冬晴れ』の作文集

Open App

冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/6/2023, 5:15:02 AM

冬晴れ
「さむーい」
「先に行くなよ」
ダウンジャケットを着た竜胆、ノーカラーコートの蘭、凝ったデザインのロングコートを着たりな。外の空気は澄んで空の青も淡く、薄氷が張ったような済んだ冬だった。太陽の光は夏よりもずっと優しく、かすかに見つめるだけならば許されるくらいの柔らかさをしている。穏やかなその空気に似合わず気温は低く、りなはしっかりと眉をひそめた。その美しい昼下がりには似合わない。
「え? さむい、いつも家にいるから冬を舐めていました」
「帰る?」
「帰らない」
「オレのマフラー使う?」
「外したら死ぬよ?」
「死なねーよ」
 竜胆が雑に外したマフラーをぐるぐると巻かれて、きゃあと子供のように声をあげる。「竜胆の体温残ってるあったかい」「……そーかよ」嬉しそうにマフラーに顔を埋めるりなを照れくさそうに見つめる竜胆、そしてそのふたりをなごやかに眺める蘭。冬の日照は短いが、その空間はどこか永遠を感じさせた。

1/6/2023, 5:01:38 AM

寒い日々
ふとした瞬間に温かさを感じる
それは暖かいものを食べた時とは少し違くて
かといってお布団に入った時の温かさとも違う
それは人との触れ合いの中にある
私たちが住む地域に四季があるように
人の心の中にも四季はあると思う
それは寂しいや楽しい。
怒ってるや喜んでると似たようなものだと思う。
私が思う心の冬は何も無い空間にぽつんと
ただ自分の体がある
そんな感覚のときだと思う。
そして、わたしが思う冬晴れは
そんな寒い何も無い冬に
たった一筋の光
人との触れ合いの中にあると思う。

1/6/2023, 4:38:08 AM

冬晴れ

 窓辺に座り、暖かい日差しを浴びる。
 夏のギラギラしら日差しとは違い、冬の日差しは穏やかで、ポカポカと温かいぬくもりに包まれた。

 雪景色を眺めていると、買い物に出掛けていた彼の姿が見えた。
 コートのポケットに両手を突っ込み、寒そうに体を縮めながら、玄関に向かってくる。
 すぐにガチャッと玄関の開く音がした。
 私は立ち上がり、彼の元へ向かった。

「あー、すごい寒かったっ」
 玄関から入り込んできた外の風は、ひんやりと冷たかった。一瞬でも寒いと感じるくらいだ、外はとても寒かったに違いない。
「おかえりなさい」
 そう言いながら彼にピトッと引っ付く。
「おぉ、温かいな」
 暖をとるように、ぎゅっと抱き締められる。
 日差しを浴びて温まった体は、冷えた彼で冷めていったけど、心はさっきよりもポカポカと温かくなった。

1/6/2023, 4:34:40 AM

『冬晴れ』


冷たく清らな好天の白日よ
翳りなき無垢な瞳を焦がして
柔らかな熱を恋しがる過日
凍てつく肌が溶けたなら
君と二人
沢の流れを渡りたい

1/6/2023, 4:34:00 AM

肌寒い中ポカポカしてちょうどいいよね
冬の空が好き

1/6/2023, 4:10:16 AM

首もとまでしっかりと
寒くないように
厚手の上着を着込んだけれど
今日は風もない
穏やかな冬晴れだ
背筋をのばして
どこまでも歩けそうだ
ピンと冷たい空気に
身体が目覚めていく
マフラーをはずして
汗ばんだ肌に冷気が触れたら
子どもみたいにはしゃぎだす
わあっ
と叫びだしたいくらいの
自分を隠しているんだよ

誰も知らないだろう
この年老いた身体の中にはまだ
子どもの自分が住んでいるんだ


#冬晴れ

1/6/2023, 3:42:52 AM

冬麗らか。
 参道の屋台が少しずつ数を減らしてゆき、玉砂利も喧噪から遠のいた。時折しゃらしゃらと誰ぞの裾を汚している音がするだけ。
 小寒らしくない日和に、吾が小さき主は、こっくりこっくりと舟を漕いでおられる。縁側でちょんと正座を崩さぬまま、綺羅の装束が天日干しされて。
 銀糸の御髪が光をまとってゆく。
 頬はりんごのごとく。
 それでも偶に吹くやわらかくも鋭い風に、びくんっと肩を揺らして。

 「床を整えましょうか」
 「……んゃ、寝てまふぇん」
 「では、午睡をされてはいかがでしょうか」
 「眠くないれす!」
 「ですが」
 「お目々を閉じてるだけです……、眠ってませんもん」

 薄く開いた目。
 ぽやぽやと薄い意識。
 どう見ても微睡んでいるようにしか見えないのだが。小さき主が「眠っていない」と言うのだから、……そうなのだろう。

 少し後ろで座し、頭を打ち付けぬよう見守るのが吾が務め。

 名も知らぬ小鳥らが、ツンツンと美しい鳴声を響かせている。細い枝を渡るたびに、さらさらと雪が粉のように落ちていった。
 ぼとりとした塊りは積もっていた白雪に穴を空け、その上にまた落ちて。

 ぢゅ、ぢゅ、と雪が融けてゆく。
 今夜はまた冷え込む。明日には足許に氷が張ることだろう。

 数枚の障子がカタンカタン、と音を立てた。さわさわと緩い風。障子の薄い和紙に透けて、畳みが光を帯びている。

 「ふふ」

 小さな笑い声。
 見れば、小さき主がゆうらゆうら揺れながら愉しそうに日に当たって。

 「どうされましたか」
 「……ふふ、障子が、咲ってるんです」
 「障子が、わらう、ですか」
 「コトコトって。んふ、雪がおかしいんですね」

 確かに、銀世界の音に障子が小突き合う音が雑じっている。
 コト……コト……と。
 これを咲うと言った小さき主の感受性にひどく感心させられ、その豊かさに感服する。

 しばらく聴き入っていると冬晴るる世界の静寂さがより際立つ。
 緑葉もなく草木も雪に埋もれ、音は少ない。
 それでも豊かな音色が耳奥まで届き、するりと体内で揺蕩い消える。たまゆらの響き。融ける白雪が音を閉じ込めずにいるからだろう。
 雪解けの音。
 春が音をたてて自身の巡りを待って。

 まるで、春が勘違いを起こしている様子。

 小さき主にそう伝えようとしたところ。
 ガクン、と頭を落としたかと思えば、ぐらりと小さな背が傾いた。慌てて受け止めて。
 すうすう、と寝入っておられる。布団を出そうにも、吾が動けば起こしてしまいそうだ。それはあまりにも忍びない。膝に小ぶりな頭をのせ、綿の詰まった狭衣を覆うように掛けて。

 麗らかを全身にまとった姿。目一杯に、すべてから愛でられているよう。

 「……ははっ」

 思わず口許が緩んでしまった。


#冬晴れ

1/6/2023, 3:24:11 AM

冬なのに暖かいし晴れてるね
「冬晴れ」
こんな小さな会話でも覚えている
小さい頃に祖母とした会話だ
2歳くらいの頃はまだ
冬といえば寒くて雪しか降らないと言うイメージがあった
やっとしっかり会話できるようになってから
カタコトで途切れ途切れの会話だったが
祖母が教えてくれたことで毎日冬晴れと叫んでいたからだろうか

寒い風邪とは裏腹に心には暖かい傘が吹いた

1/6/2023, 3:20:30 AM

#冬晴れ

仕事初めに新学期
眠気眼で久しぶりの通学路
まだまだ布団が恋しい
冬晴れの参道

お昼休みに差し込む陽射しあの子は元気に飛び込んむ

「冬の陽射しは当たると儲けた気がするね」

あの人は笑顔で笑う。

1/6/2023, 2:27:33 AM

私の住んでいる所は
それなりに雪が降るので
冬は大抵グレー色。
朝は7時でも暗い。
車もライトをつけている。
今年の元旦は、少しの間とはいえ、
太陽が顔を覗かしてくれた。
思わず窓を開け
なんちゃって初日の出を味わってみた。
だから、冬に太陽を見られたら、ラッキー。
夏何て、太陽さんー、もう休んだら?有給とりな?
なのに、冬に有給とる太陽。

今日は、それでも太陽、気まぐれに顔出したりしています。

お題
冬晴れ

1/6/2023, 2:15:22 AM

三学期、冬晴れさんの隣の席になった。

一、二学期とは比べようもないほど輝いてるので、たぶん好きになってしまうと思う。

1/6/2023, 1:43:51 AM

冬晴れ


冬の晴れた朝は
キラキラとした空気に包まれる

鼻にツンとした寒さが
通り抜けると
背筋が伸びる感じだ

さぁ今日も
頑張って仕事に行こう!

1/6/2023, 1:27:48 AM

空のいちばん高いところには
いつも何もない
僕は空に説き伏せられる
そこに何もないことで
納得してしまう
冷たいのに
風が気持ちよくて
もう春が来てしまったのかと
思った


「冬晴れ」

1/6/2023, 1:25:29 AM

貴方に会えない冬休み

自分ではどうしようも出来ない心の隙間

ふと通知がなった

「冬休みの課題について…」

貴方からのメッセージだった


ぽっかり空いた心の隙間に

少し温もりを感じた
#先生#冬休み#冬晴れ

1/6/2023, 1:10:32 AM

冬晴れ…寒いのに暖かい。冬の晴れた日。

頬に吹く風は、刺すように冷たいのに。お日様は包むように照らしてくれて、暖かい。

体温が風に奪われていく。
日に当てる掌が透けて見える。
自分が新しくなっていくような、そんな感覚。

まぁ、最後は「さっぶ!」と言って、暖かな場所へ逃げ込む。風邪引いちゃうからね。


書き逃したお題をたまたま見つけたのでここに書きます。


幸せとは…自分で決めるもの。

この世界にはたくさんの「幸せ」が転がっている。
大きさ、形、色、種類…。
「幸せ」、「しあわせ」、「シアワセ」…。

この世界にはたくさんの「幸せ」以外のものも、転がっている。
不幸せ、嬉しい、悲しい、楽しい、辛い、寂しい、なぜ、どうして、怒り、嫉妬、愛、恋、可愛い、素敵、格好いい、おしゃれ…。書ききれない。

あなたの不幸せは誰かの幸せなのよ。と誰かが言う。

誰かの幸せを自分の幸せにしろって?
「誰か」の言う事はいつも勝手だ。

自分の幸せは自分で決める。
「幸せにしてあげる」に魅力など感じない。

幸せを拾い上げる事は簡単で、不幸せを拾い上げることはもっと簡単だ。
自分が何を「幸せ」とするのか、それが大事なこと。

小さな幸せを見つけるのが上手だね。
ある人から言われた言葉。そうだよ?幸せはどこにでも転がってる。教えてくれたのはその言葉をくれた人。

今日は、晴れて、ご飯が美味しい。好きな服を着て出掛けよう。自分は果報者だなぁ。


長文、失礼いたしました。
ここまで読んでくれた方、ありがとう。
「かほうもの」という響きが好きで、使っています。
あなたも気が向いたら、使ってみてくださいね。

1/6/2023, 12:39:07 AM

他愛のない日常の中で
僕らは 変わっていける

生きることは
辛いことだらけだけど
モノは考えよう
辛いって感じてるだけ
将来 幸せに気付けるんだね

冬晴れの空のように
『大丈夫』を 繰り返す
涙を流したあと
いつかきっと笑えるよ
『大丈夫』…うん、大丈夫

雲間に差した天使の梯子に
僕は光明を見ていた

生きていれば
誰彼構わず辿り着き
幸せを感じる
無名の僕らにだって
きっと 幸せは降り注いでる

冬晴れの空のように
『大丈夫』って また言って…
繰り返すうちに
何となく上手くいくはず
『大丈夫』…うん、大丈夫

妻付いて 気付いた 自分たち以外の存在
妻付いたことで 気付くこと出来たんだよ

冬晴れの空のように
『大丈夫』と 思える
これから先の未来
何処までも 見渡して 生きていこう
何気ない この人生を 何処までも

『大丈夫』…うん、大丈夫
共に 生きていこう

#冬晴れ

1/5/2023, 11:41:40 PM

題 冬晴れ

押入れの

奥まで届く

事はない

だから引っ張り

出したアルバム

1/5/2023, 11:39:32 PM

カーテンから差す光で目覚めた私。

カーテンをちゃんと閉めなかった

昨日の私に少しイラついた。

重たい目を擦りながらリビングへ向かった。

「おはよう」
白い湯気が出たコーヒーが入っている
マグカップを持っている彼が言ってきた。

「...おはよう。」
少し不機嫌な声で挨拶をした。

彼にはいつまでも可愛い私でいたかったけど
無理があったみたい。
それでも彼は私を好きでいてくれるから
安心出来る。

私はカーテンを開けてベランダに出た。
少し冷たい空気が頬を撫でる。
今日の朝は,穏やかな冬晴れだった。

「めっちゃ寒いじゃん」
彼はそう言うけど,私着いてきてなんて言ってないよ。

「なんで外出たの?」
逆になんで着いてきたの?
そう聞きたいところだったけど

「目覚ますため」
特に意味はなかったけど,
目も覚めてきてるからいい理由かも。

「ねぇ,寒いからくっついていい?」

「そんなに寒いなら部屋に戻ったらいいのに。」

「やだ一緒にいたいから」

「好きにしたら」
私がそう言うと彼は嬉しそうにくっついてきた。

そんなにニコニコしてるから私も悪い気はしない。
むしろ私も笑顔になってくる。

彼が愛情を100くれてるとしたら
私は50くらいしか上げられてない気がするけど
いつかはあなたと同じくらいあげるから
その時まで待ってて。
そう思うあなたと過ごす冬晴れの日





─────『冬晴れ』

1/5/2023, 11:34:43 PM

冬晴れ

信じて
している

その換気



風邪の元

1/5/2023, 11:03:02 PM

冬晴れ

スキーを始めたのは高校卒業旅行の時
大学生のサークルに混ざり、初心者コースに参加、今思えば、女子校の私達に、下心があったのかな?
どうでもいいが、初スキーの雪山は晴れ渡り、絶好のスキー日和、
皆初心者の私たちは、前にも後ろにも動けず、所詮大学生のスクール、教える方もスクール初心者で、結局昼にはみんな
「足折るといけないからそろそろやめよう」
なんじゃそれ?
私を含め3人だけは物足りず、休憩後も、個人練習
そうして私はスキーにハマり
毎週のようにスキーに行くように
雪山から見る冬晴れの空とゲレンデ
こんな最高なものないし
幸せだと感じる
あ!これは昨日のお題だったね

Next