『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友だちの思い出
私にだって友達はいた。
馬鹿みたいに騒いでた。
今考えると恥ずかしい。
楽しかったなって思い出と、
引きこもりになった原因と。
私は友だちが大嫌いだ。
高校生の時、卒業式にプールを開けてね、
そこで友達と制服でプールに飛び込んだりしてね、
すっごく中が良かった友達なの…
でもね、そんな仲がいい友達でもね、別れは簡単に来るもので、
そして、それが最後の別れなるなんて誰も分からなかったし、思ってもいなかったの。
喧嘩した帰り道、いつも一緒に帰るから騒がしかいのに、1人だと静かで色々考えてしまう。
その帰りに、親友が事故にあって死んだなんて、懐かしい友達との思い出はずっと時が止まったまま動くことはもう二度とない。
昔のことでございます。
あれは私が小学校へ通う前ですから、5歳くらいの頃だったでしょうか。
その日私は、家の庭で大人しくアリの行列を眺めておりました。
ふと顔を上げ、家の門の方を見ると、なにか「黒いもの」がうずくまっているのに気が付きました。
近づいてよくよく確認してみましたが、それは「黒いもの」としか言いようがなく、なぜかうずくまっていることだけが私には認識されました。
小さな子供というのは得てして怖いものなどございませんので、私も例に漏れず果敢にも「お前は誰なのだ」と問いました。
そうするとそれは「トモダチ」と一言返してきたので、私は「トモダチ」の意味はよくわかりませんでしたが、「はあ、そう言うのだからそうなのだろう」とそれの隣に座り込みました。
しばらく一緒に目の前の道を眺めていますと、老男性と腕を組んだ若い女性が目の前を通ります。
するとその黒いものはそれに向かって「トモダチ」と言いました。
また、ランドセルをたくさん背負った男の子と、手ぶらの男の子たちが通ったときも、それは「トモダチ」と言いました。
そういったことが幾度が続いて、私は小さな子供でしたからそのうち飽きて居眠りをしてしまいました。
次に祖母に起こされたときにはその黒いものは見当たらず、私も「まあ、そんなものか」と思い次第にこのことは記憶の奥深くへとしまい込まれていきました。
あの頃から十数年が立ちました。
今、なぜ、「トモダチ」のことを思い出したかといいますと、まさに「トモダチ」と名乗る者が目の前にいるからでございます。
しかしそれは黒くもなく、私と同じ年頃の男に見えます。
その男は私に向かって「助けてくれ。友達だろう。金をかせ」とのたまいます。
なるほど、自ら「トモダチ」と名乗る奴にロクな者はいないのでしょう。
私の脳裏には、やはり、幼い日にであったあの黒い「トモダチ」が思い起こされるのでした。
テーマ:友達の思い出 #235
友達の思い出を見た。
本当は見たくなかった過去。
私はいくら手を伸ばしても、
過去の友達に手は届かなかった。
もっと早く出会えたら、
辛い思いをさせなかったのに。
でも
過去は戻らない。
未来にしか進まない。
だから、
未来では私が守ってみせるから。
あなたを傷つける何からでも。
コンビニで買った弁当を小さなテーブルで1人食べながら、「友達リスト」を下に下にとスワイプする。
ほとんどが高校の知り合いからで、その数も多くはない。
母は転勤族で、小さい頃は各地を転々としていた。2年住めば長い方。高校は転校したくないと、以降は、喫茶店を営む叔父夫婦の家に居候させてもらった。
その後も続いた引越しの中で、卒業アルバムの類は紛失してしまったらしい。そうでなかったとしても、多分今後も見返すことはなかっただろうけど。
遠足で行った動物園、学校帰りによく立ち寄った駄菓子屋、それがどこだったのか、いつのことか、思い出せないのは疲れて眠いからだろうか。
今思えば、どの場所でもそれなりに楽しくすごしていた。
でも、一番楽しかったのは、やっぱり高校だったな。
あの頃、最も長く時間を過ごした、彼の名を、そっとタップした。
機種変更をしたから、当時のやり取りは全て消えてしまった。
卒業してから、一度も連絡をしていない。
今更、何を言えばいいのか。
スマホを置いて、忘れていた食事を再開する。
彼は私にとっては、1番の親友だった。
その言葉を、お茶と一緒に飲み込んだ。
「友達の思い出」
夏も近付いてきた今日この頃、梅雨明けにはまだ早く、晴れより雨が目立つ時期だった。
学生時代だったら、期末テストとかやって、それが終わってちょっとしたら夏休みという長期休みが待っていた。
部活をやるも遊びをするも、友だちがいれば楽しかったあの頃。夏休みだけではない、学校に行けば友だちがいて、バイト先にちょっかいかけに来る友だちがいたり。
社会人になった今、夏休みとは縁がなくなった。
それどころか、接客業の私は土日が仕事となり、工場や公務員で働く友だちとはどんどん疎遠になっていった。
最初こそは、お互いの休みをあわせようとか話していたが、そんなことは簡単ではなく。
こうやって、みんな学生気分から大人になるんだな、と、実感した。
映画館には平日にレディースデーがある。ふらりと立ち寄ると、振替休日なのか学校をさぼったのか、明らかに高校生くらいの女の子が友だちと映画を観にきていた。
今のうちにおともだちと仲良く青春してなさい、薄暗くなる映画館の中、私も遠い昔の友だちの思い出を重ね合わせた。
【友だちの思い出】
小5のとき、学校の帰り道
顔も名前も知らない女の子に突然「友だちになろう」って言われた
聞けば、同じ学年の別のクラスの子
なんで声をかけたのか理由は聞かなかったけど、
それからは帰りのタイミングが合えば一緒に下校してた
話すと楽しくて良い子だと思ってた
で、中1になりその子と同じクラスになった
最初は友だちっぽく普通に話せてたんだけど、
急に、明らかに私のこと聞こえるようにバカにしたり
陰口を言われるようになった…
その原因知りたかったけどチキンだから聞けなかったんだよなーw
ともだちとは
きがついたら
となりにいて
わらいあって
ふざけあって
たすけあって
たかめあった
しんゆうとは
かなしいとき
ともにないた
どんなときも
いつもそばで
ささえあった
わたしたちは
おとなになり
ちがうみちへ
いろあせない
あのひのこと
こどものまま
かぜにのせて
『友だちの思い出』
「やっぱりあの子と人生を共に歩んで生きたかった。
春はピクニック、夏はお祭り、秋はハイキング、冬はキャンプ。もっとたくさんのことをしたかった。これから先何十年の付き合いをしたかった。
文化祭は楽しかったね。お化け屋敷で逆にお化け役を脅かしたりさ。体育祭は忘れられないよ。あの子は借り物競争で『大好きな人』として私を連れてきたりさ。
カレンダーをめくるたびに高校生活が彩られていったな。
君の時計は去年の夏から止まってしまった。私はもう、スーツが似合うオトナになっちゃったよ。私の心の時計が動き出すそのときまで、星となり、空から私を見守っててくれますか?」
うん。ずっと、君のそばに居るよ。
*友達の思い出*
題.友だちの思い出
もう名前も思い出せないけれど、
あの日、強くて逞しいあなたに会えて
私も強くなれた気がした。
ありがとう。
〜友達の思い出〜
あんなに尽くしてたはずなのに
離れる時は一瞬で
何事も無かったようになる
そんなもんなんだな
だから、結局自分を大切にするべきなんだ
自分を一番にかんがえるべきなんだ
もう友だちと呼んでもいいのだろうか
私はもうそんな気持ちでいる
君との会話にでてきたキャラクターを街で見かけて
思わず笑った
どくん どくん
絵を書くたびに
心臓が
波打って
うるさい
けど
心地いい
あいつは
ここにいるから
「すみませーん!ごめん下さーい!」
パタパタパタパタ、スリッパで駆けてくる音がする。
「はぁーい、ちょっとお待ちくださいね」
がらがら、と建て付けの悪い引き戸をひいておばさまが出てきた。私の姿を見て大きな目をぱちくりとする。
「はじめまして。私、前日連絡させていただきました、阿久津と申します」
にっこりと笑って、自己紹介をした。
いかにも日本というような和式造りの家。
ちゃぶ台のある部屋へ通されて緑茶を一口いただく。
おばさまは、私のようなものが来ると思っていなかったのだろう。私のような、幼い子どもがくるなんて。
身長が一五ニセンチの子どもが全く知らない他人の家を訪ねてくるのは、想像できなかったのだろう。
先ほどからちらちら私の顔を窺っている。そろそろ本題に入った方が良いだろう。
「こちらに窺ったのは、私の祖母についてお話ししようと思ったからなんです。実は認知症になってしまいまして、最近は昔のことをよく話すようになったんです。まるで子どもの頃に戻ったみたいに。よっちゃんがよっちゃんがって、ずっと言ってて……それだけなら知らなかった事を知れて良かった、で終わるんけど、最近は何か物を探し求めるような感じで」
「あ、言い忘れていたんですけど、祖母の名前はセツ子です」
「ああ!セッちゃん!懐かしいわぁ。私のセッちゃんはね、ほんとに仲良くて、双子みたいに息も合ってね。二人でいろんなところへ行って、ちょっとした悪戯もしちゃって、そうそう、秘密基地も作ったのよ」
手を合わせて、ふふっと笑って楽しそうに話してくれる。二人の仲が良かったのが伝わってきた。
「はい、祖母から佳子さんのことを聞いてここまでやってきました。なんとか、調べ上げて。すみません、勝手に」
「いいのよいいのよ、私のこの家の住所は変わってないからね、住所碌を見たら分かっちゃうもの。昔は個人情報なんてガバガバだったの。気にしないで。ところで、セッちゃんが何を探しているのかしら?」
軽く身を乗り出して聞いてくる。目をキラキラさせて。
「あの、ポポットって言ってるんです。私には全く分からないのですが。ご存知ですか?」
「ポポット……!合ったわねぇ、そんなの」
私持ってるかしら…、と立ち上がって家の奥へ入って行った。ポポットってなんだろう。聞いたことがないし、物なのか合言葉なのか、ずっと考えてきたけど、こんなに簡単にわかる人がいるなんて!
少しの間待っていると、おばさまは何かを持ってやってきた。木製の人形がピアノ三体ついた作りのもの。なんだろう。
「あったあった。これはね、オルゴールなの。秘密基地を作ったっていっていたでしょう?その時に秘密基地に置いていた私たちの宝物なの。私の親戚が買ってくれてね、仲良く二人で曲を流して聞いていたの。それで、この子がポポット」
人形のうち一体を指す。
「この子たちの名前だったのよ、実はね」
ウインクをして自慢げにおばさまは言う。
「あなたがきてくれて本当によかった。じゃないとこのオルゴールのことも、この子たちのことも忘れてしまっていたんですもの。セッちゃんは覚えていたのね」
しんみりとオルゴールのからだを撫でている。
「ねぇ、セッちゃんに会わせてくれないかしら?もうずっと会っていないから。ほら、互いが生きてるうちに会っていたいじゃない?」
「もちろん!会いにきてください!」
「ふふっ、じゃあ今度お邪魔するわね」
「セッちゃん!久しぶり!佳子だよ?よっちゃんだよ!わかる?」
「よっちゃん……?」
日をおかずにやってきた佳子さんにおばあちゃんは最初分からない反応を示した。
でも、
「よっちゃん!久しぶりだねぇ!元気してた?」
すぐに思い出したようだ。ポポットも持ってきてもらって、探してたのを目にして安心したみたい。
おばあちゃん、よかったね。
思い出と聞くと、どこか旅行に行ったときやなんかの行事とかが思いつく
旅行とか行事とかって頭の中に残りやすいから必然的に「思い出」となってしまう
でも、思い出ってなんでもいいと思う
実際旅行とか行事とかよりも楽しいことはたくさんある
思い出は一つだけじゃないし無理に見つける必要も無い
頭の中に一番残ってることが思い出!!!
だから…体育祭や音楽祭とかの行事でもいいし、友達と遊び行ったことでもいいし、部活で活躍したこと、たくさん友達と話したこと、恋をしたこと
なんでもいい
日々の日常生活そのものが自分の思い出だっていい!!!
私が言いたいのは思い出は一瞬!!!
ディズニー行ったりお出かけしたりごはん食べたり恋バナしたり。いつも付き合ってくれてありがとう
黄色いプラスチックのお弁当箱で
ご飯の上いっぱいにのった唐揚げを
美味しそうに頬張るあの子の顔は
僕の中学時代の
唯一の綺麗な思い出
当時僕はご飯を食べるのが苦しかったけど
そのお弁当はとても美味しそうに見えた
中2
友達との思い出
(´;ω;`)ウッ…
陰キャやから
友達との思い出とか、、、
ない、、、
やばいw泣きそうww
「あんなことあったよね」
そう話しても
「そうだっけ?」
「忘れちゃった」
覚えているのは私だけ
あのときめっちゃ笑ったよね
そしてたくさん喧嘩したよね
体調悪いときは薬あげたり
あち〜って言いながら帰ったり
最高に楽しかった。
大人になってもあなたに会える幸せ
また遊びに行こうね