『別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別れ際に
もう寝るか
深夜だし
明日もあるし
でもまだ寝たくないな
メモには はやくねろと書いてある。
これは自分が今日朝7時のくらくらでしにそうな
状態で書いた未来へのメッセージだった。
電気を消して横になったら、いよいよ明日だ。
面倒で辛い作業を終えたら
ひとりきりの部屋と一旦お別れ。
もう寝よう。その先は考えない
どうか目よ覚めないでくれ
別れ際には
何の素振りも
見せなかった
いつも通り
二人の楽しい明日を
信じてた君は
不安顔で今
迷子になった風みたいに
隙間を探してる
いつからか
一つ一つ
扉に鍵をかけ始めた
あの日
君にとっては多分
何気無い会話
そして
僕にとっては
トリガーになった
信頼を崩した会話
あの後に僕は
最後の扉に鍵をかけた
突発的だった
それは否めない
けど
そうさせたのは君
分かっているから君も
もう
ノックも出来ないでいる
いつまで経っても
あやふやで
笑顔で綺麗にさよなら
なんて
関係でもなかった
だから
言い訳さえお門違いで
虚しくて
せめて少しだけ
泣いて欲しくて
突き放すように
黙って消えるしか
僕は…
ごめんよ
僕は
君が思うような
いい人ではない
心配しないで
こんな事
大した事じゃない
そう
君は
「友達」一人
失っただけ
「別れ際に」
#別れ際に…
別れ際に男は言った
“愛している”と
別れ際に女は言った
“さようなら”と
新幹線のドア越しに…
別れ際に…
男はまた会えると確信した
別れ際に…
女はもう会わないと決心した
動き出す列車のドア越しに
唇だけで別れを告げた
<別れ際に>
またねって手を振って
別れたあなたをもう一度見る
あなたが振り返ってくれることないのに
いつか振り返って大好きな笑顔を
私だけに見せてくれるって
そんなことを願いながら
「またね」で終わる
誰も気にしない嘘
つくづく自分は真面目だと思う
貴方にはちゃんと
「さよなら」が言いたい
20230928【別れ際に】
#別れ際に
別れ際に君が残したサヨナラは、今でも俺の心を蝕んでいる。
本当は別れたくなかった。縋り付いて、君に愛を乞いたかった。
だけど、自分の爪の欠片すらも無いそれほどちっぽけなプライドがそれを許さなかった。
なぁ、どうすれば君は俺の元に戻ってきてくれる?
月を見上げながら呟いたその言葉は、そのまま空に溶けた。
別れ際に本性が出る。「無粋でも伝えたい」が勝つから、いつも後悔に暮れている。彼に二度と会えないのはこんな自分に神が与えた罰ならいっそ楽なのに。現実は酷く正確に私の本性を映す鏡であり、逃げる気はなくとも弱音はいくらでも膨らむようだ。あの時の言い訳を、十数年ぶりの第一声を、今日も考えてしまう。
「別れよ」
って貴方に言った。
『嫌だ。別れたくない』
どうして貴方はいつもこうなの。
全然接してくれなかったのに。
あれだけ私、言ったのに。直してくれなかったのに。
どうして最後は引き止めようとするの。
「結局、誰でもいいから彼女が欲しかっただけなんでしょ?」
『………』
図星かよ。何か言い返せよ。
ますます嫌いになる。
気持ち悪い。
付き合う前は、こんな人じゃなかったのに。
「自分勝手ね」
ー別れ際にー
あの場所から離れようとした
本当の理由を、
私は誰にも話せていない。
話すことで見える自分の後悔を、
直視したくないのか…
キレイゴトで生きるのが好きだし
霞を食べて生きられるなら、そう生きたい。
だけど、そうもいかないドス黒い世界を
今日も生きてきた…
幸せを幸せのまま捨てたような気分の果てに
寂しさと儚さがある。
そんな言葉があの日からずっと
頭の中に溢れてる。
別れ際に言いたい言葉なんて、
誰にも言えなかった。
いつか戻って、みんなに笑われたい。
かっこ悪く戻ってきたと、みんなに笑ってもらいたい。
テーマ「別れ際に」
離れがたい。思うのが私だけじゃないといい。
玄関に降り、ふわりと振り向いたかと思うと腕を取られた。あっという間に腕の中。
背の高いたくましい肩に埋もれて彼の香りに包まれる。
腰を抱かれ頬を支えられた。
あ……。逃げたくなるぐらいの緊張だった。
すっかり温まった唇に塞がれる。何度もついばむようなキス。鼻から息がぬけて、震えるほどに心地いい。
「さらって逃げてもいいか…」
苦しそうな声。首元に顔が埋まる。私だって辛いのに。
抱き締めた瞬間に身体がぴたりとはまるように馴染んで、離れられないな。そんな意識に解かされた。
別れ際に
それは雨の日で、何も言うことなどなければいい
別れ際に
いつも、ありがとうと伝えたい。
会ってくれてありがとう。
楽しい時間をありがとう。
一緒にすごしてくれてありがとう。
いろんなありがとうが込められている。
ありがとう。
題:別れ際に
私がまたねって手を振った時、
あなたは私を引き止めた。
君は一言「さようなら、」
君は引き止めた私の腕を離さなかった。
言ってる事と、やってる事が違うじゃんって思いながら、
私は君を抱きしめた。
大丈夫、私がそばに居る。
貴方には明日がある
貴方の明日を私が支える。
抱きしめながらそういった。
君は私を強く抱きしめた。
私も強く抱きしめた。
あなたの涙を拭うのは、
私だよ。
【別れ際に】
気づいた頃には終わってた。
もういなかった。
気づいたらそこから先は真っ暗闇だ。
終わりなんだ。
気づかなければ良かったな。。
それなら、こんなに悩む必要は無い
こんなに怖がることも無い
このままレールの上を進むつもりだったのに
平凡でよくある人生を築いていくはずだったのに
あの日を境に、
目が潰れるくらい景色が明るく、
大きな岩を背負ってるかのように身体が重く、
凍ったかのように頭が働かなくなって、
空気が薄くなったのかな、息が詰まるようになった。
これもレールの上なら、最初から気づけていれば、
本当は嘘なら
どれだけ息がしやすいだろうか。
君がいなくなっただけでこんなに苦しいんだね。
私はこれから生きれるかな。
親友はこんな私でも私を親友として見てくれるかな
ねぇ、嘘なら戻ってきてよ。
こんな感覚やだよ。。
私は『 』なんかじゃない、
あの子はそんな子じゃない、
レールの上じゃないと不安なんだよ。。
苦しいよ。
―――――――――レールの上 君の正体
別れ際に
何時ものように、夕暮れの道を並んで歩いている…もう、どのくらいなるだろう…他愛もない話題で笑い乍ら、何時もの交差点迄ゆっくり歩く…話し乍ら、君の横顔を見るのが、秘かな愉しみで…半分上の空の反応に、時々頬を膨らませるのも、可愛くて…そうして、あっと言う間に、別れ道になってしまう…じゃぁ、と手を振る度に、想いを告げたいと思い乍ら結局、また明日って終わってしまう…明日こそは、と…
お前...それ俺の傘...貸せだって?明日返せよじゃあな
「さようなら」
その言葉が君の別れの挨拶。『またね』でも『バイバイ』でもなくて,必ず『さようなら』と君は言う。
まるでこれが永遠のお別れみたいな そんな挨拶を君はいつも選ぶ。次,なんて また,なんて約束できないとでも言うように。
ん と発音する時のように結ばれた唇。伏せられる睫毛。真っ直ぐに揃えられ伸ばされた指先。そのどれもがいやに丁寧な動作で妙に不安な気持ちを掻き立てる。
スっと ふとした瞬間に消えてしまって,これが本当のお別れに 別離になってしまうんじゃないかって。考えすぎだと臆病だと笑ってくれていい。むしろそうしてくれたのならどれ程気楽になれるのだろうか。
あぁ,でも。きっと君は……
否定してくれないのだろうね。
それはきっと初めから定められた運命。赤い糸はいつか解けて跡形もなく消え去ってしまうから。
それも遠くない日に。
テーマ ; 別れ際に
別れ際に訪れる沈黙
「じゃあまたね」と言い出せずに
黙り込む 悪い癖
離れがたいとかなら初心だけど
明日を無邪気に信じていないだけだろうから質が悪い
通り雨に傘もなく
襟足を撫でるは秋の気配
置き去りにした言の葉を惜しむ
過ぎ去った時間 幸せの名残り
別れ際に示す愛を捜す
『別れ際に』
「じゃあね、またね」の別れ際、誰に対しても「気をつけて帰ってね」は、必ず気持ちを込めて言うようにしています。
おまじないのような守護のような、そんな感覚です。
言わないと心配になるので、必ず言います。
こんな些細な一言に、躍起になってる人、あまりいないのかもしれないけど、「言霊」って、あると思うし、「大切な人たちを、きちんと大切にする」って、こういう些細なことも含まれる気がするので、これからも続けていきたいです。
【別れ際に】
私は別れたくなかったのに
私はまだ貴方のことが好きなのに
彼は言ったの…
『別れよう』って
彼だけがどこかに離れて…
私だけが止まったままで…
ちょうど雨の日だった
私は彼の最後の言葉を聞いて泣いたけど、雨はそんな涙を流してくれる
いつもは雨が嫌いなのに、今日は好き
悲劇を隠してくれるから…
明日から一人ぼっちで帰るようだなんて考えると
会社に行きたくない
…でも、何処かで期待しているの。
また、
貴方が帰ってくること
貴方も恋のスパイラルに落ちることを祈っているの
別れ際に泡のようにすぐ弾ける
そんな期待をしてしまうなんて…
私、ダメだな〜