『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友だちの思い出―――
このお題友達自身の思い出??
それは友達本人しか分からない
友達との思い出は日々更新中…
「友だちの思い出」
削除しました。後日、書き直します。
こんな年をとっても…
大事にしてくれる
友だちには感謝してる。
ワタシも大事にしていきたいと思う。
友だちの思い出もたくさんあるわ。
これからもたくさん思い出作ろうと…
#友だちの思い出
秘密の友達がいた。
親にも、学校の友達にも、先生にも。
いつも近くで僕を支えてくれていた。
夜、布団の中で他愛もない話をした。
深刻な相談をすることもあった。
深刻な、と言っても、後から思い返してみれば些末なことだ。
とにかく、何でも話せるのはその子だけだった。
親友ができた。
今となってはなんで仲良くなったのかも曖昧だ。
ただ、こいつになら自分の弱いところも情けないところも全てさらけ出せると思った。
「さて、僕はもう行くとするよ。元気でね」
最後にその子に会ったのはいつのことだったか思い出せない。
/「友達の思い出」
辛いつらいツライ
思イ出バカリ
あの子の事を思い出すとアイツラも一緒に出てくる
一生忘れない思い出をありがとう。
この痛みは大切にするね。
私と同じ人を増やさないために使うね。
「友達との思い出」
友達との思い出
そんなものはない。
安心しろ、俺はお前らの仲間だ。
なんて言ってる人達はみんな友達。
間接的に非リア友達だろ、だよな?
流れてきたリア充潰れろツイートにいいね押す。
全く同じ思い出が、毎年毎年続いてる。
これが友達との思い出。
泣かせてごめん。テッシュいる?
#友達の思い出
喧嘩してお互いの親に怒られて
一緒に帰って
また後でねって家に集まって遊ぶ。
あの頃はまだ赤いランドセル背負ってたかな。
今はもういない友だちの話。
彼女とは、学生の頃からの長いつきあいだった。
社交的で友人もたくさんいて、お付き合いしている
人とも、とても仲が良かった。
彼女は身体の不調を抱えていて、時間が経つにつれ
入退院を繰り返すようになり、闘病を続けたのちに
向こうの世界へ旅立った。
その数ヶ月前、私の誕生日にメールを送ってきた。
その頃は私達は会うことが無くなっていて、メールも久しぶりに受け取ったものだった。
今にして思えば、あのメールを打っていた頃は、
調子が下降していた頃で、それでも送ってきて
くれたのだ。
そんな状態だったのに…と思っている。
彼女とのエピソードは他にもあるのに、改めて
思い出は、と訊かれると、このメールのことを思い出す。
私の誕生日、覚えていてくれてありがとう。
「友だちの思い出」
友だちの思い出
色褪せることを知らないような鮮やかさで、都合のいいところだけを切り取って、そうして出来上がった美化された思い出たち。
補正されたそれらは、事実とは少し違うのかもしれないけれど、大切なものだったと、いつの日にか気づくんだ。
今日は素敵な日。
なんと家に友達が来たのだ。
「何して遊ぶ?」
そう言うと友達はソファに腰掛けた。
私はすかさず持っていたこん棒で友達を殴り倒した。
「ぐふぁっ」
友達は血を吐いて倒れた。
当然だ。家主の許可もなく座っていい訳がない。
親しき仲にも礼儀ありだ。
部屋に沈黙が流れた。
私は場を和ませるために言った。
「今度君の家に行きたいな?」
翌日〜
「ぎゃあああー」
友達の家に来た私は、勝手に冷蔵庫を開けたという理由でコンクリートブロックで殴られた。
コイツはヤバい。
「友達は選ばなければならないな」
私は痛感した。
僕の友達は頭が良い
でも運動は苦手
絵は上手い
そんな奴との思い出なんて無い
言い合い
僕がぶっ叩く
そいつがからかう
ほらね?
思い出なんてこれっぽっちもない
でも、一般的にはこれも思い出の内なのだろうね
# 55
友だちの思い出
あの時、落ち込んだ君になんて言えば良かったんだろう。
どうすれば君を元気付けられたかな。
今でも考えるけど、答えは分からない。
むしろ、落ち込んだ君に慰められて情けなくなった。
そんな18の冬。
青く未熟な、私の冬。
「友だちの思い出」
子供の頃の友だち。
きみは僕に、たくさんのことを教えてくれた。
好きな本や、アニメ、出かける場所。
他人にこんなことを言ったら傷つくんだ、という
コミュニケーションも、教えてくれた。
今はどこにいるかもわからないけれど。
今も元気で、誰かと幸せでいてくれたら、
それでいい。
友だちの思い出
最近できた友だちと出会ったのはインターネットのなかだった。
わたしはその友人の描く絵に惚れ、友人はわたしの書く話が好きだと言ってくれた。
ネット上だけのやりとりで半年くらい経ったころ、お互いに好きなアニメがテーマパークとコラボすることになって一緒に遊ぼうとなった。
待ち合わせをした駅で友人を見つけたとき、その場から逃げたくなるような不安に襲われた。友人はとてもおしゃれで、もし同じ教室にいたら絶対に話さないタイプの人間だった。話が続かなかったらどうしよう、退屈な思いさせたら嫌だな。なにを話したらいいか分からなかった。
対面で話をするということはネットでは分からなかった部分が見えてくる。その人の話し方とか、外での振る舞い方とか。それはわたしも同じで、相手がわたしを知れば知るほど幻滅される可能性が高くなるということだ。
緊張しながら過ごしていたが、解散するころにはすっかり打ち解けていた。夜7時くらいの解散だったが、帰りたくないと思ったほどだ。会うことができて本当に良かった。
わたし達は価値観、好きな音楽、映画、アニメ作品、どれをとっても似ていて、話が尽きることはなかった。唯一似ていないのは服装だけだった。
きっと街中で会ってもわたし達は仲良くならなかっただろう。だけど話をすることでこんなにも分かり合える人間がいることが嬉しく感動した。人は見かけによらないし、話をすることは大事なんだと経験することができた。これが、わたしの友だちの思い出だ。
友人は今度の休みにも会う約束をしている。早く約束の日にならないかな。
友達ってなんだろう。
いくつになっても時々考える。
自分は友達だと思っていても相手からはそう思われてなかったりもするし、どこから友達って言っていいのかわからない。
贅沢
昔に比べて出会いはすり抜けていく
フィルターの性能が落ちたみたいで
昔の出会いもすり抜けていく中
それでも残る大きな存在
それはまるで宝石
または
天然の真珠
※友達の思い出
後の席の君。
ある時席替えをした際 後の席になった君。
いつも後ろからちょっかいを出す君。
思えば朝からツイていない日だった。
朝から母親に叱られた。内容は今となっては思い出せないような些細なことだった気がする。その勢いで弁当も持たずに家を出たので昼飯は購買の残り物のパンだったし、何故か友人には金を貸して欲しいと言われてなけなしの千円を渡して一文無し。授業ではやたらと指名され、体育は持久走でヘロヘロになるまで走らされた。
そして帰宅後。夕飯時に今朝の続きと言わんばかりに母親と言い合いをして、子供の思考で夜の闇に飛び出したのだ。
本当に勢いだけで飛び出してしまったので携帯もなければ財布もなく、勿論行く宛もない。ただ、無意識に辿り着いた近所の公園には何故か友人がいた。
「何してんの?」
「お前を待ってたんだよ」
乗れよ、と友人の相棒である自転車の荷台を指され素直に従った。拒否した所で寂れたブランコに揺られる予定しかなかったので。
俺が荷台に座ったのを確認した友人は静かにペダルに足を掛け、自転車が二人分の体重に音を立てながらゆっくりと走り出す。
「昼がパンだったからおばさんと喧嘩したんだろうなって。んで、まあ帰っても直ぐには仲直りできないだろーなと」
肯定はしなかった。否定もしなかった。
友人の背中を見つめながら、どこ行くの、とだけ問いかける。
「駅前のケーキ屋。今日サービスデーで遅くまで開いてるらしいよ。あと、はいこれ。昼間借りてた金返すわ」
サンキューな、とポケットからしわくちゃの千円札を取り出して差し出される。風に飛ばされないよう気をつけながら受け取ったそれは、昼休みに自分の手から友人に渡ったものと同じものに見えた。
「変なこと言っていい?」
「どーぞ」
「お前って未来視の能力者だったりしない?」
友人の笑い声が薄暗く道を照らす街灯を超えて夜空へと響く。近所迷惑という考えは自転車の速度に置いていかれた。
「ありがとう」
「お礼は明日の弁当の唐揚げでいいよ」
「……入ってたらな」
翌日の昼休み。昨晩ケーキ片手に謝った俺に自分も悪かったと頭を下げた母が作ってくれた弁当に入っていた唐揚げを一つ摘み上げて、友人はニヤリと笑った。
やはり、俺の友人は超能力者なのかもしれない。
そう語り終えた俺に、当の友人はぱちくりと目を瞬かせた。
「そんなことあったっけ?」
「あったよ。俺、マジでお前に予知能力あるのかと思ったもん」
「えー」
覚えてないな。そう首を傾げた友人は何か思いついたのか、あ、と唐揚げを摘み上げたあの時のように悪戯な笑みを浮かべた。
「今日飲む酒は最高な気がするなぁ」
未来視というには御粗末なお誘いに、今度は俺が夜空に響くような声を上げて笑った。
/友だちの思い出
最近、高校の友達とカラオケに行ったんだ。私はボカロやアニメの曲を歌って友達はアイドル系の曲を歌ってた。とても楽しかったからまた行こうねって話してその日は解散したけど本当に楽しかったからまた行きたいなぁ~
『思い出のハンカチ』
ーーー2023年7月6日
今日、親友が死んだ。
原因は不明。急な体調不良で倒れたと聞いている。
「チーン」
いつもは好きな線香の香りが、きつくピリッと鼻先にまとわりついた。
線香の匂いを嗅がないようにと、鼻にハンカチを当てる。
「……あ」
このハンカチ、昔親友がくれた物だ。
ーーーー2013年8月8日
「ねぇ、ちょっと待ってよ~」
「お前足おっせーなぁ」
その日は、八月にふさわしい真夏日だった。
夏休みということもあり、僕たちは公園へ遊びに出掛けていた。
「そーだ。これ、やるよ」
「え?…ハンカチ?なんで?」
「お前怪我よくするだろ?血とかそれで拭けねぇかなって」
ーーそう言って彼は僕に黒色のハンカチをくれた。
……なに言ってるんだよ。勝手なこと!!
俺は体調不良なんかで倒れてない!お前が殺したんだろ!
死ぬ前に見たよ、お前がそのハンカチで血に濡れた手を拭くのを!
線香の香りがきつかったのだって、まだハンカチについていた血の匂いだろ!!
「……黒色をチョイスしてくれた君はさすが僕の親友だなぁ」
そりゃそう思うだろうな!!黒色だと血が付着したこと分かんないもんな!!
クソ……お前を親友だと思った俺がバカだったよ!!
「……また、お通夜で会おうね」
僕にとっては、思い出のハンカチ
君にとっても、思い出のハンカチ
思い出…記憶の中の出来事や体験を思い浮かべること
お題『友だちの思い出』