『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
楽しい楽しい冬休み!
今年もめいっぱい遊ぶぞ!
なんて出来るわけないんだよ
今年は受験
その為に猛勉強
あぁ、スキーとかスケートとかしたかったなぁ…
恨むぞ受験
冬休み…寒い寒い。
宿題がなくて、気が楽。コタツにみかん。
家族みんなで夜更しして、あっという間に過ぎていく。短いお休みなのに、色んなことが起きる。
クリスマスや長いTV番組、年末の挨拶、年越しそば、お雑煮、おせち料理、お年玉、新年のお参り、おみくじ、お寿司…もうみかんはいらないなぁ…。
だから短く感じるのかな?
雪が降るかなと空を仰いで…霜柱はないかと辺りを踏んで回った。もっと、楽しんでおけば良かった。
冬休み
小学生の頃
2月の上旬に
数日間の休みがあった
昔は今よりも雪が多く
通学が大変だから
という理由だったと思う
その休みのことを
冬休みと呼んでいた
だから冬休みと言われると
この休みを思い出す
週休2日制になってから
この冬休みはなくなったらしい
冬休みは夏休みより、とても短い。
小学生と中学生の時は、冬休みの宿題があって
この短い期間で、終わらせることが大変だった。
もうちょっとだけ冬休みが長ければ、
勉強や自由時間が、増やせれるのにと考える
冬休みって、、、、
子供の頃すごく楽しかった
大人になった今も、、、
好きな人のこと考えるだけで、、、
寒いのに胸があつくなるよ
会えない日の寒さも
会えた時の思いっきりの温もりに甘えるため
冬休み
今年の冬休みはずっと机に向かって勉強
大好きな人の写真が前にあれば無限に集中できる
君は私にとっての神様です
熱にうなされて動けなくなったので、子どもにおつかいを頼んだ。
「何を買ってくるの?」
「冬休みを買ってきて」
と送り出したけれど、買ってきたのは、「夏休み」だった。
「間違えちゃった」
「いいよ、ありがとう」
と、頭を撫でた。
そうだ、夏休みに間違えて買ってきた「冬休み」があったんだった。
「冬休み」
家の横が通学路になっている。
ゴミ出しの日には子どもたちの声が聞こえ
ると、のそのそと支度をし出す。収集時間
にちょうど良いタイミングで出しに行ける
からだ。
だか、冬休みだけは、ほかの休みと違い何
か目印になる音がいっさい聞こえなくなる。
この時ばかりはアラームを掛けることにし
た。日々の生活音は案外、欠かせないもの
だったりする。
冬休み
夏休みより短いけど
どちらかというと冬休みの方が好き
量より質ということです
お題《冬休み》
異国のクリスマスを描いた童話の物語が、キラキラ輝いて見えたんだ。
物語しか寄り添う者はいない。それでも確かに、幸福だったんだ。鮮やかなポインセチアが庭先を染めて、雪原に佇む図書館は――僕の小さな箱庭《たからもの》。
おすすめの物語を手にとって見たら、もうそこは寒くなんてないし悲しくなんてない。
冬休みの孤独が解けた先にはきっと――笑顔の明日が生まれるから。
【冬休み】
いつから駆け出して行く子供達の数で
長期休みを思い出すようになったんだろう
ああ、そういえばもう冬休みなんだな、なんて
営業車の中で考えている
自転車に乗った子供の群れ
何が楽しいのか(楽しかったのか)
からりと晴れた冬の青空
あんな風に笑うのか(笑ってたのか)
遠ざかる冬休みの背中に向かって
風邪ひくなよ、と念を送った
冬休み
冬籠もり…モグラさん
こんにちは
眠っていたいの
起こさないで…
ごめんね…
モグラさん
おこしちちゃった
ゆっくりまったり
…おねんね
おやすみなさい…
『冬休み』
妄想 想像 現実逃避
人間も冬眠できればいいのに…
コタツにもぐり込んで亀になる
しんしんと降る雪
しずまりかえった部屋の中
ひとり春待つ冬休み
二週間会えないことがうらめしい全校集会猫背のきみよ
休業中不純な交遊禁止らしい関係ないです清純だもん
マラソンは好きじゃないけど君は好き僕も真剣に駅伝を見る
興味あるふりして「どのキャラが好き?」訛りが出るとこもっかい聞きたい
カップラーメン教えてもらった食べ方を忘れられない美味しくないのに
ミッシェルにエレカシアジカン君の趣味侵食されるぼくのAirPods
お題 冬休み
冬休み
「今年はやめといて!」
感染者拡大という事で、
母から断りの連絡
以前は、「帰ってくる時なんだけど、
あれと!これと!ついでにコストコでこれとこれ!買ってきて」 ってな具合、
コロナで帰れない時期があったおかげで、少し億劫だった帰省も、今年は帰る気満々だったのに
帰省しない年は、なんとなく休みを消化し、暮れも正月も普段と変わらず過ぎていく、
でも帰れば、おせちにカニ、雪の中初詣に行き、おみくじをひく、何歳になってもお年玉をもらい、夜中までたわいもない話をして、田舎ならではの雑煮を食べる
子供達にとっても、私にとっても
これが冬休みなんだけど、
今年も無〜し
『冬休み』
短い年末年始。
束の間のお休みに、同じ職場のあの人には会えない。
毎日、彼の顔を見るのが私のとっておきの楽しみなのに。
「はぁ。」
声に出して小さく溜め息をついて、作業を終えた机を片付ける。
ふと、声を掛けられた。
「お疲れ様。」
振り向くと、その彼が傍に立ち、ちょっとそわそわしたように周りをキョロキョロしている。
「お疲れ様です!もうあがりますか?」
「あぁ、うん。その……今年もお世話になりました。」
彼が軽く頭を下げる。
「あぁ、はい。お世話になりました!」
私もぺこっとお辞儀をする。
「来年もよろしくお願いします。」
「はい、こちらこそ、よろしくお願い致します。」
軽く会釈をし、笑顔を向ける。すると彼は、私の顔をじっと見つめて、それからスッと視線を逸らした。
「あの、この後なんだけど……」
「はい?」
私が首を傾げると、彼はまたそわそわしたように視線を泳がす。
「時間ある?」
「え、と?」
きょとんと聞き返す私に、ぎこちなく笑顔を作って見せた。
「忘年会、しない?……二人で。」
語尾が小声で聞き逃しそうになって、私は大袈裟に聞き返してしまう。
「えぇ!?」
彼はちょっと染めた頬を逸らして、コホンとひとつ咳払いをする。
「……休み中、会えないからさ。」
「……」
同じく頬を染めた私の顔に目を止めて、彼が下を向いて微笑んだ。
「いいかな。」
「……はい。」
そのまま、連れ立って歩くだけで、私はもう酔っ払ったようにふわふわした気分で。
「年始、初詣行かない?」
まだ直接好きと言われたわけじゃない。
でも。
私の冬休みが、休みではなくなってしまった。
ぼくの冬休み
24-26日スキー旅行
27-30日新潟のじいちゃんち
31日大掃除でほこりだらけ
1-3日おもち食べた
4-6日つかれてごろごろ頭からっぽ
だから
まっしろけ
ぼくの絵日記
ポケットのぬくもり
生まれ変わるなら
もう人間はいいかな
何よりもやりがいがある
最高なことだけど
とても疲れる
私には向いてないのだろうか
生まれ変わるなら
誰かに必要とされたい
それは こき使われることでは無い
欠かせない存在に
なくてはならない存在に
生まれ変わるなら
もっと強くなりたい
綺麗になりたい
心から大切にして欲しい
自分らしく自由に生きたい
修行も要らない
いるだけで安心してくれる
そんなものになれたら最高なのに
どれだけ幸せなことだろうか
生まれ変わるなら
君が絶対に手放さない
ずぶ濡れになった時
大丈夫かと真っ先に拭いてくれる
少しの怪我で心配してくれる
いつも君のポケットに入っている
君の宝物 スマホになりたい
生まれ変わるなら
生まれ変われるのなら
いや それではダメだ
自分で選び
考えて 人間としてこの世に来たのだから
今は 人間として生き抜いていかないと
これまで 今 これから
人間として懸命に頑張るから
ご褒美に次は
違うものになりたいな
生まれ変わるなら
生まれ変われるのなら
生まれ変わりたい
誰かのポケットに入っていたい
【冬休み】
目の前には、小さな子どもが1人。
神社の階段にランドセルを置いて、座っていた。
多分、小学生の高学年。
泣くこともなく、笑うこともなく、ただただ無表情な顔をしていた。
心配になって、声をかけてみることにした。
子どもは、少し驚いた顔をしたがすぐ無表情になった。
「なんですか?」
話題を決めてなかった私は、慌てて
『そういえば、もうすぐ冬休みだね。』
と変な人扱いされてもおかしくない会話をした。
少し経った後、子どもは、ぽつりと
「私ね。離婚してる父親の所に弟たちと行くの。」
子どもたちだけで、父親の所に行くのか…?と思いながら
『そうなんだね。君は、お父さん好き?』
「わかんない。」
ちょっとだけ、思ったことを聞いてみることにする。
『お母さんと弟さんたちと君とで行くのかな?』
「お母さんは、行かないよ。お母さんは、私たちが嫌いだから…自分が遊びたいから、冬休み中、私たちを遠い所に住んでいるお父さんの所に行かせるの。」
私は、驚いた。
こんなに小さい子どもが、こんな感情をずっと抱えて生きていることに。
何か、この子に、私が出来ることは無いかと思っていた時。
「だからね。」
子どもは、続けて言った。
「私、お父さんにお母さんの事、相談してみる。何してくれるのかわかんないし、大人は皆面倒くさがりなの…知ってるけど。」
『そう、なんだね。』
やっぱり、この子はすごい子だなって思った。
先のこと、周りの環境、大人の事…全てわかってる感じがした。
「お姉さん、聞いてくれてありがとう。最初は、防犯ブザー鳴らそうと思ったけど、私の悩みを最後まで聞いてくれてありがとう。私、ちゃんとお父さんに相談してみる。」
そう言って、初めて笑ってくれた。
その後、その子と別れた。
小さな背中にランドセルを背負って、ゆっくりと歩いて帰る姿を見えなくなるまで見送った。
あれから約20年。
冬休み前のランドセル姿の子どもたちを見つけると、このことを思い出す。
あの子は今どこで何をしていて、父親の所に行ったあとどうなったのか…色んな事を思いながら、今日もあの子が幸せに生活できている事を願っています。
『冬休み』
「え、もう1週間経つの?」
冬休みはあっという間にすぎる。
冬休みに入り、サンタさんからプレゼントを貰い、一家の大掃除が始まる。
そして、それが終われば紅白を見ながらみんなで蕎麦を食べ、必死に年賀状を仕上げ、お正月を迎える。
宿題なんてしてる暇無い。
あんなに大量に出す先生は鬼だ。
雪だるまも、かまくらも作らないといけないし、初詣やお正月グッズも買わないと行けないし、友達とイルミネーションも見ないと行けないのに、たった2週間の冬休みだなんて、少なすぎる。
そう思いながら、私は1人簡易コタツに毛布を置き、近くのテーブルの上にさっきスーパーで買ってきて温めた餅と、みかん、そして醤油せんべいを並べ横にある冬休みの課題を押しのけ、ゲームを起動する。
せっかく綺麗にした部屋も、私にかかれば一瞬だ。
にゃ〜ん
近寄ってきた愛猫を抱え、頬をすりすりとした。
すまんが、今年は兎年だ。
私は誰かに謝った。
そして、私は、多数の先生にも謝る羽目になった。