入道雲』の作文集

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入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/29/2023, 4:33:44 PM

『入道雲』

青い空に入道雲…子供の頃や

10代20代の頃はエネルギーが

溢れてくるような季節だけど

今はもう暑さに参ってエアコンで

体の冷えに参ってしまう…。

夏になるワクワク感はもう

とうに失くなってしまいました。

6/29/2023, 4:33:30 PM

入道雲は好きではないかな。ポジティブに言い換えるとソフトクリームみたいな感じ。アイスの中でコーンの上にのっているソフトクリームは好き。

6/29/2023, 4:32:25 PM

晴れ渡る空に
にゅっと現れた白い雲
私は思わず笑顔になる──

人は皆
“入道雲だ! 気を付けろ!”
と、声を揃えて言う
……私は違う

昔、大好きな人に
サヨナラを告げられた日
涙で頬を濡らし歩いてた
とめどなく溢れる涙は
行き交う人々の注目の的になりそうで
泣くに泣けなかった

そんな時、入道雲がやってきた
私を濡らす雨は
“泣いていいんだよ”
と、言った気がする
私は……一目を気にせず泣くことが出来た
涙ごと私を濡らして……
雷は……
雄叫びのような声を出して泣くことを許してくれた

屋根の下に入る頃には
笑っちゃうくらい
ずぶ濡れで

大きな雷一つ
雨は止んだ
私の心も晴れていた

「今日もフラれたんだよ?……また、泣いていい?」
答えるように雨が振りだした──





(2023.06.29/入道雲)

6/29/2023, 4:21:23 PM

何と無く、ふと気が付くと、最近よく見かける。
特に探しているわけでもないが、存在感に視線を奪われるのだろう。なかなかの体躯の持ち主でもあるが、その姿は爽やかであり美しくもある、そして様々な表情を垣間見せる。それが目を離せないのだろう。

しかし、こんな姿をまさか見せつけられるとは予想外であった。何が要因なのかわからないが憤然とした態度になり、荒んだ行動を先程から繰り返している。
私もそれに巻き込まれてしまい、なかなかの被害にあった。偶発的とはいえ、仕方ないことだが、もはや諦めの境地である。ただ呆然と私は途方に暮れて、その様子を眺め続けることしか出来なかった。

一時的な避難場所として、勝手に他所様の軒下を使用してしまい心苦しいが、暫くそっと身を潜めることにした。

「酷い夕立ですよね…。入道雲は何処へ隠れてしまったのかしらね」
軽やかな可愛らしい声が、私の肩越しからそっと囁かれた気がしたので振り向く。いつから居たのだろうか、嫋やかな女性が穏やかに微笑んでいた。

それが私と彼女の出逢いである。

『 入道雲 』

6/29/2023, 3:49:38 PM

君は雷が嫌いだ、少し意外。

普段はクールな君が雷の鳴っている時だけは、ソファの影でクッションを抱きしめてブランケットまで被っている。

 子供みたい、思うが決して口にはしない。

窓の外が光る度に、普段は聞けない君の情けない声が上がり、笑うのを必死で堪える。

 直後、凄まじい雷の音と地響きがして、流石にビックリした。

近くに落ちたみたいだ、閉め切った窓のガラスがビリビリと揺れている。

 ゴロゴロピシャーンッと元気な音がする、まだまだ雷は止みそうにない。

 ふと君のほうを見ると、ソファの前に置かれたローテーブルがコタツに変身していた。

 思わず噴き出し、大笑いしてしまった。

テーマ「入道雲」

6/29/2023, 3:46:30 PM

『入道雲』

貴方への思いがどんどん高なるほど
心に激しい雨が降る、、

6/29/2023, 3:32:58 PM

季節外れのサンタクロースの髭。とぐろを巻いた蛇。人の顔の塊。ウール。飛び込みたい衝動。夏空の親分。土砂降りの傘下。照り光る厚い白。破った青いキャンバス。澄んだ青い皮の裂け目からはみ出た綿。

決まりのない形が脳を遊ばせる。
心理を弄ぶ自然現象。

#入道雲

6/29/2023, 3:32:38 PM

無機質な声 猛暑日だと語る
蝉の合唱団 街路樹でのコンサート
古いチャリで 下り坂
落っこちそうな 3人乗り
まだ地平線は 遠い

視界を染めた 群青に
降りたチャリは 熱かった
麦わら帽子を 追い掛けて
風と駆ける

脆い城の滅亡を
眺めて舐める 氷菓子
入道雲が空游ぐ

夕焼けを背に
肩を並べ 電車に揺られ
忘れたチャリを 口実に
来年の夏 約束をした
                お題【入道雲】
           タイトル【あの夏の日が】

6/29/2023, 3:21:29 PM

入道雲


漫画みたいに曇り乗りたい。
綿菓子みたいな味がしてモフモフするやつ。

6/29/2023, 3:14:29 PM

吐き出した空は青と白の2極に別れてしっかりと地面を押して光るように笑っている
『入道雲』

6/29/2023, 3:11:36 PM

――入道雲――


青き血液の管を持つ
手を伸ばしても届かない
空に広がる蒼の群れ

海の青から生まれた雲も
入道雲へと姿を変えて
空を求める

常に目の前にはあるはずなのに
いつか掴むと夢見てる
自分の夢すら掴めずに

―――――――――――――――

青は遠い色だって言われますよね

空の青を掴もうとしても手は空を切りますし、
海の青を掴もうとしても水の色は透明になる。

私のとても好きな表現のひとつを、今回は使ってみました。
そしてテスト勉強が大変です、テストある人のスマホ利用は計画的に(被害者より)

6/29/2023, 3:01:33 PM

入道雲
まだまだ梅雨明けにはならないけれど…束の間の青空に浮かぶ雲が、何となく夏らしい感じがする…モクモクと湧き上がる感じが、何となく夏らしい…そして、あの夏の君の横顔も見える様な…

6/29/2023, 3:00:08 PM

『夏といえば』


空には大きな入道雲。
入道雲を見るたび、夏が来たと思う。

どこかのお話では竜の巣があるらしい。
1度は行ってみたい。竜の巣に。


お題:《入道雲》

6/29/2023, 2:54:52 PM

お盆を迎えた夏休み。

今日は義両親のお休みに、日帰りでドライブに出かけることになった。


両親は定年を過ぎ、私も県内とはいえ嫁いでからは、実家を離れ、夫と娘と三人暮らしをしている。

結婚してから四年、子供が生まれてからは二年。
正直、義両親とうまくやっていけてるとは言い難く、最近は子育てと仕事と、義両親との関わりで、精神的に疲弊してしまっている。

義両親には良くしてもらっているし、色々と援助もしてもらっている。

だけど、だからこそそれが私には苦しかった。

私の育った家庭は裕福とは程遠く、生活保護費で何とか命を繋いでいるような毎日を過ごしているような家庭環境だった。

両親の夫婦仲も良好とは言い難く、喧嘩は日常茶飯事だった。

父親は私が高校生の時に他界した。

原因の一端は、私にもあった。

それからのことは...あまり語りたくない。

そんな私に声をかけてくれたのは、私の数少ない友人だった。
毎日泣いてばかりいた私に、同居を持ちかけ、支えとなる恋人探しもしてくれた。

友人は既婚であり、子供もいた。
訳あってシングルマザーだ。

そんなある日、今の夫となる恋人との出会いがあり、時を待たずして同棲、結婚することになる。

地元を離れ赴くことに不安こそあったが、これで私も幸せになれる、と思ったものだ。

父の墓参りに来たのは、嫁いでから初めてのことになる。
久しぶりに墓参りにやってきた。

強い日差しが照りつけており、セミの鳴き声も鳴り響いている。

もうすぐ夕方、陽の影り始めた入道雲ができていた。

遠くでは蜩の鳴き声も聞こえている。

方向音痴で運転免許のない私は、誰かに連れてきてもらわないと、父親の墓参りすら来ることができない。

額から汗を流しながら、久しぶりに見た父の墓を綺麗に磨き、上から水をかけた。

「お父さん、ただいま」
私がそう言うと、義両親は少し間を置いて、
「私達もご挨拶させてもらっていいかい?」
と、私に声をかけてきた。

私が会釈すると、義両親は静かにお墓に手を合わせた後、私に向き直り、
「じゃあ、帰りましょうか」
と言って車に乗り込んだ。

帰り道の道中、夕立の降りしきる車内で義母から、
「今日は、ドライブ付き合ってくれて、ありがとうね。私達も、ずっとあなたのお父さんにご挨拶したいと思っていたんよ。あなたとも、もっとこうして時間を過ごしたいと思っていた。これからはあなたも私達の大事な家族なんだから、なんも遠慮なんかしなくていいからね」
と言葉をかけられ、私はただ、ずっと涙を流していた。


家に着く頃にはすっかり日が沈み辺りは真っ暗だったが、雨は止み、私の涙も止まっていた。

これからは義両親とも、今までよりうまくやっていけそうな気がしていた。


入道雲

6/29/2023, 2:36:31 PM

入道雲



『もういい!』

「ッ!!」


なぜ自分はあの時、謝れなかったんだろう。
なぜ自分はあの時、君の気持ちを考えることが出来なかったんだろう。
なぜ自分はあの時、君に気持ちを伝えることができなかったのだろう。


〜数分前〜

『ねえ、ちょっと聞いてる?』

「え?あぁ、ごめん。」

『もう、ちゃんと聞いててよね。』

「何話してた?」

『〇〇くんが、さっきサッカーでシュートしててかっこよかったって話。』

「...あんな奴のどこがいいんだよ、」

『ッ!!』


俺は思わず言ってしまった。
こいつがあいつを好きなことを知っていて、こんなことを言ってしまったことに後悔をするがもう遅い。


『酷い、!私が〇〇くんのこと好きなの知ってるのにそんなこと、、言わないでよ、』


後悔をするが、俺は謝らない。
俺はこの時、頑固な性格が出てしまった。


「ッそれがなんだよ、、ほんとのことだろ、」

『もういい!』

「ッ!!」


あいつが教室を飛び出した。

なんでこんな時に頑固な性格が出てしまうんだろう。
いつもこのせいで色々と喧嘩をしてしまう。

今回の喧嘩、仲直りは無理そうだ。
だってあいつの好きな奴を悪く言ってしまったんだから。
誰でも好きな人を悪く言われたらそいつを嫌いになる。

きっと俺も嫌われたんだろうなぁ、

そう思いながら帰路に沿って歩く。
ふと空を見てみると大きな雲、入道雲が視界を埋めた。その背景には少しオレンジ色になった空が見える。

入道雲みたいな大きな心を持っていれば、こんなことにはならなかったのかな。
改めて俺の心が小さいこと実感する。

神様、入道雲はなぜそんなに大きいのですか?
なぜ俺の心は小さく、人を傷つけるようになっているのですか?

入道雲はいいな。きっと大きな心があるんだな。誰でも優しくでき、好きな人にも優しくできる。

俺はこれからどうすればいいんだ。あいつ会って、話すためだけに学校に行っていたのに、もう学校に行く理由が無くなった。


あぁ、入道雲、その大きい心を少し分けてくれませんか?



_3end_

6/29/2023, 2:36:23 PM

夏の暑さなんて大嫌いだよ。
部屋のクーラーが聞かないほど蒸し暑いし、風がない日なんてもってのほか。
急な通り雨でヘルメットがおしゃかになる日。
それでも良い思いをするから夏は好きなんだよ。
過ごしやすい日のささやかなツーリング。
周りは一面畑と田んぼ。
ちょうどいい時間に見える青空は澄んでいて、油絵の具を塗ったような陰影がはっきりとした入道雲が視覚いっぱいに広がっている。
原付きっていうしょぼくれた乗り物でも自然的な絵画に出会えるのだ。
近年の美術館は騒がしくて贅沢より疲労感のほうが強いのだけど、日常的に超自然な美術展は時間ごとに移ろいながら開催されれている。
十分に、贅沢じゃないか。

6/29/2023, 2:27:51 PM

海の先に見えるあの雲が

僕らの夏を運ぶのだろうか

青と白のコントラストに

心が奪われてしまいそうだ。



『入道雲』

6/29/2023, 2:23:45 PM

入道雲

空を見ると入道雲が流れていた。
すこし暗くなってきてるような気がする。
そろそろ雨が降ってくるかもしれない。
洗濯物を入れておこう。

気象予報士の勉強中。
雲の種類はたくさんあるね。

6/29/2023, 2:18:52 PM

「入道雲ってソフトクリームみたいだね!」
「どっちかというと綿飴じゃない?」
「えー、暑いからソフトクリーム食べたいー」
「それ、ただ食べたいだけじゃん」

食いしん坊な彼女は
なんでも食べ物に例えて話す。

ビーズはキャンディーみたい。
タイルやレンガはチョコレートみたい。
屋根瓦はクッキーみたい。

見事に甘いものばかり。
これでは、お菓子の家ができてしまう。

「そのうち人もお菓子に見えたりして…」

小さく独り言ちる。
その声が聞こえたらしく彼女は振り返り
にっこり笑って言う。

「人間は、甘いだけじゃないからねぇ」

6/29/2023, 2:14:28 PM

「入道雲」

騒がしい蝉の声。
ゆらゆらと揺れる陽炎。
空には大きな入道雲。
夏を感じるには十分すぎる役者たち。
日暮れが近づくと、大きな入道雲は私たちの真上に移動している。
そして大きな音をたてて雨を降らす。
ゴロゴロと雷も鳴り始める。
すると、騒がしかった蝉の声はかき消され、ゆらゆらと揺れる陽炎はどこかに消えていった。

入道雲はどんなものよりも夏を感じさせる。
それは、風情と恐怖を私たちに運んでくるのだ。

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