『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ナツキとフユト【26 入道雲】
ナツキが窓の外を見て言った
「うわ、すっごい入道雲。ガリガリ君食べたくなっちゃった」
フユトは呆れる
「どういう発想だよ」
「夏つながりだよ。入道雲といえば夏、夏といえばアイス、アイスといえばガリガリ君」
「そうか? 俺は何年も食べてないけど」
「じゃあ、久しぶりに食べようよ。ねえ、一緒にコンビニ行こう」
「う、うん」
(つづく)
「入道雲」
入道雲だ、夏がきたみたい、彼もきた!私は配信者で、好きな人がみている配信では「夏嫌すぎる~」と言っているけれど夏は特に好きだ。なぜかって、それは彼が夏になるといつにもまして興奮してくれるから。彼は気づいてないみたいだけれど、私は彼の写真や使用済み歯ブラシぜーんぶ、部屋に飾ってある。いつも私のエアコンを壊して興奮している姿がすごーく食べちゃいたい、私があんな風に顔を赤らめたりしてるのは貴方がいるからなのに気づいてくれないの悲しいな…でもいつか食べちゃうときまで我慢しないと,
(入道雲。)🦜
僕は・・ね。
蒼く広い
大空に
モクモク
湧き上がる
入道雲の下に、
何処までも
広がる
青い稲穂が
✣大好きなんだ。
(空には、虫達が、
稲穂には
まだミルク状の
お米が・・。)
・大好物が、いっぱい有るよ。🦜
《でもね。》
「此の前、
急に暗くなり、
雷が光って
物凄い 雨風で
とっても、
怖かった。」🦜
【僕は・・
ブルブル、震えて
居たんだけど
娘雀しゃん。には
秘密にしてね。】
[お願い。]
“入道雲”
この文字を物語に入れるということは、きっとその後に嫌なことが起こるんだろうな。少なくとも、「筆者の中ではの話」だけれど。
わたしの中で入道雲が現れる時は、きっとその後に彼や君に嫌われるとか、非常識だと思われるとか、そういうことが待っているのだろう。けれど、わたしのその不幸を、彼や君の好きな人が見たとしたら。あぁ、やっとあの邪魔者が消える。と思えるのかもしれない。別にそれはいいけれど、私がここで言いたいのは、人の不幸は、人の入道雲は、たまに人を幸せにできるのかもしれないということ。そうやって世界は今日も回ってくれているのかもしれない。理由はどうであれ、そのおかげで今日も誰かの幸せが築かれているのだとしたら、わたしの不幸くらい、別に何度あってもいいか!と思えてくる。きっとこの先わたしに訪れる入道雲も、誰かが幸せだと思うのかもしれない。もしくは、わたしの中で悲観してしまっているだけで、他の人からしたらなんともない出来事なのかもしれない。そう思ったら、この暗闇に埋もれた鬱状態も、いつかの躁状態を励ましてくれるのだろう。
所詮、わたしの物語は、「私の中での話でしか」ないのだ。幸せだと思うのも、不幸だと思うのも、判断するのはわたしなのだ。その物語を全て終えた時、ただ晴れた1日を終えたような、そんな暖かい気分でいたい。
ぽわぽわ、綿菓子みたいな雲が遠くに浮かぶ。自分の足元がふわりと浮いて、逆さに浮いて宙ぶらりん。
自分の頭上に浮かぶ入道雲。
手を伸ばしたらすかりと手をすり抜けた。
ふわふわ、ゆらゆら。
世界が、水面をうって、ゆれゆれ、
そういえば、
死後の世界は全てが反転して見えるらしい。
自分には関係ないけど。
『入道雲』
「入道雲」
入道雲が嫌いだ。
故郷の夏を思い出すから。
都会より高く感じる空の下、麦わら帽子を被ってとうもろこしを収穫して運んで。
ご褒美にもらったアイスをあなたと食べた。
二人とも春になったら故郷を出ていくことが決まっていたから、不安を打ち明けあって互いに励ました。
あれは昨年の夏のこと。
四ヶ月ぶりに帰郷して、あなたは帰って来ないと聞いた。
アルバイトに精を出しているだとか、都会が楽しいのだろうとか、周りの人たちは好きなように言っていた。
会いたかったな。
縁側で寝転がって、雲が流れていくのを眺めてつぶやく。
思い出すのは夏の空を背に笑うあなたの顔。
入道雲が嫌いだ。
私だけがあの夏に囚われていることを思い知らされるから。
「あ、入道雲やー」
「夏やなー」
「あれ見るとソフトクリーム食べたくなるんやー。地球規模のサブリミナル効果やー。ミニストップの陰謀かー。」
「いや、普通に暑いからやろ」
「とりあえずミニストップ行こ」
「ミニストップ行きたいだけやん」
「ほんで結局ハロハロ食べるーwww」
「入道雲のサブリミナル効果、弱っwww」
入道雲を見ながら
田舎の夕立
プールの帰り
部活の帰り
仲間と出かけた夏旅行
仕事の合間の移動
家族と見る
変わったのは僕だけ
たかくそびえたくーも。
ひらたいけしきだとなんておおきい!
あそべればいいな。
ゲリラ豪雨になるのか。
「入道雲」
真夏の暑い日、空に入道雲を見つけると
どうしても期待してしまう。
雨が降って少しでも涼しくなれ、と。
でも雨が降らず、暑いままの方が多い。
「今日も雨が降らなかった…」とガッカリ。
今日雨だと思ってたけど、快晴だったね。
大神神社に行ってきたよ。
空と入道雲と山とのコントラストがよかった。
酔う匂い、酔い匂い、君放つ「大好き」は一体どこまでが本物なの?
「酔ってない時にまた言ってよ、今じゃなくて。」
電話越しに聞こえる居酒屋特有の騒音に、君の声がかき消されるようで、聞き逃さないように、聞き直さないように。
「え、なんて?」結局、私の耳が敗北したようで。
今だけは
神立の声
救われん
告げし想いは
露花に消えゆく
「入道雲」
神立:かんだち(雷、雷鳴、にわか雨、夕立や雷雨)
露花:ろか(雨露に濡れた花のこと)
「わたあめのようだろ?だからあの雲が降らすのはあめ!」 君だから許す
題-入道雲
【入道雲】
とあるひとにすっかり心を占領された
見れば見るほどなんて神秘的
あのひとのちかくに行きたいな
あのひとに触れてみたいな
そんなことを思う自分が浅ましく疎ましい
むくむくと頭をもたげるその思いは罪悪感にも似て
こわいから制服のしたに隠して帰ろう
だれにも見つからないように
だれにも見つからないように
入道雲
今日のお題は難しい。
生活している中であってもなくてもあまり影響しないので、入道雲について考える事がない。
強く印象に残っているのは、ワニとパーマを当てたおじさんに見えたのがあった。
もっとかわいらしい女性になりたい。。
入道雲を見ると思い出すことがある。
子供の頃初めて見たアニメ映画で、巨大な雲の中に隠れていた城。その城の秘密のカギとなる青く光る石。
当時私はその石が欲しくてたまらなかった。
あの石を首にかけて空をゆっくりと揺蕩ってみたかった。その石を模したおもちゃを買ってもらったことがあったが、もちろんそれでは空を泳ぐようなことはできなかった。
魔女が街で宅急便をする映画だってそうだ。布団たたきにまたがって押し入れの中から和室に敷かれた布団にダイブした時だって飛べなかった。
今だって。空を飛ぶ夢を見た朝の嬉しさはその日一日舞い上がってしまうほどだ。
澄んだ空や入道雲を見ると、心地よい風と大きな雲の中を揺蕩うように、泳ぐように、流されていく空の魚になりたいと思うのだ。
*☼*―――――*☼*
☁️☁️入道雲☁️☁️
☼*―――――*☼*
☁️☁️
☁️
☁️
☁️☁️
☁️☁️☁️☁️
☁️☁️ ☁️
☁️☁️ ☁️☁️
☁️ ☁️
☁️ ☁️☁️☁️☁️☁️
☁️
☁️ ☁️☁️☁️☁️
☁️☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️☁️☁️☁️
☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️☁️☁️☁️
☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️☁️☁️☁️
☁️☁️☁️ ☁️
☁️☁️☁️☁️☁️☁️
☁️☁️☁️☁️☁️
☁️
☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️☁️
☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️
☁️ ☁️ ☁️
☁️☁️☁️☁️☁️
☁️☁️☁️☁️☁️☁️
☁️☁️
☁️☁️ ☁️
☁️☁️☁️☁️☁️
(2024/06/29 20:24:25)
目を閉じると西の空からモクモクと
「入道雲」が湧き出てくるさまを思い出す
子供の頃は毎日夕方になるとスコールが降って昼間のカンカン照りだった土地が勝手に冷やされた…
夜にはひんやりとした風に吹かれて
うちわ片手に縁側に座る…
しばらくすると、近所の人もあちこちから集い「暑かったね〜」なんてお互いに
一日の労をねぎらったもんだ…
昭和の時代は今から振り返っても本当に
平和な時間だったと思う。
便利な時代と引き換えに、室内に篭り
適温に冷やされた環境で毎日必要最低限な
人と会うだけで余り会話もなく終わる…
人の生き方も変わったが、空模様もすっかり変わってしまったのか久しく「入道雲」
などと遭遇する事は無くなってしまった。
また昔のように自然が上手く回って
良い環境を与えてくれる日が戻る事を願いたい…
【入道雲】
遠い先の雲をみると
天高くまで山のような
雲を見るようになった
入道雲だ
夏が来たな
と思い吹けると
生ぬるい風が頬をかする
心地よくは無い
だが時の流れに身を任せ
季節の変わり目を
体で感じる感覚は好きだ
春だと視覚的に
夏だと体感で
秋は嗅覚で
冬は聴覚で
タオルで額を拭い
空をまた見上げる
先程とは形の違う入道雲を見つめ
自転車を漕ぐのであった