『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「半袖」
今までは何もかもが中途半端だった
何をやっても上手くいかなかった
失敗を恐れてはいない
だが失敗する度に僕の中から
何かがすり減って行った
そんな時に友達がこんなことを言った
「俺はゲームが好きだ。ゲームが強くなっても社会が褒めてくれる訳では無い。俺の親は喜んではくれなかった。でもプロになって俺に憧れを抱いてくれる人が居た。嬉しかった。」って
僕には夢ができた
誰もが僕の名前を記憶し
誰もが僕に憧れる
漫画で言うところのヒーロー
家族で言うところの父親
チームで言うところのリーダー
世界一になりたい
ひとつのことでいいんだ
たった一つでいいから
だから僕は
努力することを辞めない
頑張ることを惜しまない
ひとつを極めるまで
最後までやり遂げる
胸張って自分に頑張ったって
言ってあげれるように
半端では終わらない
誰よりも長けてみせる
半袖の季節がやってきた。
いずれは君の浴衣姿も見られるかな。
君の横顔を見て「かわいいな」と思いながら。
まだ夜は肌寒いけど半袖の想い出を着る ほんのり笑う
題目「半袖」
半袖
自分の半袖の発音は標準語とアクセントもイントネーションも違う。違うのはわかってるの。わかってるけど私の発音で言うのよそれが私にとっての半袖だもの!と力説するきみをぼくは微笑ましい思いで見つめる。アクセントが違うくらいかわいい。うん、本当にきみはかわいいよね。ぼくはまず発音、いやそれより先に音声とは何か学ばねばならなかった。ぼくがいた異なる世界に音はないんだ、でもかわりに����があるよ、愛するきみに����を贈ろう。
今までみんな熱かった。
だから、私の半袖姿を初めてあんな目で見るあなたを、私はどうしたらいいか分かりませんでした。
私の地肌の悲劇を、その目で冷やしてくれました。
半袖
「そろそろ衣替えの季節かなあ」
誰かに言うでもなくただ呟く。
でも、それを聞き逃さずにしっかりと答えてくれる人がいる。
「ああ~、暑いもんねえ最近」
「でも、朝は寒いからなかなか踏み出せない」
「そうねえ、カーディガンでも羽織っておけばいいんじゃない」
「確かに……。あ、でも私に半袖似合わないんだよね」
「…そう?可愛いと思うけど」
「なんか、合わない。長袖の方が好き」
「でも、暑いのは嫌なんでしょう?」
「半袖…半袖かあ」
結論は出てるのに、同じことを何度も何度も繰り返してしまう。
呆れられないからその優しさに付け込んでしまう。
分かってる、いい加減離れるべきなのは。
3年前からずっと変わらずに半袖を着ている君が、本当はもうこの世にいないことも。
でも、だから、半袖を着ると考えるんだ。
あの日の君がどんな気持ちだったのか。
そして、半袖を着るのは躊躇ってしまう。
毎年、この会話を繰り返しているのもそれが理由だ。
『袖を通せない』
《半袖》
「へっくしょい…」
花粉症の症状が止まらない春真っ盛りの日に…
俺と彼女は出会った。
きっかけは何だったか、図書館で自習してる時にたまたま隣になったこと…だと思う。
そうだ、彼女がスマホを図書館に忘れてって俺が慌てて追いかけたのが最初だった。
「あ、あの、忘れてってますよ」
「へっ…?あ、ありがとうございますっ!」
そこからお礼が何やらとかで交流が多くなり、今は週1で会って勉強をしている。…付き合ってはいない。
「やっぱり好きになってんだよなぁ…」
俺は心のなかでつぶやいた。俺は彼女に惹かれている。あちらはどうか分からないが…
―告白。
タイミングが難しいし、今の関係を壊しかねない。
ふと、カレンダーを見る。
―夏か。お祭りとかに誘って告白するとか…ありかもな。
だいぶ暖かくなり、そろそろ半袖の季節だ。
「半袖」
そろそろ、半袖にしないと、思っていてもまだ、薄い長袖いるね。
今年の夏は暑くなるのかな?逆に、涼しいのかぁ?
夏は暑いのが、当たり前でからね。
それに、夏旅行あるから楽しみ。彼に逢えるしね。
半袖も持っていかないと。
半袖
(暑いなぁ。早く授業終わらないかなぁ…。)
そう思いながら、窓の外を眺める。
外を眺めていると、3年の先輩方が100m走をしていた。その中には僕が恋焦がれている“茶川遥華先輩”が混じっていた。
遥華先輩は暑いのか、半袖で授業を受けている。
いつも長袖に隠れている腕は、色白で日焼けしそうな感じの腕だ。
僕はぼんやりと眺めていると、汗だくの遥華先輩と目が合った。
遥華先輩は優しい笑顔で、手を振ってくれた。
僕の心に刺さるくらい、カッコイイ…。
かっこいい先輩は、汗だくでもかっこいい…。
私はかなり暑がりなので、他人より早めに半袖のシャツを着始める。寒くないの?とよく聞かれるが、私からしたら長袖の人の方が暑そうに見えるくらいだ。
それでも、半袖で行かなきゃ良かったと思うことがあった。昼間まで晴れていて暖かかったのに、帰りに急な土砂降りに見舞われてしまったことがあったのだ。
「そんな、雨降るとか聞いてないよ〜!天気予報外れじゃん…」
傘を持っていなかった私はそう呟きながら走って家に向かった。玄関のドアを開ける頃にはずぶ濡れになってしまい、体が冷えていた。寒さに震えながらただいま、と言うと、彼は驚いた表情で慌ててタオルを持ってきた。
「ずぶ濡れじゃないですか。連絡入れてくれれば傘を持って迎えに行ったのに…」
呆れたようにそう言いながらも、彼は私の体を拭いてくれた。走って帰れば大丈夫だと思った、と伝えると彼は血相を変えて怒った。
「そういう問題じゃありません!風邪でも引いたらどうするんですか!それに、貴方は半袖だから余計に体が冷えてしまっているんですよ?」
彼は心配だからこそ、こうして説教してくれているのは分かっているが、普段怒らない彼がここまで怒っていることに私は驚いてしまった。何も言えずにいると、彼はハッと我に返り謝った。
「すみません、言いすぎました。でも、これからは折りたたみ傘を持っていくか、上着を着ていくかちゃんと対策してくださいね?」
優しく微笑み、諭すようにそう言うと彼はお風呂湧いているので、温まってきてください、と続けた。何だかんだ私に優しいんだよなぁ、と思いながら私はお風呂場に向かった。
テーマ「半袖」
#16 妹と猫と超能力持ちの俺
妹(4歳)
うちの猫との会話中(一方的)…
ᗢᘏᖋヾ(・ω・* )ねーねー
この服とかどう😊?
にゃー (いらんし…)>ᗢᘏᖋ
そろそろ暑いしさ😄?
にゃー…にゃー(だから…いらんて)>ᗢᘏᖋ
半袖♪半袖♪( ◜ω◝و(و "
ズボッ!
ふおっ!青も似合う〜(๑´ω`ノノ゙☆パチパチ
ᗢᘏᖋ無言…(いや半袖とか青とか、どうでもええねん…暑いんやが…)
ズボンもあるよ〜♪
╰ᘏᗢ<に"ゃーーー!(いいがけんにせぇ〜💢)
あれプンプンしてる?可愛いのに(´°‐°`)ナンデ?
なんでじゃないよ妹よ…ヾ(°∇°;) オイオイ
俺『嫌がってるのに無理やり着せるからだろ?』
妹『そんな事ない!
猫 おこじゃない!
╰ᘏᗢ💢 ヾ(・д・`;) オコジャナイ』
俺『猫の態度見たらわかるだろ(´▽`) '` '` '`(リーディングしても しなくても分かりそうなもんだけどね)』
妹『やだー!可愛いの着せるーー』
ドドドド=͟͟͞≡(「・ω・)「マテー
ε=ε=ε=ε=ε=ε=╰ᘏᗢ💦
相変わらず、しつこい妹に追っかけ回され全力で逃げるうちの猫であった( ºωº )ネコ カワイソ
そして最終、猫は捕まり反撃で噛まれて泣く…妹。゚(゚´ω`゚)゚。カマレター
いい加減、学習しろよ😅
今年5回目のカミカミされた妹 😅マタカ
6回目もありそう…🙄
猫よ…強く生きろ…ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙ᗢᘏو💢
╰ᘏᗢ<お前は俺を助けんかい💢
俺『妹に嫌われたくないから…( ˙ 3˙ )ヤダ』
^^
イテー!! Σ(゚∀´(ω・` 猫 )ガブ!!
妹『お兄ちゃんも噛まれてる(ノ*>∀<)ノキャッキャッ♬』
-おしまい-
━━━━━━勿論オコダヨ💢>ᗢᘏڡ━━━
【半袖】
半袖
私は半袖が嫌いだ。理由はたくさんある。でもその中で1番は母親から虐待を受けていたときにできたアザだった。ひどいものは黒く変色していて誰にも見せられないような状態だった。だから私はいつも半袖の上にカーディガンを羽織っている。どんなに隠したって見られてしまうようなアザを私は今日も必死に隠す。母親に殺されないために。
半袖の時期になってきた
それでも私は長袖を着たいな
だって半袖だと見えちゃうもんね
自分の誰にも見せたくないものが
傷痕なんて見えなけりゃ無いのと同じだ
「半袖」
真冬でも半袖の男の子、学年にひとりはおったな
なんで寒くないのか、大人になった今も不思議
6月 紺色のブレザーから真っ白なシャツにかわり
10月 真っ白なシャツに紺色のブレザーを羽織る
新鮮な空気を身にまとう衣替え初日。
半袖の袖が軽やかに揺れて
季節の移ろいを肌に感じる
もうすぐ夏がやってくる
56:半袖
制服の衣替えの頃、半袖から伸びた腕が眩しかった。
たったの三年間。
でも、一生忘れない時間だ。
私は手の届かないものをつかもうとして必死だった。
まわりの友人達もそうだっただろう。
半袖から伸びた腕。
もがいて、もがいて、もがいていた。
長袖を腕まくりする
半袖じゃないとやっていられない季節になり
もう衣替えをしないといけなくなった
タンスの奥に閉まったあの半袖を取り出す
あの時君には貰った半袖
色が少し落ちて鮮やかではなくなったけど
でも目を瞑ればすぐに思い出せる
あの時の一夏を
お題『半袖』
貴女は、お召し物に頓着されませんね。せいぜい、夏に着るものは薄手で袖が短く、冬は温かいもこもこしたものを好まれる、つまるところ、ごく一般の人が衣類に求める最低限のことしか気にしない、ということです。
貴女はそのようである一方で、衣類というものに異常なまでに熱を上げる者も多く、非常に多くいます。そう、人が何に価値を見出すかは、全く以てばらばらで多様なのです。
貴女は未だに、ご自分が何をしたいのか、何を目指して生きたいのか分からずにいるとお感じですね。
それは違います。貴女はもう、知っています。貴女が何に価値を置くのか、何を求めているのか。貴女の頭はそれを見逃していても、貴女の心と身体はきちんと理解し、掴んでいます。
日々何もしていない、只寝ているだけの無価値で無意味な存在だ、などと、見当違いの卑下をしないでください。貴女はご自分の求めるものを、もう既に追っているのです。それを見れば良いだけのことですよ。
それは、貴女の頭が考えていたこととは違うかもしれません。
けれど、それこそが貴女の求めるものなのです。
どうか、それをそのままに抱擁して、受け入れてください。
そうして貴女は、ご自分の前に道があることに気づくでしょう。
夏の薄着は
私たちの輪郭をはっきりと晒し出す
脂肪が歪に付いて自信なさげな人
傍から見て美しくないけど
自分が美しくないと感じてる人
あなたは、これから美しくなればいい
自信はなくてもいいけど、
向上心があるとちょっと楽
雨傘への着地を失敗した水粒。
それはぴちゃんと身体を打ち付けて
べたつく皮膚にしがみついた。
灰の雨雲から飛び降りた雨粒が
ひとつの命ならば、一日で一体どれほど死にゆくか。
昨日と違って剥き出された腕には
不純物をたっぷり含んだ透明。
繊維に絡め取られるでも
土に吸い込まれるでもなくその場に佇む。
そして、再び空に還る時をじっと待つ。
さらりと乾いた肌色を撫で、
しずくたちの飛び降り自殺の音を聞く。
/半袖
抱えきれなくなった悲しみを雨雲がぽろぽろとこぼし始める頃、私は彩度の落ちた街へ歩みを進めた。湿った土のにおい、まとわる雨のベール。影と水が足元から染み込んでぐちゃぐちゃになったローファーが、また水面に波を立てた。