『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
負の感情をいつまでも見せないで、切り替えられる人を尊敬します。
憤りや悲しみを感じても、その場ですぐさま吐き出してまた歩き出す。毎日忙しくくるくる変わる表情で生きている。
なんてかっこいい。なんて強い人なんだと思っていたけれど
「自分をコントロールする術を知っている人なんだ」
そう思ったら、貴方みたいになりたいと思いました。
光と闇の狭間で。こりゃまた中二病っぽいお題がでたな。光はともかく現代で闇って言葉はあまり使う人いないんじゃないか。
最初に思い付いたのが朝と夜。物理的な光と闇だ。まぁ一番単純に考えたらこれだろう。
太陽の光をちゃんと浴びないと鬱になるとかならないとか。太陽は偉いっちゅう事ですな。
そして暗くないと眠るのが難しい。睡眠は大事だからちゃんと寝ないとね。俺は毎日寝過ぎで悩んでるけど。
もう一つ思い付いた光と闇は政治とか戦争とかだけどこれは語れることないしどうでもいいな。
それで昨日楽しみにしてたハイエンドキーボード、リアルフォースってのが届いた。二万越えのキーボードは果たしてどんなものか。
まず安物との違いは重さだった。明らかに重くて安心感がある。これならちょっとやそっとじゃずれることもないだろう。
外見も重厚感があってなんだかテンション上がる。買ったのは有線だからUSBを繋ぐだけですぐ使えた。
肝心の打鍵感、触った感じは正直よくわからなかった。ん?これ安物となんか違うのか?って感じ。
ただそれからちょっと使ってみると確かに文字を打っていてちょっと気持ちいいかも。耳に届く音も心地いい。
俺にはちょっとした違いしか分からなかったけど毎日結構な時間触るものだからこの違いが年単位だと疲れやモチベーションに差を生むだろうなと思った。
長い間使うものだからこれで二万はそこまで高い買い物じゃなかったな。これは満足いくものだと思う。
#光と闇の狭間で
まだ日が昇っていない、午前4時。
珍しく目が覚めた。
同時に冷たい寒さが押し寄せて
慌てて布団を引き寄せる。
天窓から空を見る。
月も太陽も見えないこの時間の空が、
私は意外と好きだった。
そうは言っても、ほぼ起きる事のない時間だから
あんまり見る事はできないけれど…。
仕事に行く母が隣の部屋で準備をする時。
普段より早く寝た朝。
あるいは、次の日に不安な事がある夜。
そんな時、この空を見る時間に目が覚める。
でも、起きる時間まで後3時間。
早起きするのも良い事だけれど、
まだ温かい布団に包まれていたい。
さっきの夢の続きが見られるかな。
私は目を閉じて、闇の中へ包まれていった。
光と闇の狭間で人は何を見つけるのか
何を見るのか、、、
もしくは、何もないのかもしれない
ただ見つめるだけ
光も闇も
ただ、そこに在ることを
光があるから闇があること
闇があるから光があることを
どちらもあって
どちらもないことを
学校では猫を被っているため光。
1人の時は無表情なので闇。
家族といる時は闇と光の狭間、
光と闇の狭間で
○月■日
今日は、大人気RPGゲーム
『光と闇の狭間で』の発売日だ。
僕 卓也(小4)も まさに
そのゲームを買う為に今行列に
並んでいる。
母親や父親のお手伝いをして
コツコツ貯めたお小遣いを
握りしめ 整理番号の紙を見つめ
僕の分までは、回るはずだと
頭の中で計算しつつ 今か今かと
待ち続けた。
『光と闇の狭間で』このゲームは、
主人公が 二つの人格を持っている。
光の人格 ミハイルと
闇の人格ルシュハー この二つの
人格に主人公は、葛藤しながら
ゲームは、進んで行く
戦闘画面では、光の力と闇の力を
状況によって駆使し使い分ける事で
ゲームが進んで行く
そんな光と闇 善と悪みたいな
相反する対比が受けて
今や 大人 子供 関わらず大人気だ。
シリーズ化するのも納得と言われている。
そんな事を考えている内に
僕の番が来た。
真新しいパッケージを受付の人から
手渡され 僕は、両手を震わせ
落とさない様にしっかりと握った。
僕は、瞳をキラキラ輝かせ
格好いいパッケージを眺めながら
大切に抱え込み 家路へと歩いて行った。
光と闇の狭間の中で
私とその子は、光と闇というくらい、違っていた。
だけれど、似ているところも案外、少なくない。
私たちは、こうやって光と闇の狭間で、それぞれの星の夢を叶えるんだ。
君が誰かと仲良くしてると、可愛いな楽しそうだな良かったねというひかりの気持ちと、俺にそんな笑顔見せてたか? その話俺知らないんだけど。はっきり言ってムカつく…っていう闇の気持ちが入れ替わり立ち替わりする。
まったく大人気ないしカッコ悪いしみっともない。でもそれが人間ってもんじゃないか?そんな光の闇の狭間で人は、恋を楽しむものなんじゃねぇのかなぁ。
「何言ってんの。さむっ」
酔った勢いで俺の哲学をご披露したら、仲間が心底いやーな顔を浮かべた。
「なんだよ。普通そういうもんだろ。恋っていうのはさぁ」
「普通はね?でも相手があれよ、あいつよ?まぁねぇ……でもおまえがなんと思っててもさ、そのどす黒い嫉妬を抱えていても」
「どすとまでは思ってねぇわ」
「あいつは全部ひかりに変えちゃうんだよ。そういう奴じゃん?ピュアピュアピュアっ子、どこまでも光属性、そんでおまえのこと大好きじゃん?」
「…おまえまさか、あいつのこと」
闇側の俺がそう言うと、仲間はゲラゲラ笑ってそーそー、俺も好き好き!闇堕ちしろー!とふざけたこと言いやがる。
光側の俺はそれを見て、こいつも良い奴なんだよなと思いながら、そんな話を君としたいななどと思ったのだった。
▼光と闇の狭間で
私の心は混沌としてる。
真っ白な光というわけでもない。
真っ暗な闇ということでもない。
絵の具の白と黒が筆で混ぜたように、
それでいて、一部が灰色になっているように。
もやもやとしている。
もしくは、水に絵の具がついた筆を入れ、
そこから滲み出た、絵の具と水の様に。
ゆらゆらとしている。
私の心は光と闇の狭間で、
ゆらゆらとあるいはもやもやとしている。
仕事帰りの駅のホーム
息子が通っていた高校の学生さん達をながめる。
家に着いてドアを開けると
閉じこもってテレビを見ている息子がみえる。
”光と闇の狭間”にいるよう”で”
なんとも言えない感情が込み上げる。
笑顔で『おかえりなさい』と言ってくれるから
それでいいんだけどね。仕方ないからね。
元気になってくれるだけでいいんだけどね。
光と闇の境界線。
この社会に巣食う闇は、いつでも私たちを狙っている。
自分には関係ないと思っていても、心が弱った時、傷ついた時に、大口を開けて待っている。
いけないと気が付いたときには、もう戻れないかもしれないよ。
私は、軍人で今、敵国に攻めている。
目の前には、ミサイルのスイッチがあった。
このスイッチを押すと、何千発のミサイルが撃たれることになる。
『敵国が攻めてくる、こちらが先に攻撃しなくては』
悪魔が、ささやいてくる。
『これは、聖戦です。神も許してくれるでしょう』
天使が、ささやいた。
スイッチを押せば、敵だけてなく、子供や老人も死ぬだろう。
誰も止めてくれないか。
私は、スイッチの上に指を置いた。
光と闇の狭間で
『戦場にも笑いはあるのだ』と、どこかで読んだ。
すぐそばに死が迫っていても人は笑い、そんな極限でも人は生きていく。人の強さと弱さ。
太陽を直視できず、暗闇では何も見えない。人は完全な光の中でも闇の中でも、生きてはいけないだろう。
そんなことを考えながら、今日も私は光と闇の狭間、明暗の混じり合うこの世界で呼吸している。
捨てられない自分を抱えている。
#106
#2 光と闇の狭間で
この感覚が苦手だ。舞台袖での緊張。意識が遠のいていく感覚。
___かつて想像していただけの世界から飛び出して見たあのステージは、どうしようもなく“光”で。自分との差を痛感した恐怖とわずかな興奮。地下で、闇でしか生きられない私には到底手の届くものではないだろう。人の目が怖い。醜い私が、怖い___
「さあ、私も、光の中へ」
『礼瀬マヨイ』の幕が上がる。一瞬で歓声と熱気に包まれて、ステージライトに肌がジリジリと熱い。
さあ始めましょう、私の歪な物語を。もう、1人ではないのだから。
「足掻く」
浮いたり 沈んだり
泣いたり 笑ったり
呼んだり 呼ばれたり
傷つけたり 傷つけられたり
愛したり 愛されたり
そうやって過ごして、過ごして、
私は光と闇の狭間で愛を叫ぶ。
光と闇の狭間で
揺れ動く心
どちらが良くて
どちらが悪いではない
この世はすべて
陰と陽で成り立っている
バランスが大事
#光と闇の狭間で
#48
小学生の頃の担任の先生
ヘアースタイルが光と闇の狭間
複雑な笑顔で自虐していた
彼の心も光と闇の狭間
【光と闇の狭間で】
東の空に昇る朝日が、世界を鮮やかに照らし出す。優しい黄色の光に染められた砂浜で、君は楽しそうに鼻歌を口ずさんでいた。その背後でキラキラと、大海原が眩しく輝く。
防潮林の木陰から、僕はそんな君の姿を見守っていた。茜さす砂浜で君と手を取り合い踊れたなら、どれほど幸福な気持ちになれるだろう。だけど同時に、そんなことをしたら太陽の眩しさに身を灼かれてしまいそうだとも思う。誰とも深く関らず、誰にも愛されず、誰のことも愛さない。それが僕の生き方で、僕の自己防衛方法なのだから。
君が僕を振り返り大きく手を振る。おいでと誘われているのはわかっていたけれど、気がついていないフリをしてひらひらと手を振り返した。
真っ暗闇の中に一人で引き篭もれる度胸もなければ、光に包まれた場所で笑う君の隣に立つ覚悟もない。中途半端な僕はこうして光と闇の狭間の場所から、君を眺め続けるのだ。
光にも、闇にも、傾くことが出来なくて
いつも私は、光と闇の狭間で揺れていた
両側から伸ばされるその手を、取ることが出来ないでいる私に
どちらも取ってしまえばいいと貴方が言った
どちらでも在れないことに惑うなら、どちらでも在ればいいと
中途半端なグレーの世界が
光に照らされ、美しく銀色に輝いた
(光と闇の狭間で)
それは理想と現実の狭間だった
狭間に近付くほど理想は眩しく感じるのと裏腹に
その輝きを疑う気持ちも強くなった
闇を信じるのは容易い
絶望を想像する方が気楽だ
それは気持ちだけだ
身体が闇に包まれたら
闇はヘドロのように纏わりついて
いつの間にか心を蝕んで
いつの間にか眩しい光に目を閉じてしまうだけだから
狭間に近付いてるんじゃない
理想に近付いていたい
同時に現実の淵が心底つらい