手に届くほどに背丈の近くなった、きみの壊れようが美しいと思った君の不幸せを噛みしめて、そのまま容易にかっ攫ってしまいたい、だなんてそんな、安易な思いを口の端に隠している、愚の骨頂さ幸せだとか言わないで欲しい、いっそ馬鹿な冗談で君の穴を埋めつくしたいくだらない愛をなぞった紙束なんて甚だ馬鹿みたいで、珈琲をぶちまけてしまいたい
10/25/2022, 5:37:37 PM