『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
半袖
いつの間にか着られるようになった
でも朝晩は少し肌寒いかな
あの蒸し蒸しして 雫が垂れてくる季節まで
カウントダウン 3 2 1 Let's Go!!
太陽と仲良くなって、こんがり焼いてもらお(๑・̑◡・̑๑)
半袖(同棲時代②)
「只今より衣替え及び断捨離を敢行する」
………。何の宣言だ、何の。
突っ込もうかと思ったが、せっかくのやる気に水を差すのは勿体ない。
相手の服が収納部屋の約8割を占めている現状を鑑みて、俺は大人しくその発言に頷いた。
「おう。ようやく重い腰を上げる気になったか。いいんじゃない、家も整うし綺麗になるし」
「夏服への衣替えだからすぐに終わると思う。断捨離も頑張ってみようと思って」
いつになく稀に見ぬ意気込み。これは期待できそうだ。
「すぐに終わるから、待ってて」
余裕の後ろ姿で去って行く彼女に何の疑念も持たなかったが、
―――この時俺は失念していた。
彼女が途轍もなく迷いがちで二の足を踏む傾向にあるということを。
どのくらいの時間が過ぎたのか。
………部屋に入ったまま戻って来ない。
それとももう終わったのか?
「ねえーーーーーーー!!」
ばん、とドアが開かれたのはその刹那。
―――彼女が叫んだ背後に垣間見えたその光景は、察するに充分な展開が広がっていた。
「無理、終わらない」
「………どうしてそうなった?」
足の踏み場もない。
夏服という夏服が辺りに散乱している。
「だって、ここに引っ越してきた時の思い出の服しかないんだもの!」
覚えてる? この半袖のワンピースとか、
淡い水色のスカートとか、
シースルーの上着とか。
「………」
正直に言おう。どれも全く覚えていない。
―――けれどひとつひとつ懐かしそうに説明する彼女に、俺は溜息をつきつつ笑った。
「………じゃあ、とりあえず仕舞っていくか?」
「うん」
結局俺も手伝いながらほとんどは処分できず、衣替えだけなんとか遂行する。
『半袖のワンピース』
あれは確か初デート………だったような?
―――もし後で話題に上り、詰められたら厄介だ。
当時の記憶をあれこれと引っ張り出す。
しかしいくら思い出そうとしても朧気な彼女の格好に鬱々と頭を悩ませ、彼はその日の終日神経を擦り減らす羽目に陥った。
END.
半分じゃないのに 半袖
七分じゃないのに 七分袖
・・・・・・長袖 長袖
#5
大多数は半袖を着るのは暑くなったからと答えるだろうが私の場合半袖を着るのは家の中だからと答える。
私は半袖があまり好きでは無い、人前で肌を見せたくないからだ。
半袖を着るのは決まって家の中、誰もいないし自分をさらけ出せる場所だからね。
汗っかきだからそこが懸念点かな、肌を何も気にせず出せるようになりたいよ。
半袖=夏のドレスコード(自分の家のみ)
これが私にとっての半袖の認識
夏でも長袖だねって云われる。
しょうがないよ。皮膚が弱いから。
それに半袖焼けが好きじゃない。
理由は一つじゃない。
そういえば、和服に半袖ってない。
浴衣だったり絽とか紗とかはあるけれど。
斬新な着方はずいぶんと増えたのに、
そういう加工はされてないなぁと思う。
家事をする時は重宝する。
太陽が当たるところでは遠慮したい。
一長一短というのが私にとっての半袖。
その半袖の季節は私の大好きな夏だ。
人々の腕が出だす今、
弾ける世の中を想像してワクワクする。
もうあの頃のような青春なんて無い。
そう分かっていても
とっても楽しみで待ち遠しい。
想像するだけで楽しいんだ。
今年は
素敵な半袖を一枚を買ってみよう。
犯人は、誰なんだ?
全然、違うわ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
お題は👉️半袖👈️
じゃあ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
半袖
夏は苦手です。
太陽の光は、容赦なく照り付け、
そのギラギラとした眩しさに、
私の暗い心は、ますます闇を濃くして。
照り付ける夏の太陽の下で、
陽気に燥ぐ、幸せな人々の声は、
容赦なく、私を追い詰め、
思わず、この世から、
逃げ出したくなってしまうから。
そして夏は、
私に半袖の服を着ることを、
強要してくるのです。
長袖の下に隠れている私の手首。
そこには無数の傷跡があります。
何年たっても消えない、
私の苦悩の跡。
夏は。半袖の服は。
私の過去の痛みの跡を、
死にきれなかった意気地の無さの証を、
白日の元へと晒すのです。
だから。
夏は…苦手です。
私の周りは「夏より冬の方が良い」という人が大半。
けれど私は夏が好きだ。半袖の腕に太陽の熱を感じるたびに、過去の思い出が蘇るからだ。小川のせせらぎ、蝉の声、暑い暑いと嘆きながら友人と通った通学路。私の思い出にはいつも夏がある。
今年はどんな夏になるだろうか
見知らぬ語り部の独り言
半袖を見かけるようになると
今年も夏がやって来ると実感する
部活やイベントが多い季節
誰かの青春を応援しに来たのかしら
あの夏、草いきれ、チャリ漕いで、
町のはずれの駄菓子屋まで。
兄貴に奢ってもらったアイスを食べながら、
「今日はどうする?」って空を見上げる。
田んぼのあぜ道をあてもなくうろついて、
ポンプ小屋の陰で一休み。
駄菓子屋で買った魚肉ソーセージ目当てに、
いつもの野良犬がやって来る。
「あの坂の上の家にさ、東京から引っ越してきたんだって」
その家族には、ひ弱そうな姉妹がいた。
天気のイイ日に傘をさして歩く。
「お前のクラスに来るかもしれないぞ」
鼻をこすりながら、気のない返事をする。
兄貴の勘は当たった。
妹の方が俺のクラスに、そして姉の方は兄貴のクラスに。
ガラス細工のような女の子だった。
空気感の違う彼女は俺達に馴染めずに、
夏の終わりの教室で浮いていた。
半袖シャツの俺達に紛れて、
まったく肌を見せないような長袖ブラウスと手袋。
ひぐらしの鳴く頃に、
ポンプ小屋の陰で話す、姉妹の姉の方と兄貴を何度か見た。
俺は仕方なく、ちょっと離れたところで野良犬と戯れた。
兄貴を取られるような気がして、ムカついて、
妹に意地悪をしたこともあった。
小さい声で「ごめんね」と言われて、自己嫌悪に陥る。
「俺がさ、家を出るって言ったら、どうする?」
兄貴が久し振りにアイスを奢ってくれた。
「なんでだよ」
兄貴がチャリの後ろにあの娘を乗せて、
学校から帰る姿も何度か見た。
「なんでだよ」
兄貴は何も答えなかった。
それから数ヶ月後、あの家族が引っ越していった。
妹の方の持病が悪化して、
東京のデッカイ病院に入院することになったらしい。
療養のためにこの町に来たはずなのに、
自然の力では彼女を治せなかったってことか。
俺の自己嫌悪は消えないまま、
「ごめんね」は宙ぶらりんになる。
冬の寒さを感じ始める頃、
兄貴と駄菓子屋の前で空を見上げてた。
「今日はどうする?」
兄貴は上の空で、ずっと遠くを見つめたまま。
「最近、あのワン公の姿が見えなくてさ」
高校を出たら、東京へ行くと言い出した兄貴の、
オンボロのチャリを蹴飛ばした。
兄貴は肩を落として、「ごめんな」と呟いた。
俺にじゃなくて、あの娘に伝えて欲しい。
「ごめんね」と。
短い夏の終わりの季節に、
この町を好きになってもらうことも出来なくて。
本当は、好きになって欲しかった。
この町のことも、兄貴のことも、俺のことも。
次の夏、草いきれ、チャリ漕いで、
町のはずれの駄菓子屋まで。
去年は兄貴が奢ってくれたアイスを自分で買って、
「今日はどうする?」って自問自答する。
半袖から伸びた腕は真っ黒に焼けて、
これじゃあの娘と釣り合わないな、なんてバカなこと考えて。
大学の夏休みに、もうすぐ帰省する兄貴を心待ちにしている。
季節が変わり気温も徐々に上昇。
汗が滴り長袖なんかとてもじゃないけど着られない。
長袖だと見えなかった逞しい腕。
鍛えられた腕に私は見惚れた
衣替えの時期が来た。今まで来ていた黒い長袖のセーラー服はクローゼットへと仕舞われ、代わりにクリーニングのビニールがかかったままの夏服を取り出す。白いセーラー服。襟は黒で白の2本線。スカーフは冬が白で夏は黒に変わる。モノクロのセーラー服。
スカートは夏も冬も変わらず同じ。熱いったらありゃしない。黒は日差しを吸収するから余計だ。
モノクロのセーラー服が私はあまり好きじゃなかった。
衣替え。学校へ行くと皆白い制服に身を包んでいた。男子はブレザーを脱ぎ、女子は夏物セーラー服に。移行期間だからまだ冬服でも良いのだが、最近暑かったせいか誰も冬服は着ていない。みんな長袖セーラー服。まだ半袖を着ているのはほんの数人だ。暑いからと半袖を着てきたのだが、若干目立って恥ずかしい。
私は一番後ろの角の席。教室全体が見渡せる席。ここからみんなの後ろ姿を見ると圧巻だ。
白いセーラー服に黒い襟。髪も黒くてモノクロ。スカートも黒くて間に挟まれた白が良く映える。靴下は黒。上履きは白。まるでオセロみたいだなと、1人で笑ってしまった。
黒いセーラー服は好きじゃ無い。暑くて、地味で、つまらないから。せめてスカーフが赤とか緑だったらどんなに良かったか。この色が役にたつのなんて、葬式の時位だろう。そんな風に思っていた。
けれど、黒と白だから。たったの2色しか無いからこそ生まれる発見があるのだと、ふと思ってしまった。
冬服はほとんど黒でスカーフが白。まるでツキノワグマ……いや、カラスかな。夏服はオセロの様で、白の割合が多いからパンダかもしれない。
そんな風に考えたら、このモノクロなセーラー服も悪く無いかもしれない。
半袖から覗く肌の色。テニス部の子は既によく焼けて黒くなっている。これから夏に向けてどんどん黒くなっていくんだろう。去年は日焼け具合を同じ部活の子と比べていた。日差しチャートなんて呼ばれていたな。制服が白いから余計にわかりやすい。
そう考えたらやはりモノクロなセーラー服も悪く無いかもしれない。
窓から風が入ってくる。半袖は流石にまだ早かったようだ。ニットベストをバッグから取り出し被り、スカーフをベストの胸元から出す。
学校で指定のカラーは無い。スカーフが黒いから、ベストやカーディガンの色を選ばないのも利点かもしれない。
そうだ。案外モノクロのセーラー服も悪く無い。悪く無いな。
学校が終わり帰路へと着く。今日は駅に用事があるので家とは反対方向へと向かっていた。駅方面へ進むと他校の生徒が増えてくる。何処も今日から衣替えだったのだろう。夏服の生徒で溢れている。
ふと目に留まった青いセーラー服。あそこの学校の夏服は冬服と色が変わって可愛い。
あっちのセーラー服の学校は冬服と夏服で色が変わらないが、元々のセーラー服の色が紺色だ。スカーフも赤色で可愛い。
隣の芝生は青いというが、他所の学校のセーラー服を見てしまうと自分の学校のセーラー服はどうも地味に見えてしまう。
モノクロのセーラー服。響きは良いが見た目はダサい。やっぱり私はこのセーラー服が好きにはなれなさそうだ。
#半袖
【半袖】
うっかり忘れていた僕の腕から見える赤い線
張り切って 浴衣もちゃんと着て臨んだら
君はいつも通り 真っ白なTシャツとサンダル
慣れない靴で 必死に歩幅を揃えて歩く
笑顔の並木道を はぐれない様に着いていく
手を繋ぐのは ちょっと恥ずかしい
半袖は少し困るよ 袖を掴むのが難しいから
2024/05/29
今日も運動したー!
疲れた😵💫
今日のメニューはダイエットダンスと腕立て伏せです!
いつもと変わらない🤪
最近腕が細くなってる気がする🤣
多分だけど💦
今日はここまで!!明日も頑張るぞー!!
視界の下で道路から陽炎が手を振る夏
水流に揉まれてくたくたになった脱皮がら達は
群れを成しては青嵐に撫でられ順に波となり翻る
半袖のトンネルを抜けて来たひと束の風は
人懐っこい犬の様に此方へ駆け寄り頬を舐めていた
どこかでは見知らぬ誰かも同じように日々を営み
清々しくも少し憎らしい夏へ呆れつつも
敵わない、なんて口元を綻ばせて
澄んだ空を愛でているのだろうか
あぁ、そうだ…今度の休日までに
お気に入りの半袖が乾いたならば
出来るだけ飛びっきりのお洒落でもして
その誰かを探しに出掛けてみようかな。
ー 半袖 ー
頼りなさげな夏の袖。
そこから伸びるむき出しの、
不安げな白に容赦なく、
陽光ぢりと噛みついて、
目眩の毒をめぐらせる。
「夏の袖」
半袖
少し先の夏が
君の手を振る半袖に
チラッとだけ見えてしまった
きっとそれは
君にとって なんでもない夏なのかもしれない
けどそれは
僕にとって 見てはいけない甘すぎる夏で
君の夏休みは毎年来るけど
ぼくの夏休みは ずっとここから進めない
半袖
水しぶき はしゃぎながら サンダルを 脱いで
どこまで 行けるか 僕を 試す
遠くの 街が 向こう岸に 見えて
僕は いつかは 彼方へ 行くと 言うよ
君は 僕を 幼いと 言うけれど
それでも 君と 生まれた ときから 一緒だった
あぁ 悪戯な その瞳の奥に 僕が 映るのは
何度目 青春の メモリー
夏の 気配が もうすぐ 君を
遠くから 来る 風が 教えて くれる
君の 半袖の Tシャツに
真夏の スコールが 反射して
星を 見ながら 君を 見つめて どこまで 行こう?
遠くまで 遠くまで どこまで 行こう?
星空が 落ちてくる 前に 君が 不意に
この夏は 君の そばで 風を 受けたいと
ウィンクしながら そっと 微笑んだ
君を 隣に 君が 愛した
星空が 見える 丘で
これから 二人 夜空の 向こう
ため息も 混じって 呼吸が 痛むよ
あぁ それでも 僕らは もうすぐ
夏の 気配に 溶け込んで いくよ
SHEINのTシャツ 半袖の Venus
もうすぐ 君と 遠くまで 行けるから
夏がきた。まだ梅雨と言った方が正しいかもしれないが。きっと今年は暑い夏になるだろう。新天地で迎える夏だ。苦労して手にした今の環境は無駄じゃないはず。コートで高速バスに乗った時も今は半袖で登校。無駄な一日はない。明日も気温は30度。最初だからと腕を捲る日は終わったのかと寂しくも思う