『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寝ても覚めても想うのは私の好きな想い人。
一緒に側にいてくれた時も、ただネットで繋がってる今も変わらず好きだ。困るのは、彼の笑顔がとても恋しくて一緒にいた時感じていた温かい空気感も、彼が心で対話をしてくれていた時間全て忘れられなくて。それら全てはもう過ぎ去ってしまった去年のお話で、今は彼の笑顔にも会って言葉を交わしたりも出来ない現実がとてつもなく悲しくて寂しい。
彼のとてもまっすくな心根が好きだ。笑った顔もちょっとムッとした表情も目が輝く瞬間もつい見続けてしまっていたな去年。尊敬する所たくさん持っている人なんだけど、一番素敵な所は人を一人の人間として接してくれる懐の大きさがあるところ。
一番尊敬している所は、絶対絶滅の状況下でも諦めずあらゆる方向からボールを投げ続けていけるタフさがかっこいい!
一番好きでいて良かったと思える点は、彼と一緒に人として成長していけたらいいなと思えるそんな存在である事。きっと彼が側にいてくれたらトラウマなんて気にもならなくなっていくと思う。
何より私が彼を支えたい!良い時も悪い時も。
あーあー。重症ですね。ティーンの様な感性がここまで書いていて痛々しい..そして書いてて彼の指パッチンが聞きたくなって又辛くなってしまった笑
「あれ、犬っぽくない?」
「いや、ソフトクリームでしょ」
「魚にも見えるくない?」
「絶対見えないって!ソフトクリームだよ」
「あ、入道雲だ」
「夏が近づいてきた証拠だね」
「そういえばもうすぐ夏休みかぁ」
「会えないの寂しいねぇ」
あなたと交わす、この会話が私は大好き。
あなたと過ごせるだけで私は幸せです。
#入道雲
入道雲に手を伸ばす。
僕はもっと近づきたい。
自分にも翼があったなら。
こんなに憧れる事も無いのに。
真夏の代名詞。青い空にもくもくと上る白い綿菓子は、圧倒的な自然の素晴らしいさを見せつける。
また嵐の予感も彷彿させ、偉大な自然の脅威も併せ持つ。
入道雲。もう何年も見ていない。空を眺めて感慨にふける暇もなく毎日慌しい日を送っている。
あれはいつだっただろうか。
海の向こうに見える立派な入道雲を見たのは。
あの時どんな気持ちだっただろうか。
空に浮かぶ雲ひとつひとつに感想を述べていた。
あの頃の気持ちを忘れていた。
仕事に没頭し、毎日を送るのが精一杯の今の自分。心の情緒が失われて体調も壊しやすくなった。
さあ、夏だ。
空を見上げて、今の空の情景を文章にして、また心のゆとりを作っていこう。
入道雲がもくもくと
夏をたべる、
僕はそのしたで
レモンのかき氷をたべる、
夏と氷が 歯にしみる
今年の夏もあつくなりそうだ
レモン味の夏、
それぞれの夏の味がある。
少しづつ気温が高くなってきて
人が少なくなってきたスーパー銭湯で
空を見ながらボーッとするのが
最近のマイブーム
毎週空を見てると分かるんだよね
梅雨明け間近になってきた頃から
晴れた日の雲のかたちが変わってきたの
ほんとうにモクモクと入道雲
そろそろ夏になるなぁって思ってたら
雨がやんで夏に突入
しばらくはのんびりとお湯につかれそうだ
#入道雲
夏の曲のMVによくでてくるよね
───────「入道雲」
去年の夏、きみと放課後に見た入道雲を思い出す。 『めっちゃ大きいね』
『うん…』
こんな風に何気ない会話をする日々が続くと思っていた。でも、きみは変わった。いつからか2人は疎遠になってしまったんだ。嗚呼、あの時好きだったなんて今更言えないよ。
過ぎ去ったあの日々は戻らない、帰らない。
青々とした空
湧き上がる雲
あなたが放った
言葉の残響
雷鳴みたいに
大雨の中
駆け足で
―入道雲
膨らむ膨らむ
大きく大きく
内に閃光を秘め
強い熱波を受けても
その身は広く育つ
輝きを放つために
―「入道雲」―
空青く広がる空にもくもくと白い雲が広がる
入道雲はなんだか私たちに夏を教えてくれる
僕はそんな空が大好きだ
─────『入道雲』
『入道雲』
遠くの方で、空高くまで入道雲が上っている
あの雲の下は雨が降っているのかな?
ここももうじき雨が降るだろう
家に帰るとするか
このお題を見て
ふと、ドラえもん雲の王国という
映画を思い出した。
劇中では、武田鉄矢の
「雲がゆくのは」という曲が
使われている。
幼少期の記憶だから
多少、タイトル等は調べ直したのだが。
歌詞を改めて見ながら曲を聴くと
中々に、良いのだ。
自分のノスタルジックに刺さるような
今の言葉を借りると「エモい」
と言うのだろうか。
3分強ほどの、時間があれば
是非聞いて欲しいと思う。
【お題:入道雲】
入道雲
入道雲ってさ。
ついぞ、その先の言葉を聞くことはできなかった。
道路の真ん中で、彼がそう言った直後俺は彼の手によって背中を強く押されて転ぶように前に進んだからだ。
何をするんだ。
そう言おうと思った瞬間に被さるようにキキィッという急ブレーキ音が聞こえ、人の身体が地面に落ちる鈍い音がした。
振り返った先に見えたのは紛れもない地獄と、綺麗な青空にどっしり構える入道雲だった。
入道雲を見るたびに思い出す彼のこと。
彼はいったい何を言おうとしたんだろう。
今年もまた入道雲の季節がやってきた。
「入道雲ってさ……」
「……いや、なによ。入道雲がどうしたの」
隣で彼とよく似た顔をした彼女が怪訝な顔をする。
血縁があるとはいえ、やっぱり似ている。
「入道雲だよなぁ」
「はぁ…うちの旦那がまた兄貴みたいなこと言い出した」
ほんと。似たもの同士だったよね、と溜め息をつきながら言う彼女……いや妻か。妻の言葉を聞いて、もしかして続きなんてなかったのか、と入道雲に問う。
当然入道雲は何も答えてくれなかった。
入道雲
まるで飲み込まれそうだ、そう感じた
人間よりももっともっと大きくて強さを感じるもの
その今にも覆いかぶさってきそうな大きさに不安を抱く
いや、それは私が隠しているものを見透かしているのか
自分の息子と一緒に見た入道雲。
もくもくと大きかった。
それを見た息子は、
「おっきいわたあめみたい!」
と言って、はしゃいでいた。
私も「そうだね」と言って、微笑んだ。
こんなふうに笑い合えるって、幸せだと思う。
そんな幸せが、日常に溢れているって、素晴らしいことだと思うんだ。
〜入道雲〜
入道雲は雷雨を運ぶと同時に攫っていく。嵐のようでいて、どっしりとした佇まいのそれは、神様のようだ。
入道雲
入道雲を積乱雲と呼んだりしたのに、曇りを雲りと書いていたあの頃の僕は一体何を考え感じていたのだろう。
僕はたぶん独りになりたかったはずだ。疲れていた。
わけの分からない会話、同じようなひょっとしたら、あの人の方が知識がなかったはずだ。
それを知るようにと普段の言葉とは違う言葉を使ってどこでもみたかったのかもしれない。
全うに曇りという漢字そしてその他のいろいろな漢字を覚えて何を言われても揺らぐことのない自信を持つようにとあの頃の「僕」にゆっくりと時間を掛けて話して聞かせてあげたい。
「入道雲ってさぁ、なんか可愛いよね」
山の間から顔を出している雲を眺めながら口にするとそうかぁ?と隣の君が首を傾げた。
「うーん、俺的にはカッコ良いと思うんだよね。入道雲。デカいし質量がある感じ、なんか強そう!」
そう言ってきらきらと笑う君になにそれ〜と笑う私。「もこもこで可愛いじゃん」「いーや、ムキムキで強そう!かっけー!」そんなくだらない事を言い合って、顔を見合わせ吹き出した。
予鈴が鳴り響く空き教室で、もう一度遠くの空に目を向ける。この日常の一コマをあの入道雲が遠い未来に運んでくれる予感がした。
卒業したら上京する君と地元に残る私、共に過ごす最後の夏はまだ始まったばかりだ。
*
あのあと鳴り始めた本鈴に二人慌てて走ったあの日の記憶は、今年もまた入道雲が届けてくれた。
彼は今も入道雲を見て変わらずカッコ良いと感じているのだろうか。
……入道雲にあの日の記憶を見てくれてるだろうか。
私は今あの日の君が何処で何をしているのか知らないけれど、今年こそは何かメッセージを送ってみようか。
入道雲の写真を貼り付けて、今年も入道雲が可愛いよ、なんて。
2023.06.30早朝 「入道雲」#03
入道雲、、
夏感じるなぁ、、
てか、雨このあと降るんかな。
激しい雷雨になるかもしれませんなんて朝お天気のお姉さん言うてたっけ。
今こんなに晴れてるのに。夏は天気変わりやすいよな。
暑いし、、、
えんがわで扇風機に当たりながら空を見て私はそんなこと思ってた。
すると玄関の方から声がした。
そして慣れた様子でこちらに向かってくる。
『あ、やっぱりここにいた。えんがわの人じゃんもう』
「やっほ」
『スイカ持ってきたぞ』
「わーい!!」
幼馴染の存在ありがたいと思いつつ、私はこいつが好きだったりして。
「たべよー!」
『うん』
「このあと雨降るよ」
『え、まじ?』
「まじー」
『この雲がそれなの?』
「うん、お天気のお姉さん言うてた」
『そうなんだ笑 いや、やばいね激しく降る感じ?』
「多分ね。一時的だけどね」
『じゃあそれが止むまではここにいてもいいよな』
「止んでもここにいていいよ」
で見つめあってしまった2人が良い感じになるのはまだもう少し先の話。