『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#冬晴れ
こういう日は、余計なことを考えさせられる。
君に振られた瞬間のことは、ちゃんと覚えている。
情けなかったし、正直、悔しかった。
でも泣くほどじゃなかったし、
誰かに話す気にもなれなかった。
男なんて、そんなもんだと思ってた。
強がってるわけじゃない。
忘れたふりをしているわけでもない。
ただ、終わったものを
いつまでも握りしめていられるほど、
僕は感情に正直じゃなかった。
だから______
もう、君に会いたいとは思わなかった。
冬晴れ
冬晴れ から連想して妄想する。
自転車を チャン と漕いでいると
冷たい空気が リン と頬をかすめ
背にあたる日差しで シャン とする。
チャン
リン
シャン
チャンとリンスしてくれるシャンプー
なつかしいCMにたどりついた。
冬晴れ、あっぱれ。
雪はざっくざっくと足の形を型取る。
平日の午前は忙しく働く人でいっぱいの中、この雪道は驚くほど静かで終わりが見えない。
雲のせいで少し薄暗く感じる空模様に小さな頭痛を覚えながら一歩一歩歩いていく。
時間に縛られる日常から放たれたような開放感になんとも不思議な気持ちになる。学生の頃、ズル休みをして出かけた時のような。
住宅街を離れ、一面雪景色が広がった。
少しずつ、雲がひらけていく。あぁ、晴れるのだ。
やがて日が顔を出した時、果てしない雪は美しく輝いていた。これは救いだ。祈りだ。
いつの間にか頭痛は消え、また足跡を残して歩く。
雪はざっくざっくと歩いた証を残していく。
凍てつく空が笑ってる
晴天の雪
「すぐに消えてしまうよ」と
ケラケラケラケラ
笑ってる
凍てつく空に舞う雪は
かつての恋人
「きっとまた会えるわ」と
ケラケラケラケラ
笑いながら
消えていった
#115「冬晴れ」
不思議なものだ…。
そよぐ眉を睨んだ窓辺さえ
白日の目下では愛おしく、
劈く静けさに抱かれんと
冷めぬこの手が開け放つ。
-冬晴れ-
冬晴れも照らせられない
我がこころ
凍つく影に眠り落ちゆく
(260105 冬晴れ)
→バレバレ
冬晴れに
お呼ばれして
身バレして
晴々
テーマ; 冬晴れ
寒さが肌に染みる。耳が冷たくてヒリヒリする。
自転車を漕ぎながら寒さと
冬晴れの陽の光を感じていた。
耳をちぎりたくなるくらい冷たさが堪える。
その耳に残るは彼女の声。
「」
彼女の表情は覚えていない。彼女の温かい声だけが耳に残っている。
冬晴れにする凧あげは、写真映えする稀な情景だ。
公園のベンチに腰掛けていると、 二、三才くらいの男の子が凧を上げようと走っていた。
黒のダウンに白い綿のズボン。おむつをしているらしくおしりは膨らんでいた。
彼は凧を上げるのが下手だった笑
凧を連れてちょこちょこと走り、きゃっきゃと言いながら草むらをぐるぐる回っていた。
上がってないのに楽しそうだった。
そうこうするうちに、見かねてか母親と思わしき人が凧を受け取って代わりに上げていた。
ふわり。
突き抜けるようなウォーターブルーの空には雲が全くなかった。凧糸は空に溶けて見えなくなり、白地に赤で「龍」と書いてある四角い帆が、半球形のパノラマに映えた。
太陽光線が結晶化し、四角の鎖に見える。
一安心した私は、買ってきた肉まんを冷めないうちに食べようと視線を手元に落とした。
ふたつに割ると中から湯気といい匂いがただよう。
ふと顔を上げると、先程の男の子が目の前でこちらを見ている。寒さからか頬が白桃のように赤くなり鼻が垂れていた。
「食べる?」
彼は何も言わずこちらを見つめて指をくわえている。恥ずかしがり屋のようだ。
持っている肉まんを半分差し出すと、奪うように取り、振り返った。
彼は別の凧を引きずっていた。
(お題と全く関係ありません)
あれから何時間ぐらい歩いただろう。時々メイダールに魔法を教えられながら景色の変わらない森の中を歩いていたと思ったら、急に木の背が高くなった。きっと30階建てぐらいのビルレベルはある高さの木々が森を覆うようになった。大きくなったのは木だけではない。そこら辺に生えている雑草も、見たことない形をしている花も、キノコも、何なら虫さえも全てがでっかくなっているのだ。
『今日は巨大化か』
「今日はってどう言う…..」
『来る日によって変わるんだよ、小さくなったり大きくなったり色彩がダークだったりカジュアルだったり』
自分の世界では絶対に見ることの無い現象である。異世界ってやっぱ凄いなと実感させられた。
『…….?ミユ、何か奥から気配がする』
メイダールが真剣な声色で咄嗟に話した。
「ちょ、急にそんな怖いこと言わないでって」
『取り敢えず、茂みに隠れろ』
ミユは近くにあった立派な2階建てサイズの茂みに隠れた。もちろん容易に隠れることができた。顔だけを少し出し、辺りを見渡す。
「うーーーーん、特に何もいなさそうだけど」
『いや、そんな筈はない』
「単なる勘違いかもよ、人生そんな事の連….続…….?」
突如ミユの顔を出した辺りが陰になった。不思議になって見上げる。
「あ」
木製棍棒を片手に持つゴブリンらしき生物と目が合った。
ミユは人生の終わりを悟った。
「いるぞぉぉぉぉぉ」
ゴブリンはミユを思いっきり棍棒で指して叫び出す。周りの木々が揺れ、虫や鳥が羽をばたつかせて飛んでいき、花弁は思いっきり散って舞い上がる。
『逃げろ!!!!』
ミユは茂みから飛び出して一目散に逃げていく。本日二回目の鬼ごっこが始まってしまった。草を掻き分け掻き分けどんどん進んでいるが、何故か一向に進んだ気にならない。おそらく周り全てが巨大であるからだろう。それもあってかミユは焦るばかりである。
「な、なんか魔法ない?便利な魔法」
『そんな特定の事象のみに特化した魔法などあるか!!』
「ほら、風、風魔法は?!!!」
『風嵐魔法な』
「そんなの今どうでもいいって!!!」
ミユは後ろを振り返らないように走った。多分心臓飛び出ちゃうから。
こんにちは、こんばんは。
元気ですか?
僕はまあ、元気です。
前回の編集投稿のあと1週間も経たずに「もっと読みたい」が2個届きました。
びっくり。
どうして編集投稿に気づいたんだろ?
この投稿にも気づいてくれる?
どうだろう。
気づいてもらえなければ、ただの独り言のメモだけど、良いんだ。
気の向くままに。
2個ってことは、、よく見ている人さんと投稿を止めた後に「もっと読みたい」を送ってくれた人かな?
ありがとうね。
さて前回「穏やかな春でありますように」と書いたけどね、残念ながら
僕、個人的にも世界情勢的にも「穏やか」じゃない。
それでも、このまま暗いこと(穏やかじゃない理由)書くのもね。
せっかく気づいて読んで貰っているのだから、2月に起こった長閑なことでも書いておこう。
去年の日記で「こんな所に桃が!」
って書いた桃の木の話しでも。
2月の初めにね、桃の木が見える道に通り掛かって、思わず独り言で
「桃、咲いているかな」と立ち止まって呟いてしまったら(咲いてはいない)近くにいた高齢のご夫婦が「え?桃?もう咲いているの?」って僕が見ている方向に視線を向けた。
それは気の早い僕の思いなのにね、
驚かせてしまったかなあと。
でも、これで「秘密の桃を見る仲間」が増えたなっと。
楽しみにして、桃が咲くのを待つことにした。
そうして、桃は無事に咲き(今年も小さな畑の脇で黄色の脚立を掛けられて、可愛かった)
あのご夫婦も見たと思いたい。
そして今、テレビは桜速報。
今年で3年目の、このアプリ。
お花見の日記も書いて来たけれど
今年は桜を見に行く気分じゃないんだなあ。
それでも家の近所の土手の桜並木を
見に行っちゃうんだろうなあ。
日本人の性(さが)でもある?
そして「今年は最後かも」という思いで。
なぜなら
引っ越しを決めました!
決めたといっても、秋に引っ越ししよう、の決意だけ、だけど。
あなたも気の向くままにね。
春のうららかな風に乗って自由で
いてください。
では。
冬晴れの空の下、子供たちが走る。
かつての私のように。
冷たい空気の中にある暖かく明るい光
空一面綺麗な青
冬という冷たい中突然訪れる
静かででも明るい希望
その希望を見るために生きる
冬晴れ
息が白い。空間が冷たい。
上京して10年が経つが、今だに慣れない冬の寒さに鈍る動きを無理やり動かす。
また、今年もこの季節か…。
自転車で、30分くらいのカラオケ屋の夜勤のバイトを終えて家に帰るのだが、まだ、日の昇らない30分の帰路が永遠に感じる。
くそ、こんな事ならもっと家の近くのバイトを探せば良かった。
こんな時は、家に帰ってからの予定を頭の中で組み立てる。
家に帰ったらまず、暖房を着け、風呂にお湯をためる、その間に米を研ぎ、TVを着けてお湯がたまるのを待つ。
このお湯がたまるまでの時間が、また、もどかしい。
だが、その時間を経た後の風呂が身に染みる。
バイト中も寒かった。
カラオケ屋なのに階段が外にあるので、そこに繋がるドアは明けっ放し外からの風は入り放題。
部屋とキッチンの行き来くらいしか動かないし、服装は、ワイシャツと黒パンツなので正直、前やっていた交通誘導のバイトより寒い。
いつか、辞めてやる。と思いながら、もうバイトを始めて、2年ほどになる。作業にも慣れてきたので、また、別のバイトの作業を覚え直す手間を考えると、辞めるに至らないのが今の現状だ。自分でも矛盾してると思う。
そんな事を考えながら時間を潰していると、最大の難関、下り坂に差し掛かった。
ここを越えれば家まではもう、目と鼻の先なのだが、とにかく、下り坂は風が強く自分に当たるから余りスピードを出したくない。ただ、スピードを出さないのは出さないので、結局、寒いのは変わらない。
一時の寒さを我慢して、ひと息、気合いを入れて坂を下りおりる。歯がカチカチと無駄にリズム良く音を鳴らし、ハンドルを握る手は氷の中に手を突っ込んだみたいに痛寒い。
瞬間、自分では何が起こったのか分からなかった。しかし、気づいたら背中に冷たいアスファルトの硬さを感じ、視線の先には澄みきった夜空が広がっている。
どうやら、なにかに躓いて自転車が横転したらしい。足やら頭やら手やらが、痛いのだが、冬の寒さによるものなのか、横転によるものなのか、分からない。
吐いた息の白さが雲と重なり、空と地上との境界が曖昧になってきた。
スグに起きあがる気がおきずに暫くの間、夜空に浮かべた吐息を眺めていた。
すると、ワン。と犬の鳴き声と犬を散歩している飼い主のどうしました?
という問いかけが聞こえた。
ハッと意識を戻すと、急に恥ずかしさが込み上げてきて、何でもないです。と、スッと立ち上がり、自転車を漕ごうとするが、ちょっと、足を捻ったらしい。
少し痛みを感じるが、それでも、恥ずかしさが勝ち捻っていない、逆の足で無理やり自転車を漕いで残りの坂を下った。
坂をくだりきり、マンションの駐輪場に自転車を停め、マンションの2階にある自分の部屋まで、捻った足を思ってエレベーターを使う。
2階に着くと自分の部屋まで続く通路に冬の陽の光が差し込んでいる。多少の眩しさと痛みを感じながら、数時間後の夜勤のカラオケを考えていた。時間までに足の痛みは治るだろうか…。
【冬晴れ】
何も後ろめたいことなんてないわ。って気がするの。
冬晴れ
今日は雨が降っていた。
初詣に誘ってくれた君と久しぶりに会う日なのに。
集合場所へ急ぐと君の姿。
君は見ないうちに髪が短くなっていた。
「明けましておめでとう」
「今年もよろしく」
そう言いあって神社の中へ入った。
お参りもおみくじも沢山して
交通安全のお守りを買った。
まだ20分しか経っていないのにすごく楽しい。
君といる時の顔を私の高校の友達が見たら
びっくりするだろうね。
君といる時だけだよ、こんなに笑いが絶えないのは。
そうしてなんの計画も立てていなかった私たちは
地図を見て
「ここ行ったことない!」
「じゃあ行こう!」
と目的地を決めて歩き出した。
いっつもこんな感じなのに話す話題も尽きなくて。
傘をさしていた反対の手を傘の外に出すと
あんなに降っていた雨がやんでいた。
曇り予報だったのに晴れていたのだ。
私の心を空が写してくれたのかも、などと思いながら
君との短い旅にそっと胸を踊らせた。
冬晴れ
今日は少し暖かな冬晴れだったよ。
君に会えて良かった。
暫く留守にするよ。
理由は、私事ということでよろしくお願いします。
冬晴れ(オリジナル)(SF)
宇宙船の中に、地球を想起させるホロルームがある。
乗組員の人種は様々なので、設定は多種多様だ。
朝、昼、夕、夜、白夜、オーロラ、星空、満月。
雨、雪、台風、雷、濃霧、虹、ダイヤモンドダスト。
砂漠、平原、熱帯雨林、教会、寺社、エトセトラ。
その中に「冬晴れ」もあった。
「冬なんて、重い雲がたれこめて晴れる日なんてないと思うのだけれど、どこの設定なの?これ」
一緒に来たファイフが、呆れたように言った。
「しかも、冬だから寒いんでしょ?そりゃ台風設定も体感する意味わかんないけど、温度も自在な宇宙船で何も不快な設定味わう必要なくない?」
彼女の言い分はもっともではあるが、僕は否定する。
「地球の様々なものを忘れないためのホロだからね。それに、僕は根っこがJAPANだから、こういう組み合わせを見ると心が震えるようにできているんだよ」
そう言って、僕はホロを「冬晴れ」と「富士山」で設定した。
あたりの空気が冷え込んだ。キンと冷えた空気の中、遠くに雪をいただいた形の良い山が小さく見える。
「ほら、素敵だろう?」
「ふぅん?まぁ、神聖な感じはあるかもね」
彼女はそう褒めてくれた。
僕の方はというと、JAPAN設定ゆえにストレス値が下がり、電脳内がクリアになった。
宇宙で長く生きるため、生き残るため、人体改造を続けた結果の今であった。
乗組員は全員、機械と人工物の体に、電脳を組み合わせた個体となった。
後世に様々なものを残すため、個人の個性や特性を残し、船内で各種コミュニティを作って生活している。
例えば、僕は日本、ファイフは北欧。
地球はもうない。
なので、この景色も現存しない。
過去の情報として存在するだけ。
僕はその事実に悲しみを感じたけれど、涙袋がないので泣けなかった。
冬晴れ
冬晴れは前の日雪だったら最悪
ツルツル路面でうんざり
でも雪が少しなら最高
雪が溶けるから
ポカポカ最高なのは春晴れ
あとはいいのはスキーの冬晴れかな
晴れすぎても暑いけど
冬は時と場合によるのよ
夏もか
私は春と夏の間
夏と秋の間が好きかな
捻くれ者です
【冬晴れ】
どこまでも透き通るような、見事な冬晴れの一日。
今朝の私は、嫌な夢の余韻を引きずったまま、重い足取りで出社していた。
そんな沈んだ心を救ってくれたのは、鮮やかな青空と、朝日に照らされて白く輝く山々の姿だった。
刺すような冷たい空気の中で光るその景色に、気づけば心まで洗われていた。
冬の光が、今日という日を新しく塗り替えてくれたような気がした。