何もいらない』の作文集

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何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/20/2024, 7:41:20 PM

早朝ともなればひんやりした色彩が支配する空間そのものがこの世のすべてだから君以外何もいらないな

4/20/2024, 7:21:55 PM

当時、遠距離恋愛中の彼女は、瀬戸内海に面した小さな観光地の町に住んでいた。

自分は東京でも多摩市住みだったが、年初めに六本木にオフィスがある、それなりに名の知れた企業に転職が決まっていた為、併せて引っ越しを考えていた。

ひと月に一回でも潮風が香る町で、飾らない自然体の彼女と会えば日々の混沌した世界から離れられ癒やされていた筈なのに、いつの間にか垢抜けず田舎臭いように思い、また面倒だと感じるようになってしまっていた。

そして転職、引っ越しにかこつけて、電話で別れを告げた。彼女は「分かった」とだけ小さく呟いた。

…あれから、忙しい冬が過ぎて、いつの間にか桜が既に散り、5月を迎えようとしていた。

ふと、同僚と連休の話しになり、そういえばと思う。
もう二度と行く事は無いあの町。
起き抜けに作ってくれた、しじみと長葱の味噌汁と屈託の無い彼女の笑顔。

地上37階のオフィスから見える、ビル群の隙間に覗く空を眺めながら、この都市では「手に入れることの出来ないもの」の大きさを実感していた。

題:何もいらない

4/20/2024, 7:14:22 PM

【何もいらない】

金の斧と銀の斧の話を知っているだろうか。
幼い頃から超絶仲良しの友達が例の川を見つけたらしく私は意気揚々とやってきた。

川に斧を落とすと妖精が出てきて言った。
「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」

よし来たぞ。ここで謙虚さをアピールして億万長者になって人生無双してやる。

私は言った。
「何もいらない」

「???」

妖精はしばらく悩んでいたが納得したように言った。
「つまりあなたは俗世に染まらずあらゆるものから自由になりたいということですね。分かりました」

「え?」
コイツ何言ってるの?

妖精は続けた。
「ではとりあえずあなたの家と財産は全て処分しておきますね」

「ええ?」

「あと家族も邪魔でしょう。海外の辺境の地に飛ばしますね」

「えええ?」

「それから毎月の給料もいりませんよね?全てユニセフに送金されるようにしておきますね」

「ええええ?」

「最後に友達は、、、失礼。友達はもともといないようですね。忘れてください」

「ええええええええええええ!」

私は全てを失った。

4/20/2024, 7:01:56 PM

私には望みがある
貴方と一緒にいたい
そしていつか手を繋いでこの世を去りたい
その望みが約束されるなら
私にはもう何もいらない

私が欲しいのは貴方だけ
貴方以外何も必要ない

4/20/2024, 6:58:09 PM

探しているんだ
        いつのときにも
        外側ばかり見て
        足りないものを
        あとどれくらい
        あったらいいの
        不安はどこから
        来てるのだろう
        満たされるとは
        一体なんだろう
        あなたとわたし
        何が違うだろう
        なんでもいいや
        うやむやにして
        忙しさに隠れる
        何処にいますか
         

        『何もいらない』

4/20/2024, 6:52:27 PM

曇った空。そして葉桜。
この木の根元に寝転んでからどれくらい経っただろう。
たくさん集めて作った花びらの寝床は、俺の体の形を綺麗に残して風に吹かれてどこかへ行ってしまった。
枯れかけて小さくなった花びらを手に取る。
頭上に広がる生命の色。俺の背に広がる死の色。
きっと赤が似合う君ならば、あの緑に混じっても負けない輝きを放つだろう。きらきらと輝く君ならば。
ふぅ、と長く息を吐く。さて、そろそろ時間だ。
君の目に映る時だけは、とびっきり綺麗な俺で。
花びらを破かないように、そうっと立ち上がる。
ざあっと吹いた風で俺の死体が空へ舞い上がっていく。
懐に大切に仕舞った、一等綺麗な花びらを残して。
君以外、俺は何もいらないんだ。

4/20/2024, 6:47:43 PM

「 」何もいらない

何もいらない

何もいらないから1人にして
そうやって泣いていた時

スマホにLINE通知が来て無視しようと思ったんだ

通知の正体は滅多にLINEを送ってこない貴方からだった

「ゲームしよ」だって

滅多にLINE送ってこないくせになんなんだよって
タイミング見計らってただろって思ったよ

さっきまで泣いてたくせに今はにこにこしてLINEしてる自分が画面に映ってやっぱり

私は貴方の好きがほしい
愛 じゃなくていい 好き でいいから
貴方からほしいって思った

ᡣ𐭩

「貴方の好き以外」何もいらない

4/20/2024, 6:40:52 PM

何もいらない 

あなたの愛も

好意も

ただあなたの隣にいるだけで

私は幸せです

4/20/2024, 6:28:01 PM

何もいらない、なんて言えるひとだったら
どんなに良かっただろう。

“私は今これ迄に与えられてきたもので
満ち足りていて、
もうこれ以上の幸せなんてないと思うの。
何もいらないわ。後は眠るだけ”

なんてハッピーエンドのその先の
プリンセスみたいなこと。

だってあれもこれもみんな欲しいもの。
私、まだ何も持ってないんだもの。

お金も、愛も、すてきな未来も
家族も、友も、懐かしい過去も

何より幸せも!

欲張りだからこの手は空っぽなのかなぁ。
だけど、欲しがることを辞められないの。
まるで飢えた野良犬みたい。

あーあ、私、血統書付きの
ふかふかで可愛い子に生まれたかったな。
そうしたらきっと、こんなに飢えずに済んだのに。

「何もいらない」

4/20/2024, 6:08:15 PM

何もいらない
ただただ微睡むのみ
人々の生活音に勝るこの堕落と優越感は
将来何かが必要になる私を生かすのだ

4/20/2024, 6:06:33 PM

何もいらない
           ご飯も、
           お金も、
           洋服も、
           家族も、
   



          君もいらないよ。

4/20/2024, 6:02:22 PM

息をするたび 喉に詰まる感覚がある。
水の中みたいに苦しい。
誰かと過ごすわけでもなく 教室の隅で本を読んでいた。
密かに 君を見ていると 胸が高鳴る。
何もいらない 何もいらない 何もいらない。
君は君のままで生きて その様を僕の手で書きたい。
飾らない君が好き。等身大の君がいい。
深海に射した光のように眩しく 僕の手で壊したい。

光に群がる蛾のように 愛に飢えている君。
学校では擬態している。まるでタコのよう。
息苦しいだろう 息苦しいだろう 息苦しいだろう。
君は上手く隠しているつもりでも 僕は知っている。
君の中にある 深海を僕は書きたい。
君は等身大でもきれいだ。そのままでも魅力だ。
だから中心にいる 君を僕は殺したい。

僕は何もいらなから 君にあげる。
その代わり君は僕の主役(ヒロイン)だ。
物語を紡ぐ 君だけの酸素(ラブレター)を。

飾らないで 等身大でいて そのままでも魅力だ。
僕は君を書く 君は僕の前で演じる。
最高の主役(ヒロイン)を。

君以外は何もいらない。

4/20/2024, 5:57:00 PM

『なにもいらない』


あなたがいれば


なにも


いらな……クナイ

vol.24

4/20/2024, 5:53:13 PM

『ネモフィラ』
何もない平原 誰もいない河原 無い無い空っぽだということにして あの花もなかったことに 愛らしすぎるのもなんだか罪で 私の心がちくちくうずく 誰がみても綺麗なはずの風景を目の前にして 狼狽えている 逃げられずに震えている

4/20/2024, 5:33:23 PM

何もいらない


       ぼくはきみがほしいんだ。
  きみいがいなにもいらない
 




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こんばんは😊希-のぞむ-デス!今日は2行で収めてみました❣️今の時刻なんと2時半笑死ぬぅ笑

4/20/2024, 5:30:34 PM

もうこれ以上知らなければならないのなら
深入りしなければならないのなら

只その表面だけをなぞって
わざとバカなふりをして
その幸せを見よう

それ以上は余計だから
深く考えさせないで


【何もいらない】

4/20/2024, 5:26:41 PM

ああ。

キミにキス、したかったなぁ。

いまでもしたいと思う。


夢でもいい。
もうなにもいらない。

4/20/2024, 5:24:32 PM

何もいらない

 
 テーブルの上に重たい音を立てて置かれた大きな袋を見て、私は顔を顰める。「ちょっと」と言う暇も与えられず、兄の手は忙しなく動き、次から次へと出てくる食べ物によって小さな山ができていた。
 
「お腹空いて……」
「ない」
「いら……」
「ないから」
 
 兄が顔を覗き込んだ。ほんとうに?とでも言いたげな表情をしていて、私はその、あからさまな質問に答えるように“ダイエット”という言葉を宣言する。
 すると、兄は「嘘だあ!」と、笑いながら言った。

「あのなぁ…ダイエットってのは、すごく大変なんだぞ?意思がないとできないし、長期間続けなくちゃいけないマラソンみたいなものなんだ」
 
「へぇ…それはすごいね。でも、もう決めたから」
「お兄ちゃんの持ってきた食べ物は、もう絶対受け取らない」
 
 置いてあるコーヒーを手に取った。横から聞こえる小言をかき消すように、カフェインを喉に流し込む。まぁ、冷めていたけれど、美味しい。
 その様子を見て、兄は「あ」と声を漏らし、そのまま黙り込んでしまった。何?と催促を促すと、返事が返ってくる。

「それ、僕のだけど」

4/20/2024, 5:20:09 PM

どうもこんばんは0832です!!!
10日振りくらいですかね!?お久しぶりです🏃‍➡️🏃‍➡️

桜ももうすっかり散っちゃいましたねー😭

私の教室は大きな桜の木の真隣で、席から桜が見えるんです!
窓を開ければたまに花びらが部屋の中に入ってきたりして。

授業中、桜の木を眺める度に、桜色に反比例して緑が増えていってる気がして。落ちた花びらもだんだん土と同じ色になっていって、、寂しいですね🥲

私の席、机を動かして班にした時、窓が自分の背中側に来るんです。そうすると学校のパソコンの画面に青空と桜が映るんです。綺麗だった!!

桜見ながら読書するのも好きだった…!!

あそういえば!!今日、ずーーっと欲しかった本を買ってしまいました!!やったーー!!!
最近本にまたハマってしまって。

私、吹奏楽をやっていて、ティンパニっていうでかい太鼓を叩いてるんですよ。やったことある人ならわかると思うんですが
、ティンパニって後ろでしゃがめば余裕で隠れられるんです。暇でずっと本読んでます部活中wwwwティンパニのそばにある棚に、今5冊くらい本が積み重なってます。

ちなみに、今日買った本は「近畿地方のある場所について」です。めちゃくちゃ怖いらしいんですが、楽しみです!!
4日前くらいに借りて昨日読み終わったのが、「52ヘルツのクジラたち」で、今日読み始めたのが「夜明けのすべて」
ぜひ皆さんも!!

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今日のテーマ!!「何もいらない」
皆さんは、これさえあれば何もいらないってもの、ありますか?家族にするにしたって、恋人、友達にするにしたって
それ以外にお金も何も無いんじゃ相手が幸せじゃなかったら意味ないし……
私の大切な人は「君がいるんだから私は幸せだ」って思ってくれますかね。誰かにとって、一緒にいる価値のある人間になりたいです‼️

4/20/2024, 5:15:41 PM

数千年に一度の美しい容姿だとか

何不自由なく手に入る財力だとか

誰もを虜にできる才能だとか

なにを手に入れたって満足なんか
できやしないんだ

貧相な心のままで何を得たって
嬉しくないのだろう

小さなことにすら価値を見出せる
心の豊かさがほしい

それ以外は



何もいらない

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