列車に乗って辿り着く先に想いを馳せて乗っている人々。年齢は違えど、気持ちは同じ。皆、ドアが開くのを今か今かと待ち構え立ち上がる。足並みを揃えそれぞれの出口へと吸い込まれてゆく。心を躍らせ、重い荷物を軽やかに颯爽と引きずり歩く。どんなに足が疲れ果てようと、お酒で酔い潰れようと、そんなの知ったこっちゃない。なにせ旅行客は無敵なのだ!
2/29/2024, 1:59:24 PM