『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#51 冬のはじまりを感じた。病院も少し寒くて、冬を感じた。
窓の外の世界でしか、冬を感じないと思っていたけど、少し感じた。彼が病室にも来てくれた。お互い、点滴をしていて。
___冬のはじまり
鍋の素コーナーで「なにがいい?」と尋ねると
パッと顔を輝かせる君
☆冬のはじまり☆
我が家の愛犬めいちゃんの朝の散歩は、5時だ。
夏から、秋、そして冬になるにつれて…
だんだん朝が真っ暗になってくる…
そして、朝飼い主が徐々に布団から出れない現象が始まる…。
こうなると、今年も冬がはじまるな…。っと思う。
一昨年まで、朝の散歩の時は、寒いのをやせ我慢して、『寒くない。寒くない。』と自分に言い聞かせて散歩をしていた。
しかし、作業着専門店で上下セットの寒くないジャンパーとズボンを手に入れた。
着ると、本当に寒くない。
走ったりすると、暑い。
随分と冬場の散歩が楽になった。
めいちゃんも、冬がはじまると、朝、散歩に行くのが辛くなるのか、なかなか起きてくれない。
起きてるのに、寝たふりをする…。
お家の中で、トイレできない子なのに、散歩拒否する…。
朝は、時間がないから、気が物凄く焦る。
これも冬限定で味わえるスリル。
今年も冬が始まりますね。
テーマ:冬のはじまり
キンキンに冷たくなる手
赤くなる耳
その冷たさに冬のはじまりを感じる
目に浮かぶ雪化粧をほどこしはじめた山々
いつのまにか
モコモコの冬毛を纏って
明け方、おふとんに侵入しようとする
カワイイ輩が現れたら それが冬のはじまり
抱っこはキライなくせに
最上級の“にゃ〜ん”で攻めてくるんだもん
ズルいなぁ
でもカワイイから許す
−冬のはじまり−
冬が始まったら私は死ぬ。
長くはないって言われていたから大体の覚悟は…
それが私の宿命。
冬のはじまり
なかなか寒くならない
まだなのかまだなのか
肺が凍るような空気が恋しい
身がちぎれるような水が恋しい
冷たいあなたの足を挟みたい
お題「冬の始まり」
はー…と息を吐けば空に白色の息が浮かび上がる。
寒がりの俺は、手袋にマフラーと完全装備しなければ外に出られなくなっていた。
マフラーをしている筈なのに首に冷たい感覚。
後ろを振り向けば、指先が真っ赤になっている彼女が首に触れていた。
「手袋忘れたー…。」
俺が上げたマフラーを着けている彼女が寒そうに手を擦る。
どうやら朝に持っていたカイロは凍えていた友達に上げてしまったようだ。
優し過ぎる彼女らしい行動である。
俺は、左手に着けていた手袋を貸してあげることにした。
「右手、ん。」
彼女の右手をぎゅっと握り、ポケットに突っ込む。
嬉しいようで、強く握り返してくれる。
どんどん暖かくなっていく彼女の手。
「ありがと。」
彼女の耳が赤くなっていたのが、寒さゆえか、恥ずかしさゆえか分からないのだった。
いつも明るい彼女が寒さで弱々しくなっていると、冬の始まりを感じる。
『冬のはじまり』
キラキラ
イルミネーション
吐く息、白く
眠る木々を照らす
足元のライトが
行く先を教えてくれる
冬のはじまりは
子供にかえる
キラキラ
ときめいて
時の速さに
流される
冬のはじまり
石川の冬の始まりは、鰤起こしと言う大きな雷の音から始まる。
毎年11月から少しずつ寒くなってき、ゆきは1月の正月明け頃に、どかっと1度振る。そして解けた後また2月にどかっと2度目の大雪が来る。3月にトドメの雪が降るあるけれども来ない年もあります。
その最後の雪が解ける頃にやっと春がやってくる気がします

#冬のはじまり
猫様が膝に乗ってきたり
ピッタリ寄り添ってきたら冬のはじまり
猫バカ人間の体温で暖を取る猫様…
いつもはツンデレなのに
寒いとつい甘えてしまうのね〜! 可愛い♡
なんて考えるのは猫バカ人間だけ
猫様は“ただ温いだけ〜”と思ってる
たま~に猫様のありがたい気まぐれで
サービス程度に甘えてきたりもするが
猫バカ人間が調子に乗って狂喜乱舞すると
鋭い爪でシャキーン!
うぅ~ 痛いですぅ〜♡
と語尾に♡をつけながら
嬉しそうに悶絶する猫下僕☆彡キラキラ
猫様の爪痕は猫下僕の勲章さ〜♡
猫様に支配洗脳されたる哀れな猫下僕…
今日も猫じゃらしを片手に
新体操のリボン競技さながらに舞う猫下僕
だが…
猫様は無関心の完全スルー スル~スル~スル~…
キャットタワーの頂上から憐れみの表情で
冷たい視線を投げかけてくるだけ…
明日にはもっと上手に猫じゃらしを振れる
有能な猫下僕になることを誓う猫バカ人間…
あ〜…
幸せだ♡
冬っていいなぁ〜(=^・^=)ニャ~
🌈黒猫のつぶやき🌈
猫は人の心を見透かしているに違いない
あの瞳は嘘発見器…
(ΦωΦ)ヒヒヒ
『冬のはじまり』
──バチィン!!
ド派手に頬を叩かれた
親父にもぶたれたことないのに……
そんなくだらない事を考えている間に、彼女は家を出ていった
……後を追う気力も湧かない
ヒリヒリとする左頬を擦りながら、洗面所まで行き鏡をみる
なんとも鮮やかな紅葉が一枚、頬に描かれていた
はぁ……なんて溜息をしつつ、風呂に入ってさっさと布団に横になる
一晩寝れば気分もマシになるだろう──
────
──翌朝、寒くて寒くて目が覚めてしまった
仕方が無いので、寝惚け眼を擦りながら洗面所へ行き顔を洗う
部屋に明かりを入れるためカーテンを開けると、外では小粒ながらも確かに雪が降っていた
……通りで寒いわけだ
温かいコーヒーでも飲もうと、電気ケトルへ向かうその顔からは……既に紅葉は無くなっていた
《冬のはじまり》
街中にはクリスマスツリーが飾られました。
街中の装飾がハロウィンからクリスマスに変わった時
冬だなと感じる私たちは何者なのでしょうか。
日本でキリスト教を信仰している人は少ないはずなのに
キリスト教のイベントで季節を感じるとは…
カトリック的に言えばいまは待降節
イエスの誕生を待ち望むそんな時期です
そんな時期に私は不覚にも君のことを考えている
今年の冬を君と過ごせたらどんなにいいでしょう
忘れられない冬になったのかな
物知りな君に私が教えられることは
キリスト教のことについてくらい。
信仰してるわけではないけど15年も学んでるんだもの
秋には君にハロウィンのお話をしました。
冬になったらクリスマスのお話をしようと思っていました
「クリスマスカラーの赤と緑と白には意味があるんだよ」
「クリスマスツリーの上が星な理由はね…」
「アドベントカレンダーの由来ってね…」
「なんでクリスマスツリーはもみの木か知ってる?」
そうやって私の知識を少しでも君に話して
たとえ君が私から離れても
季節ごとに私を思い出してほしかった
でも君と私が過ごしたのは結局秋だけ。
せめてあと冬だけでも君とすごしたかったな
春のはじまりだったら
たくさんの生き物たちがのびのびと...
なーんて書けるけど
冬ってちょっと難しい
自分的にはこの季節は
''準備する時間''
じゃないかって思ってる
生き物も
それに含まれている人間も
準備がきついかもしれないけど
それができなきゃ山を越えることもできない
準備ができてなくて
本番出来ても
ちょっとずつの失敗がある
ヒヤッと来る寒さで
気持ちが切り替わって
春に向けて
準備がはじまるのが
冬のはじまりであり
成長するための準備なんじゃないかな
クリスマスまであと少し…。
だけど、ほんの少しだけ来て欲しくない気分
なんでかって?そりゃあ、好きな人に会えるんだから
クリスマスの日になれば会えるけど、それ以降は絶対に会えないという過酷な日々が続くから。
彼と一緒に過ごせるなら、全てを捨ててでも彼と一緒に暮らしたい。今の暮らしは酷すぎる
普通の暮らしをしてみたい、。家族の温もりを知りたい
それが出来ないから、出て行きたいこの家から。
楽になりたい、幸せになりたい、笑顔になりたい。
もしもそれが叶うのならば、クリスマスの夜に叶って欲しい
冬のはじまり
季節の変わり目は鼻で感じることが多い。
春は土の、夏は青草の、秋は落ち葉の匂い。冬は匂いというよりは鼻奥の閉まるような感覚で冬の訪れに気づく。
冬が始まると一番楽しみだったのは霜柱だ。あのキラキラした氷の細かい柱が朝日に光りとても綺麗。そっと霜柱を手で持ち日に透かしてみるといつかテレビで観たローマの宮殿みたいだ。
鑑賞したあとはいよいよお楽しみの時間。霜柱を踏みしめるのだ。
やったことがある人はわかると思うが、あの霜柱を踏んだ時のサクサクとした靴底に伝わる感覚がたまらない。脇道のまだ踏まれていない霜柱を踏みながら歩くのは、冷え込みはじめた通学路のお楽しみだった。
今は舗装がしっかりされてる道になったので見る機会は減ってしまったが、玄関を開けて鼻にツンとした空気を感じると、あの頃のワクワクした気持ちが蘇る。
さあ今日も一日が始まる。
冬の始まりは、遠いビル群の中だった。
朝焼けは、死に、
無責任な言葉が蔓延る。
あー
『もうなんか、なぁ』
言葉にできないこの感情。
目が覚めてから1時間、布団から出ることが出来ない。なぜ?どうして?決まっている。外は寒いただそれだけだ。
乾いた葉残が
廃れた道路の上を吹き抜けたから風に
音すら無くして散らされる。
行き交う人々は
皆、厚着に身を包み
まるで寒さなど知らないようだと
その足取りを見送った。
見上げた木々の彩は
まだ失われてはないようで。
黄金を纏うその様に
なんだ、まだ冬は来ていないのか、と
小さな姿は小道へと静かに踵を返すのだった。
いつものように友達と学校までの道を歩いていると、マフラーの隙間から漏れ出る息が白い事に気が付いた。それを伝えたら、友達は笑って「本当だ!」と騒ぎ始める。その笑顔を見たら楽しくなってきて、もっと冬の訪れを感じたくなってきた。
すれ違う人の眼鏡が曇っている。女子高生の靴下が長くなっている。紅葉が枯れ落ちて道の端に集められている。
季節の変わり目は、何もないのに、何かあるような気がして楽しい。
なんでもない通学路でさえも冬の足跡がところどころにあって、ふとした瞬間に消えそうだけれど、確かにそこにあった。
あと少し、もう少し。
#冬の始まり