あなたに感じてるワタシだから
同情
欲しいのはそれじゃない。
たとえわからなくても、理解しようとして欲しかった。
そうだねって言ってくれたらもっとよかった。
同情してくれてありがとう
でもね
私はあなたに同情しない
《同情》
同情
私は今地獄のそこにいる…
皆「大丈夫?」「分かるよ!」と言う
知らないくせに…同情をするな…
ある日、同じ悩みを抱えてる人とであった。
私はその人にこう言った
「大丈夫?私も気持ち分かるよ!辛いよね」
と…すると、その子はこう言った
「私の方が!あんたよりも辛いのよ!分かるなん
て言わないで」と、皆それぞれ地獄のそこにいる
深さは違う。でも、底に居るのには変わらない
と…そう思った。助けているつもりで…同情をし
ていたのは私も同じなのかも知れない。
テーマ「同情」
自分には「同情心」と言う物を持っている。例えば、友達が泣いていたら自分も泣いてしまう。と言うような大事な物が持てている事に自分は誇らしく思える。なぜなら、相手の気持ちをわからないまま「同情」と言う偽の物がないと相手は気が晴れないからだ。
どれだけ同情があるのかなんて人それぞれだ。でも、そういうので良いと思っている。ただ自分達は相手を思いやりたいと言う一心で同情しているからだ。同情という文字が頭の中に無い人なんていないと思う。人は、一緒に過ごすことで感情が芽生えてくるのだから。
人間には色々な機能がある。感情だったり同情だったり頭の中でこの展開はどんな感情を出せばいいのかと整理して相手の心に寄り添える感じになれるのが人間のいい所である。よく耳にするのが「同情は捨てろ!」というのを聞くけれどそれは絶対に捨ててはならない。理由は、人と関わり会えなくなるからだ…
私には、好きな人がいた
あくまで、これは過去形だ
別に、好きな人に告白して
振られた訳とか、そういう訳ではない
ただ、冷めてしまったのだ
あなたの言葉を聞いてしまって
なぜ、あなたはそんな簡単に、毒をはけるのだろう
私は分からない
分かりたくもない
あなたのそんな一面知りたくなかったのに
ずっと、好きでいたかったのに
どうして
あの日のあなたの言葉が
ずっと頭をぐるぐる駆け巡っている
あぁ、苦しい
最悪な恋の終わり
お題:同情
同情されるのはあまりいいもんじゃないね
「可哀想に」「大変だね」「大丈夫?」「分かるよ」
とか言ってたって何にも思ってないんだろ?
何にも分かってないんだろ?
同情してくれって頼んでなんかいないのに勝手に
同情して分かったふりなんかしてんじゃねぇよ!!
どうせ何も出来ないんだから
でもこれは僕の独りよがりでしかなくて
同情してくれる人なんて誰1人としていない
「―――こんなことがあってさぁ」
「そっか。大変だね」
酔いが回った貴方は、最近の愚痴を話すようになった。あまり愚痴を言わない性格だから、溜まっていたんだろう。そんな貴方に、私ができることは同情しかなかった。
「はぁ……もう私やってらんない」
「分かる。そういう時ってあるよね」
「……分かってないくせに、分かってるふりしなくていいよ」
小声で貴方はそう言っていたけど、私には聞こえていた。でも、聞こえないふりをした。
いつもの貴方と違うから、ビックリして何も言えなかっただけだけど。
同情。
同情してた?
されてた?
小さい頃は
同情されてた自分に
「そのまま
大きくなっても
大丈夫だよ」と
言いたい。