『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「友達」
「ねえ、もしかして俺の事すき?」
「はぁ?笑何言ってんの笑笑あんたと私はただの友達でしょ笑笑」
「…そうだよなー笑ごめんごめん」
数年前から好きだった。ずっと付き合いたいって思ってた。
でも「友達」って言う一線を引いてしまった。
もう実ることはない。だからこう言った
「ほんとお前良い友達だわー笑」
四季が風に乗ってこの街を七度巡るあいだ、私は静かに自問し続けた。捗々しい答えは見つからず、ついに我々は通い慣れた学び舎の門を背にし、互いの新世界が待つそれぞれの方角へと飛び立った。
私に君の友たる資格はあるか。
読んでみなよと君が投げて寄越したスタンダールの表紙は真新しい光沢を放っていて、この一冊は私のために用意されたのだと分かった。君はきっと、そう君もきっと、一人静かに考え続けていたのだろう。
貴方に僕の友たる資格はあるか。
いつ叶うのか判然しない幽かな希望を自らの陰に仕舞いこんだまま、遠慮がちな若者二人は等しい温度で敬慕しあい、しかし、その温かさが届かない位置まで同じ距離感でもって遠ざかりあっていたのだ。
友達になりたいと思ってなれるものならば。
もう二度と会えないところから、これほどの距離と時間と思いを隔てて今なお、私が君を忘れることなく在るように、君も私への思いを失っていないし、互いにそう確信していることさえ、また互いに理解している。
我々の友愛は実に、信頼に足る強さだったのだよ。
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「友達」
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所感:
スタンダールはいつ読んでも有意義ですができるなら十代のうちに手に取って、私と同じように人生観捻じ曲げる若者が増えればいいと思います。
所感の所感:
上の文だけ読むとひどい作家なのかと勘違いされるかもしれんと思い至りました。真っ直ぐ読む人も、斜に読む人も、読んだつもりの人も、読んだフリの人も。本の感想は読者の数と同じだけありますよ。
(2022/10/30追記)
―友達―
私は、小さな頃から友達が居なかった。
たぶん、私が歳に似合わず陰気だったせいだ。
みんな、何となく近寄りづらかったんだろう。
でも、そんな私にも、1人だけだけど、
友達ができたことがあった。
それは、私が7つか8つだった時の話だ。
帰り道、私は、嬉しさのあまり、スキップをした。
最近できた私の友達1号が、私の家に
遊びに来てくれることになったのだ。
遊ぶのは明日。
帰ったら、サッと宿題を終わらせて、
部屋を綺麗にして…
初めての友達を迎える準備をしなければ。
お母さんも喜んで許可してくれたし、
もう今からワクワクだ。
そして、友達を待ち合わせ場所まで迎えに行った。
他愛のない話をしながら家に着き、
ただいま〜!連れて来たよ〜、と、
お母さんに声をかけ、友達と一緒に家に上がった。
すると、お母さんは、
「…あれ?お友達は?」
家をキョロキョロ見渡しそう言った。
『え、お母さん、何言ってるの?
ちゃんとここにいるよ!!』
「お母さんを騙そうとしているの?
馬鹿な真似はやめなさい!」
私は困惑した。
だって、友達は紛れもなくここにいる。
当の本人は、目を伏せて俯いている。
その割には口角が上がっていて、
私は、その時初めて日常で恐怖を覚えた。
友達ってなんだろうって
あまり考えちゃいけない気がする
題名=友達
友達
友達は知り合い以上で親友以下なものだと自分は思ってる
友達
君と初めて会ったのは
1年半前の高1の時の入学式。
同じ空間に居る人としか思ってなかった。
貴方との間に恋愛感情なんか要らない。
そうさ、
僕らは永遠の友達さ。
あなたの顔を知らないまま、ときどき話して、もう2年くらいは経つのだけれど、仮にあなたをお祭りに誘って、仮に花火があがったとして、仮にたくさん顔を見て話したとして、仮に手を繋いで笑いあったとして、仮にそれが夢だったとして、電気信号でときどき繋がっていたことだけが本当だったとして、あなたのことを友達と呼んでもいいのか、まだ決めかねているから
『友達』
このまま友達のままでも良かったけどもう友達には戻れないね。
世界に色なんていらない。
人間に言葉なんていらない。
人生に友達なんていらない。
あの人との間に愛なんかいらない。
ー友達ー
友達
今の友達は、小さい頃から、友達。
幼なじみであり、友達でもあり、自分を理解してくれる人たち。
自身の鏡かもしれないよ。
もうあなたとは友達にすら戻れない
君は簡単に言い過ぎる
いいか?友達っていうのはね
君の顔を見たいとか、声を聞きたいとか
手を握りたい、抱きしめたい…
君のすべてが欲しくなる
あゝ身体の芯から君を求めてしまう衝動を抑えられない
君のすべてが欲しいんだ
僕だけのものにしたい
なんて感情は抱かないものなんだ
俺が友達って、、何なんだよっ!
僕は彼女を愛している。
無垢な笑顔も、考え事をすると全ての動きが止まる所も、時に色っぽさを感じさせる体つきも、鈴のような声音も。
彼女は果たして僕を愛しているのだろうか。袖で指を覆って、熱そうにミルクティの缶を傾ける彼女は、気まぐれにしか僕に会いに来てくれない。次の週には僕を訪ねてくることもあるし、何ヶ月も放っておきながら突然呼び出しの電話がかかってくることもある。
彼女の唇に指先で触れたことはあれど、手を繋いだことも、抱きしめ合ったことも無い。しかし、彼女は一晩中寄り添って話してくれる。甘えるように僕の方に額を寄せて眠る彼女の熱を忘れたことは無い。
「寒い」
今日は寒くなると朝の天気予報でも言っていたはずだが、確か家にテレビも置いていない彼女は薄着で、僕に身体を寄せてくる。
「家に行く?」
僕が顔を覗き込むと、彼女は首を振り
「帰ろうかな。もう遅いし」
と僕のほうを見ずに呟く。スマートフォンを見ると21時を回っていた。
「駅まで送るよ」
もう冬に片足を踏み入れた街を、2人で並んで歩く。僕はチラチラと彼女の冷たそうな指先を見つめ、彼女は暗くなり始めた店のウィンドウを眺めながら。
ふと、彼女が電話に出る。うん、うん、と小さな声で受け答え、少し暗い表情で通話を切った。
何度か躊躇い、駅が目前まで迫ってきてから、僕は後悔しながら彼女に尋ねた。
「電話、誰から?」
じゃあね、と振り返り、僕の頭を撫で、「またすぐ会えるから」といつものように優しく微笑んだ彼女の背中を、僕はいつまでも、いつまでも見つめていた。
永遠なんて、有り得ないと思う。
形があるものはいつか壊れるし、命の灯もやがては消えてしまう日が来る。青空に燦然とかがやくあの太陽でさえ、いつかはその命の幕を閉じるのだ。
まして、友情なんて。
進学、就職、結婚に出産。ひととひとが疎遠になるきっかけなんて、いくらでも思いつく。
あきらかな契機がないまま、なんとなく疎遠になることもあるだろう。そうして自然消滅した友情は、私にもいくつか覚えがある。
それでもあなたが、私たちの友情を永遠だと謳うなら。まるで疑いを知らない調子で、永遠を望むから。私も、永遠を信じてみたくなる。
私たちは永遠に友達だと、言ってみたくなる。
自転車と並走するハスキー犬のたてがみが
北風をなびかせる深夜都会の住宅街
書く習慣 DAY8 | 友達
私は友達が少ない。
パッと思いつく限り、6人くらい(笑)
「最近会っていないけど、この子って友達なのかな?それとも知り合い?」という人を含めても、10人いるかいないかだ。
しかし、私は友達が少なくても、今は全く気にしていないのだ。
小さい頃から、人見知りで、人と接するのが苦手だった私。
いわゆる”コミュ障”だ。
保育園時代から大学時代まで、ずっと友達が少ないことが悩みの種だった。
中学時代にクラブに入っても、なかなか周りと親しくなれず、1人寂しく帰る毎日。
大学時代、サークルに友達と一緒に入ったものの、私だけ何故か輪に入れない。
環境が変わるたびに、「今度こそ友達たくさん作るぞ〜!」と意気込んでも、全っ然、上手くいかない!
辛くて、結局すぐに辞めてしまった。
そんな日々を過ごしていた私だが、海外留学したことをきっかけに、友達に対する考えが変わったのだ。
もちろん、コミュ障の私なので、海外に行く前は「日本語でもコミュニケーションを取るのが苦手なのに、海外だともっと無理じゃない?」と思っていた。
しかし、英語を話せるようになりたい一心で、積極的に話かけたことで、カタコトの英語でなんとか言いたいことを伝える楽しさ、文化が違う人と心を通わせる楽しさを覚えたのだ。
全員と仲良くなれるわけではない。
だが、自分の頑張る姿を見てくれている人はいる。
留学の経験をきっかけに、自分のことを大切にしてくれる友達を、自分も大切にするよう心がけるようになった。
友達の多さよりも、今いる友達とどれだけ親密か、が大事であることがわかったのだ。
私は友達が少ないが、長く深く付き合える友達はいる。
それだけで、私はとても幸せなのだ。
昨日から私の家の子猫が遊んでる犬のぬいぐるみ、最初は口で噛んで走り回って今日は一日中遊んでた笑
(寝てたこともあったけど)
最初は攻撃してると思ってたけど
舐めてて可愛かった(⸝⸝⸝ ⸝⸝⸝)
今日は私のクラス転校生来たらしい、、、、
性別も何も知らないけど、!
会、、えないけど見てみたい!!
まさか転入生くると思わなかった笑
友達は、、。
ごくごく僅かだ笑
自分はなかなか友達作れない性格
だったから。
けれども何かの巡り合わせか
SNS上でやりとりできる
友人ができた。
自分でびっくり!
就職してからも、年に数回は会う友達。
誰からともなく声を掛け合い、
お出かけしたり、旅行に行ったり。
仲はいいけど、ちゃんと思いやり合える。
会えば、ひさしぶりでも
あっという間に話に花が咲く。
いろいろなことがある人生だけど。
そんな友達がいる私は、幸せものだと思う。
友達
夜遅く、だけど日付が変わる前。スマホが鳴った。
数分通話したものの、長くなりそうなのでこちらから切った。今から行く、と。
コンビニでウイスキーと炭酸水とジュースとお茶と菓子各種を買った。嫌なことには強い酒と相場が決まっている。
新作のプリンは思ったよりも綺麗な黄色で、美味しそうだったので自分用にもうひとつ。
それらが詰め込まれ、張りの出たレジ袋はそれなりに重かったが、パーティさながらの荷物に不謹慎ながらも心は少し躍っていた。
正直に話したら怒られるだろうか。でも。
君を泣かせる準備も笑わせる準備も完璧だ。許して欲しい。
お題 友達
無性に話したくなる友達がいる。思いつくまま話し続けて、気がつくと帰る時間。あー楽しかった、と思える友達が近くに居たらいいなと思う。
距離は友人関係には関係ないけど、近所に住む友人も持つことに憧れる。
大人になれば、友達を作ることは昔ほど簡単では無い。
大事な事を遠慮して話さなくなったりする。
こんな重い話は負担じゃないだろうか、と。
多分気を使いすぎている。