何気ないふり』の作文集

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何気ないふり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/30/2023, 10:51:49 AM

あ、と気づいた。小さな予感のようなものだけど、きっとそうだろうと思った。
「それでさ、試しに聴いてみたらはまっちゃってさー」
 何気ない会話だ。僕の友人である彼は、楽しそうに話している。
「そうなんだ?いいじゃん、僕も聴いてみようかな」
「マジおすすめ!食わず嫌いはするもんじゃねぇな」
 そう言って笑いながら彼は頭をガリガリと掻いた。
 彼は最近、ある音楽にハマったらしい。激しめな曲を好む彼があまり好まないような、落ち着いたブルース。
 どうして、急に好みではない曲を聴き出したのか。
 深く考えなくても、僕には分かる。ずっと、彼を見ていたから。初めて出会ったときから、ずっと。

 出会いは単純だ。入学時、隣の席だったからだ。僕自身は社交的な方ではなく、むしろ人見知り気味だった。そのうえ入学したばかりで戸惑っていたし、悩んでいた。
 そんな僕に彼は気さくに話しかけてきた。
 「これからよろしくな!」と。そこから彼は本当に小さい事から話しかけてきた。
 「次の授業…数学だろ?だりー。俺は体育がいいんだけどなー。お前は?」「今日の給食カレーじゃん!ラッキー!な!」「おい!次移動だぞー。遅れるぞー」
「な、今日どっか一緒によらね?」
 とかとか…最初は鬱陶しくも感じたけれど、段々と楽しくなって来て…。気付けば、かけがえのない友人になっていた。
 彼は僕以外にも何人も友達がいるようだし、彼からしたら僕は友達K、ぐらいの感覚かもしれないけれど…。僕にとっては本当に、本当に特別で大切で、かけがいのない…『友人』…なのだ。

 きっと彼は、好きな人が出来たのだろう。その人に近づきたくて、普段は聞かない曲を聴き、わざとらしく大きめな声で、教室の中話している。

 応援しよう。協力も、出来るならしよう。
 相談には、いくらでも乗ろう。悩みは、一緒にいくらでも考えよう。
 そう頭の中で考えながら、楽しげに話す彼を見つめていた。


おだい『何気ないふり』

3/30/2023, 10:49:22 AM

何気ないフリで、好きになり、お相手を想う。
何気ないフリで、その人を想う事。

3/30/2023, 10:48:29 AM

『何気ないふり』

どんなに成績が悪くても
どんなに体調が悪くても
どんなに上手くいかなくても

何気ないふりをして大丈夫と口にする
いつも笑ってはぐらかす

辛いときは声にして、困ったときは大声で
そうしないと、助けは来ないってことを知らずに

3/30/2023, 10:47:24 AM

『大丈夫!大丈夫!』
君の口癖。
いつの間にか耳に焼きついていた。

負けそうになった時、
不安でいっぱいの時、
その言葉に僕の心は何度も救われた。


何気ないふりをしてる君に、
たくさんの恩返しを。

3/30/2023, 10:45:54 AM

内心相手の反応をうかがってるけどいや、全然気にしてない(-д- 三 -д-))っていう雰囲気を出しちゃってる泣

素直になれないかねぇ(/´△`\)








題名【何気ないふり】

3/30/2023, 10:40:48 AM

清楚でお淑やかで美少女そのものなあの子。

窓際で空を見つめ黄昏れたり、
友達と談笑している時の表情、
先生と会話する時の仕草、
床に落ちた消しゴムを拾う所作。

その全てが完璧に美少女で、
不自然な程に自然である。

あの子は自覚しているのだ。
自分が清楚でお淑やかな美少女なのだと。
だからこそ美少女然として振る舞う。
まるで意識していないかのように錯覚させる。

さり気なくも完璧に、完璧な無意識のふり。
それ故に、彼女は完璧な美少女とは言えない。

【何気ないふり】

3/30/2023, 10:39:25 AM

誰かが何か失敗しても何気ないふりをして手伝うことがある。

もちろん気づいてくれる人がいて、その人も何気ないふりをして手伝ってくれる。

気づいてくれない人は自分の失敗を気付かずに、また同じ失敗を繰り返す。

自分のしたことは、良かったのか悪かったのか…。
自問自答を繰り返す。


ひとみ

3/30/2023, 10:34:49 AM

日常の片隅でちらりと痛むこの胸、不安や恐怖が一気に襲ってくる。しかし誰にもそれを悟らせるわけにはいかない。だから今日も何気ないふりをする

3/30/2023, 10:30:57 AM

何気ないふりをして連絡してきてさ 
こっちの様子伺ってきてさ
何考えてんの?

SNSに、今カノの写真載っけてさ
別れたからって
今さらなに?

私の人権無視じゃん
無神経な奴
無視してやりたい

だけど嬉しくて返信する
こっちも何気ないふりしてさ

大好きなんだよ。まだ。

またどっか行っちゃうんでしょ。どうせ。 
辛いよ、こんなの。

3/30/2023, 10:29:58 AM

心のやわらかいところに



         毒を纏った 

         一輪の花を



      誰かを傷つけるのではなく

      大切な自分の心を守るため



       気持ちを隠す術なのです


     
              『何気ないフリ』

         '' 痛くないよう棘は抜いてね

3/30/2023, 10:27:10 AM

「もしかして、帰りたい?」
 気の進まない飲み会でそう声をかけられた時、咄嗟に首を横に振ったけれど、具合が悪そうだからなんて言って先に帰してくれた。それが最初だった。

 あなたはよくよく気のつく人だった。
 疲れていたり、怒っていたり、我慢していたり、隠そうとしても気遣ってくれる。
 言いたいことがあるのを黙っていると、さりげなく促してくれる。

 夕食のあとにデカフェのコーヒーを一杯飲むのが、このところのあなたの習慣だった。
 私が持ってきたコーヒーカップを、タブレットに視線を向けたままあなたは飲んだ。

 私は、いつも通りできていたろうか?
 それとも、青褪めて、手は震えていたろうか?

 あなたが私のことを見なくなって、何も気がつかなくなったから、自分では分からない。
 喉元を押さえ、苦しげにして、驚いた顔であなたは私の方を見た。

 見開かれた目に、ずいぶん久しぶりに私の顔が鮮明に映し出されている気がした。
 その顔は、

#何気ないふり

3/30/2023, 10:26:40 AM

「おはよう」
「こんにちは」
「こんばんは」
「久しぶり」
「元気?」

こんな言葉を発するのに人はどのくらい頭を使うのだろう?
何も考えずに?何も意識せずに?目が合ったから?友達だから?話したことある人だから?

私には無理だ。何気ないように見せようとしながら、頭の中では、今言うべき?相手はこっちに気づいているかな?迷惑じゃないかな?馴れ馴れしいかな?どう思われるかな?なんて考え続ける。言葉を発したとしてもどう思われたかが頭から離れない。


……多分、外から見れば何も意識してないように見えてる

3/30/2023, 10:26:19 AM

【なんにも悩みとかなさそうだよね!いいなぁ羨ましいわ。】

ってなにを思ってそう言うのかな。

何気ないふりしていつも過ごしているけど、本当はすごい悩みを抱えて生きてる人もいるよね。
それはどんな人もそうで、
笑ってるからって楽しいことばかりじゃないよ。

見えてないだけ、
隠してるかもしれない、
裏で頑張っているかも、

見えてないところで、
本当は泣いてるかもしれない。

『無神経な人いるよねっ』
「え、」

『人それぞれ何考えてるかなんてわからないのにね』
「う、うん、、(私顔に出てたかな)」

『仕事終わりでしょ?飲み行こっ!ストレスぶちまけよーぜっ』
「う、うん!」
意地悪そうににっこり笑う君に私も笑い返した。

私は少なくとも君にはかなり救われて、恋してるんだ。

何気ない日常に何気ないふりで生きて、その中に幸せを見つけて、
それぞれの幸せがあって、
それでいいよね。

「ありがとう」
『ん?おうっ』
焼き鳥うまいとこあるんだよーって言う君と会社を出た。

3/30/2023, 10:25:07 AM

心臓バクバク
胃はキリキリ
吐き気を抑えて
無表情

3/30/2023, 10:24:55 AM

何気ないふりして、知っている

君は静かに泣くのが上手だ
虚しくなるよ、僕だって

でも、辛いのは君さ
ずっと言い聞かせてる事だ

悲惨な事件だった

それに立ち会った君と
大切な人を失った僕

君は決して、悪くない

何かを失った者同士じゃないか

同じ境遇の人とは、心が開きやすいよ

3/30/2023, 10:21:35 AM

「何気ないふり」


    うまいよね

    あっという間に夢中にさせて

3/30/2023, 10:21:26 AM

何気ないふり

遂に放課後になった。僕は彼女に告白するんだ。校舎裏へ呼び出し、桜の木の下で告白する。緊張するな。大丈夫かな。そんな事を考えていると、彼女がやって来た。
『確かここへ来て欲しいって書いてたな」
僕は胸が高鳴り、彼女へ話しかけた。
「や、やあ〇〇ちゃん。実はあの手紙は僕が書いたんだ。突然だけど、僕と付き合って下さい!」
彼女は答えた。
『ごめんね。私彼氏がいるの』
僕は今にも泣きそうな声を押し殺し、こう言った。
「そっか、だよね。ごめんね付き合わせちゃって」
彼女は
『こっちこそごめんね」
の一言を言い去って行った。
そうだよね。こんな僕が、〇〇ちゃんと釣り合う訳ないよね。そう自分に言い聞かせ、大粒の涙をこぼしながら帰路へと向かった。
その翌日、僕は学校で彼女と出会った。その時から、僕には何気ないふりをするしかなくなった。

                   あいもやでー

3/30/2023, 10:20:24 AM

消しゴムを落としてみる。

何気なく君が拾ってくれることを期待して。

3/30/2023, 10:19:25 AM

「なんか眠たいな〜」
「ちょ、」

きみは純粋で照れ屋だから、こうやって身体を寄せたら耳が真っ赤になる。
でもとっても優しいから、私の身体を押し返したりせずに受け止めてくれる。

(…………でもなぁ)

私が何気ないふりをして接近する理由、気づいてはくれないんだよなあ。

3/30/2023, 10:18:34 AM

下手くそだった。
何気ないふり。

もっと上手かったら、
違う今があったかもしれない。

同じ今を過ごしていたかもしれない。



#何気ないふり

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