『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達
どんなに久しぶりでも
会うと
時間はもどる
という不思議
友達がいっぱいの俺
ヤキモチを妬いて欲しい俺
だけど妬いてくれないお前
どう思う?
友達がいっぱいの夫
妬いても良いのか?妬くのは違うような気がする私
でもやっぱり夫を独り占めできてる気がして
なぜかそれができてる気がして
優越感にひたれるんだよね
だから妬かなくても大丈夫なんだよね。
と言うと
やっぱりな
と返ってきた
友達ってどんな関係?
『類は友を呼ぶ』なら、似た者同士?
けれど、「あらしのよるに」出会った2匹は、
姿かたちは違うし、食べるものも住むところも違った。だけども友達のままでいるために、野を超え山を超え、
2匹で過ごせる緑の森まで命懸けで辿り着いた。
だったら『相手の為に頑張る』のが友達?
ボランティアや寄付、献血する人ってみんな友達になれる?もしかするとお互いの顔や名前すらわからないかもしれない。
『一緒にいて楽しい!嬉しい!』のが友達?
じゃあけんかしたらもう友達じゃない?
ねえ、『友達』ってどんな関係?
教えてよ。どんな関係になれたら君と友達?
最近、乗馬を始めたんだ
久しぶりに会った友達がそう言った。
なんでいきなり乗馬?と思って理由を聞く。
どうやら最近読んだ本で、白馬に乗った王子様が出てくる物語があったらしく乗馬にチャレンジしてみる事にしたと言うのだ。
あわよくば物語の世界みたいに、ガラスの棺に入った女性を見つけて、なんやかんやあってハッピーエンドと思っていたんだけどね
と、若干不純な理由も聞こえたが、次の一言でその心配は無いことが分かった。
相棒の馬が綺麗で可愛いから、今は人間の女性見ても全然ときめかなくって
うん、変わりに変な心配事が増えた。
この友達はおそらく、また会った時には違う心配事のタネを持ってくるだろう。
(友達)
白雪姫の王子様に憧れて違う方向に進んだ人だった。
友達
深く狭く
浅く広く
深く広く
浅く狭く
人それぞれの人間関係がある中で
貴方にとって本当の友達って
なんですか?
友達だよねって言ったら友達じゃない気がするけど
言ってもわうんって返してくれると思うけど
聞くのも違うなあって。
会ってみたら、はあーあ、私らって本当に……!と言われて、あ、大丈夫だ、と思った。
【友達】
作品No.208【2024/10/25 テーマ:友達】
いつの間にか
連絡も取らなくなっちゃって
あの頃の友達は
今頃どうしているのだろ
【冬の天使】
栗尾寧々だから、クリオネ。
これが私のあだ名。
私の人生の三分の二は「クリオネ」という名前と一緒だ。
それはどうやら高校生活でも変わらないみたいだ。
班で自己紹介をすることになった時、名前を名乗ると
「え、お前クリオネじゃん」と言われた。
「クリオネ?」
「そ、栗尾寧々だからクリオネ。
久しぶりじゃん!俺のこと覚えてる?」
私はその顔に見覚えがあった。
田口春樹。
小学生の時、同じクラスだったことがある。
いや、ほとんど同じクラスだった。
腐れ縁というやつなのだろうか、
まさか高校でも同じクラスになるなんて。
「え、二人って友達なの?」
私はその言葉に、顔を真っ赤にして答えた。
「い、いや、友達じゃないしっ!」
春樹は昔からしつこかった。
なぜか私に話しかけるばっかりで、
なぜか帰り道も一緒で。
毎日毎日、「おはよー、クリオネ!」とやかましい挨拶をしてくるし。
正直うざかった。
飽きるほど顔は見たし、声も聞いた。
家族に次ぐくらい一緒にいる。
うざかった。
それでも、中学生の時よりは全然楽しかった。
中学生の時は…
入学して1ヶ月。
一緒にお弁当を食べるいつメンもできて、
今年もやっぱり「クリオネ」という名前が浸透してきた。
そして、今年もやっぱり春樹がしつこい。
「今日さ、一緒に帰ろうよ!
あそこ寄り道しよ!
えーと、どこだっけ?」
また一人で何か言ってる。
「いや、今日は部活あるから。」
私はそっけなく言い放ち、廊下の混雑に紛れていった。
私は文芸部、春樹は軽音楽部に入った。
意外と音楽好きなんだな、と思った。
小学生の時にサッカークラブに入っていたから、てっきりサッカー部に入るのかと思っていたけど。
私は私で、読書家だから文芸部に入った。
週に1回しか無いけど、先輩は面白いし、同級生とは話が合う。
満足な生活だ。
「失礼しまぁす。」
部室―狭い謎部屋に入ると、既に山岡先輩がいた。
「久しぶり〜」
山岡先輩は緩い雰囲気が魅力的だ。
良い意味で先輩だと思えない。
「クリオネが勧めてくれたショートショート読んだよ〜」
「え、本当ですか!どうでした?」
「いや〜、めっちゃ良い!
5分で読めるのに映画1本分見た気分だよ。
なんで今まで読まなかったんだろ?」
文芸部では、この会話が日常だ。
他にも好きな絵師の話など。
快適すぎる。
こんなに心地よい生活を送れるなんて、いつぶりだろうか。
友達が当たり前にできて、当たり前に話が合うこと。
私は、それが当たり前で無いことを知っている。
なぜなら、
私は中学生の時にいじめられていたから。
きっと春樹は知らない。
これは、私の回想を交えた青春物語だ。
【友達】
『友達』ってなんなんだろうと思う時がある
この世には色んな人間がいる
また、色んな種類の『友達』がいる
助けてくれる人
元気がないときに守ってくれる人
正常な判断ができなくなったときに
正しい行動に向かわせる人
苦しいときも楽しいときも
辛いときにも一緒にいてくれる人
私のためを思って話してくれる人
or
私のためだからと言って自分の為に話す人
同情してくれる人 or する人
共感してくれる人
自分とは完全に違う人
または
自分とは違う世界観や習慣に触れる機会をくれる人
…挙げるとキリがない…
上っ面だけの『友達』だったり
それ以上の親友と言われる『友達』だったり
色んな種類の人間が今もこの世の中生きている
……だと、よく考えにふける……
ところで
私には2人の『友達』がいる
2人とも正反対の性格でインドア派とアウトドア派
1) 1人は物静かでアニメや漫画、ゲームを愛する『友達』
(インドアの魅力を教えてくれた)
2) 1人は行動力も人脈もスゴすぎる『友達』
(外に出て色んな人と話す機会と楽しさを教えくれた)
2人とも私の大事な人
そして2人とも日々の私に刺激を与えてくれる存在
お互いがそれぞれ違う趣味を持っていて
1人の時間が好きなので頻繁に会うことはない
だが、
辛い時は傍にいてくれて
話を聞いて共感してくれたり
一緒になって怒ってくれたり
一瞬でも嫌なことを忘れさせてくれる存在
…
私は上っ面で『友達』を作ることが苦手である
狭く深く付き合って行きたいので
『友達』というと
2人しか思いつかない。
でも2人で充分
2人居てくれてば
私の日常はとても充実なものとなる
…結論…
私にとっての『友達』とは
命と同じくらい大切なものである
お題:友達
どこからどこまでを友達って言っていいのだろう?
価値観は人それぞれ。だからこそ難しい(笑)
電話したいと言うと、とっても喜んでくれる友達。
会えた時は走ってきて抱きしめ合う仲の友達。
私のことを強く応援してくれて、体調を気遣ってくれる友達。
「いつか部活のみんなで同窓会したいね〜」と言うと「あいぽよが誘ってくれるなら行く!」と全員言ってくれる中学の部活の友達。
DMしたらとってもすぐに返信してくれる友達。
(2024/10/25/(金))
友達
私の友達は少ない。すごく少ない。
じゃあ私の友達は変わり者なのかというと、全くそんなことはない。私自身は変わり者らしいが。
若い頃、私はどういう関わりを「友達」と呼ぶのか、よくわからなかった。どちらかと言えば、足りない頭数を埋めるのに呼ばれることの方が多かった気がする、女子の「友達」。どうも私を本気で男だと思っていたらしい、男子の「友達」(そういえば、通っていた歯医者さんの診察券に「男」と書かれたことがある)。はて、友達とは、ろくに相手を見ることもないものなのか…?
などと思っていたのも今は昔、時の淘汰を経てなお残った友達は、人をよく見る上に歯に衣着せない。友達の言うには、私は「猛獣」なのだそうだ…
「猛獣のくせにゴロニャンしたって怖いままよ」とかね、ちょっとまて。何かものすごく誤解してない? 私はしがない小市民、だよ?
「わかるわー、郡司は猛獣よねー」
……………はて、友達とは。
※友達
私は精神疾患で記憶が無い時期が5年ある。
その間も今も、私を友達と呼んでくれる人が、3人。
私がどんなに泣き喚こうとも
せん妄で妄言を吐きたくろうとも
楽しくお喋りランチやカラオケをしたり
調子に乗りすぎて体調不良を起こそうとも
彼女たちは私を「友達」と呼んでくれている。
これほど友人に恵まれている事は稀だと思う。
そんな友人を心から「友達」と呼べるまで
私は出会ってから25年も掛かってしまったんだ。
対人恐怖症が強すぎて、信じられなかった。
そんな言い訳のつく懺悔。
風呂から上がると、友達からLINEが入っていた。
内容は「出かけよう」というお誘いに対しての返事
だった。
「明日、迎えに行くね。おやすみ(-_-)zzz」
当初、現地待ち合わせと思っていたので迎えに来てくれるのは、とても有り難い。
「ありがとう」と入力し、送信ボタンを押す。
私にとって友達は、宝物だ。
私の宝箱にいる大切な宝物──。
君と会ったら何を話そうか。
話したいことが沢山あるんだ。
聞いてくれると嬉しいな──。
そう思いつつ「おやすみ」のメッセージを送った。
────────────────────────
友達
君の訪れを楽しみに待っているよ
友達
登録?
LINE?
片側からの視点でもOK
両側からの視点ならもっとOK
関係に名前をつけるなんて
下品なこと
こちらから思いついたのかな?
あちらから思いついたのかな?
コーラガムを口に入れた。
くにゃん、くにゃんとした感触がする。
安っぽいまがいもののコーラの甘さが口内を支配する。
絶対にコーラじゃないけど、コーラとしか言いようがないあの味だ。
電車は混んでいた。
二人組や三人組や五人組やらがわらわらと密集して、各々が各々で、時間を潰していた。
異常な盛り上がりを見せ、顔を見合わせて、笑い転げる三人組。
付かず離れずでぴったり身を寄せ合って、穏やかに話し込む二人組。
はしゃぐ声を弾ませて、慌てて、シーッと目を合わせる五人組。
そわそわと落ち着きがなく、どことなくぎこちなさが漂う五人組。
ツンケンとした奴らの顔色を忙しなく伺いながら、焦ったように会話を繋ぐ、仲介がいる三人組。
やたら一方だけが言葉を捲し立てている二人組。
いろいろな友達が、車内には溢れている。
僕はガムを噛みながら、それをじっと観察していた。
電車は混んでいた。
しかし、この電車の中には、友達しかいないみたいだった。
みんな誰かの友達で、友達として話に興じていた。
この電車は、平日の昼間の電車だからそうなのだ。
平日の昼間なんて、暇を持て余している主婦の一行か、残り時間をのんびりと暮らす権利を手に入れた老人の一行。
あとは、昼までの講義を済ませて遊びにいく大学生。
そんな、彼ら彼女らは、だいたい友達のグループで乗ってくる。
しかし、今日は人数が多かった。
タネは簡単だ。
今は定期テストの時期だった。
この電車の走る線路上に高校の最寄駅がある。
テストを終えた高校生の友達集団。
日中の余暇時間に、出かける主婦の友達集団。
趣味で遊びにいさんで出かける老人の友達集団。
昼過ぎの電車は友達がたくさんいる。
まるでコーラみたいだ。
昼過ぎの電車は友達がたくさんいる。
主人公、和葉 もう一人の人物、名なし
「ねぇ!お願い!、悪役になって!お願いだから!」
長年一緒にいた友達にそう頼まれた
「な、なんで?、」私がそう聞くと友達は焦ったようにこういう、「だって友達でしょ?、うちらずっと前から友達だったじゃん」と大声で言った。私は友達だからと思い悪役になると友達に2度呟いた。
次の日…
「!?え!なにこれ…!」と友達が廊下に響くくらいの大きな声で叫んだ。私はそれにビックリして駆け足で友達の場所に行った。「え、なにこれ…」私も思わずなにこれと、小さな声で呟いた。そこには友達の机全面に余白なく悪いことが書いてあった。友達は泣きながらこういう「これやったの和葉ちゃんでしょ!」「え、違うよ!」証拠もなにもないのに私のせいにしてきた。「だって!昨日見たもん!私の机に書いてるとこ!」「え…」私は昨日<悪役になる>と友達に言った確かに言った。だが、こうなるとは思っていなかった
放課後…
「いゃ〜疲れた〜」友達が私の後ろで伸びをしながら言った。私はそれに対してなにも言えなくなった。
「あ!今日はありがとう…悪役になってくれて」と私の耳元で小さな声で言った。私は心の中で腹がたった。「ねえ、なんであんなことするの?私そこまで把握してなかったんだけど!」「ん〜?本当に私たち友達か確かめたかったからだよ」と長い髪を靡かせてそう言って帰って行った。
次の日…
私は屋上に呼び出された。もちろん呼び出したのは友達だ。そして友達が屋上に来てこう言った。「昨日はごめんね」そう言って友達は帰って行った。ずっと腹がたったままだった私の心が一気に落ち着いた。私は長い階段を降りて行くたびに考えた。
「本当にあれが正しい友達との関わり方なのか」と
題.友達
友達が
必要なのは1人で
生きていけない証拠だ
なら、それでいい
すぐ、怒る
すぐ、食べる
すぐ、喧嘩する
すぐ、笑う
笑い合う
そしてまた繰り返す
ああほんと、楽しいなあ。
人と伝え合うから愛なんだ
これがいいあれがいい
価値観を照らし合わせて
伝え合うから
分かるんだ
君が好きってことを
友達か、
「なんてったって、俺たちは、友達だろう?」
「ねえ葵、もしさ、俺が死のうとしたらどうする?」
「えっ?」
俺は、友人である八戸の唐突な言葉に、驚いて、固まってしまう、いつもはこんな事言わない明るいやつなのに、だとか、冗談にしてもたちが悪すぎる、だとかそんな考えが頭の中をぐるぐると回り始める。
そんな事をそうこう考えていると
「あっはは、冗談だよ葵、いつも元気な俺がそんな事を考えるわけないじゃん」
「びっくりしたぁ、急にそんな事言わないでよ、冗談でも八戸が死ぬとか考えたくない」
「いやぁ、葵ってやっぱり俺の事好きだよな」
「ちょっと!茶化さないでよ、、、、もし、悩みがあるんだったら、俺じゃ頼りにならないかもしれないけど、相談しろよな」
「ん〜妙に優しいじゃん葵〜 そんなに俺の冗談が怖かったのか?」
「うっ、うるさい!元はと言えば、八戸が変なことをいうから」
「あはは〜ごめんごめん あっ、そろそろ、昼休みが終わるなぁ、はぁ、もっと長くなんないかなぁ」
「はぁ、そんなこと言ってないで、次の授業の準備をしないと」
八戸の冗談から始まったこの話題は、授業の準備をしているうちに、さらっと流れていった、そうして、いつも通り授業を受けて、下校して、夜ご飯を食べて、眠りについた
朝目が覚めて、いつも通り、学校に登校して、いつも通り朝礼が始まって、また、いつも通り授業を受けてって、そうなると思ってた
学校についた、でも、今日は八戸が来ていない、あいつはいつも早いのに、今日は朝礼の開始前になっても一向に来なかった
昨日のことを思い出し、不安が募り始める。
先生が入ってきて朝礼を始める、、、が、先生の雰囲気がいつもとは違っていた、何処か上の空のような気がした
「みなさん、おはようございます、、、今日は、残念なお話があります、、、八戸くんが、自宅で首を吊って、自殺した、と、学校に連絡がありました」
「えっ、あの八戸くんが?」
その声を皮切りに、がやがやと教室内が、騒がしくなる
俺は、そんな声も聞こえないまま、教室を飛び出した
「ちょっと!葵さん!」
教師のそんな声も無視して、俺は走り出す、目指すのは、八戸の家、周りの音も聞こえないくらいに、俺は走った
数十分で着く道だったけれど、俺には、それがひどく遠く感じた
どうにか八戸が住んでいるアパートにたどり着き、肩で息をしながら部屋の前まで行く、そこには、警察と八戸の母親が居た
ゼェゼェと肩で息をする様子の俺に八戸の母親が気がついたのか、声をかけてくる
「葵くん?」
八戸の母親の声は少しかすれていて、先ほどまで泣いていたのだろうと感じる
「あっ、あの!八戸が、自殺したって、本当、、ですか?」
そう俺が言い終わると、八戸の母親は、涙を浮かべながら、答えてくれる
「うぅっ、私が家に帰ってきた時には、冷たくなってて」
その言葉に、ようやく実感が湧いてくる、気づけば、涙が流れていた
「、、、うっ、嘘だろ、八戸、なんで」
昨日のことを思い出し、俺は、ひたすらに後悔をした
どうにか涙が落ち着いて来た頃、八戸の母親に、とりあえず上がって行ってと声をかけられる、いつの間にか警察の人は居なくなっていた
「葵くん、落ち着いた?飲めるんだったら飲んでね」
そう行って、八戸の母親は、お茶を出してくれる、だがとても手を付けられる気分じゃない
「そういえば、警察の人がコレがあったって」
そう言って手紙を渡される、手渡された手紙をみてみると、葵へ、と書かれていた
(はぁ、遺書まで書いてあったんだ)
震える手を抑えながら、手紙を読み始める
葵へ、こうして手紙を読んでるってことは、俺死んでるんでしょ
なんでって思ってるでしょ、でも、それは教えてあげない。
葵にも母さんにも関係ない、俺の問題だからさだから、俺のことはとっとと忘れて。
でもただ、もし叶うんだったら、葵とずっと一緒にいたかった。
最後に、ありがとうと、こんな手紙を残してごめん。 八戸 祐希より
手紙を読み終わり、手が震える
(なんだよ、なんだよ!それ俺の問題だからとか、なんで、なんで俺を頼ってくれないんだよ)
腹の底から怒りと後悔が湧いてくるが、それを向ける相手はもう居ない。
気づけば、夕日が昇り始めていた、夕日に照らされて、これ以上いると邪魔になると思い、八戸の母親に挨拶をして帰ろうとするが
どうも帰る気が起きない、いろいろな感情がごちゃ混ぜになり、収まらない
気づけば、俺は、海に来ていた
海を眺めて、夕日に目を細める。
ふと、手紙の内容を思い出した。
(ずっと一緒にいたかったかぁ、それは、俺も思っていたけど、まさかお前が先に居なくなるとかありえねぇ)
俺にとっては唯一無二だったんだけど
まあその唯一無二の友達の願いだ、叶えてやらないとな
俺の足は、海底へと向かっていた。
「なんてったって、俺たちは、友達だろう?」
徐々に海底へと沈み、俺は意識を手放した