多田野一人

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別れ際に
何時ものように、夕暮れの道を並んで歩いている…もう、どのくらいなるだろう…他愛もない話題で笑い乍ら、何時もの交差点迄ゆっくり歩く…話し乍ら、君の横顔を見るのが、秘かな愉しみで…半分上の空の反応に、時々頬を膨らませるのも、可愛くて…そうして、あっと言う間に、別れ道になってしまう…じゃぁ、と手を振る度に、想いを告げたいと思い乍ら結局、また明日って終わってしまう…明日こそは、と…

9/28/2023, 2:59:33 PM