『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
おんなじ日の朝と夜に、僕と君は生まれた。
僕のほうが少しだけお兄さん、ちっちゃくて可愛い弟分の君の寝顔を、眺めているうちにウトウト。生まれたばかりだもん、まだ眠いの。
君はちっちゃいのにもうお喋りさんだ、僕ビックリして飛び起きちゃった。
ミルクをたくさん飲む君を見ていたら、僕もお腹が減ったよ、ママ、ミルクちょーだい。
緑と白、広いお外は、何だかへんな臭いがする。
君はまだお家の中に居なきゃ駄目なんだって、だから君の分も僕が楽しむよ。
はやく君と駆けっこがしたいな。
だから、はやく大きくなってね。
君のホワホワの尻尾を食んだら、君のママに鼻先を引っ掻かれちゃった。
テーマ「友情」
#友情
最近SNSでたくさんの人と繋がった。
繋タグって言うのかな。同じ好きな物の中でのお友達探しをするタグで繋がれた。
好きな絵師さんや文字書きさん。
ありがたいことに繋がってくださる方が沢山いた。
だけど、少しだけ気になることはなんで僕みたいなやつと繋がってくれたんだろう。
最終的にあんまりお話出来てない方も沢山いる。
いや、僕が発信しないことが多いからかもしれないけどさ。
僕から絡みに行くのは良いんだ。楽しいから。
だけどたまには絡んできてくれてもいいじゃないか。
なんて、SNS上での友情なんか成立するわけないか。少なくとも僕は成立させられないんだ。
だって、現実でさえ友達が少ないんだもん。
顔が見えない人との関わり方なんて尚更分からないよ。
『国境線上』
国境線の上 寝転がって ブリーチで白くなった月を見上げる ここから先は目の敵 もしくは心の友人か
世界の掟は虚しいものです 人間様もそれと同様 屈託の無い子どもたちが 国境線上でゴム跳びしている
僕らより ずっとずっと仲良くしながら
過大評価は苦手だ。
いや、喜ばしくは有るけど。
「リオちゃんは凄いから出来るよね?」
と、圧をかけられているように
感じるのである。
私の勘違いであろうけど。
だからこそ私は、
「こんなの出来無ぇだろ(笑)」
と罵られる方が好きだ。
───興奮しているのも、あるけれど。
「ありがとう!」
そう笑顔を向けてくる。
「友達で本当に良かった!」
おまえがそう言うたび、俺がどんな気持ちになっているか知らないだろう?
困ったら当然手を差し伸べてやる。でもそれは、本当は――。
わかっている。この想いが報われないことくらい。
おまえは俺に向かって友情を感じてくれているけど、それが一方的なものだって俺だけが知っている。
「友達って難しいな」
俺はそう呟いて溜め息を吐く。
その溜め息の理由を、おまえが知ることはきっとこの先もないのだろう。
それでも、これからもおまえの望み通りに友達を続けていく。俺に友情を感じてくれている限り、俺達は友達だから。
『友情』
友情、、友達が便利な用に使われるのは気に食わん
友情とは何なのかも分からなくなる、
人はみんな友情を裏切る
手をふりほどきたくなるのは追いかけてほしかったから、でも友だちは友だちで、そこに過剰も不足もなくて、きみとわたしとの間に花を植えてはいけないから、みじめな恋はここで殺しておく
友情って何だろ?
私は学生の頃、友人に裏切られたことが何回もある。
自分も沢山悪いところはあった。
でも、仲直りはできなかった。
私は、友情って存在するのかと疑問に思うようになってしまった。
友情をあると言う人もいればそう思わない人もいる。
でも、私は…友情は存在しないと思った。
ありがとう
久しぶりに連絡をしても
ずっと仲良くしていたように
話してくれて
つらい時も
悲しい時も
悔しい時も
自分のことのように
受け止めてくれて
そんな友達がいるって
私は幸せです
僕には友達が一人しかいない。
中学生の頃の友達。
今も仲が良いけど会えてない。
別々の高校に入って会える機会が無くなった。
寂しくないよ?
だって僕施設の子だから。
クス、まじだよ?(中の人)
友情は....消えていってるのかもねぇ。
# 73
【友情】
それを掲げた
自分の好きを押し殺して、友情に徹した
アイツのことは好きじゃない
友情なんだ、アイツもそれを望んでるはずなんだ
すきになったら壊れるから
「友情」
自分はあなたに嫌われてもいいから
あなたが周囲の人から頼られるような
あなたが周囲の人から愛されるような
そんな人でいてほしいから
私に関わりのないところで
幸せになって欲しいと願い
誰も言わないような厳しいことを
あえて面と向かって言う。
そうまでしてもなぜか
私から離れない人とは
友情がつづく。
友情とはふしぎなものだ。
「友情」
「友達ってどういう関係だと思う?」
投げかけられた質問。
「最低限仲良くやっていける関係だと思います」
たしか私はそう答えた。
「でも、あの子はそれより多くを期待してるんだ」
ある意味納得のいく返答だった。
そうじゃなきゃ、あの子のことが説明できない。
「そうなんですね」
そう返した私の声はいつもよりか細くて、震えていた。
『友情』
友情
――君はさ、恋人と友達どっちを優先する?
酔っ払いの特段意味の無い会話の中で、急に真剣な目を向けられた。
相手は友達でも恋人でもない、たまに来るカウンターバーで、たまたま隣に座った初対面の女性。年上だろうか。身なりはとても綺麗なのに、乱暴にアルコールを摂取する様子はどこか寂しげな雰囲気が漂っていた。
――友達はそう簡単に離れないけど、恋人はその時の熱量が大事だと思って恋人を優先してた。でも、それは間違いだった。私は結局どちらも失うことになったわ。
自分にも古くからの友人が何人かいるが、そういえばもう何年も連絡を取っていない。心から友達、と言える人が本当にいるのだろうか。
――君、さっきから考えてばかりで一言も喋らない。実は友達いないんじゃないの?まだ若いのに可哀想ね、仕方ないからお姉さんがお友達になってあげるわ。
そう言って、隣に座る女性はひらひらとスマホを揺らし、連絡先交換を促した。友情というものは、いつ生まれるのか、大人になると不思議なもので、自分の思うタイミングではないことが多々あるようだ。
学校へ向かう途中、今日は特に気分が乗らなかったので、朝礼だけサボろうと自転車を止めた。
土手を走っていたので、茂みに座ってしばらく時間を潰そうと思い、
ぼんやり川向こうの道路を眺めていると、通りすがりの男に突然話しかけられた。
「友情なんてものはあくまで情の一種であり、情とは一個人の主観的な感情でしかない」
「愛情や同情が永遠に続かないように、友情もいずれ薄れ消えていくものだ」
「情が絶えるのを恐れるのであれば、自らもまた情の種を撒き続けなければならないよ」
男はぽんと俺の肩を叩くと、どこかえ消えてしまった。
あの男は一体何だったのだろうか。
友情
子供でも大人でも、友情って大事だと思う。
相手も私といて楽しいとか思ってくれてて、
私もその子と一緒にいて楽しいって思える。
それ以上のことも、思いやりだったり、
喧嘩したことだったり、気まずい雰囲気になったり
色んな感情をもってるのが、すべて友情に含まれると思っている。
中学生、わたしは青かった。
友情なんかない。友達なんていらないって思ってた。
別に全てをさらけだす必要なんてなかったんだ。
どうでもいいこと話せばよかったのかな。
でも、そのどうでもいい話に、わたしはついていけない。
メッセージ画面を永遠と見つめる私。
夏の雲のように止まったような感覚。
彼女は私をどう思っているのだろうか。
もし本当のことを話したらどう思われるのか。
それとも、わたしを見つめてくれる人を新たに探そうか。
~友情~
今まで共に助け合って過ごしてきた
アイツが俺を守れば
俺もアイツを守った
熱い友情がそこにあったはず
しかし、アイツは言ったんだ
「お前、パンツ逆に履いてね?」
ショックだった
アイツに指摘されるなんて
クラウン・アネモネは
もっと堂々と履いてるっての
その日、アイツとケンカし、決別
家も引き払った
今日から新しい友人と
新たな友情を育むのだ
「初めまして、今日から
こちらのイソギンチャクに住む
カクレクマノミです」
~花咲いて~
花咲いて 花落ちて
実なって 実落ちて
木枯らし 吹いて
葉落ちて 何もない
何もない けれど
とくとく 流れてる
命のみず 途切れずに
これ迄も これからも
友情とはとても良い物だ、関係が深く信頼し合っている。だが友情がなくなってしまう時がある、それは些細な事で起き、口を聞かなくなる。大事にしていたほうがいいだろう、情と言う物は信頼蛾なければ思わない。
友情
小さい頃の友情:
一緒のことをしたい
一緒のものを持ちたい
同じ時間を過ごしたい
同じ場所にいたい
笑いながら美味しいジュースが飲みたい
学生の頃の友情:
仲間でいたい
ライバルでいたい
別の方向に向かっても気持ちは通じ合いたい
一緒にお酒を飲んで語り合いたい
大人同士の友情:
時には浅く、時には深く理解し合いたい
讃え合いたい
お茶でもしながら近況報告をし合いたい