『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幸せこそ刹那だと思う
いきなり現れてすぐ消えてく
今の笑顔が明日には消え去る
だから私は幸せになるのが怖い
今とは何なのかわからなくなってきた
今ってすぐ過去だし
未来もすぐ今になって
すぐ過去になる
けれど、
今は必ず存在している
時の流れというもの
長く感じる一生も
お釈迦さまからして見れば
指を1度鳴らす程度の刹那
「刹那」
「お題 刹那」
「刹那が分からない人のための説明」
刹那(せつな)とは、極めて短い時間の事です
楽しいと思っているときは時が早く感じる。
めんどくさいと思っているときは時が遅く感じる。
自分が楽しいと思っていれば、いい。
辛い時は、知ってる人に相談すればいい。
笑っていれば、いつか幸せが訪れると信じてるから。
刹那
日常生活で、生きづらさを感じる。
我慢できないかもと、感じ睡眠薬を大量に飲む。
…
目を閉じたら一生現実に戻れない。
それを知っていても、私は目を閉じる。
今までの思い出が走馬灯のように蘇る。そうなれば、
刹那にも死にたくないな…そう思ってしまう。
「あなたが感じる刹那的瞬間はいつですか?」
刹那
願っても時間は止まることはない
それでも、せめて
心の休まる時間が
少しでも長く
ゆっくりゆっくり
過ぎていきますように
あなたが安心できる瞬間が
少しでも長く続きますように
刹那
(本稿を下書きとして保管)
2024.4.28 藍
大切な人との思い出役割日々って本当に大切だし、ずっと続くことはできないから日常に感謝しないといけないな
偉くなくても正しく生きる
エンペラー吉田&ジェット浪越
【刹那】
この刹那を永遠にする
カメラのシャッターを切るように
瞼を閉じた
【275,お題:刹那】
楽しいことは、いつでも一瞬で過ぎていく。
照りつける日差しの中、一緒にアイスを食べたこと
チャリでどこまで行けるか試して、気付いたらとなり町まで来ていたこと
体育祭は敵どうしで、リレーなんか接戦だったなぁ...
2人同時にゴール前で転んで、なんか面白くなってきちゃって勝敗とか覚えてないや
あーそうだお前スイカ割りの時、俺にでたらめな方向教えてきただろ
まあその後やり返して、お前を池に落としたのはいい思い出だ
高校で別々になっても、お前だけは連絡取り合ってたし
俺が大学受ける~って言って「頑張れよ!」って言ってくれたのはお前だったな、家族は猛反対だったからw
お前は高校終わって...専門学校に進んだんだったな、獣医目指すんだっけ?今頃どうしてるだろう
...本当...楽しい日々だったなぁ
お前は今何してんだ?夢は叶えたか?話したいことが沢山あって困るな...
ああそうだ、一番聞きたいこと...彼女できたかw?
もう何年前だろうな、青春ってこんなに早く過ぎるのか。刹那の輝きってこんな感じかぁ
こんなことなら、一回ぐらい気に入らねえ担任殴っとくんだったな
今度どっかで会おうぜ、せっかく大人になったんだ酒飲んでみてえよな
いい店合ったら教え会おうな、抜け駆けは無しで
じゃあ、また後でな
刹那
瞬間って感じ
多分止まってる
そんな時間
その後に気がつく
確認の為に
思考が巡る
実感的には浮かぶ
飛躍して
足元を観ると
揃っていて
何だったか少し忘れる
そして思い出す
ほとんどは忘れて
僅かな部分だけが残る
途切れては
繋げて
宙を舞う
ただの木の葉
木の上には空がある
【刹那】
開けた窓の向こうでは木漏れ日が姿を変え続けていて、半端に閉めたレースのカーテンは鮮やかに翻っていた。緑の匂い、とあなたは言った。芽生えた木々の、草花の、掘り起こした土の匂い。懐かしそうに微笑むあなたを、カーテンが隠す。
それは一秒にも満たない時間だったけれど、どうしてだろう、ふたたび姿を現したあなたが、まるで知らない人のように思えたのだ。巡る季節の意味を知るあなたの笑みが、その横顔が、わたしからはひどく遠いところにあるもののようだった。そんなはずはなかった。手を伸ばせばあなたはそこにいて、きっと、数える間もなくその頬に触れられる。そう分かっていたのに伸ばせない手を、何も知らないわたしはただじっと、握りしめていた。そういう、季節だった。
刹那
「休日って刹那だよね」そう真面目な顔で君が言うので、頷いて返した。君は満足そうな顔をする。
「君と居る一日の方が刹那だ」なんて今の僕には言えなかった。
日々家
刹那…。
刹那主義だと、昨日と同じような内容になってしまうなぁ…。
さて、どうしよう…(´・ω・`)軽いのが良いなぁ
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「あっ…」
研究所の一角にある花壇で花の手入れをしていると、視界の端をヒラヒラと過る影が見えた。
土のついた軍手を払うこと無く、慌てて立ち上がり影を追う。
こちらの気配に気付いたのだろうか、途端にスピードを早めた影は、研究所のエントランスの支柱に隠れて見えなくなってしまった。
刹那の間しか視界に捉えることは出来なかったが、
黒い羽に青い筋──アオスジアゲハだ。
「もう生まれてきたのか」
思わず言葉が漏れる。
冬の間姿を消していた蝶が現れるとは、季節の巡りは早い。
目の前で育つチューリップもそうだが、自然というのは律儀に季節を巡る。
ぼーっと生きて、今日が何曜日なのか忘れてしまう自分とは大違いだ。
神様がいるかは知らないが、この世界の定義を作った存在はとんでもなく真面目なのだろう。
人間に破壊されながらもそれなりに巡るよう作っているのだから、凄いことだ。
穏やかな春風が花壇の花々と白衣を揺らしていく。
今通り抜けた風すらも、この世界は数式で表す事ができる。花壇に咲く花たちや、蝶が現れるタイミングもまた然り。
緻密な計算式でこの世界は巡っている。
まるで精密なプログラムが施された機械のように。
この世界を作った存在は、腕利きのプログラマーといっても過言ではないかもしれない。
では、その中で生きる人はどうなのだろうか。
この世界は、生まれたら必ずこの世を去らなくてはいけない。
過去を振り返っても例外がないということは、これは万物にプログラムされていることなのだろう。
ならば、生死と同じように人生の過程すらも既にプログラムされているのだろうか。
趣味嗜好から、辿る運命まで全てをこの体は知っているのだろうか。
もし、本当にそうだとしたら──少し寂しいと思う。
これから体験することも、感じることも、予め決まっているだなんて、「決められた台本をなぞるだけが人生だ」と言われているみたいで虚しいではないか。
予め組み込まれたプログラムではなく、物事に一喜一憂しながら、時に世界を愛で、時に人生の荒波に揉まれながらも今感じたことを大切に生きる──その方が人らしくて、好ましいと自分は思う。
だからこそ、どんな出会いも人としての喜びの一つになり得る。
「もう少し姿を見たかったな…」
瞬きの間しか邂逅出来なかった先程の蝶のことを思う。
今回は一瞬しか見ることは叶わなかったが、春から秋にかけて、花壇も花盛りになる予定だ。
蝶道が出来ていればまた会える可能性はあるだろう。
この世界から見れば、刹那の命同士だ。
良き隣人としてあれたら嬉しい。
研究所の主は小さく息をつくと、ギョッとして固まった。
白衣が土で汚れている。
太ももから足元にかけて土が付いているところを見ると、原因は軍手だろう。
ちゃんと土を払わなかったのがまずかったらしい。
「あぁ〜、やっちゃった…」
興味が先に勝つと、後先考えないのは自分の悪い癖だ。これも自分にプログラムされていることなのだろうか…。
いやいや、そんなことより、また助手に小言を言われてしまう。
眉をグッと顰めた彼女の姿が脳裏に浮かぶ。
「そんな顔をさせるつもりはないのだけど…。これじゃあ、説得力がないね」
良き隣人への道のりというのは容易くないようだ。
白衣に土を付けた男は一人苦笑を漏らした。
舵を取ることも目を見ることも花の散るごと明らかに遠くにいってしまうと知っていたなら
『刹那』
目と目が合ったあの瞬間
初恋だと知って
目と目が合った今この瞬間
私はそれを諦めた
私は貴方の特別ではなかったね。
さようなら。
お題:刹那
#刹那
一冊の本を交互にめくりながら読む
動画を観ながらご飯を食べる
青空の下でキャッチボールする
仕事の相談につい熱が帯びる
マッサージしながら今日の出来事を話す
どれも楽しくて夢中で
あっという間なんだよね
300字小説
望んだ末路
今年も家族総出で畑の畝をおこす。
戦場で生きる意味を見失い、軍人崩れの殺し屋として刹那な日々を送っていた頃、ある仕事の失敗から俺は都を追われ、この辺境の村にたどり着いた。そして、剣を捨て、見よう見まねで鍬を持ち、村はずれの小さな畑から始めて、今は三世代が食うに十分な農場の主となった。
「ご飯を持ってきたよ!」
孫の声が響く。青い空の下、皆で賑やかな昼食が始まった。
僕が七つの歳の秋。山の不作にあちらこちらの村が魔物に襲われた。
『……やはりベッドの上で最期を迎えるわけにはいかんようだな』
そう言って、しまってあった剣を腰に山に向かった祖父。
魔物が僕の村を襲うことは無かったが、祖父もまた帰ってはこなかった。
お題「刹那」
刹那
仏教の言葉で時間の最小単位
それって
一瞬よりも短いですか?
わたしは刹那
特に何も変わらなかったけれど
長い時間をかけて変わっていると思います
たぶん
地球や宇宙からみたら
それは刹那なのでしょう
『 刹那 』
気づいちゃったんだけど、
実はもう夜なんだよね。
さっきまで、朝だったのに、
どうしてだろう。
少しの昼寝とゲームをしてただけなのに。