雫の光

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「やっぱりあの子と人生を共に歩んで生きたかった。

春はピクニック、夏はお祭り、秋はハイキング、冬はキャンプ。もっとたくさんのことをしたかった。これから先何十年の付き合いをしたかった。

文化祭は楽しかったね。お化け屋敷で逆にお化け役を脅かしたりさ。体育祭は忘れられないよ。あの子は借り物競争で『大好きな人』として私を連れてきたりさ。
カレンダーをめくるたびに高校生活が彩られていったな。

君の時計は去年の夏から止まってしまった。私はもう、スーツが似合うオトナになっちゃったよ。私の心の時計が動き出すそのときまで、星となり、空から私を見守っててくれますか?」



うん。ずっと、君のそばに居るよ。

*友達の思い出*

7/6/2023, 12:25:23 PM