『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達の思い出____
2022/06/62 小説日記
小さい頃は、好き嫌いがはっきりしていた。
この子は嫌い、あの子は好き。
食べ物も飲み物も色も人も服も音楽も何もかも。
でも、今はみんな好き。みんな嫌い。
誰もが平等に見えて特別がなかった。
食べ物も飲み物も色も人も服も音楽も何もかも。
だから、私には友達がいるのか分からない。
相手は友達と思っていてくれても、
私はこの子を友達と思っているんだろうか。
そんな自分の気持ちがわからなくて、
毎回、相手に申し訳なくなってしまう。
こんなことを考える間もないぐらい
一緒にいて楽で楽しい人に出会えるだろうか。
特別が手に入るだろうか。
一緒にバーベキューをした
幼なじみの片想いの子と初めてのバーベキュー
とっても楽しかった
22時ぐらいまで彼の家に居て、ゲームを一緒に!
もう一回やりたい
友達の思い出
高校の時は
東京に行くのも
楽しかったね。
最近逢えてないけど
snsがあって
本当によかった。
すぐに逢えそうな
状態になるといいなぁ。
友だちの思い出
嫌なものばかり。
友達からもらって嬉しかったものなんかない。
1人になった今思う。
友だちなんて煩わしくていらない。
人と仲良くなる才能がなさすぎる。
片付けをしていて、懐かしい物を見つけた。
学生時代のアルバム。一枚一枚めくってみる。
あの頃は、みんなで笑ってたなあ。修学旅行、学園祭。楽しかったなあ、懐かしい。みんな元気かな。
久しぶりに連絡してみよう。メールがいいかな?電話がいいかな?
「こんにちは。私〇〇。久しぶり、元気?」
友達の思い出
友達との思い出に壮大な思い出はない。
でも、いつでも思い出せることは楽しかった記憶で、日常の中で笑いあった思い出。
私には小さな思い出が沢山あって、その全てが大切。
「友だちの思い出」
レイノルズと俺は唯一無二の友人同士だった。
幼い時から一緒に過ごして、学校へ行くのも、軍に入るのも、砲弾にさらされて死ぬ間際まで一緒だった。奴といれば戦争中だって世界は愉快な事に溢れていて、人生は輝き、全てを笑い飛ばすことができた。
だから砲弾の雨の中で死ぬ直前に、俺は「また会おう」と言った。
「死ぬのは仕方がないが、お前と離れ離れになるのだけが辛いよ。だから、また会おう。生まれ変わっても友だちになってくれ」と。奴はもう口がきけない状態だったけど、目だけで確かにうなずいた。
そうして、生まれ変わった時、俺はくじらだった。
ちょっと想定外だったし、これでどうやって奴と友達になればいいんだろうと気をもんだが、結局死ぬまで奴には会えなかった。その次生まれた時はうさぎだった。更につぎは白樺の木だ。その後いくつか生まれ変わって、日々草になったときに、ようやく奴に再開した。奴はなんとてんとう虫だった。しばらくは一応一緒にいたが、口はきけないし、何しろあっちは半年の命、俺は一年草なので、程なくして別れた。その次の俺は竹で、奴は竹林に吹く風だった。会えたのはほんの一瞬。そのまた次はサバンナのライオンで、奴はなんとシマウマだ。話がしたくて追いかけていたのに、気づいたらぺろっと食っちまってた。
その次、ようやく俺は人になった。アメリカ南部の黒人で、奴は白人の農場主だった。
久しぶりに喋れるな、と仲良くしていたら、黒人と白人が仲良くするのは罪だとかそんなことで、会って三月ほどでしょっぴかれて殺された。せっかく人間同士に生まれたのに。ライオンとシマウマにくらべたら、人の色が黒いか白いかなんて些細なことなのに。惜しかったが、まあ、それでも俺は死んだ。それからしばらくはずっと虫だった。モンシロチョウとか、カナブンとか。一度だけ人間になったけど、その時奴はインド象だった。仕方なしに、俺は象の飼育員になった。
「そろそろまた人間同士に生まれたいな」と話しかけると、インド象はパオーンと、低くて優しい声で鳴いた。
その次、俺は女としてうまれた。裕福な家庭の一人娘、しかも美人、人間なので当然話もできた。今世こそは是非人間の奴に会いたい。そう思って15年目、ようやくみつけた奴は大財閥の会長の爺だった。人間同士で出会えた。今度は人種も同じだから、殺されることもないだろう。なるべく長く一緒にいよう、と結婚することに決めると、周囲の全員に猛反発をうけた。何しろ俺は15歳の娘で、奴はとっくに結婚済みで孫までいる爺だったから。
それでも俺たちは結婚した。夜逃げ同然に、財産も全て置いたまま、無一文の身一つで別の国へ移り住んだ。金なんかなくたって、娯楽には事欠かない。話したいことは山のようにあった。
くじらだったときのこと、うさぎだったときのこと。モンシロチョウやカナブンの寿命の短さ。アメリカ西部の治安。シマウマの味について。どんな話をしても奴は愉快そうに聞いて、時々ふふふと笑った。低い笑い声は、象の優しい鳴き声に少し似ていた。
ごめんね、あんま思い出せないんだ
今じゃ声も、顔も、一緒に見ただろう景色も
きっとたくさん傷付けて
きっとたくさん助けてくれたんだろうに
友だちと呼んでいたあの人達は
その思い出の中に
僕を今も残してくれているんだろうか
思い出せないくせに忘れないで欲しいとか
なんて自分勝手だろうって自分でも思うけど
確かあの頃は
刻む季節の隣にはいつも友だちが居て
一緒に背伸びしてくれるから
夢とか希望を真っ直ぐに信じてた
今の僕の中には綺麗なまま残しておけないから
せめて友だちの思い出の中に居させて欲しいなんて
どうやら僕は
大人になっても弱虫に変わりはないらしい
今も昔も誰かにもたれかかってばかりだ
そんなに目立つグループではなかったけど
ただ、馬鹿みたいに笑って
ただ、馬鹿なことをして
わたしたちが楽しくて
わたしたちが繋がっていて
そんな
何でもない日常が大好きで
そんなことで
特別じゃないわたしが好きになれて
わたしが私になったんだ
#友達の思い出
『友達の思い出』
中3の時、
友達と休み時間に校庭にある朝礼台の上に寝転がって、
晴れた空に浮かぶ雲見て、
「午後の紅茶(CM)~♪」って話してたこと。
何が楽しかったのか全く分からないけど、
やたら記憶に残ってる。
ただ、友達はこのことを一切覚えていない笑
そんな友達とも知り合って…34年!?
先週会ったばっかりだけど、
またご飯行こうね。
あんなことをしていなければ
あんなことを言わなければ
傷つけなかっただろうし
今も仲良く出来ていたかも
しれないのに…
失敗と後悔ばかりで
自分が情けなくなるし
人と関わるのが怖くなるよね。
ずっとずっと後悔と反省をして
自分を責めて苦しんできたんだよね。
友達以上にあなたも
傷ついてきたんだよね。
いっぱいいっぱい痛かったね。
もう自分を傷つけなくていいよ。
悪気がなかったのなら悪くない
間違えちゃったのも悪くない
知らなかったのも悪くない
誤解したのも悪くない
何か事情があったんだよね。
あの時のあなたを
あなたが許してあげよう。
はい、一緒に!「ゆーるした♪」
「友達の思い出」2022/07/06
私には親友と呼べる友達はいない
一緒だと思っても結局は何処かが違くて
唯一の友達だと、親友だと
思っていた相手だって
私ではない1番の親友がいて
その子と私を天秤にかけた時に
アッサリと私は切り捨てられる
友達が全てじゃないわかってる
でも寂しいよな
【友達の思い出】
さよならと言って指切りをするみたいに抱きしめたとき、スカートが触れ合っていたこと、桜の花はまだ咲いていなかったこと
『友だちの思い出』
小中高って常に仲のいい友達やグループあったけど、結局20年くらい経っても連絡取り合ってる友達って、高校時代の1~2人、その時代のバイト仲間2人だけ。
でもどれだけ時間開いてても、突然の連絡でも、全然平気で、会えばずーっと笑いっぱなし!!
「お腹痛い!」「顔痛いー!!」って。
社会人になってからの友達も結局2人。
1人は3つ下だけど感覚が一緒でタイミングも一緒。
全く気を遣わないからお互いラク笑
1人は自分の夢叶えてアメリカ行った。
でもなかなか会えはしないけど、LINEで結構つながってる。
そして今。
2人の大事な男友達がいる。
飲み友達、バカ話友達、趣味友達、下ネタ友達。
みんな既婚者だけど気兼ねない友達。
友達の思い出って大切だけど、
まだまだ「現在進行形」で、思い出にはしたくない!
あなたの力になれることがわたしの願いです。
友よ。あなたが無類の虫好きだから、わたしはファーブル昆虫記を読んで苦手な虫を克服しようとしました。
あなたのその風変わりな気質が好ましく思えたからです。
知れば知るほど驚きしかない命の神秘なる営みは、わたしを新しい世界にいざなってくれました。
他者によって自分を変化させられることが、わたしにはとても尊いことに思えました。
若い頃、心の通い合う友ができなかったのは、自分のことしか見えていない未熟な魂であったからではなかったでしょうか。
自分よりもまず相手の役に立ちたいと、相手の益になることを考える。それが愛です。
そういう生き方を目指すようになってから、少しづつわたしの人生は動きはじめました。
友よ。まだ知り合って間もないわたしの友。
少ない思い出の数がこれからもっと増えていくことを、わたしは心静かに願っているのです。
#友だちの思い出
『友達の思い出』
ノリが良くて
優しくて
賢くて
にぎやかで
わたしは
今のクラスが大好きなの
多分、これ以上
いいクラスはない
新しいクラスになって
4月から半年も経っていないけれど
笑いが溢れてるの
だから、
その記憶が色褪せないように
今、ここに記すよ
お題《友だちの思い出》
はじめて光に触れた日。
《落ちこぼれの魔女》は来る日も来る日も魔法、ハーブ、料理、読書、正しい魔女になるための練習を日々欠かさなかった。周りはみんな立派な魔女になって、巣立っていく――喜べない自分がきらいだ。自分で自分を卑下して、周りと比べて、勝手に落ちていく。
そんなのが魔女になんて、なれるはずもないのに。
友だちもいないから、庭園の片隅のベンチでサンドイッチを頬張る。一緒に食事をして、お茶を飲みながら魔法の談義に花咲かせたり、ショッピングしたりしてみたかった。そんな夢ばかりが膨らみ消えていく。
……これからもこんな風に生きていくのかな。
うつむいたままでいると、あまい香りがした。ふと顔を上げれば、月灯りの翅の少女が、木の実を抱えているのが目に入った。
月灯りの翅――珍しい妖精の種族の……!
「これは妖精に伝わるメリアの実よ。心に効くから食べてみて」
「へ?」
「疲れてるように見えたから。ね、主サマ」
妖精が“主サマ”と呼ぶ先に、紺碧色のローブを纏った少年がいた。金の刺繍――認められた高位魔女の証。思わず言葉を失う。この方なら、そんな妖精を連れていても納得だ。
「そうだね。リーザも君を気に入ったみたいだから、食べてみてくれないか?」
陽光に金色の髪が煌めく。
「は、はい」
王子様みたいなひとに言われたら断れない。意を決して口の中に放り込む――甘酸っぱい。思わず笑顔になる。心が解けていくような、不思議な感覚。
「ね、よかったらこれから一緒に魔法練習付き合うよ。もちろんリーザもね」
「え? え? でも……」
「じゃあ、これならどうかな? 僕の友達として」
「ともだち……」
涙がぽろぽろ流れる。――はじめてみた、光。
リーザがそっと頭を撫でてくれる。それが嬉しくて、また泣いてしまう。
そんな様子を見守ってくれる私の、はじめてのともだち。
『 友達の思い出 』
何だろ。
でも、友達といちばん絡んでたのは
塾通いの時だったからなぁ。
塾の夏季合宿が、キャンプ場みたいなとこで、勉強以外では、肝試しとか…
そこの場所の祠に行って呪文唱えて、そこに置いてあるカギみたいのを持って帰るってのがあって、怖くて怖くて友達の服のすそを握ったまま動けなかった事は覚えてる。かな。
あとは、ホントに何かを見ちゃったとか。
やばい記憶。
友達の思い出
5年前の夏、一度だけ会った女の子がいた
迷子になった私に声をかけてくれた
手を差し伸べて案内してもらったっけ
私は何となくその子と離れるのが寂しくて
「友達になってくれる?」
と聞いてみた
女の子は
「いいよ!友達になってくれて嬉しい!」
キラキラとした笑顔で言ってくれた
そこから一度も会えていない
そういえば
今日、転校生が来るんだっけ
どんな子なんだろ
あ、先生が来た
「転校生を紹介する」
目と目があった
「久しぶり!」
そう言った彼女は
あの日と変わらない笑顔だった
友達の思い出
初めて会った時
話しかけた時
仲良くなった時
一緒に遊んだ時
喧嘩した時
仲直りした時
私の記憶の全てが思い出だ