何気ないふり』の作文集

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何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/30/2023, 12:54:15 PM

何気ないふりをして、君は今日も笑っている。

何気ないふりをして、君は昨日は泣いていた。

何気ないふりをして、君は明日を生きている。


何気ないふりをしておきながら、君は一昨日死んでいた。
なのに、何故みんな気付かない?死人が生き返っていることに、何故みんな驚かない?

「君は…誰だ」

「あなたこそ、何故気付かないの?みんな、取り繕うのに必死なの。何時もの日常を、死んでも尚守っているってことに、何故気付けないの?」

死んでいたのは、僕も同じ…?



「ー速報でお伝えします。一昨日の夜発生した交通事故による死者が35人となりました。よって、バスに乗車していた乗客全員の死亡が確認されたこととなりました」

#何気ないふり

3/30/2023, 12:54:09 PM

前の好きだった先生のお休みしている理由がわかった


本当に良い先生だったし 気づいてあげられなかった事がすごく後悔に残っている


手紙読んでくれたかな?いつでも帰ってきてね、また先生か笑顔で授業ができるようになることを願ってます。

3/30/2023, 12:53:02 PM

何気ないふりして笑ってる
君の凄さは分かってる
たまには愚痴でもこぼしたらいいよ
何気ない日々の静かなヒーロー

3/30/2023, 12:47:20 PM

「何気ないふり」

奥歯を噛みしめて、笑う。
絶対に泣いてなんかやらない。

3/30/2023, 12:41:24 PM

春の風が
優しく
通リ抜ける
あなたと過ごす
昼下がり

会話しなくても
心通い合う
愛コンタクト

何気ないふりをして
時折 見せる
あなたの
優しい笑顔

多くなんて
望まない

ただ
このまま
時が止まって
欲しい

3/30/2023, 12:41:20 PM

いつもの電車

いつものビル街

いつものランチ

いつものスーパー

いつもの夕食

何気ない日常を何気なく過ごしていれば、
余計な考えなんていつか消えてなくなるだろう。

3/30/2023, 12:36:51 PM

僕は実のところ、
誰よりも幸せであり、
苦労したことはないし、する予定もない。

にもかかわらず、
こんなことをしているのには、
単純な意味があるのだが、

それはきっと誰も気が付かなければ、
効果を発揮することもないだろう。

しかし僕がこんな風に、
何気ないふりをするふりをするのは、

誰かに気づいて欲しいからであり、

誰かに振り向いて欲しいからであり、

誰かに同情されたいからであり、

自分を変えたいからである。

そうして僕は今日も、
何気ないふりをするふりをして、
何気ない日常を送る。

「何気ないふり」


「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
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ぜひ来てみてね!!!!
待ってるよ!!!

3/30/2023, 12:35:52 PM

何気ないふり


初めて、恋人ができた。
こうして隣にいる君が本物なのが信じられない。
いつもの君は僕の妄想の産物、幻だったから。

「ぼーっとして、どうしたの?」
「え、あっご、ごめん…」
君の栗色の髪の毛が揺れる。小柄で大きな瞳を上目遣いに小首をかしげる様は、愛くるしい小動物そのものだ。
「ほらっ、もうすぐイルカショー始まっちゃうよ」
「ホントだ!…行こう」
さり気なく手を繋ぎ急いでステージへ向かうと、ちょうどショーが始まった。
「ナイス滑り込み」
親指を立て絶妙なキメ顔をする君がかわいくてイルカどころではなくなってしまう。とりあえず僕も親指を立て返した。


「チンアナゴ、ひょっこり顔出してるのかわいかったな〜」
「ははっ、確かに。でもちょっとシュールだよね」
「分かる…!」
帰路につきながら、水族館で見たものの話をしていると、君は突然立ち止まり、前触れもなく真剣な表情で言った。
「ところでゆうとくんって、ストーカーだよね?」
「…え?ど、どうしてそう、思うの…?」
「ゆうとくんのことが好きだから分かるんだ」
君は細い指を僕の手にゆっくりと絡め口元に引き寄せ、僕の手の甲に唇を落とした。
「好きだから、知ってる」
心臓が痛いほど速い収縮を繰り返し、大きな音を立てる。頭の中でサイレンが流れ、何も考えられなくなる。
「あ、あの…そ、れは…」
「ふふ、固まってかわいいね。見てたのはあなただけじゃないってことだよ」
「…なに、いって…んっ」
僕の唇に柔らかなものが押し付けられた。
「あなたのこと好きだったの。あなたが私を知るずっと前から、ね」

何気ないふりして近づいて、こんな関係にまで持ち込んだのは、僕だけじゃなかったんだ。
否、最初から君の掘った穴に落ちたのは僕なのかもしれない…。



おわり

3/30/2023, 12:35:40 PM

何気ない振りをしていても
気づいてるよ
貴方が私の事 見守ってくれていること
いつも逃げられてしまうから
今日は 私が貴方を 見守る

3/30/2023, 12:32:53 PM

まだ何気ないふりが出来ているだろうか
心ごと震わせるその声も
眩しいくらいのその笑顔も
慈しむようなその眼も
欲しくてたまらないから君の側に居ようとする
そんな僕に気がついているかも知れないけれど
今は知らないふりをしていて欲しい

(何気ないふり)

3/30/2023, 12:32:18 PM

雨降りのなか、段ボールの束を抱えて外に出ようとした。
自動ドアから出入りするお客様に挨拶しながら数歩外に出たとき、外から戻ってきた同僚とすれ違う。瞬間、
「嗚呼、やりますよ。」
何気なく段ボールの束を私の両腕からすっと抜き取る。流れるような同僚の動きに一瞬戸惑う。
「…ありがとうございます。」
やっと出た声は掠れていた。
マスクに覆われた同僚の表情はよく分からない。目元は相変わらず仏頂面だ。ただ私のお礼の声に静かに頷き、再び雨のなかに出ていった。

3/30/2023, 12:29:08 PM

テーマ:何気ないふり #138

道で困っているお婆さんがいた。
みんなお婆さんが困ったことに気がついていた。
でも、声を掛けようとはしなかった。
気がついているけど
何気ないふりをして通り過ぎていく。
私もいつもならそうしていただろう。
今日は何故かそのお婆さんから目が離せなかった。

それはここにくる少し前、
私よりも小さい子が電車で
お年寄りに席を譲っていたのを見たからかもしれない。

他の席が空いていたのもあって、
そのお年寄りは断っていたけど、
その子の勇気を出した行動できっとあの人の心は
その子の思いやりの温かさを知ったのだろう。
本を読みながらも、
チラチラとその後のことを気にかけているようだった。


何気ないふりをするのは簡単だ。
知らないふりをして、他人事として考えるのは。
でも、それを乗り越えて
勇気を出した行動はその人だけでなく
周りの人の心までを動かすんだなと感じた。

私はお婆さんとの距離を縮める。
鼓動が早くなるのを感じる。
それでも私は距離を縮めることをやめなかった。
あの子が踏み出した一歩を私も踏み出そうとしている。
周りの目も気になったが、
それ以上にドキドキしていた。
私は勇気を出して話しかける。
「こんにちは。お困りですか?」
何気ないふりはしない。今、この一瞬だけでも。

3/30/2023, 12:25:34 PM

何げないふり


何げないふりして、人を傷つける言葉言ってます、わたし。わかっててね。

真正面から、自分の気持ち言えない時そうするみたい。特に親しい人に対してしてます。夫とかね。

子供だなって思います、自分のこと。

3/30/2023, 12:23:28 PM

君はいつも私を見ている。
何気ないその視線に私が気づいていないとでも思っているのだろうか。

3/30/2023, 12:17:43 PM

母の病はずいぶん重いのだと
別室で医師に告げられた

-何のお話だったの? と問われ
大丈夫!旅行は行っていいって!
注意事項を教えてもらってたの!
-そう、よかったわ〜楽しみね

孫と一緒の家族旅行で
たくさんの笑顔を残し
その翌月 帰らぬ人となった

あとになってやっと気づくのだ
何気ないふりが上手だったのは
自分ではなく 母のほうだったと




「何気ないふり」

#61

3/30/2023, 12:17:40 PM

何気ないふり__



「あ、髪の毛にごみついてる。」

「え、とってとって!」

「うん」

今日も僕は何気ないふりをして彼女に触れる。

(ほんとはゴミなんてついてないけど。)

3/30/2023, 12:14:16 PM

気づいてるかな、
私の作り笑顔。
誰も心配かけないようにしてるんだぁ。
誰も心配してないけどね。
何気ないふりをして生きていくのか、
また明日。

3/30/2023, 12:13:45 PM

『何気ないふり』

なんかさ
にほんてさ
げんきないよね
なんかさ
いやしとかもとめてるし
ふがいなく
りそうたかいかんじする

3/30/2023, 12:13:19 PM

窓を開けると、春の匂いが顔を出す。
部屋は匂いで充満し、心地よい気分になる。
よし、今日も良い1日になりそうだ。

母に行ってきますの言葉を交わし、学校への道を辿る。
まだ日が登る前の、少し肌寒い通学路。
眠りが覚めたばかりの、
朝自宅をする街の空気を感じる。

「よっ!」
後ろから子気味良い足音が近づいたと思ったら、
肩に衝撃をうけた。今日もいつもと同じ。
「なんだよ、毎朝殴るなよ」
流石に女の子の肩を殴り返すわけにはいかず、
彼女の背負ってるリュックを軽く小突いた。
「やったなこのやろー」
「さきに殴ったのはそっちたろー?」
しょうもないやり取りをしながら通学路を進む。

腐れ縁とでも言うのだろうか小中高と一緒だった。
だんだんと同じ時間を過ごしていくうちに
君が気になりだした。でも、今更おそいんだ。
今更恋になんて発展しない、深すぎる友情と、
この関係を壊したくなくて、今日も。
今日も2人で一緒に友達として、今日も。

#何気ないふり

3/30/2023, 12:12:48 PM

『何気ないふり』

 ふさり、ふさり。
 体の横、ソファに力なく置いた左手に、柔い毛がふれる。
 ここで身動きをしてはならない。左手だけではなく、頭も動かしてはいけない。もしも身じろぎをしてしまえば、この左手を撫でる毛は、その持ち主である猫は即座に何処かにいってしまう。それを、私は過去の経験で学んでいた。
 半年前に保護したこの猫は、マンションのエントランスの隅にうずくまっていた。最初はファーコートでも落ちているのかと思った。
 オートロックの自動ドアの内側である。最初、どこかの部屋から逃げ出してきたのかと思ったが、よく見ればどうにも薄汚れている。猫好きの両親から生まれた生粋の猫好きである私は、素通りすることも出来ず猫を観察した。
 世の中の不幸を憂うような顔で香箱を組んでいる猫は、後ろの左脚だけだらりと伸ばしていた。どうやら怪我をしているらしく、毛には固まった血もついている。
 よし、病院つれていこう。
 即決した。
 私は一度部屋に戻ると(ゴミ出しの帰りだった)財布とブランケット、大きめの洗濯ネットを抱えて再び猫の下へ向かった。
「こんにちは、これから君を病院に連れていきます」
 そう宣言して、静かに、穏やかに、かつ迅速に洗濯ネットを被せ、ブランケットでくるむ。実家に5匹いる猫たちの通院で培われた技術である。
 ブランケットの中からは、盛大な唸り声と猫パンチが繰り出されている。
「ごめんねー、怖いねー、ごめんねー」
 気休めに声をかけながら、最寄りの動物病院に駆け込み、治療とともに事情を話せば、獣医師は「このあたりで見たことのない子だし、肉球の硬さや毛艶から言って野良だと思う」と告げた。念のために警察や保健所やマンションの管理人に連絡をして、ケダマと名付けたこの猫は我が家の住人となった。
 警戒心が強い、というよりは気位の高いケダマは、私から触ることを容易に許してはくれない。
 私が撫でようとすると思い切り嵐を吹かれる。嵐を吹くのは結構な威嚇行動である。
 だから、私はソファで丸まって眠るケダマの隣に「あなたに何も意識は向けていませんよー」という体で座り、たまたまおろした手がそこにいったという風を装ってケダマの直ぐ側に手を置く。
 そうして、自然を装った不自然な体勢でずっと待ち続けると、今回のようにその時が訪れる事がある。
 そう、尻尾である。
 眠るケダマの尻尾が、ぼすぼすと私の手を叩くのだ。
 ご褒美である。
 最初の頃は、うっかり手を動かしたり視線をケダマに向けたりして、即座に逃げられていた。だが、今ではこうしてケダマの尻尾の毛並みを堪能することが出来るというわけである。
 既にケダマの怪我は治り、硬かった肉球も柔らかくなっている。多分。触って確認は出来てないが。
 飼い主から連絡が来るのではないかと、ずっとそわそわしていたこの半年。もちろん、そうなれば喜んでケダマを渡すつもりでいた。飼い猫がいなくなった悲しみは想像するに余りある。
 けれど、今日で警察に拾得物の届け出をしてからちょうど半年になる。
「ケダマ、うちの子になる?」
 思わずこぼれた言葉に、しまった、と思った。ケダマが行ってしまう。
 けれど、ケダマはいつものように鬱陶しそうな顔をして立ち去りはしなかった。
「にゃん」
 一言。
 一言鳴いて、ソファから降りてキッチンの方に歩いて行った。
 その、ぴんと立ったふさふさの尻尾を見送って、私は泣いた。

2023.03.30

 猫との生活風景なら延々書ける。

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