優しくしないで』の作文集

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優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/3/2023, 12:33:44 AM

「ねぇやめて、」

私は優しくされるのが嫌いだ
周りはみんなに優しくしようとしてるけど
意味がわからない
自分のことを大切にすればいい話なのに
なんで?
別に優しくされたい人のことは否定しないけど
優しくされたくないって言って
納得されたことなんてない

みんなの好みと変わらないのに。

何を求めたっていいじゃん
嫌いなのは嫌いなの
私はきっと友達とかできないんだな

「優しくしないで」

5/3/2023, 12:30:04 AM

期待しちゃうでしょ
思わせぶりもほどほどに
いっそのこと捨ててくれたらいいのね
貴方のその中途半端な優しさに
依存してしまうの

5/3/2023, 12:13:43 AM

「優しくしないで」

彼に優しくされる度、過去の恋人の姿が浮かんでくるみたいで少しだけ嫌だった。
前の彼女から教わったのかな、とか。女の子の扱い慣れてるな、とか。考えすぎだと、贅沢だとわかってるけど、そんな繊細な心遣い、できるタイプだと思ってなかったから複雑だった。
もっと友達といるときのように、フランクで気なんか遣わなくったっていい。そういう姿を見て、良いなって思ったんだから。

なんか、慣れてるよね。

思わずそう口にすれば、彼が目を見開く。
自分の失言に気づいて慌てて訂正すると、珍しく彼が動揺してる。

そういう風に見せてんの。

真っ赤になった耳に気づいて今度は私が目を見開く。あんまり見るな、と粗雑な仕草で髪をくしゃっと撫でられた。

5/3/2023, 12:02:02 AM

【優しくしないで】

 土曜の昼下がりの喫茶店、歩道に面した窓際のテーブル席。差し込む太陽の光が、向かいに座った君の栗色の髪を柔らかに輝かせる。
「元気ないね。困ったことがあるなら聞くよ?」
 朗らかに微笑んで俺を促す君の右手の薬指を飾る、透き通るようなダイヤモンドの煌めきから目を逸らすように、窓ガラスの向こうへと視線を移した。
「別に、何でもない」
 行き交う人々を眺めながら、なるべく平坦に返したつもりだった。けれど想定外にぶっきらぼうに自分の声が響く。せっかくの心配を突っぱねた俺のことを、怒ってくれたって良いのに。なのに君はいつだって、ただ慈しむように笑うだけなのだ。
「そっか。もし話したいなって思ったら、いつでも話してくれて良いからね」
 いつまで経っても俺のことを弟みたいに扱って、対等な立場になんて置いてくれない。自分の思考に、自分の胸が刺すような痛みを訴えた。
「平気だって。というか、そんな暇あるなら彼氏さんとデート行けよ」
 それでもどうにか、呆れたような声を取り繕った。テーブルの上、アイスコーヒーのグラスを伝う雫が、まるで俺の代わりに泣いているみたいだ。
 君からは見えない膝の上で、拳をギュッと握りしめた。頼むから、これ以上優しくしないでくれ。俺に構わないでくれ。惨めさと独占欲とで、俺が君をグシャグシャに傷つけてしまわないように。

 三つ歳上の幼馴染は、俺の醜い恋情になんてこれっぽっちも気がつかぬまま、幼い子供を見守るような眼差しで美しく微笑んでいた。

5/2/2023, 11:53:37 PM

#6 優しくしないで


「僕が悪いんだ、君のせいじゃない。それだけは-

出来るだけ傷付けまいと
言葉を選んでくれているのが分かる

だけど言葉よりも
その必死な態度こそが
関係の終わりを私に突き付けていた


私が幸せを感じていても、
あなたにとっては、そうではなかった?
何がいけなかったんだろう。
…ううん、もう手遅れなのね。


身まで焦がすような感情が
ため息を追いかけるように失せて
代わりに虚しさで満たされた

「いいのよ、
あなたばかりが悪いのではないわ。
私も悪かったのよ。」

見せかけだけの優しさなんて。
それなら、いっそ酷く振って欲しい。
その方がよっぽどってものよ。


---
根が卑屈なので、強い人に憧れます。

5/2/2023, 11:37:24 PM

私の事を何も知らないくせに
優しくなんてしないで
優しくされると
また、あなたの元へ戻ってしまうから

5/2/2023, 11:14:23 PM

隣の席の君は私の好きな人

でも彼には彼女がいるの

彼はみんなの人気者

彼女も学年のアイドルみたいな可愛い子

2人がお似合いだってことはもうわかってる

私に優しくしないで

好きにならないように

特別な感情を持たないように

留まっているんだから





─────『優しくしないで』

5/2/2023, 10:54:24 PM

『優しくしないで』


ワガママでごめんね

大好き
大好きだよ

ずっと一緒に居たいから
どうか優しくしないでね

5/2/2023, 10:39:55 PM

好きじゃないのに優しくしないでよ。
なんて言ってしまうのは、私のわがままなのだろうか。
ほんとうは好きになってほしいし、振り向いて欲しいけど、
あなたが私のことを好きじゃないのも、知ってる。
だから、優しくされても辛いだけなんだよ。

5/2/2023, 10:20:36 PM

好きじゃないなら私に優しくしないで。

勘違いしてしまうような態度とらないで。

まだ、チャンスがあるかも?って勝手にときめいて、勝手に落胆して

それが、片思い……なのかな?

5/2/2023, 10:03:04 PM

「優しくしないで、私は1人で大丈夫なんだから」
そう言う彼女の目は潤んでいた
1人で本当に大丈夫なの?
彼女の言葉を信じようとした
それでも1人にしたくなくて、傍に居たくて
「私が1人が嫌なだけ」
そう言って寄り添っていた
私は嘘つきだ

5/2/2023, 9:47:30 PM

『優しくしないで』

『触れないで』 涙の君が うつくしい
あなたにそっと ニチニチソウを

-

だいじょうぶ? 撫でることばが かなしくて
あなたがひとり 帰る家なら

-

浸かれない あなたのやさしさ 持ち帰り
夜のタクシー 一心不乱に 

-

渡された 封筒の口 しわしわで
ありがとうとは 言いたかったよ

-

だいじょうぶ 言い切る背中 5回目の
一本の道 ランドセル往く

5/2/2023, 9:45:30 PM

優しくしないで


そんな温もりはいらない
そんな優しさもいらない

お灸のような熱
針のような刺激
力ずくの指圧力

骨のように凝り固まった
肩肉を誰かほぐしてくれ

5/2/2023, 8:19:19 PM

高校時代に野球に明け暮れた俺たちは、久々にその時の監督と飲む事になった。

なんと、俺たちが出場して以来10年ぶりの甲子園出場、そしてベスト8という好成績を残したからだ。

はじめは照れくさそうにしていた監督。
俺たちも
「監督、丸くなりましたね。昔はもっと怖かったですよ」

「監督、優しくしないでください。もっと怒って下さい」
など、和気あいあいとしたものだった。

最後に監督は目に涙を浮かべ
「お前達の代で甲子園に行けるのは最後だと思っていた。それが今年行けた。さらに、お前達にここまで祝って貰えた。ワシはワシは、こんなに幸せな事は無い」

その言葉に皆、下を向き頷いていた。監督の涙を見たのは甲子園で負けたあの日以来だった。

そこへ、間が悪く、居酒屋の店員が入ってきて
「すいません、ラストオーダーになります」

一瞬空気が緩んだ瞬間だった。
そしたら1人の人間が
「すいません、生中1つ」

すかさず
「お前は皆の分の注文も聞け!」
監督のツッコミが入った。
あの頃の監督を見ているようだった。
これ!これ!
座が一気に湧いた瞬間だった。
監督まだまだお元気に、あと何年も甲子園目指して指揮してください!!

5/2/2023, 7:40:50 PM

「いつも優しいですね。」
「ありがとうございます…本当に優しいですね!」
「凄い!
「よく頑張ったよ」
「無理しないで」
「辛いね」

ありがとう
でも優しくしないで
みんなの方が頑張ってる
違う
私が傷つきたくないだけ。
だから頑張ったの
だから手助けしたの。
やらなかったらなに言われるか怖くて。

私より辛い思いしてる人が他にもたくさんいて
それに比べたら私の悩みなんて
私の努力なんて大した事ないんだよ。

これを辛いと言っちゃいけない
これを許しちゃいけない

みんなもっと凄い
みんなもっと辛い

だから
私を許さないで
私を 私に
–優しくしないで–

5/2/2023, 7:08:50 PM

優しくしないで
愚鈍な僕は直ぐ勘違いを起こすから
優しくしないでください
ねぇ普通って一体なんですか

近すぎやしないかと
距離感を常に図るような
素直すぎやしないかと
ふと冗談にして笑うような
そういった事をもう何十回何百回と
心の中で思案していると
時々自分が馬鹿らしく思えてしまうんです
他に縋ればいいのに
どうして君じゃなきゃいけないんですか
どうして君は泣きたくなるくらいに
そんなに優しいのですか
どうしてもうずっとこんなに
痛いんですか

優しくしないで
そう願うのは確かその裏で
誰よりも優しくされたいと願う
貪欲で熟れ過ぎたこの心臓が
どうか早く灰になりますように

5/2/2023, 7:01:54 PM

お題「優しくしないで」

 とある施設の一つの檻の中に一人の少女がおりました。
 少女は悪魔の子だと村人から言われ、囚われておりました。
 毎日、毎日、暴力などを振るわれ続けました。
 
 そんなある日救世主が現れました。
 彼は村人から高額でその少女を買い取りたいと言い出したのです。
 もちろん、村人達は口々に言いました。
 「あいつは悪魔の子、忌み子だ」と。
 それでも救世主は意思を曲げませんでした。
 とうとう少女は買い取られ救世主の屋敷にやって来ました。
 少女は思いました。
 「どうせ、この人も私を忌み嫌うのだろう」と。
 しかし、そんなことはありませんでした。
 救世主はいくら周りの人々から「そいつは悪魔の子だぞ?」と脅されても
 彼女を可愛がり続けました。
 ご飯を上げて、風呂に入れ、服と住む場所を与えました。
 
 そんな生活が数週間続いたある日でした。
 少女が言いました。
 「なんで私に優しくするの!?今まで通りの生活で良かったのに...」
 少女は涙声でそう言いました。
 理由を問えば、村人達は少女をいじめるときだけは嬉しそうに笑い、
 その笑顔は自分が居なければ見られないから、この時だけは役に立てるから、と
 なんとも、無惨な理由でした。
 そんな言い分を聞いた後でも救世主は彼女を可愛がりました。
 ずっと、ずっと、ずっと、少女が息絶えるそのときまで、
 自分が居なくなるそのときまで...

5/2/2023, 6:58:44 PM

優しくしないで

「優しくしないで、どうしたらいいのか分からないの?どうしたらいいのか教えてもらいたいの?少しぐらの無理でも頑張ろうと思うわ。それが二人のためになるのだったら。」と言う筋書きを考えてみた。優しいだけの男では物足りないものがのこる。優柔不断とみられることもある。自分で決められない時は、誰かに任せるしかない。適切なアドバイスを授けてくれる人は恩人になる。先生という職業は顔で笑って、心で泣く。

5/2/2023, 6:31:55 PM

#37 優しくしないで

自己嫌悪からか
自暴自棄からか
理性的であろうとするあまりか

とにもかくにも
優しくしないでと嘆く人は

その特定の人にでも
周囲の人にでも
見知らぬ人にでも

とにもかくにも
相手の優しさに敏感な
優しい人だ

5/2/2023, 6:01:25 PM

嫌いだった。

君の手が、君の顔が、君の声が、君の目線が。
君の、何もかもが嫌いだった。

こっちを見て柔らかく微笑むのも、いつもその透き通った目を合わせて話してくるのも、弾むような、いやに心地のいい声で私の名前を呼ぶのも、しっとりとしたささくれ一つない指先で私の手をとるのも。
君の全部が私の心のやわらかい部分にひどく鋭い痛みとなって刺さるのだ。貶すところひとつないような君を見る度に、自分の中にある醜さに気付かされるのだ。

きっと君だって私がどうしようもないやつだと気付いているだろうに。なのにどうしてそんな目を向けるのだ。君のせいでおかしな勘違いをしてしまいそうになるじゃないか。全てが許されて、肯定されているような気になるじゃないか。

君といると知らないうちに泣きそうになるから。
君といるとどうしても叶わない欲が出てしまうから。
これ以上自分が醜さを露呈させる前に、どうか、どうか優しい君を嫌いだと思わせてくれ。


【優しくしないで】

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