勿忘草(わすれなぐさ)』の作文集

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勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/2/2023, 2:08:31 PM

勿忘草。この切ない名前だからだろうか、よく物語のように創作によく用いられることが多い気がする。私を忘れないでー。そう隠語のような感じで。確かに、忘れてほしいと感じている人間ならば、わざわざ勿忘草と絡めたりしないだろう、忘れてとわざわざ伝えるのは、忘れてほしくないからなのだと思う。忘れたいと思っているうちはきっとわすれることなんてできやしない。

2/2/2023, 2:02:44 PM

『勿忘草』

一輪を
手紙に添えて
さよならと 
勿忘草の
ドライフラワー

2/2/2023, 1:55:25 PM

【勿忘草】 #10

「私を忘れないで」
誰かが花に込めた思い
花言葉となって沢山の人のもとへ
舞い降りた

何千年後も花を通じて
人々の想いが繋がる
平和な世界であるように
「いにしえを忘れないで」と
私はそっと呟いた

2/2/2023, 1:48:42 PM

夜も近づき街が暗くなり始めた頃。

今日も一日頑張ったなぁ、と
帰り道を歩いていた。

店仕舞いを始めた街はなんだか
少し寂しく見えて。
風が強いから感傷的なのかなぁ
そんなふうに風に揺れるコートの
裾を眺めてるとふと目に入る青。

ちょこん、と鉢植えだけが
店仕舞いをしている花屋の入り口に
ひとり置かれている。

なんだかそれがすごく
さみそうに見えて、ついつい
鉢植えを手に取ってまだ灯りのついてるお店に声をかける。

買っちゃったな、
鉢植えを抱えてさきほどよりも
軽やかな足取りで帰り道を歩く。
ひとりですわる姿が
なんだかこちらに気が付かれるのを待ってるみたいで愛らしく見えたから。

帰ってからこの花を調べると
なんだかすごく納得してしまった。

花言葉が、わたしをわすれないで
だなんて!申し訳ないけれど
すこし笑ってしまった。
いい出会いだね、この部屋にも
春が訪れた、かな。

__勿忘草

2/2/2023, 1:41:34 PM

勿忘草が最初分からなくて調べました。
紫陽花の花に似てるなぁと思いました。
調べて出てきた写真は青色の勿忘草でしたが、他にどんな色があるのか。香りはどうなのかと興味を持ち始めました。

2/2/2023, 1:39:40 PM

三月のある日、何も飾られていない教室の窓際に、
爽やかな青い花を飾った。
僕の席はその花瓶の近くで退屈な授業の中、ふと目をやった。
すると少しだが皆目を花瓶に向けてくれたような感じがして、うれしくなり、次の日はいつもより少し早めに来ることにした。
と言っても二、三人で、暇なやつが少し気づくくらいだと思う。その日もまた一本追加した。

それから次の日、朝練できていた人が数名いた。そこまで人は居なかったけど、5分ほど経つと誰もいなくなった。花瓶に目をやると昨日と変わらず二本入っていて、また一本追加した。
入って来た人は僕には一切の興味を示さず、友達を呼びに行った。その人を皮切りにどんどんと人が増えていき、あっという間に全員が集まった。
それから毎日一本追加していって、クラス全員が気づいている位にはなった。嬉しかった。

それから丁度一週間位経ったときに、その花が話しかけて来た。素直にびっくりしたが長い間話し相手が居なかったし、寂しかったのでゆっくり口を開きき、僕はこんにちはと言った。今は朝だし、あまりに的外れな発言だった。
それに対して花はクスクスと笑った。
そんな花の対応に悔しさも覚えたが反応を貰えた嬉しさの方が圧倒的だった。
ずっとここに居るのに、誰にも反応を貰えないという状態にずっと置かれていてこの会話に嬉しさを覚えない者は居ない。
その日は一日中話していた。その花も暇だったらしく付き合ってくれた。そして次の日もその次の日も話し続け、その間も勿論花を増やし続けた。
不思議な事に花の数が増えても声は増えなかったが
自分にとっては好都合で元々人が好きなタイプではなかった。それに加え、喋っていない期間が長すぎたので練習としては丁度いい。
その日からまた一週間後、この花の噂は隣のクラスにも伝わっていたようだった。それはとても嬉しく
花と一緒に、毎日噂話に、耳を澄ますようになった。

ある日、一日一本増えていく呪いの花として噂話になっていることを知った。
その噂の内容は、昔花瓶のある窓際の席に座っていた男の子が飛び降りて死んでしまった。
その男の子は、誰とも話さずいつもつまらなそうにしていた。いつも花の図鑑を読んでいた。
だから、花を一本ずつ増やして何かを伝えようとしている。
という話だ。
ねぇ、と花に話しかけた。
勿忘草の花言葉って知ってる?
花言葉は「忘れないで」

「勿忘草」

2/2/2023, 1:39:02 PM

「勿忘草」



勿忘草を見つけたら

わたしのこと、思い出してね

2/2/2023, 1:33:50 PM

「私のことを忘れようとしないで」恋愛(お題:勿忘草)フィクション。1枚目

あぁ…ダメだったんだ。約2年続いた私の恋が今日、今終わった。

「えっと。ずっと好きでした。付き合ってください!」
そんな私の勇気を振り切って
「ごめんなさい。他に好きな人がいるので」

何かに刺されたように心が痛い。苦しい。
こんな事になるなら告白なんて…しなければ良かった。と深く後悔した。
明日からどう接すればいいの。広められてたらどうしよう。なんて自分を追い込む。

朝だ…。鳥のさえずりが聞こえる。
少しぼーっとしていた。気づくと5分は経過していた。
いつもより時間が経つのが早く感じる。いつまでもこのままではいられない重い身体をゆっくりと起き上がらせる。

リビングに来るとみんな起きていた。
「おはよう。ご飯できてるわよ」
聞き慣れてる声だ。落ち着く
「うん…。いただきます」
そう言って箸をとる。サラダを1口、口に入れた。あぁー、美味しい。
それから、無心で学校の支度を始めた

あ、もう登校しないと遅刻しちゃう。頭の中が空っぽだったのにそれだけが思い浮かんだ。
「行ってきます。」
靴を履いていると
「おねーちゃん!行ってらっしゃい!!」
癒される可愛い。
「うん。じゃあね」
できるだけ元気な声で応えた。そうしてドアを開ける

冬だけど今日は少し暖かい。息を吐く度白い息が出てくる。
やだ。やだ行きたくない。この息のように昨日の記憶を消しててくれないかな。消せないかな。そんな気持ちで溢れる。

遂に着いてしまった。寒くて手が震えているのか怖いのか。分からなかった。
教室のドアをゆっくり開ける。できるだけ目立たないように静かに。
自分に何度も大丈夫。大丈夫と言う。
目を教室の方に向けた。
…あれ。意外と普通?目であの人を探した。
…いた。普通に話してる。

なんだが迷ってた自分がバカみたいに思えてきた。
自分の席に座り、スマホを取り出そうとする。…あれ

てか、私のこと忘れてる、?

なんだろう。全くこっちも見てくれないし。嫌なのかな。…ちょっと苦しい。あんな来たくなかったのに。少し寂しい、
そんなことを感じながらもインスタを開く。このクラスでインスタをしてる人とはみんな相互。もちろんあの人も。

(ん?あの人のストーリー上がってる)
それを見た瞬間。息を飲んだ。動けなかった。

だって… 彼女できた って。嘘だ、だって昨日、、と考えても考えてもぐちゃぐちゃになるだけだった。
涙が勝手に溢れてくる。心が潰されて苦しい。
苦しいけど、、でも、もういい。素直に祝わないと、そうだ。帰りにあの花を買って渡そう。

放課後だ。足速に花屋に向かう。
近くにあった気がする。曖昧な記憶のまま歩く。
…ここだ!!

目的のものは、白の勿忘草。花言葉が、私を忘れないで。

ちょっと重いけどいいんだ。これで、私のことを忘れないでくれたら。私が勇気を出したことを、
それをかき消すように彼女できた報告。腹が立つ。
とりあえず私は2輪買った。…よく分からないけど緊張の糸がほぐれた。

私は歩き出す。これで上手く恋が終われる。
誰かに忘れられた時、私は私を消してしまうことが怖いから。お願いだから。
私を記憶の中に居させてよ。

2/2/2023, 1:32:40 PM

私を忘れないで。


あの花は、無惨にも川を流れゆく恋人に投げられたっていう逸話を元に名付けられたらしい。

そんな寂しいことに使わないでよ。

ただそこに咲いて、枯れて、また咲いて、
繰り返していく。

でも、
僕がここに生きているってことは、覚えていて。






『勿忘草』

2/2/2023, 1:25:58 PM

勿忘草って花言葉をサラーっと見た感じ

「ドイツの悲話に、騎士ルドルフが恋人ベルタのためにドナウ河畔に咲くこの花を摘もうとしたが、足を滑らせて水中に消え命を落とした。 その時ルドルフが言った「私を忘れないで」という言葉をベルタは一生忘れず、この花を髪に飾り続けたという伝説があるということだったらしい。」

へぇ〜



<補足>
こんなくだらん文章を読んでくださった方ありがとうございました。そして、このくだらん文章のおかげで、
あなたの貴重な数分が消えました。
どんまいです。ありがとうございました。
(引退するわけじゃねぇ)






#勿忘草

2/2/2023, 1:18:19 PM

勿忘草(わすれなぐさ)


勿忘草と聞くと直ぐに花言葉を思い浮かべる。 
わたしを忘れないで‥。


では、わたしのこと忘れないでいてくれる人は居るのか?家族以外ではきっと居ない。家族でも、多分きっと居ないと思う。

夫も子供達も、わたしと死別しても、結構直ぐには忘れると思う。
わたしって、そんなに心に残る人では無い。優しくも無いし、人間性も低いから。
何だか世知辛い話しになってしまった。

勿忘草は、世知辛い世の中に争うための花言葉を背負っているようだ。

2/2/2023, 1:14:25 PM

"ずっと一緒だよ!''

"もちろん''

"ねぇ笑なにしてんの笑''
"この花知ってる?
これはね真実の友情って意味があるの''

"もう笑ほら、行くよ''

"おいで。''



"ごめん、僕のことはもう忘れて''

嘘が下手だよ笑
最後に渡す花がこれじゃ、

まるで

忘れないでって言ってるようなものじゃないか

【勿忘草】

―――⚠⚠⚠┈┈┈┈┈

入学前からずっとあった藤の花とベンチ
思い出のベンチ
みんなが集う藤の花の下で

少しだけ危なっかしくて笑
馴染みやすい笑
蜂がいたときは皆で逃げて
竜巻が起きたら皆で写真を撮った

いつまでも僕の
大切な思い出になると思ってた

でも違った。

台風で藤の花の枝は折れ跡形もなくなった。
ベンチはひっくり返ってしまった。
その場所は黄色テープ赤テープで囲まれ
入れないようになった。
その日以来

"あの日の風景を見る機会はなくなった"


【藤の花とベンチ】

2/2/2023, 1:06:16 PM

勿忘草(わすれなぐさ)

思い出も、記憶も、あなたと出会った日も

''私''は全部覚えている。

お願いだから、私のことを忘れないで……。

2/2/2023, 1:01:16 PM

勿忘草

あなたのような人とは、もう出会えないと思う。
大人になっても、私を忘れないでほしい。 私はもうあなた以外の異性は好きになれない。1番あなたが好きだから。

2/2/2023, 1:00:17 PM

「勿忘草」

あなたと出会った記憶
私の中で一番綺麗で素敵な記憶
私たちが紡いでいった物語
私たちがつくっていったこの世界(ユートピア)
大切な記憶、だけれどあなたは忘れてしまうの
でもどうか忘れないでいて
私のことは覚えていて、忘れてしまわないように
小さな箱庭(小瓶)に入れて綺麗なままで残しておきましょう

2/2/2023, 12:59:15 PM

勿忘草(わすれなぐさ)


花言葉を検索してみた。
『私を忘れないで』
らしい。

私は誰の記憶の中にいたくない。
早く私の存在なんて忘れてほしい。

2/2/2023, 12:54:34 PM

勿忘草

勿忘草に囲まれながら、ぽつんといる私。今では何も思い出せない。
私は何者であったのか、今何をしているのか分からない。
空を見る。群青色で、とてもとても綺麗だった。
青。青。全てが青に囲まれていて。
あれ、この気持ちはなんだろう。なんで私、こんなに悲しいのだろう。止まらない。止められない。悲しい気持ちが溢れてくる。けれど何故悲しいのか、思い出せない。
なんで悲しいのだろう。なんで辛いのだろう。
私は、誰かに手を引かれた。
「勿忘草…そうですか。貴方はとても幸せだったのですね。」
私はどこに連れて行かれるのだろうか。

2/2/2023, 12:47:49 PM

勿忘草。君は花言葉を知っていた?
突然、この世からいなくなってしまった君に、
ずっと伝えたかったのに。
自分の言葉では伝えることができなかった。
なかなか、勇気がでなくて、、、君の病室に飾っていたよ。

2/2/2023, 12:35:44 PM

晴れのち勿忘草の予報通り、午後に勿忘草が降ってきた。平野部でもうっすらと積もるかもしれないとのこと。まれに「Forget-me-not」の文字が落ちてきて、それを見かけたら幸運のサインだって話もある。

とにかく今日は、誰もが誰かを忘れられない日。

2/2/2023, 12:30:28 PM

勿忘草色の髪の彼女が僕の脳裏に焼き付いている。
産まれる前の記憶だ。
まるで忘れないでとでも言うように鮮やかに残る彼女は、結局大人になっても会えてやしない。
「一体誰なんだろう?」
会いたい、そう思いながらも僕は別の女性に恋をして、結婚をし、子供が出来た。
「ねぇ、お父さん。せっかく大学生になったから髪染めてみたの」
僕の部屋の扉を開けた音を聞いて振り返った瞬間、勿忘草色が広がった。
「……お前だったのか」
「忘れないでって言ったでしょ?」
鮮やかな勿忘草は、あの時よりずっと愛おしく忘れがたかった。

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