『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何もいらないって
よくドラマや映画の
恋愛ドラマとかあるよね
最近はないか?
私なんか
若い頃は
物欲の固まり
今もそうかも?
で、何でも欲しがった
60過ぎてからは
お金は欲しいけど
淡々と暮らせればいいかな
小さいな夢もあるけど
今、それに向かってる
『何もいらない』
半額だってだけで つい、いらない物まで買ってしまう。半額はみんな、好きなはず。
半額だったから、思わず家を買っちゃったの。後で分かったんだけど、家の半分だけだったの。間取り図の真ん中で区切ってあるの。
トイレとお風呂がもう半分にあって、私の家には無くて。あなた、もう半分、買わない?
台所とベランダ、私の家にあるから、いつでも遊びに来て、いいからさ。いらない? 半額だよ?
「半額って言っても、家の半分だけなら、それが適正価格なんじゃないの?」と、あなたが言った。
…いや、そうじゃないよ、元が、高いんだよ。
「家の適正価格なんて素人に分からないし、元の値段が高過ぎなのかもよ。半額ってだけで飛び付いて買う人がいるんだから、売る方も笑いが止まらないよね」と、あなたは笑った。
…そう、いらないのね。
半額弁当買ってきてやけ食いしよ。
家はともかく、私のこと、いらないらしいので。
「汚くてもいい」
暇つぶしでよかったの。
人が足りなくなったら
私を必要としてほしかった。
いつでも逢いに行くし、身体を貸す。
私以外何もいらないって
ゆって欲しかったんだけどな。
こんな汚い関係じゃ
無理に決まってるけど。
『 何もいらない』
貴方がいればもう何もいらない
どこか遠く
自分の知らないところでも構わないから
あなたさえ幸せでいてくれるなら、
それだけでいい
「何もいらない」夕刻の山で会った人に欲しいものを聞かれた時はそう答えるように
これが、大人達の言う「古くからの村のしきたり」の一つだ
僕たちの村の山には山神様が住んでいて、気に入られれば欲しいものと引き換えに連れて行かれてしまうからだとよく話をされたのを覚えている。
AIなんかが実際に登場し始めた現代の子供としては、こんなものは与太話にしか聞こえない。しかしながら、暗くなり始めた山や不審な人物に警戒を持たせるためにこういった話を子供にするのはよくある事なんだろう。
そう思い至ってしまう程、情報に対してのリテラシーを備えてしまったおませな現代っ子が僕である。
ネットで様々な情報に触れ、自分がまるで世の中の全てを知っているような、振り返ると顔から火が出るような愚かで微笑ましい全能感に似た何かを持て余していたのが僕と言う子供だった。
当時は、直接体験した事のない事柄をただ見ただけで知った気になり、様々な情報を精査して得たその知識は絶対に正しいものだと思い込んでしまうような、世間を知らないが故の傲慢さを持て余していた。
そんな僕の恥ずかしい思いを変えさせるきっかけとなったのが件の山神のしきたりだ。
ネットやゲームと同じく体を動かすのも好きだった僕はよく学校の同級生と田舎の広大な野山を駆け回って遊ぶこともそれなりにあった。
中学の頃には、いささかガキっぽく感じるかもしれないが探検や秘密基地にはまり山や林を探検したものだった。
そんな中で事件は起きた。
山に探検に向かった同級生3人の内2人が行方不明となった。村人総出で山狩を行ったが、身につけていたものはおろか山に入ってからの痕跡すら見つけることができなかった。
大人達は、その2人が山神様に連れて行かれたと口々に話し合っていた。全くバカバカしい、いい歳をした大人が何を言っているのだと遠巻きに騒動を眺めていた僕は、件の山に山神とやらが本当にいるのかを暴き、大人達にそんな愚かな事にかまけていないでもっと現実的な方法を取るべきだと言うことを示そうと夕暮れ時の山へ分け入った。
日が落ちかけ街灯が少ないがために山の中はかなり薄暗く見える。まるで大きな怪物が開いた口の中に入っていくような恐怖とワクワクした気持ちを抱えて山に入る。
通り慣れた山道を軽快に進み人に出会わないか注意深く辺りを見回していく。あらかたの道を巡り、やはりそんなものはいないと言う結論が改めて自分の中で出て山を出ようとした時にソレを見つけた。
黒い人形の影のようなものが夕日が形作る木陰の薄い影に更に濃い影を写すように揺れていた。
視線が影に吸い寄せられる。体が動かない。周りから音が消えて僕とソレだけがいる世界が形作られる。
木の下で揺れるそれは木の枝を胸に生やしそこから何かを垂らしている同級生の1人だった。
何が起きているのか理解が追いつかない。僕は今何を見ているのか目の前にある現実がなんなのかが分からない。
そんな逡巡を繰り返しているうちに不意に耳元で何かが囁いた
「あなたは何がいるの?」
何人もの人々の声が重なったような違和感を感じる声がした。前のめりで半ば転げるようにその場を飛び退き声の主に振り返る。
僕の瞳に写り込んでしまったのは、黒く乾燥した皺がれたミイラのような乾いた皮膚と人を繋ぎ合わせたような歪な形をした何かの集合体だった。
そこれから先はよく覚えていない、気がつけば山の入り口まで息を切らせながら倒れ伏している自分の体があった。身体のあちこちを擦りむいていてやっとその痛みが感じられた。後にも先にも痛みを感じられることをこれほどありがたいと感じる事は無いだろうと今だ混乱している頭で考えていた。
それから何日経とうとも同級生は見つかることがなかった。
僕はあの日のことは誰にもしてはいない、話したところで村の大人は馬鹿な伝承を信じるだろうし、同年代の子供に至ってはからかわれるのがオチだろう。
僕だけが真実を知っている。経験して生き延びた僕だけが知っているのだ。
山神と呼ばれるものは既に人の姿をしていない事、そしてあれが気にいるのは人ではなく人体の一部であること、問いかけは何が欲しいかではなく何が自分にとって必要かという意味である事を。
何もいらないなんて言わないで。
貴方が巣立とうとしている今、
私はどうしても、
貴方に贈りたいことばが
あるのです。
今私が一番いらないのはなんだろう?
恋?いや違うなんだろう??
いらないの自分自身かな?
死にたいと思ったことは中学の頃から頻繁最近はほとんど死にたい
一回は駄目だったけど
死にたいと思ったときいつも手首切ってる
家の包丁は切れ味が悪い、剃刀も傷がつくぐらい睡眠薬も今は大量に飲んでも駄目
20錠飲んでも薄々寝るだけでまぁそれは救急車で運ばれたかな
肝臓の数値が150はあった、また検査したら135になってた
今度は頭痛が治らなくてロキソニンを1錠を2錠そのうち胃に穴が空きそう
それも仕方がない!うん!
片頭痛だし
いらないより欲しいが多いかも!
これは誰でも思ってる事お金
お金があれば何でもできる
家も車もやりたい事が何でもできる
整形もできるなぁ...
脂肪吸入、小顔、鼻、皮膚、最近そばかすが増えて
後アメリカに行って身長伸ばしたい、165はほしい!
今は157だし小さいよなぁ!
お金がほしい!
これも叶わないかな?
いらないに入れる!?
#14「何もいらない」
財産も
人望も
知名度も
なにもかも
生命も
何もいらない
他の何もいらないから
君の愛がほしい
全て捨ててでも、君の隣が歩きたかった
でも叶わなかった
君には好きな人がもう居た
だから僕は今日
空を飛ぶよ
またね
もう何もいらないとか強がってみるけど、
結局色々と期待しちゃうんだよね。
#何もいらない
私は、ソファーの上でTVを観ずにボーッとしていた。
(これは夢なのか、幻想なのか。)
そのままソファーで眠りについて朝になっていた。
今日は仕事の面接。
親も早くからいなく、兄弟も祖父母もいない。
だから私が頑張らないといけない。
私は孤児院にずっといた。
いつも独りだった。
高校にはなんとか行けて、彼氏もできたけど
事故で帰らぬ人となりまた1人。
私も死のうと思った。だから海へ行き死のうとした。
なんて思いながら面接も終わり帰ろうとしたら
涙がひとつ、またひとつと零れ
(あ、苦しい。胸が痛い。張り裂けそう。)
と思って目の前が真っ白になった。
(あ、周りに人がいる。大丈夫、大丈夫。)
と自分に言い聞かせた。
剛輝「あの人溜まりなんなん?」
光汰「あーなんかあったんかな」
光汰が人溜まりに行った。
光汰「剛輝!この子って!」
剛輝「なんなん?なにーよ。」
剛輝は近くに行くと
剛輝「梨雪?!おい、目開けろ」
そのまま救急車に乗り込むと
光汰「お前も行ってやれ、そばに居てやんな」
剛輝「お、おう。ありがとーな」
1時間後、梨雪は目を覚ました。
梨雪『ん、、、?剛輝さん、、、?』
剛輝が手を握りながら眠っていた。
剛輝「起きたか?どうだ?具合は。」
梨雪『うん、へーき。なんで?いるの?』
剛輝「おーなんでやろなー笑 梨雪が連絡くれないから
探してたらお前を見つけたら倒れてて笑」
梨雪『ごめんね、ついてくれてて』
剛輝「お前、ご飯食ってるか?一人暮らし?家族は?
連絡しやんと心配すんで?」
梨雪『私、親早くに死んでるしおばあちゃんもおじいちゃんも兄弟も親戚も誰もいないから。ひとりなんだ、ずっと』
剛輝「そうか、、、ごめん。変なこと言ったな。」
梨雪『みんな家族いると思うよね、しょうがないよ。気にしないで。ずっと言われ続けてるから慣れてるよ』
剛輝「しばらく俺ん家いろ、飯ちゃんと食うまで家には帰らせん!わかったか?」
梨雪『それは無理だよ、だって。』
剛輝「無理もだってもなし。帰るぞ」
そう言われ、剛輝の家行くことになった。
温かいご飯、お味噌汁、野菜炒めなどなど作ってくれて
ひとりでご飯食べてても美味しくなかったけど
2人で食べるご飯はとっても美味しく感じて
またひとつ涙が出た。
梨雪『ごめんなさい、また泣いちゃってるね』
といい席を立ったら、剛輝に手を引かれ抱きしめられた。
剛輝「泣け、俺がそばにいるから。」
この瞬間、
神様?何もいらないからこれ以上私から奪わないで。
と強く願った。
きっとこの世には何もいらない。
歴史を辿ってみても、何もなかった縄文時代が一番平和だったんじゃないかって教科書を見るたびに思う。
そう思うたびに今がどれほど辛いのかを実感してしまう。
確かに縄文時代の人も辛いことはあったと思う。
だけど偏見とかそんなものなかったし、ブスとかそういう汚い言葉だって少なかったはずだ。
今が出来るまでに色々なことした人は世界で過大評価されてるけど、私はそうは思わない。
むしろ、この汚い世界を作り出した極悪人にしか見えないのだ。
だから、何もない世界に…いきたいな。
やらかいベッド
ペラいお布団3枚
細く射し込む日差し
遠ざかっていく小鳥の鳴き声程度じゃどうにもならない眠気
『何もいらない』
【何もいらない】
いつもは言わないような声で告げた。
「何もいらない。」
「誕生日なのにいいの?」
いいんだ。ほしい物はどうせ、失くしてしまうから。失くされてしまうから。ほしい物は全部あいつの物。僕にあげれるほど神様の懐は広くないらしい。才能だって人だって。
「だって、同じ誕生日じゃん。出費が重なっちゃう。」
「でも、」
「いいの。」
想いがないならくれなくてもいいから。突っぱねた。でも、彼女だけは。彼女のことだけは。渡したくなくて。府病巣に奪い去れるくらいの勇気すらくれないらしい。
「プレゼント、何が欲しいの?」
「君って言ったら?」
真剣に答えてよ、なんて少しだけ怒られる。真剣なんだけどな。
「お揃いのキーホルダー、センスは任せる。」
昔、あいつと一度だけ平等になれたものだったから。仕方ない。引きずるなんて子どもっぽいかな。分かってほしくて仕方がない。彼女が清楚に笑ってから告げる。
「ほしいものくらい分かってるよ。でも、あげられないの。ごめんね。」
やっぱり、不公平なだけじゃんか。何もいらないよ。
なんで、なんで俺にばかり物を持ってくるんだ。まるで貢ぐように!
俺は……お前がいてくれるだけで、充分だっていうのに……。
『何もいらない』
もうこれ以上の苦しみはいらない
もうこれ以上悩みたくない
幸せになれないならば
才能なんてなければよかった
期待なんてされたくない
私は
もう誰の言うことも聞きたくない
お金なんていらないから
どうかこの監獄から解放してほしい
幸せなんていらない
不幸になるのはもう嫌だ
報われないなんてもう嫌だ
なんて最高に最低な人生なんだろうか
私はただ普通になりたかっただけなのに
幸せになれないなら
もう何もいらない
怠惰なままでいい
お題:何もいらない
タイトル:本心
貴方さえいればなにもいらない。
でも、貴方がいないと私は生きていけない
私には貴方が必要です
優しく話しかけてくれる貴方
他の人とは違う優しいという魅力を醸し出している。
塩対応な貴方。
塩対応すぎて辛い時もあるけど、
笑ったり、髪の毛いじる時とか
そういう仕草は誰よりもかっこいい。
要するに、貴方が好きです。
何も要らなかった
この手に掴むものは全て過去の産物で
手にした時点で価値がなくなってしまう
それでも手を伸ばす
それはきっと
何も掴まない為に
対価という言葉を知ったのは、いつの事だろう。
サンタにお礼ができなくて、
新年になればタダでお年玉が貰えた。
期待されてるのだと思った。
私がいつか大人になった時、すごい人間になって、
みんなを喜ばせてくれるようにと。
そう思った次には怖くなった。
無理だ。いつか期待はずれになる。
自分が大それた人間じゃないことは薄々わかっていた。
だからその年の誕生日に、
「お祝い何がいい?」と聞かれて、
「何もいらない」と答えた。
両親が困った顔をしたから、
どうしていいかわからなくなって、涙が出た。
少しは成長した今では、
ありがたく受け取って、少しずつ返そうと思う。
両親に対してもそうだけど、
私を育ててくれた世界に対して。
私には何ができるだろう。
やっぱり今も自信がないや。
それでも、いつか。
何もいらない
高い所にはエネルギーがあるという。ダムをみれば分かる。高い所にある水は地上で勢いをもち、この世を楽しむ。この世を楽しまない場合はどうなるのか?そのエネルギーは内面に蓄えられると言う。外と内、華やかな人生もいいが、苦悩に満ちた人生もまたいい。人生とは芸術だという。みる人に感動を与える。