『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#友達…
友達ってなんだろう…
親友ってなんだろう…
どちらも…
私にとってはそうでも
彼等彼女等にとっては
そうじゃなかった
ということを知ったときは
一日泣いて過ごした…
そしていつも心に壁を
作ることを覚えた…
寂しいと思う
悲しいと思う
幸せを作りたいと思う
でも
絶望するよりはいい
私のココロ…は弱いから
鎧を纏うしかないの…
本当の心友がいたらと思う
あなたと初めて会ってからもう15年。
肩から掛けたポーチに入りそうなくらい
小さな赤ちゃんだったあなたも
今ではボストンバッグには入らないぐらい
大きくなってすっかりおばあちゃん。
茶色のモフモフなあなたは
いつも私の冷えた足の上で寝そべって温めてくれる。
もう耳も聞こえてないし
立ち上がれば後ろ足がプルプルしてるけど
それでも毎日元気に散歩して
帰ってくれば部屋を走り回る。
あなたが小さい頃から
元気で長生きしてね、と言い続けてきたから
あなたはずっとその約束を守ってくれている。
ありがとう。ずっと一緒にいるからね。
-友達-
あなたと小指で約束を交わした日を、昨日のことのように覚えている。
夕日が差してオレンジ色に染まった公園も、頼りない街頭がひっそりと照らした帰り道も、もう懐かしい思い出になってしまった。
もう一度、あなたと新しい思い出を作ることができたら。
中学生の頃、嘘つきの友達がいた。彼女は同じ部活で偶然だけど塾も一緒で、比較的仲が良かったほうだと思う。
今となっては彼女の嘘がどんなものだったかは思い出せない。たぶん〇〇君と仲が良いとか付き合ってたとか、✕✕君が誰かのこと悪く言ってた良く言ってたとか、中学生らしい恋愛絡みの嘘だったと思う。
きっと今ならさりげなくたしなめたり裏を取ったり、もっとずうずうしく立ち回れたろうが、あの頃はそれも誠実性に欠けるような気がして、彼女の嘘がエスカレートするのをただ見ていることしかできなかった。
結局のところ彼女の嘘はあからさまになっていき、部活の中でその認識が共有され、距離を置くような扱いになった記憶がある。
あの頃は彼女が何を考えているのか全く理解できず気持ちが悪かったが、大人になってみて思い返すと中学生らしい見栄や思い込みだろうと思う。大事になるような嘘をついたことはなかったが、中学生の私にだって見栄や思い込みはあったはずだ。大人になってから考えるとあの頃理解できなかったものと自分が同じように見えるというのはどこか気味が悪い。自分の子供の悩みに共感してあげるというのは、考えている以上に大人には難しいことなのかもしれない。
「友達」
普段は離れていても
心に寄り添える
関係
歩き始めた新しい道。
あなたがいて良かった。
私達はお互いに何も知らない同士だけど。
お互いの事は知っているから。
あなたと繋がっているから、
また一歩踏み出せる。
友達のラインはどこから?
はっきり分かったら怖い?
俺はつくづく思うんだが、あいつとは友達だった試しがない。
顔合わせたら、すぐケンカするし。
変な噂流されたり。
冗談じゃねーよ
『友達』
何故会わなくなったんだろう?
みんなどこに行き今何してるんだろう?
大切な友達のはずだったのに
みんな他人になってしまった
『友達』
──自分には友達がいない。
某県某所某高校の某季節、某教室の前から某番目、窓際の席でそんな事を考える。
どんな理由があってつくれないのか、そもそも理由があったのか、思い当たる節が無い。
………まぁ、そんな事はどうでもいい。
今回考えたいのは、そんな変わり者の自分にも何故か話しかけてくる変わり者がいる事だ。
──ガラガラ
「おはよう!」
先程勢いよく……と言うには物足りないぐらいの強さでドアを開けて、クラスメイトに明るく挨拶をしている女性。
そう、 彼女が件の変わり者である。
こちらに向かって歩いてくる彼女、正確には彼女に宛てがわれた席であり、自分からして隣の席に向かっているわけなのだが……目線は何故か自分に向けられている。
「おはよう! ○○、そんなに見つめられると照れるんだけど? 何かついてる?」
あぁ……自分も彼女を見ていたのか、それは不思議に思うのも無理はない。
「あぁおはよう、少し考え事をしていてね。○○に関係がある事だったから……つい」
馴れ馴れしくも彼女は自分を呼び捨てにするので、自分も意趣返しとして呼び捨てにしている。
……彼女は、全く堪えていない様だが。
「私について考えてたの? ○○は変わり者だね」
「そうは言ってない、たまたま○○に関係のある事だっただけだよ。それと、○○だって変わり者なのは変わらないだろう?」
「変わり……え、変わ? なんの話……? また難しい事言ってる?」
…………自分は彼女が可哀想になり、懇切丁寧に自分の考えていた事を説明してあげることにした。
よくよく考えれば本人に直接聞けば分かるかも知れない、なんて思いながら。
「そんな事で悩んでたの? 頭は良いのにバカだねぇ」
「……悩んでなんかいない。でも、そこまで言うからには、合理的で論理的に分かりやすく説明する事が出来るんだろうね。そんな事も分からない自分なんかとは違って」
「……拗ねた」
「……拗ねてない」
「えー」
「……もういい」
そう言って机に突っ伏して窓の方へ顔を向ける。
別に拗ねている訳では無い……そう、彼女と話すのが疲れただけだ。
「ごめんって、悪かったから許して? 何で私が○○に話しかけるのか教えてあげるから! ね?」
「…………」
知るものか、絶対に顔を上げてやらない。
「それはね……○○が私の友達だからだよ!」
「──!!」
「……いや、やっぱ違うね」
…………一瞬驚いたがなんて事は無かった。
当たり前だ、自分に友達はいないのだから。
そう……当たり前、別に悲し「大親友だからだよっ!!」…………。
「おーい」
「…………」
「……ねぇ、顔上げてよ。○○の耳、真っ赤だよ」
「…………」
「もういいもん、私も不貞寝するから!」
数分後、頭を少しズラしてチラリと隣を見てみれば、彼女の耳もまた赤かった。
○○の大親友は変わり者で恥ずかしがり屋だ。
──やはり自分には友達がいない。
某県某所某高校の某季節、某教室の前から某番目、窓際の席でそんな事を考えた。
「あたしクロの言葉がわかるの!」とか言ってくれる女の子が飼い主でよろしく頼む。来世に乞うご期待。
手に届くほどに背丈の近くなった、きみの壊れようが美しいと思った
君の不幸せを噛みしめて、そのまま容易にかっ攫ってしまいたい、だなんて
そんな、安易な思いを口の端に隠している、愚の骨頂さ
幸せだとか言わないで欲しい、いっそ馬鹿な冗談で君の穴を埋めつくしたい
くだらない愛をなぞった紙束なんて甚だ馬鹿みたいで、珈琲をぶちまけてしまいたい
友達とはなんぞや
利用するのが友達?
慰め合うのが友達?
罵り合うのが友達?
僕には友達の定義が分からない
何故なら生きてきた中で
友達と呼べる人が居ないから…
友達とはなんぞや…
死ぬまでにはその答えを知りたい…
僕は先輩の友達にはなりたくないです。
恋の応援なんて真っ平御免です。
僕は先輩の恋人に立候補したいんです。
題名「勝機はありますか?」
すごいベタだけど憧れるよね。
私は友達を作るのを辞めた…
一緒に居ると苦しくなるから…
強がりなんなじゃない…
1人の方がラクなんだ…
友達ってどういう定義…?
何をしたらできる…?
私には分からない…
だからいらない…
最初に出逢った時はお互いまだ着慣れない制服
はじめましてから さんづけで呼んでたっけ
同じアイドルが好きなのわかって意気投合
暇さえあればLINEでくだらない会話
〇〇くんカッコいいよね!
私は△△くん!
好み合わなくてよかったーー!ってお互いに笑って。
ケンカもしたね。知ってるからこそ言ってしまう
余計な一言…
周りもわかるぐらいの無視。でも気になって。
早く仲直りしたいの
言えない一言…
たくさんの時間を笑って泣いて怒って
時間の流れは長いようであっという間で
好み昔から合わないけど……
今あなたの幸せそうなウェディングドレスの横にいる
あなたの選んだ旦那さん!
カッコいいよ!!
私からあなたに言いたい一言!
心からおめでとう!!
【友達】
友達沢山いる
今でも会ってる友達は昔からの友達
結局最後に残るのは
昔からの友達
連絡してなくても繋がってる
なんとなくだけど
本当の自分がだせるのも
やっぱり昔からの友達
お互い環境が違うけど
色々本音を語れるのは安心する
友達
君と話すと楽しいんだ
君は私の話も聞いてくれるし
君の話は面白いから。
君が笑っているのが幸せで
君に友達と言ってもらえるのが嬉しくて
君もそう思ってくれてると思うと嬉しくて
君が辛いときは側にいてあげたい。
君へずっと、好きを伝えていきたいんだ。
【友達】
マカロニをお湯で戻して、ケチャップをかけると、味がナポリタンに近くなる。
家の冷蔵庫にはほとんど食材が入っていないから、空腹を満たすだけの間に合わせの料理しかできない。
栄養バランスも味も良いとは言えないが、お腹が膨れると、なんだか幸せな気分になる。
私には母はおらず、父はすき家の深夜バイトをしているので、家ではいつも一人だ。
ずっと一人だと、色々と、嫌なことを考えてしまう。
親の離婚、親戚との不仲、成績や将来のこと…
嫌なことばかり考えていると、自分は一生幸せにはなれないのではないか、どうせろくな仕事にも就けない、結婚もきっとできない、できたとしても、私はきっと真っ当な妻にも母にもなれないだろう…と、強烈な不安を感じてしまう。
一人でベットに横たわりながら、思考を巡らせていると、ラインッ、シュポッっとスマホから通知がなった。
友達からだった。
〈一緒に勉強しよ〜😀〉
〈今通話できる?〉
《うん、できるよ!》
返信すると、直ぐに電話が掛かってきた。
『あ、もしもし〜?聞こえてる?』
「もしもし。うん、聞こえてるよ」
『明日数学のワークの提出日だよ』
「え、うそ、私全然やってない」
『あは、やばー笑』
「何ページまでだっけ」
『えーっとね…』
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『んーそろそろ眠くなってきた』
「あ、そう?…じゃ、そろそろ終わりにする?」
『うん、おやすみ〜また明日、学校でね!』
「はーい!おやすみなさい〜…」
ピロン
【通話が終了しました】
楽しかった!
勉強も進んだし、嫌な事考えてたのが全部吹き飛んだ。やっぱり、人と関わるのは大事なんだろうな。
そろそろ私も寝よう。明日、またあの子に会えるから。
劣等感を感じても、あの子の恵まれた環境に嫉妬しても、私はずっとあの子と友達でいたい。そう思った。
友達は
何でも話せる人
何も話さないけど
心が通じる人
いつも一緒にいる人
一緒にいなくても
一緒にいるように感じる人
恋人未満の人
恋人に進化する前の人
題「友達」