『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達と鍋を作った。
色んな具材を使ってとても美味しかった。
また、食べたいと思い鍋を一人で作ったが、
あの時の味には、なれなかった。
また、友達を呼べばいいが、
みんな忙しい。
いつか、冬と一緒に。
─冬は一緒に─
ふと見えた窓際の雪。
もうそんな時期か、と溜め息が漏れた。
雪の降る冬は嫌いだ。
寒いし、尚且つ良いことが全くない。
雪かきもしないといけないし、
車が雪に埋もれるし、
特に朝起きるのが辛い。
ただでさえ朝が弱いというのに。
…そういえば、今日はすんなり起きれた気がする。
確か、夢を見ていた。昔の、まだ楽しかった頃の記憶。
手を擦り寄せながら「寒いね」って、
「今年も、冬は一緒に過ごそうね」って笑った君。
付け加えて、「もちろん、来年もね」と言った君。
その頃はこれからも一緒だと思ってたんだけどな。
来年も、一緒に雪を見れると思ってたんだけどな。
君と、幸せで居られるって、信じてたんだけどな。
ねー寒いから炬燵のスイッチつけてー
今日は鍋にしよっか!
‥やっぱまだ寒いからストーブもつけていい?
あんた、炬燵入るの?
はいどーぞどーぞお猫様
おふとん寒いよー
早く入ってきてよー
む‥今日は乗ってくるのねお猫様
どーぞどーぞ
冬は寒いからみんなで同じとこにいよーね
◇ふゆはいっしょに◇
冬は一緒にイルミネーションを見に行ったね。
貴方はもう隣にいないのに、いつまでも光り輝き続けているよ
「冬は一緒に鍋でもどうですか?」
「…お誘いとしては惜しいかな。」
「えー。じゃあどういえば正解なの?」
「正解はわからないけど、その誘い方だと春夏秋は一緒に鍋食べてくれないのかなって感じる。」
「めんどくさっ。」
僕の妻は、面倒くさい。
他の人が気にならないような細かいところを気にする。
「わかった、これならどう?」
「春も夏も秋も冬も、ずっと一緒に鍋食べようね。」
考えに考えた渾身のお誘いをかます。
「『毎朝僕に味噌汁を作ってください』っていう王道プロポーズの鍋版みたいでおもしろいね。」
と笑いながらそう答える妻。
「せっかく正解導こうと思って考えたのに!知らぬ間に2度目のプロポーズしちゃったじゃん!恥ずかしい!」
僕の妻は面倒くさい。
でも、僕は妻といるのが楽しくて大好きだ。
231218 冬は一緒に
どことなく…
一緒にいたいなぁ✨
たくさんtsutsuと話したり笑ったりしたいなぁ
昨日ね、
tsutsuにクリスマスの
プレゼント✨🎁✨見に行ったの。
これでいいかな?って
悩んで買ったよ。
気に入ってくれるかな?
似合うかな?
こんな感じかな?って
ドキドキしちゃう。
冬は寒いから一緒にいてほしい。
もうすぐでtsutsuのお誕生日♥️
一昨日遠くから
見るだけでせいいっぱいだったよ。
ダイスキなtsutsu
tsutsuに
プレゼントちゃんと渡せますように…
#冬は一緒に
冬は一緒に
クリスマスマーケットに、
イルミネーションに、
初詣に、
いろんなところに行こう
って笑うきみがまぶしくて
寒さを忘れるくらいあたたかくなるから
もうきっとすぐ春が来る
春も、一緒にいてくれる?
冬は一緒に
冬は一緒に凍えてくれる
私は冬の寒さに凍え
冬もまた 凍えている
ほかのどれよりも
孤独で つめたくて やさしい冬
寒い と言えば
寒いでしょう と返す
あたためてはくれず
それでも そっとそばに佇む 冬
やめてよ君は みんなでわたれば
怖くない
赤信号みたい
一緒にわたろう 青信号
怖いや 辛いよ 煙草歩きながら
ポイ捨て
私が その吸い殻拾い
私の 携帯灰皿を
そんな君が恋人
私って何故まだ 別れないかな
だらだら 恋愛関係
本当に好きなまま 相手の儘さ
許しながら 恋愛関係さん
どれだけ 私と同じ
みんな一緒 かな それぞれだよね
富山霊山: 立山。
蒼鷹(ソウヨウ)。蒼い鷹の化身、妖。
君の優しさに浸る。
俺は最低だ。
#冬は一緒に
君の手を取りゆっくりと
冬を越して春を迎える
冬は一緒に
イルミネーションを見に行ったり、ツリーを見たり
スノボーしたり、雪だるま作ったり
寒くても思い出を一緒に作りたい
冬は一緒に歩きたい。
いや、冬も一緒に歩きたい。
寒さがめちゃくちゃ苦手な私だけど、あなたと歩くなら悪くない。
歩く場所はどこでもいい。
いつもの路地も、駅前のせわしない雑踏も、本屋さんの棚と棚の間も、堤防だって、どこでもいい。
あなたと歩くなら、全てはスペシャルな冒険になる。
歩いている先にお肉屋さんがあると、更にいい。
コロッケをふたつ、揚げたてを頼もう。
熱々をかじる楽しみ。
よし、今日の冒険もパーフェクトだ。
まだ僕らが学生だった頃
いつの間にか降っていた雪が
外の世界をうんと冷やして
何も知らず校舎から出てきた僕らは
口を揃えて寒い寒いと溢した
その時吐いた息が白く染まるのを
君はゲームか何かの技みたいと笑った
僕らはさっきまであんなに寒かったことも忘れて
その技に夢中になってはしゃいだ
今日僕の町にも雪が降った
無意識に吐いたため息が白く染まって
思わずその出来事を思い出した
隣に君の影はないけれど
いつだって君は僕の側に居る
寒さは、いつも私の邪魔をする。
寒さは、いつも私の体調を崩してしまう。
私は、いつもその事実が悔しくて、悔しくて、堪らない。
この日の為の万全の準備を積み重ねたのに、寒さによって其れは無に帰す。
かつての私は、そう思っていた。
だから、無理をした。
毎日のようにめまいと吐き気を我慢して、身体に鞭を打った。
毎日、やりたいことが出来なくて、そんな自分を責めていた。
我慢するのが日常になり、元気とは何か、分らなくなるほどに……
身体と心が削れた。
その無理が祟り、身体が……心が……壊れた。
体調はより一層悪くなり、心は擦り減っていた。
毎日、涙が留まらなかった。
其の当時のことを思い出すと、今でも涙が零れてしまう。
幸い、其の後に病気が見つかり、治療を受けることが出来た。
今は病気は完治して、体調は安定して良好だ。
此の経験を通し、辛いことも多かったが、得たものの方が多かった。
だから、今なら胸を張ってこう言える。
『私は運が良かった。此の経験のおかげで、
自分らしく、好きなように、無理せず生きられるように成った。』と。
塾だから、と親友にフラれてしまった。
今日だけ、私たちの通学路にあるコンビニで中華まんが10%引きのセールをやっているというのに。これを逃したら、冬の風物詩である『中華まんを頬張る女子』をやれないかもしれないのに。一瞬の青春より、未来に繋がる塾の方が大事らしい。
仕方がないので、1人でコンビニに寄る。10%引きの効果か、店内はいつもより少し混んでいた。
何にしようかなぁ、とケースを覗き込む。しかし、そこには白もオレンジも見当たらない。ちら、とケースの上を見る。確かに、中華まんの写真が付いている。このケースで間違いない。
「あの、中華まんは……」
思い切って、おでんを仕込んでいた店員さんに声をかけてみる。店員さんは、何度も同じ質問をされたのか、私を一瞬だけ見て「売り切れです」と簡潔に述べた。
マジか。あと一歩遅かった。我が親友よ、あなたにフラれる時間さえなければ間に合っていたかもしれないぞ。
この場にいない親友に恨みごとを呟きながら、渋々ホットココアだけ買ってコンビニを出る。
「遅い」
帰ろうと右に曲がったら、鼻を赤くした親友がいた。レジ袋を引っさげて。
「え?」
「10%引き、今日でしょ」
私にレジ袋を渡しながら言う。
「え、うん。いや、なんで? 塾行ったんじゃないの?」
「今日塾休みだけど」
「は? つまり?」
「2人でいつも通り行ったら間に合わないと思ったから、先買っておいた」
袋の中には、中華まんが2つ。
「神じゃん」
「知ってる」
1つを手に取り、袋ごと親友に返す。
親友も中華まんを手に取って、さっさと中身を取り出した。
「やっぱり、一緒じゃないとダメだね」
「ね。美味しさ半減だわ」
中華まんを頬張りながら歩く。
ココアは2人で半分ずつ飲んだ。冬の帰り道はこうでなければ。
冬は一緒にめちゃくちゃにしよう
逢瀬を凍て 柳葉つけて滑れたら
菜が熟れ 染みてきっと甘く甘く
ほら昨日まで敵だった魔王たちも
喜んで組体操して白いピラミッド
ライラックを歌いながら君と登り
やつれたガラスの銀世界見渡して
少しだけ 少しだけ 春の芽を灯したいんだ
冬は一緒に
寒いね…時折強く吹く風は、痛いくらいに冷たい…握った手も、段々冷たくなってゆく…吐く息も白くて、眼鏡が曇って何も見えない…冷たく綺麗に光る星も、見上げる余裕も無くて…でも、あなたと一緒に歩く夜道は、寒くても、何か素敵に思える…言葉にしなくても、時々合う視線に、少し暖かいって感じる…寒々しい冬の夜は、あなたと一緒なら…
「さーとーるくーん、あっそびましょー。」
「…。ん。」
コンコンとノックが鳴り、ドアの外から聞こえる軽快な2人の声。
時計をチラリと見ると、短針と長針がピッタリと重なっていた。
午前0時。先ほど眠りについたところだったが、眠りが浅かったのだろう。微睡みから一気に現実に引き戻され、悟はゆっくりと起き上がった。
傑と硝子だというのはわかっている。こんな時間に無遠慮に訪れる輩など2人しかいない。
酔っ払ってんのか?なんだよ、こんな時間に。あーねみぃ…。
悟は寝ぼけ眼で、ボサボサの髪を掻き毟りながら、フラフラとした足取りで気怠くドアを開けた。
「なぁ、俺寝てたんだけど…酔っ払ってんならまた今度に…。」
目を擦りながらそう返答をすると、言い終わらぬうちに。
パーン!と耳を劈く爆音にビクッと体が跳ねる。
「は?え?なに?!」
「悟!誕生日おめでとう!」
「おめでと〜。」
そこには三角帽子を被り、両手を突き出してニコニコしている2人がいた。寝起きのぼやっとした頭が混乱している。手に握られたそれがクラッカーである事は理解したが、寝起きのぼやけた頭には余りにも情報量が多く、状況を受け入れるのには少々時間を要した。
「…え、誕生日?」
少しだけ回り始めた頭で考えてみれば、なるほど、日付が変わった12/7、今日は悟の誕生日だった。
だけど…誕生日とは言えど、何故2人はこんなに楽しそうなのか。
頭には大量のハテナが浮かんでいる。
「ほらほら、ちょっとお邪魔するよ。」
「五条に良いもん持ってきてやったぞ。」
そう言って三角帽子を被らされ、2人に肩を組まれれば、あっという間に部屋の中央にある炬燵に連れていかれた。
そして3人が向き合うように座り、持っていた袋から小さな箱を取り出したかと思うと、傑と硝子はそれを悟の目の前に披露する。
「プレゼント持ってきたんだ。受け取ってくれるかい?」
傑は子供のようなワクワクした笑顔で悟にそう言い、早く開けてとせがむ。
「ちょっと待て。タイム。誕生日にプレゼントって何?」
「は…?マジで言ってる?誕生日はお祝いするもんでしょ。」
まさか…いくら格式の高い五条家の出だとしても、本当にそれを知らないとは思わず、2人は目を丸くした。
「たかが誕生日だろ?」
そう言いつつも、徐々に嬉しさが込み上げる。
「俺、こんな風に祝われたことねぇから…。もしかしてお前らにとってこれって普通ってやつ?」
「そうだよ、誕生日はお祝いして、ケーキを食べて、プレゼントを貰える日。知らなかった?」
誕生日なんてただ座らされて、知らないおっさん達が来て媚び売ってくるつまんねぇ日だと思ってた。
本当に、知らなかった。こんなに胸が高鳴って、楽しい日だなんて。
「ははっ。サプライズ大成功じゃん。」
ケーキ食べよ、五条甘いの好きだろ。そう言い四角い箱から6号サイズのケーキを取り出すと、そこにはチョコレートに書かれた"誕生日おめでとう"の文字。
やばい。嬉しい。楽しい。嬉しい。
何度も何度も頭を同じ思考がぐるぐると回っていた。
そんなに嬉しいなら毎年祝ってあげるよ。
そう言われ、胸が躍る。
毎年毎年、3人で一緒に。
「おぅ!」
とびきりの笑顔でそう言うと、ケーキを勢いよく頬張り、うめぇ!と高い声を出す。
そうして悟の"初めて"の誕生日は幸せな雰囲気と共に幕を開けた。
冬は一緒に ここたん
温かい葉っぱの布団に包まれ
銀ホイルに巻かれ
焚き火て焼かれる
黄金色の蜜がたっぷり
あま~~~い焼き芋
冬はこれに限る
温かいミルクと
白い吐息
はふはふほおばると
幸せの味がする