入道雲』の作文集

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入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/30/2023, 3:06:34 AM

「入道雲」
この小さな村で
日照りが続いている
昔のように
雨乞いすることもなく
近くの川も痩せこけ
ただ遠くの空に浮かぶ雲を眺めていた
入道雲かぁ〜
あの中にたくさん水があるのになぁ
そう思いながら天を仰ぐと
目の前が真っ白になり
あれ?立ちくらみか?
と次に目を開けた時
高いところから村が見下ろせる
俺は入道雲になったのだ
うそだろ?
え?
ちょっと感想を言いたいところだが
俺じゃない俺の感情が凄まじい
村にひと雨降らせたい
僅かにコントロール出来るが
感情が邪魔をしてるのか
既に決められたルートから
俺が外れようとしてるのか
今にもぶちまけそうになる体を抱え
なんとか村の真上にくると
大量の水をぶちまけた
その瞬間
目の前が真っ暗になった
だんだん明るくなり
俺は川になっていた
心は穏やかだった。

6/30/2023, 3:02:20 AM

入道雲。調べてみたら積乱雲のことか。昔の人が坊主の頭に見立てたことなんとか。ロケット雲みたいなもんか。

 雲と言われて思い浮かぶのは雲の王国だな。ドラえもんの映画でもこの映画のタイトルは何故か覚えてる。語感がいいからだろうな。

 でも雲の王国ってどんな話だったかな。全然覚えてないや。見たのすげー子供の頃だし当然なのかな。

 昔は色々映画を見たものだけど今はすっかり見なくなったな。今風に言えばタイパが悪いっていうのかな、面白いかわからないものに二時間はちょっとね。

 あと年を取ると色々と億劫になる。見たい映画があっても映画館まで行くのはめんどうで配信待ちしてる間に興味が薄れて結局見ない。その繰り返し。

 なんせ今は無料で実況動画が見れるしな。タイパならこれが一番なんじゃね。実況動画だの配信者なんて存在に思うところはあるけど合法の存在なんだから見なきゃ損というかどうしても見ちゃう。

 非常にお手軽に時間を潰せるからね。つまらなきゃ別の動画を見ればいいしほんと便利な世の中になったものだ。

 配信者って生産性がないと思うけど人間にとって娯楽は欠かすことができないものだからな。だからああいう職業が成立して大金を稼ぐのも仕方がないんだろう。

 でも流石にスパチャは法で禁止したほうがいいんじゃないかって思っちゃう。あれは悪魔的な金の巻き上げ方だろ。

6/30/2023, 3:00:25 AM

子供の頃、とある映画を観てから
あの中に巨大な城がいると信じていた。
雲を纏って世界中を周る城が。
ある夏の暑い日、海辺で遊んでいたら
うまれたての入道雲を初めて見た。
それはとても壮大だった。
わたあめが出来上がるみたいにモクモクと
目を離した隙に大きく巨大に。
城は視えなかったけど
雲の中で激しく鳴り響く雷は見えた。
想像は裏切られたけど
とても感動したのを覚えている。

大人になった自分は入道雲を見ると出来るだけ急いで家路につく。
傘、だいたい持ってないので。

6/30/2023, 2:49:14 AM

スイカを食べながら、外をぼーっと眺める。
風がサーと吹いたら、青い空に入道雲。
まるで、天空の城が現れるかの様な。

自然を感じながら、想像をする。
穏やかな時間。

6/30/2023, 2:22:26 AM

「入道雲、あるいは雷雲。積乱雲の別名らしいな」
積雲、わた雲が発達して、バチクソ高いとこまで達しちまった雲で、上部が小さい氷の結晶でできてるんだとさ。某所在住物書きは自室の本棚の一冊を取り出し、パラ見して言った。
「真夏に多い夕立ちの、前兆として稲妻が光りだすのは、雨降らせてるのも稲妻光らせてるのも、同じ『入道雲』だからっぽい、と」
で、この「入道雲」のお題の何がてごわいって、俺みたいなその日の天候とか出来事とかリアルタイムで追っかけて、続き物風の投稿してるタイプの場合、投稿日に丁度良くその雲が出てない可能性があるってアクシデントよな。物書きは空を見上げ、息を吐き、
「入道雲『っぽい形』で、何かで代用するか……」

――――――

前回投稿分から続く、ありふれた日常話。
都内某区、某職場休憩室。どんより曇天に、鬱陶しいまでの湿度を伴った6月最終日の始業前。
雪国出身の捻くれ者と、その親友であるところの宇曽野という男が、ぐるぐる巻きの低糖質ソフトクリーム片手に語り合っている。

「お前のこと、一昨日あの稲荷神社で見たぞ」
「稲荷神社のどこで。証拠は」
「あそこのデカいビオトープのホタル。見て感動して後輩から電話が来て。ビビって飛び上がってた」
「ちがう」
「痛い図星を突くとお前は必ず、まず『ちがう』だ」

自分のようなカタブツが、夏の光の数十数百に、少年少女の如く感激するのは「解釈に相違がある」。
昔々の酷い失恋、初恋相手に刺された傷が、未だに捻くれ者の魂と心の深層を蝕んでいる様子。
チロリチロリ。ソフトクリームを舐めては、懸命に友人の証言を否定しようと努力している。
捻くれ者の健気な照れ隠しと懸命な抵抗が、親友として痛ましくも少々微笑ましく、宇曽野は笑った。

「面白い話を教えてやろう」
宇曽野が言った。
「あの神社、噂ではキツネに一千万渡すと、神社の祭神のウカノミタマが降りてきて、『何か』、例えば予言だのご利益だのを授けてくれるんだとさ」
実際、その予言目当てと思われる政治家の目撃情報が、たまに呟きに上がってるぞ。
ニヤニヤ。笑いながら話す彼を、捻くれ者はジト目で凝視して、白いソフトクリームをチロリ。
「『いっせんまんえん』?」
どこかで聞いたフレーズだ。メタな発言が許されるなら、おそらく「6月19日」の「13時02分」。
潰れたクリームのツノは平坦に広がり、その形は今日見当たらぬ夏の積乱雲――入道雲のようであった。
「『キツネ』?」

「所詮根も葉もないゴシップだが、あそこが由緒正しい古神社なのは事実だ。10円でも100円でも突っ込んで、何か願掛けしてくれば良いんじゃないか?」
「何かって、たとえば」
「無病息災。商売繁盛。良縁祈願。『職場の後輩と近々パートナーとして結ばれますように』」
「何故そこでウチの後輩を出す。そもそも彼女、私のことなど、何とも」
「にぶいなぁ。お前もお前の後輩も」

式には呼べよ。スピーチくらいは引き受けてやる。
軽く笑い飛ばす宇曽野は自分の白を片付けて、じき始業開始であるところの己のデスクに戻っていく。
「誰がもう恋などするか」
予想外に量の多かった入道雲を、なんとか短時間で解消しようとした捻くれ者。
大口で塊を崩し、強引に喉に通して、
「……ァ、がっ……、つめた……!」
それが食道を通り胃へ落ちる過程で、地味な氷冷に苦しんだ。

6/30/2023, 2:16:38 AM

両手を伸ばしても足りないくらいの影の下、なす術なく吸い込まれるか 突如生えた大きな手に掴まれて包まれたい。
夏よ拐ってくれ。

6/30/2023, 1:38:49 AM

寝ても覚めても想うのは私の好きな想い人。

一緒に側にいてくれた時も、ただネットで繋がってる今も変わらず好きだ。困るのは、彼の笑顔がとても恋しくて一緒にいた時感じていた温かい空気感も、彼が心で対話をしてくれていた時間全て忘れられなくて。それら全てはもう過ぎ去ってしまった去年のお話で、今は彼の笑顔にも会って言葉を交わしたりも出来ない現実がとてつもなく悲しくて寂しい。

彼のとてもまっすくな心根が好きだ。笑った顔もちょっとムッとした表情も目が輝く瞬間もつい見続けてしまっていたな去年。尊敬する所たくさん持っている人なんだけど、一番素敵な所は人を一人の人間として接してくれる懐の大きさがあるところ。
一番尊敬している所は、絶対絶滅の状況下でも諦めずあらゆる方向からボールを投げ続けていけるタフさがかっこいい!

一番好きでいて良かったと思える点は、彼と一緒に人として成長していけたらいいなと思えるそんな存在である事。きっと彼が側にいてくれたらトラウマなんて気にもならなくなっていくと思う。
何より私が彼を支えたい!良い時も悪い時も。

あーあー。重症ですね。ティーンの様な感性がここまで書いていて痛々しい..そして書いてて彼の指パッチンが聞きたくなって又辛くなってしまった笑

6/30/2023, 1:08:02 AM

「あれ、犬っぽくない?」

「いや、ソフトクリームでしょ」

「魚にも見えるくない?」

「絶対見えないって!ソフトクリームだよ」

「あ、入道雲だ」

「夏が近づいてきた証拠だね」

「そういえばもうすぐ夏休みかぁ」

「会えないの寂しいねぇ」

あなたと交わす、この会話が私は大好き。
あなたと過ごせるだけで私は幸せです。




#入道雲

6/30/2023, 1:07:00 AM

入道雲に手を伸ばす。
 僕はもっと近づきたい。
 自分にも翼があったなら。
 こんなに憧れる事も無いのに。

6/30/2023, 12:35:28 AM

真夏の代名詞。青い空にもくもくと上る白い綿菓子は、圧倒的な自然の素晴らしいさを見せつける。
また嵐の予感も彷彿させ、偉大な自然の脅威も併せ持つ。
入道雲。もう何年も見ていない。空を眺めて感慨にふける暇もなく毎日慌しい日を送っている。
あれはいつだっただろうか。
海の向こうに見える立派な入道雲を見たのは。
あの時どんな気持ちだっただろうか。
空に浮かぶ雲ひとつひとつに感想を述べていた。
あの頃の気持ちを忘れていた。
仕事に没頭し、毎日を送るのが精一杯の今の自分。心の情緒が失われて体調も壊しやすくなった。
さあ、夏だ。
空を見上げて、今の空の情景を文章にして、また心のゆとりを作っていこう。

6/30/2023, 12:32:26 AM

入道雲がもくもくと
夏をたべる、
僕はそのしたで
レモンのかき氷をたべる、
夏と氷が 歯にしみる
今年の夏もあつくなりそうだ
レモン味の夏、
それぞれの夏の味がある。

6/30/2023, 12:07:39 AM

少しづつ気温が高くなってきて
人が少なくなってきたスーパー銭湯で
空を見ながらボーッとするのが
最近のマイブーム

毎週空を見てると分かるんだよね
梅雨明け間近になってきた頃から
晴れた日の雲のかたちが変わってきたの
ほんとうにモクモクと入道雲
そろそろ夏になるなぁって思ってたら
雨がやんで夏に突入

しばらくはのんびりとお湯につかれそうだ



#入道雲

6/29/2023, 11:40:00 PM

夏の曲のMVによくでてくるよね

     ───────「入道雲」

6/29/2023, 11:24:50 PM

去年の夏、きみと放課後に見た入道雲を思い出す。 『めっちゃ大きいね』
『うん…』
こんな風に何気ない会話をする日々が続くと思っていた。でも、きみは変わった。いつからか2人は疎遠になってしまったんだ。嗚呼、あの時好きだったなんて今更言えないよ。

過ぎ去ったあの日々は戻らない、帰らない。

6/29/2023, 11:17:17 PM

青々とした空
湧き上がる雲
あなたが放った
言葉の残響
雷鳴みたいに
大雨の中
駆け足で

―入道雲

6/29/2023, 11:04:32 PM

膨らむ膨らむ
大きく大きく
内に閃光を秘め
強い熱波を受けても
その身は広く育つ
輝きを放つために


         ―「入道雲」―

6/29/2023, 11:02:32 PM

空青く広がる空にもくもくと白い雲が広がる

入道雲はなんだか私たちに夏を教えてくれる

僕はそんな空が大好きだ





─────『入道雲』

6/29/2023, 10:57:33 PM

『入道雲』

遠くの方で、空高くまで入道雲が上っている

あの雲の下は雨が降っているのかな?

ここももうじき雨が降るだろう

家に帰るとするか

6/29/2023, 10:23:27 PM

このお題を見て
ふと、ドラえもん雲の王国という
映画を思い出した。

劇中では、武田鉄矢の
「雲がゆくのは」という曲が
使われている。

幼少期の記憶だから
多少、タイトル等は調べ直したのだが。
歌詞を改めて見ながら曲を聴くと
中々に、良いのだ。

自分のノスタルジックに刺さるような
今の言葉を借りると「エモい」
と言うのだろうか。

3分強ほどの、時間があれば
是非聞いて欲しいと思う。


【お題:入道雲】

6/29/2023, 10:17:53 PM

入道雲

入道雲ってさ。

ついぞ、その先の言葉を聞くことはできなかった。
道路の真ん中で、彼がそう言った直後俺は彼の手によって背中を強く押されて転ぶように前に進んだからだ。
何をするんだ。
そう言おうと思った瞬間に被さるようにキキィッという急ブレーキ音が聞こえ、人の身体が地面に落ちる鈍い音がした。
振り返った先に見えたのは紛れもない地獄と、綺麗な青空にどっしり構える入道雲だった。

入道雲を見るたびに思い出す彼のこと。
彼はいったい何を言おうとしたんだろう。
今年もまた入道雲の季節がやってきた。

「入道雲ってさ……」

「……いや、なによ。入道雲がどうしたの」

隣で彼とよく似た顔をした彼女が怪訝な顔をする。
血縁があるとはいえ、やっぱり似ている。

「入道雲だよなぁ」
「はぁ…うちの旦那がまた兄貴みたいなこと言い出した」
ほんと。似たもの同士だったよね、と溜め息をつきながら言う彼女……いや妻か。妻の言葉を聞いて、もしかして続きなんてなかったのか、と入道雲に問う。

当然入道雲は何も答えてくれなかった。

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