『勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
勿忘草
実際みたことない
花言葉は
真実の愛
伝えたいひとはいますか?
【勿忘草(わすれなぐさ)】kogi
勿忘草の花、青く輝き
忘れぬ思い、心に宿り
時の流れ、風に揺れ
愛の記憶、優しく語りかける
空に広がる澄んだ青さは
紡ぐ物語、時を超え
忘れずに抱く、永遠の誓い
勿忘草よ、心の底で咲き誇れ
勿忘草
弱いからこそ…
美しく繊細で優しく
そして…
真実の愛
強く逞しい…
心に残る…
あなた忘れないで
勿忘草
勿忘草(わすれなぐさ)
転校がきまった私に
君がくれた小さな花
私は何も知らないガキだったから
ただ可愛い花としか思ってなかったけど
いつも本を読んでいる君は
きっとこの花の意味を知ってて
私にくれたんだね
まだ覚えていてくれているかな
私は忘れたことないよ
手に持った文庫本に
すっかり色褪せてしまった
押し花の栞を挟んで
車窓の外を見る
懐かしい町がもう目の前にある
勿忘草
花言葉は
「真実の愛」
「誠の愛」
「私を忘れないで」
4月5日の花だそうです
勿忘草の花言葉"怖い"という人もいます
私はいまいち"怖い"のかわかりません
皆さんは"怖い"と思いますか?
"勿忘草"
新しいメモ帳を買いに、雑貨屋に来た。
「えーっと、いつも使ってるやつ……。あった」
目当ての物を一つ手に取ってレジへ向かう。ふと、途中のアロマコーナーに足が止まった。
──そういや、香水がそろそろ切れそうだったな。
去年の夏から時々付けていた向日葵の香水が、ようやく無くなりそうになっているのを思い出す。中身がまぁまぁ多くて使う頻度も量も少ないから、中々減らなくて、使い切るのに一年かかるんじゃないかと思っていた。
そんな香水の中身がようやく四分の一になってきた。良い香りだからと思わず買ってしまった、向日葵の香水。『男が香水なんて』って思っていたから、無理に使う事が無くなってきて嬉しく思う。
だが、香水の香りで一日の終わりを締めくくっていたのもあり、少し寂しく思っている自分がいる。ハナはあの香りが結構お気に入りで、香水を付ければ嗅ぎに手首に擦り寄ってきて、太腿を前足で捏ねてきた。
──向日葵じゃなくても、向日葵のような香りのアロマを買っていくか。アロマなら香水より面倒な事にならなそうだし。
色々な香りのアロマが置かれた棚の前に行き、何があるのか見ていく。
──へぇ……。これ、アロマディフューザーっていうタイプなのか。これの方が場所取らなそうだし、使いたくない時は枝を抜けばいいし、簡単でいいな。
タイプを選ぶと、次にどの香りが良いか、テスターの香りを嗅ぎながら探していく。
──これはちょっとな……。次は……へぇ、【勿忘草】のアロマなんてあんのか。
テスターを手に取り、勿忘草の香りを試す。
「……。お」
──この香り、好きかも。
ほんのりと甘く、儚げな香り。この香りなら男でも使いやすい。それに、この香りならハナも喜びそうだ。
勿忘草のアロマディフューザーを手に取り、メモ帳と共にレジへと持っていき、精算を済ませる。
──早く帰って試そう。
メモ帳とアロマディフューザーを入れた袋を片手に、早足で医院への帰路に着いた。
『勿忘草』
貴方に渡した勿忘草
花言葉なんて
気づきもしないのは分かってるよ
でも
片隅でもいいから
私を傍においといて
貴方が遠くに行ってしまうと知った日から
この気持ちをどう伝えようか
自信がない私は
貴方に言えなかった
お花屋さんの横を何気なく通った
ふと 青い花が目に入ったの
運命かしら
その子の名前は 勿忘草
小さく 可憐な姿を見て
息をのんだ
貴方に勿忘草を渡す
花言葉なんて
気付きもしないのは分かってる
生まれた地を離れ
自分の未来へ歩いていく
そんな貴方が大好きだったの
やっぱり 言えなかった
でも この想いをあの子に託す
「私を忘れないで」
勿忘草
それは恋人の為に取りに行った最後の花。
花だけ残して川に流された騎士はどんな気持ちだっただろうか。
私を忘れないでと残されて花を受け取った恋人はどんな気持ちだっただろうか。
悲しい物語でも、花言葉には誠の愛と真実の友情がある。
きっと深く深く二人は愛情で繋がってたんじゃないのかな
そう思う。
「勿忘草(わすれなぐさ)」
私が絶対先に逝くから
その時は…
勿忘草でいっぱいにして
送ってね
花言葉に全く興味がないあなたへ
最後のメッセージ
″私を忘れないで″
「勿忘草」
花より団子の私。
勿忘草ってどんな花だっけ?と調べてみた。
画像を見てわたしが思い描いていた花だと分かった。
改めて見ると、小さくて可愛い花。
小さくて可愛い花が寄り添って咲いている。
まるで「私たちを忘れないで。」と主張してるみたい。
ちなみに花言葉は、『真実の愛』『誠の愛』
『わたしを忘れないで』だそうです。
今日の「お題」で分からないと調べます。
普段スルーしてた事も改めて知れて、
面白いですね。
【勿忘草(わすれなぐさ)】
「これ、受け取ってください。」
そう言って手に持っていた花を渡す。
「特に深い意味は無いですから。」
そんなことないけど。
意味しかないけど。
あなたを困らせないように。
「お花?ありがとう。」
不思議そうにしながらも、手に持った花を眺めてニコニコとするあなた。
好きなんですよ。
ずっと。
思いが通じ合う前も、後も。
ずっと。
でも、あなたは僕を置いて行ってしまう。
言葉にすることが出来なかった思いを伝えたくて。
気持ちだけでも、と。
あなたに花を贈った。
勿忘草。
真実の愛。
僕を忘れないで。
きっとあなたの事だから、口に出して言わないと伝わらないのだろう。
それでも良いのだ。
あなたが、ふっ、と笑い、口を開いた。
「そっちこそ、忘れたら承知しないから!」
「行ってきます。」
僕が思っていたよりあなたは鋭かったようだ。
るあ
今日知った言葉、ジェネラリスト。
2024/02/02㈮
ジェネラリストは訳すと
博識人
万能家
何人か浮かぶなあ。
ジェネラリストには
広い知識の他に、自己学習能力、
コミュニケーション能力も必要だそう。
就職採用基準みたいだね。
言葉といえば
この前、穿った見方って言葉を
僕は間違えて覚えてたことを
知ってショックでした。
結構、自分は言葉を知っているつもりだったのに。
過信でした。
今日も遠くを見た。
冬の色の景色のまま、今日も変化はありません。
寂しく見えるんだよねえ。
おやすみ。
勿忘草ってさ
よく聞く名前だけど、
あんまり知らないんだよね。
何となく名前に
惹かれるものがあるんだろうな
って言うのは
わかるんだけど、
調べてみると
こんな感じなのかって。
可愛いとは思う。
だけど、
ネットで見る花と
実際に見る花って違うよね。
画像は
その花をピックアップして
大きく魅せるから
惹かれるんだと思う。
実際だと、
足元みて
その辺に咲いている小さい花を
わざわざ
しっかり見ようとはしないんじゃないかな。
名前や花言葉から
神秘的な魅力があるんだろうけど、
花そのものが
見られることって少ないように感じる。
薔薇とか桜とか、たんぽぽとかみたいにさ。
なんだか
少し寂しいね。
この青い夢の在り処を憶えてて
/お題「勿忘草(わすれなぐさ)」より
2/2「勿忘草(わすれなぐさ)」
「勿忘草の花言葉って、知ってますか」
念のため、僕は聞いた。
「えーと、『忘れ物に気をつけて』?」
僕は膝から力が抜けて崩れ落ちそうになる。
二つ上の隣のお姉さんが、遠くの街へ転校する。僕は勿忘草の花を渡した。その直後の会話がこれだ。
「うーん、違うかぁ。調べとくね!」
にこやかに手を振りながら、お姉さんは家族の車に乗り込んだ。
窓の外を過ぎゆく景色。膝の上の勿忘草に、少し眉を寄せて私は笑顔を作る。
「忘れちゃうのは、そっちのくせに」
(所要時間:7分)
2/1「ブランコ」
遠くに行きたい。空を感じたい。
そんな時、あたしはブランコに乗る。
自転車でもあればどこかに行けるけど、結局戻って来なければならない。だったらブランコも同じ。
どこにも行けない。
ずっと同じ場所でこぎ続けるだけ。
どこにも逃げられない。
日が暮れる。あたしはブランコをこぐのをやめ、帰路につく。
決して戻りたくはない、家へ。
(所要時間:5分)
1/31「旅路の果てに」
「よく、ここまで来たな」
旅路の果てにたどり着いたのは、懐かしい顔。
「ずいぶんと成長したものだ、我が息子よ」
「…どうしてだ」
世界を支配していた魔王。父を殺され、勇者として立ち上がったはずの自分。そう、殺されたはずのその父が、魔王の城の最奥、玉座に座って待っていた。
「お前に言うべき事は何もない。これは私の復讐だ」
魔王が杖を掲げる。
ここまでの旅を支えてくれた、様々な人の顔が浮かぶ。取り落としそうになっていた剣を、握り直す。
―――決戦が、始まった。
(所要時間:7分)
1/30「あなたに届けたい」
あなたに届けたい。
僕はため息をつく。
すれ違ってばかりの僕たち。いつも。いつも。そして今日も。
届けたいものがある。大切なものが。
Amaz○n様からお預かりした大きな箱。今日も不在票を入れながら、ため息をつく。
ちゃんと時間指定をしてくれ。時間指定したらその時間は不在にはしないでくれ。
あなたに届けたい。この荷物。
(所要時間:5分)
1/29「I LOVE...」
お前なしでは、生きられる気がしない。
とろけるように甘いお前は、いつだって俺に幸せをくれる。
森永。
明治。
ロッテもいい。
口に含めばとろりと溶けて、カカオの香りが口いっぱいに広がる。甘党の命綱と言ってもいい。
I LOVE チョコレート。笑いたければ笑え。
ああ、義理でもなんでもいい。バレンタインが待ち遠しいぜ。
(所要時間:7分)
【189,お題:勿忘草(わすれなぐさ)】
勿忘草、その名の通り「私を忘れないで」という花言葉を持つ
その他には「真実の愛」や「誠の愛」などの花言葉もあるらしい
ブルーの小さな花が可愛らしい勿忘草は、僕が君に渡そうとした花でもある
でも直前でやめた。
代わりにポケットに滑り込ませたのは、黒いチューリップの花弁
これで最後になる、華奢な身体をぐっと抱き締めて囁いた
「――――――」
君が去って、日々が去って、僕は1人で居続けた
あのとき渡し損ねた勿忘草のブーケはすっかり枯れてしまった
僕は薔薇を5本抱えて、いつまでも1人でここに居続ける。
白光する画面を睨みつけて数分。時間はすでに日付を跨いでいる。
顔を上げればそこはまるでスラム街のように荒んだ気配に満ち、私の血走った眼光は数時間遅れの時計を捉える。
いったい、いつから、ここは時間が止まっているんだ。ぐるりと視線を這わせれば、飲み差しのペットボトルが途方にくれ、靴下は床でまるまり、あまたの紙類の骸が転がっているではないか。
片付けようと気持ちが先行するばかりで、お尻は椅子にくっついて離れようとしない。
「あと、で、やろう」
ぼさりと呟いたものの、そんな余力など毛頭なかった。こない。何度も確認するが、電波はある。ボタンひとつで電波にのせてどんな距離も楽々と飛び越えられる時代で、場所で、私のスマホは何も受診しない。
「今年は閏年なのになあ」
ぼやく。あいかわらずお尻は椅子にハマったままだ。
オリンピックが開催されるのとまったくおなじ周期で誕生日がやってくる。いや、きっと閏年のほうがまえに制定されてるはずだから、むしろオリンピックが閏年に合わせている。しかしこんなに静かな誕生日は日本中くまなく探してもそう見つかりはしない。
ピコン、とやけに大きくスマホが鳴った。どうじに画面上方あたりで通知が控えめに顔を出して、消えた。
「って、公式かい!」
おもわず大声で叫んだら、その反動で勿忘草色の一輪挿しがカランと音を立てた。
その花にその名前をつけた
その人の心に思いを馳せる
【勿忘草】
『ごめん…これからは出会った事すら忘れて生きてって』
明日には親の転勤で大阪へ引っ越す事になった恋人が泣きながら渡してきたのは勿忘草の花束だった。
確か花言葉は…”私を忘れないで”。
『お前すごく頭いいから花言葉とかわかっちゃうかもだけど花言葉は全く関係ないから、』
泣いてるからなのか分からないが恋人の口がいつもより悪かった。
そして恋人は花言葉は全く関係ないと言っているが多分関係ありまくりだろう。
ハンドタオルがびしゃびしゃになるくらい泣きながら、自分の事を忘れろと言いい、花言葉が忘れないでの花を渡すか?。
そう思い僕は
『大丈夫…死ぬまで忘れないよ。安心して』
と言った。
すると恋人はぼろぼろと大粒の涙を流しながら抱きついてきた。
『ありがとう…!こっちも死ぬまで忘れない』
その花を見る度に、「忘れないでね」という彼女の呪いが頭の中を支配する。