勿忘草(わすれなぐさ)』の作文集

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勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/2/2023, 12:17:51 PM

勿忘草(わすれなぐさ)

  忘れないでとは言わないよ
  人の記憶は儚いものだから
  わがままなんて言わないよ
  私は我慢強い女の子だから

2/2/2023, 12:15:09 PM

遠い異国へ去るあなたは。
きっと私のことなど忘れてしまうでしょう。

港に立って見送った船は。
無慈悲にも小さくなっていく。

涙を流すのは癪なので。
私のことを忘れないでと。
すがって引き止めたかった想いごと。

波に揺れる水面へと、摘んだ勿忘草を投げ捨てた。



【勿忘草(わすれなぐさ)】

2/2/2023, 12:13:55 PM

勿忘草


大好きな貴方へ

この間
おじいちゃん おばあちゃんになっても
ずっと一緒に 居ようねと話したね

2人で泥んこに なりながら
ガーデニングをしたね

花の種類を
なかなか 覚えれなかった貴方に
花言葉を伝えながら 説明したっけ

いつの間にか
私より花に 詳しくなってて
少し悔しかったな

気がつけば
いつも笑ってて
素敵な思い出ばかりだよ

だけど
私はもうすぐ 旅立ちます

天国に行く前に
言いたくて
言えなかった言葉があるんだ

勿忘草の種を
お庭一面に撒いていきます

どうか
私を忘れないで…

2/2/2023, 12:13:29 PM

勿忘草


あなた好みの色に染まった
可憐な花を身にまとい
通り道で待ちふせては
春の訪れを告げる、勿忘草

2/2/2023, 12:12:35 PM

私が手にした勿忘草。一体、誰に贈れと言うの?

先輩の卒業が刻一刻と迫っている。私は受験も終わっていない先輩には今は何も出来ない。私の勝手な片想いで先輩の受験を邪魔したくないから。
無口なくせに友達とは楽しそうに話して…先輩達と話して私が笑うとまたツッコミを入れたり…私には幸せすぎる時間だった。でも
「お疲れ様です」

「お疲れ様です」

と小さく返す先輩後輩のやり取りが私は1番好きだった。いつも追いかけてばかりなのに、同じ場所で私にだけ返してくれる言葉だから。些細な事でも…一緒に居られることが私の1番の幸せだった。誰に何を言われようが気にしなかった。先輩がいたから記録が伸びた。…あぁ、そうだ。私が最後に先輩に贈るのは勿忘草なのかもしれない。
ーDo not forget meー

「へぇ、そうだったの。大変だね」
私が笑いながら一緒に帰っているのは隣のクラスの男子である。仮にT君とでもしておこう。うるさいけど、結構良い奴で私は話してて楽しかった。これで今日も平和に終わるだろう…そこにニョキっと現れたのは幼馴染くんだった。

「うわぁ!?」

なんでこんな時まで一緒になるの!?少し後ろにいて同じペースで歩いていたはずなのに。幼馴染くんは私とT君の間に入った。そして、私の居場所を奪うかのようにT君と話し始めたのだ。…いじわる。T君と別れると幼馴染くんは急に無口になった。私が何を言っても反応無し。

「君のこと好きな女子、教えてあげようか?」

気づいた時にはそう口走っていた。でももう手遅れ。彼の目は期待に満ちている。

「誰にも言わないでよ!?君は裏切らないよね?」

「それはどうかなー?気分次第」

ニヤニヤする彼にムカつきながらも言ってしまったものは仕方がないと思い、

「1組の…k…k…クソッ!言えない」

ここで言って裏切ったら私にはもう命がない。

「無理して言わなくてもいいよ」

「じゃあさ、代わりに1つお話してあげる。ある女の子がいました。その子には好きな人と幼馴染がいました。平和だったのに…幼馴染に何かが傾くんだよね」

幼馴染くんの優しさで自然と言葉が紡がれた。幼馴染くんは鈍いから気づかない。それなのに、幼馴染くんは気づいたような素振りを見せていた。漫画の話だけどね。でも、きっと彼は気づいてしまった。私の複雑な心境は誰にも覗けないのに…
私が幼馴染くんに勿忘草を渡すならきっと意味は…

2/2/2023, 12:10:01 PM

[青空三高・武道場に続く廊下]

柔道部に所属する井河マスミは部員たちと走り込みをしていた。

その先。突き当たりの引戸が開いて、両手に書類の山を抱えた3人の女子が入って来る…


「わっ!」

マスミは急ブレーキを掛けるように、踵を立てたが、女子の先頭を歩いていた横沢タマキはびっくりして書類をぶちまけて、尻餅をつく。

「大丈夫ですか!」

マスミはタマキの右手を取って起こす。

「すみません。この時間、ここの廊下は貸し切りだったの知りませんでしたf(^_^;」

後ろの女子二人が

「ここを通る方が生徒会室に近いから、つい利用するのよね。ごめんなさい」

3人は生徒会の役員だった。柔道部員たちは落とした書類を拾い上げる。

タマキがマスミにたずねる。

「井河君。目開いてる?寝不足なの?」

「よく聞かれるんだけどさ。集中すると無意識に目つぶってる。でもその方が安定するんだわ」

他の先輩部員が証言する。

「お前、つぶってる時の方が強いぞ。マジで信じられん((゚□゚;))」

ドン引きする場面だが、タマキは一瞬、微笑んだ。


[放課後。とある古本屋]

立ち読みするタマキ。そのすぐ横でスーツの米国人、ジャックも立ち読みする。

「分かりやすいね。収穫あったって顔だよ(-.-)y-~」

「分かります?ジャックさんの予想通り、彼が顕著に伸びてます(^^ゞ」

「心眼が無意識にねぇ。私よりタマキ君の方がワクワクしてるよ」

「今まで退屈でしたから。やっとライバルに巡り会えた気がします(^_^)」



[別の帰り道]

ユウキ「このクラスで只ならないものを感じるのは……横沢タマキね。天然な雰囲気なんだけど、得体が知れないわ(-_-)」

ユウキの勘はよく当たる。後に彼女の経歴に驚かされることになる。13歳で海外の大学を卒業していた。先に"能力"に開眼していて、クラスの覚醒者を見極める役回りをしている。



タマキ「それより"勿忘草"なんて、柄にもなく悲哀モノ読むんですね?」

ジャック「もう、読み始めからネタバレやめてよ~(´・ω・`; 」

2/2/2023, 12:07:36 PM

私にはおばあちゃんがいます。
おばあちゃんは認知症が酷くて、最近では見舞いに行くたびに、「あなた誰?」と聞かれます。
大好きなおばあちゃんにそんなふうに言われるのは凄く
悲しいことだけど、生きてくれているだけで嬉しいです。


だから今日も私は、『勿忘草』を持っておばあちゃんに会いに行きます。

2/2/2023, 12:05:52 PM

花にも花言葉にも詳しくはないけれど、
   この花の花言葉は知っている。
   単に、どちらにも「忘れ」という単語が
   入っているから覚えやすかっただけだ。
   「私を忘れないで」…か。
   その人の意識の中に、自分が存在している
   という事は、単純に嬉しい。
   いるだろうか、私の事を覚えてくれている人
   また、私に「自分の事を覚えていてほしい」
   と思っている人。

   できれば、「忘れないで。」と言わない、
   そういう縁を繋ぎたいものだ。

                「勿忘草」

2/2/2023, 12:01:34 PM

勿忘草 

  「私を忘れないで」

  亡くなった人の形をずっと抱えて生きて

  いくということは、それだけその人に対して

  感情があるということだと思う。

  それか、その人の死と自分が密接に関わって
 
  しまった場合もあるのだろう。

  
  形見というのは、
  遺された人から旅立った人へ、  
  旅立った人から遺された人への愛情という
  単純なものでいい。
 
  どちらかが苦しむようなものでなくて、
  救いになるようなものであってほしい。

2/2/2023, 12:01:03 PM

「勿忘草」                        


失うことは淋しいことじゃない
   
何のために?意味など最初からない

あなたがいてわたしがいる

失うものは何ひとつない

愛を求めて歩いている

いつか終わりが等しくくる

それまで共に歩いてる

渇ききったら潤い求めて

探してる愛の名残りを

失うことは淋しいことじゃない

あなたがいてわたしがいる


             テディベア

2/2/2023, 11:57:16 AM

勿忘草 

いつかは忘れられてしまうからこそ、「忘れないで」の意味を込めてあなたに贈りたい。
勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」らしい。

私を形だけでもいいからぼんやりと覚えておいてほしい。
だけど、真実の友情は本当にあるとは信じていないから友情なんて望まない。

2/2/2023, 11:53:58 AM

勿忘草

花言葉を調べてみると

私を忘れないで

真実の愛

真実の友情とあった

由来には

ドイツの悲恋の

エピソードがあって

ちょっと切なくなった

2/2/2023, 11:47:27 AM

あのひとを
  忘れられない哀しさに

  勿忘草の花陰で
  そっとこぼした涙を
  
  どうか
  見つけないでください


  人知れず
  
  泣きたいときも
  あるのです…



           # 勿忘草 (26)

2/2/2023, 11:44:09 AM

私は記憶喪失である。記憶喪失と言っても日常的な動作は覚えている。覚えていないのは、私の名前と私という存在の記憶である。
ある日、私を知ると言う人物が私の元を訪ねてきた。
彼は、記憶が無くなる前の私の事について様々な事を教えてくれた。話を聞いて思った事は、私は、彼と、記憶を失う前とても仲が良かったと言うことである。
彼は、その後、勿忘草と言う花を渡してくれた。
花言葉は、私を忘れないでと彼が教えてくれた。
これは、記憶を失くした私に、早く記憶を取り戻してほしいと言う意味なのだろうか?
記憶の無い私には、分からない。

2/2/2023, 11:41:49 AM

遠くへ行ってしまう

初恋の人に勿忘草を

花言葉は 私のこと忘れないで

2/2/2023, 11:41:39 AM

「勿忘草」



    毎年、春休みにに実家に帰ると玄関

    先で青く可愛らしい花が迎えてくれ

    た。今年は玄関周りをスロープにす

    る予定らしい。あの可愛らしい花は

    どうなるのだろうか。

    2月に入り、予定通り工事が始まっ

    たと親から連絡があった。

    花好きの両親のことだから、きっと

    どこかに移し替えてくれていると思

    う。

    今度の春休みにはスロープの周りに

    青い可愛らしい花いっぱいで迎えら

    れたら良いなぁ。

2/2/2023, 11:40:13 AM

『勿忘草(わすれなぐさ)』


──勿忘草(わすれなぐさ)が咲いた

俺は善人では無い

主観的で
客観的で
普遍的な事実だ

──勿忘草(真実の愛)が散った

最小の犠牲で最大の幸福を求めた社会
その中で生きる誰が善人になり得る?

瞬間的な悲劇がなんだ
永続的な悲劇はなんだ?

本当は解っているくせに
白痴のふりをする奴等ばかり

──勿忘草(真実の友情)が散った

考える余地も無く
議論の必要も無い

馬鹿馬鹿しくて
馬鹿馬鹿しくて

ただただ
ただただ

つまらないだけの話

──勿忘草(私を忘れないで)を踏みにじった

2/2/2023, 11:38:59 AM

あれから数年。
私が貴方に告白してから数年。
いつの間にか、時間は過ぎていった。
ドライフラワーと化した勿忘草。
「私を、忘れないで。」

2/2/2023, 11:30:38 AM

私は生まれつき、目が宝石だ。
最初は目だけだったけど、最近は顔全体に広がってきて。
私はその時気づいた。
ー宝石になるにつれ、私の中の記憶がなくなってゆくんだ。
君にこの事を伝えるのが嫌だけど、君のこと、突然忘れたんじゃあ、君も驚くだろうし、言っておくか。
───────────────────────────────
全てを君に話した。やはり君は唖然とした。
仕方ない。これは私が悪いのだから。
と思っていると
「来て欲しいところがあるんだ。」
と言って、私のことを引っ張って、とあるところに連れてゆく。
まさか…とは思ったけどさすがに違うようだ。
まあ当たり前か。どうせ忘れることを言っても意味は無い

そこは花屋だった。何故だろう。今日は私の誕生日では無いけれど
君はタタタッっと走ってこっちに向かってきた。
その手には、小さな青い花束を持って。
「これって…」
「勿忘草。花言葉は私を忘れないで、誠の愛、真実の愛」
「わぁ…」
「さっきの話聞いた時に思い出してさ、この花が枯れたりするまで
その、俺の事愛したり、覚えてくれるかな。」
私は俯きつつも言う
「何を今更。私は君とのことは日記で書いてあるし、君のことはずっと愛すよ。」
前を向いたら、君が泣きながら私に抱きついてくる。
ごめんね。心配させちゃったね。
と私は君を慰める。
私はその花束を抱えて早速とある作業に入る
枯れない綺麗な花
プリザーブドフラワーを作るために
君をずっと覚えるために、君を愛すために
なんていう理由じゃない
君との思い出を
もっと色鮮やかにするために。
私を忘れないでなんて、
忘れるわけがないじゃないか
プリザーブドフラワー、勿忘草を見つめながら私はそう呟いた
ー勿忘草ー

2/2/2023, 11:29:56 AM

私の光であったあなたが

少しの弱さを見せた時

そこに気づける私でありたい

あなたの小さな涙に気づける人間になりたい

私は私の命が果てるまで

あなたを忘れることは無いので

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