『列車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
列車に乗って
ソレソファミレド
レソレファミレド
レソシソラソファラソ
唯一と言っても良いくらい
いまだ記憶に残るメロディ
ワクワクするような感覚と
カラフルな情景が目に浮かぶ
列車に乗って遠くへなんて
おとなになるみたいで嫌だ
つらい
このまま二度と会えないのが
列車に乗って
辿り着く先に想いを馳せて乗っている人々。
年齢は違えど、気持ちは同じ。
皆、ドアが開くのを今か今かと待ち構え立ち上がる。
足並みを揃えそれぞれの出口へと吸い込まれてゆく。
心を躍らせ、重い荷物を軽やかに颯爽と引きずり歩く。どんなに足が疲れ果てようと、お酒で酔い潰れようと、そんなの知ったこっちゃない。
なにせ旅行客は無敵なのだ!
〈昼〉
毎日、列車に乗っていた
学校へ行くために友人と遊ぶために
いつだって列車に揺られ、運ばれていた
明日も列車に乗る
週末はちょっと遠くの海まで行こう
寒空の下、灰色の海を見るために
後部座席に荷物を乗せて
〈夜〉
列車に乗ってどこ行くの?
どこまでも、ってか
寝台列車に乗ってみたいって?
ミステリートレインでどこか遠くの知らない街へってか
どんな夢見るのも自由だが
運賃を払わなきゃどこにも行けない
どこに行っても現実からは逃げられない
列車は魔法じゃなければ9と3/4なんてものはない
列車に乗ったら
列車に乗っても
列車に……
僕は新生活をするためにこの街へやってきた
列車に乗って、、、
この街で何が起こるのか誰と出会うのか楽しみだ
「次は珊瑚の丘、珊瑚の丘」
車掌さんの声で、わたしは目を覚ました。気付かないうちに寝てしまっていたみたいだ。
海底列車の中は静まり返っている。今日の波はとても穏やかで、時折深海魚が窓の外を優雅に泳いでいく。
ゆるやかに停まった列車は、乗降者がいないのを確認すると再び走り出した。
珊瑚の丘を過ぎると、海底列車は浮上を始める。海底列車、とは大昔の海の神様が付けた名前で、今は海底以外も回っている。次に向かうのは竜宮城前だ。
派手なお城の前で列車は停止する。ここは乗降者が多いから、停車時間は十五分。ぼんやりお城を眺めて、タイやヒラメが乗り込んでくるのを尻目に欠伸をひとつ。
ようやく十五分。列車はまた動き出した。
次に向かうのが、わたしの目的地。海上交差島。完全に海から列車が顔を出し、人間界の島に停める。
この時のために、わたしは列車に乗ってここまで来た。ザァァッ、と水音がして、列車が海上に出た。わたしは、人間になる薬を握りしめて列車を降りる。
「よし。絶対幸せになるぞ」
昔、泡になったお姫様のようにはならない。この誰も来ない孤島で、まず人間の生き方に慣れる。
わたしは、人間になる薬を一気に飲み干した。
君の記憶と共に列車に乗って旅をする。
君が見たこの素晴らしい世界を、僕も見たくなったから。
列車に乗って
見慣れた風景を眺め学校へ
そんな日々に ‘’もう‘’ 終止符がついたよ
列車に乗って
流れる景色を眺める
遠くの景色はゆったり流れ
近くの景色は足早に通りすぎていく
もし人生が列車なら
遠くの景色をゆったり眺めながら
心地よく揺られていたい
窓からのぞく海や空は
きらきらと輝き
ガタンゴトンという響きさえも
わたしの心をよりわくわくさせる
普段もよく使う列車なのに
こんなにも胸が踊ったことはなかった
どうしてって?
だって今日は
この列車に乗って
あなたに会いに行くから
『列車に乗って』
列車に乗ってみんなと遠征するために今はただ頑張ろうと思う
この列車の始発、その終点には天国がある――
そう嘯いたアイツの後を追って、白みだした星空を見上げながら、いつもと違う冷たい空気をかき分け、駅で始発を待った。往復の複の方の電車に乗って、そのまま学校に行くつもりだったので、制服だ。駅員が変な顔をしていた。
やがて、始発が駅に滑り込んでくる。一両の扉が開く。中には誰も居ない。
変な気分で、調子に乗って長椅子に寝転がっても見たが、結局は常識的な範囲に落ち着いた。
揺られて、揺られて、終点のことを考える。
やはり、遠い。学校の駅を通り過ぎてあと七駅は行く。
しかし決定的なのは、この終点は引き潮になる時間帯にしか辿り着けない島だということだ。
線路は海を走り、列車はその上を行く。満潮のときは海底に眠る。改修工事にかかる予算案で廃線の見通しが立ち始めているそんな島。
「次は――。――です」
海を走る列車から見える窓の景色は純粋に綺麗だった。朝焼けが眩しいくらいに海に反射して、これが天国なのかと私に思わせるに足りていた。
停車し、扉が開く。駅員が出てきたので、切符を渡す。
……ここは、駅がない。浅い海にローファーを沈ませながら思った。
走り去る列車の輪郭を太陽がなぞるのを眺めていた。
「来たんだ」
振り返ると、ホラ吹きから友人に昇格した例のアイツが居た。制服だ。同じ思惑なのだろうか。
「まあね」
「……もう、列車は来ないよ」
ネバーランドへようこそ。
【列車に乗って】2024/02/29
なにいってんだ!
『列車に乗って』
今日、初めて列車に乗る。
この後、どんな美しい景色や、どんな人達が居るんだろう。
そう、胸を躍らせながら席に座り、発車を待つ。
この先、トラブルがあるかもしれない。もう帰りたいと思う事も山ほどあるだろう。
だけど、そんな思いをしてでも列車に乗りたいと思った。
まだ見ぬ世界を夢見て、列車が発車した。
列車に乗って
…眠い。なんで電車に乗るとこんなに眠くなるんだろう。ガタンゴトンとした揺れが気持ちいい。特別疲れても寝不足もないのに、眠くなってしまう。…そんなことを考えてると、だんだん眠気がつよくなってきてもうねおちしそうに…。
列車に乗って
困ったな
夕食の後、横になったら
知らぬ間に寝てしまったようです
頭がボーっとしてるこんな状況で
書くのは、読んでくださるあなた様に
失礼なので今日はこの辺で
いつもの私なら何行でも書けたのでしょうが
いやまじで
end
「列車に乗って」
改めて「列車」と聞くと観光気分になるね
ふと5分番組の「世界の車窓から」を思い出したよ。
かなり昔の話だけど、毎日欠かさず見ていた時期があった。
その頃から洋楽を聴いていたけれど
番組で流れてくる曲はどれも知らなくて
一回だけ知っている曲が使われた時は本当に嬉しかった。
オフラ・ハザの「イム・ニン・アル」。
かなり久しぶりに聴いています。
列車のボックス席に腰掛けて
外を流れる景色を見ているようでいて
窓ガラスに映る君の顔を見ている
するとガラス越しの君は
対面に座る君は
別に僕のことなんて見ちゃいないのだ
月行の列車に乗って
何時か見た夜景を思い出させて!!
底に這い蹲って縛り付けられた"普通"に固執する
損な生き方だったのかも知れない
ただ…!
貴方と生きたあの瞬間はボクで居られた
綺麗な銀河の上で暮らそうよ
もっと もっと ボクららしい逝き方をしようよ!!
今度こそ、あの世に連れてってよ
だいすきなんだ
何回何千何兆回産まれ代わっても君の隣でいたい
みんなが降りていく
終点なんてボクらが決めるもの。
列車に乗ってどこに行く?
あてのない旅に憧れる
何も予定を立てずに、好きな場所に好きなだけいる、それに飽きたらまた列車に揺られ自分の望むままに
列車に乗って
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.29 藍