『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
作品No.255【2024/12/11 テーマ:何でもないフリ】
何もない
何でもない
そんなふうにあなたといるけど
私の中には今もまだ
あなたに付けられた傷が
残って 疼いて
騒いでいる
だからね
これは
何でもないフリ
してるだけ
逃れようもなく目の前に供されたら
何でもないフリで口に入れるけど
実は肉の脂身が超苦手
身内で好き嫌いの話題になったとき
「お金を払ってまで
食べたくはないなぁ」と言ったら
遺伝元の母が
「100万円もらって
食べたいと思わない!」と断言
負けました
100万円なら食べますとも
色々な涙を流しながら
【何でもないフリ】
『何でもないフリ』
ね、知ってる?川崎、栄養学部の女の子と付き合ったんだって。
えそうなの?知らなかった!
女の子から告ったらしいよ、ストーリーに載ってた。
3日前の22時半。
好きと打ったLINEを送信取り消ししなければ、もしかしたら。
『何でもないフリ』
私は「何でもないフリ」をして生きてきた。
心配されるのが癪だった。
辛くても、苦しくても、それを見せないようにして。
体調が悪くても、何でもないフリをする。
情緒不安定な時も何でもないフリをする。
そして、「良い子」を演じるんだ。
たまにボロが出て怒られるけど。
私は周りに馴染めない。
人間関係を構築できても、上手く付き合っていけない。
初対面から時間が経つにつれて、嫌われていく。
普通との価値観が違いすぎる。
空気が読めない。
多分、私の判断力が足りないんだ。
もう、疲れてしまった。
辛い、苦しい、悲しい、寂しい。
私なんていない方がいいんじゃないか。
そんな不安が募って行って。
我慢しているうちに「死にたい」が出てきて。
いつしか「消えたい」に変わっていく。
私なんて、周りに迷惑をかけるだけの人間だ。
死んでしまった方が、いなくなってしまった方がいい。
私も、周りも幸せなんじゃないか?
もう、どうしようもない。
いっそ、独りの方が楽なんじゃないか?
あぁ、静かなところで穏やかに暮らしたい。
景色が綺麗で、とても静かな所で。
穏やかに暮らしていきたい。
好きな時に死ねるなら最高だ。
なんて、独りは寂しいだろう。
私は寂しがりだから。
好きな人と一緒に。
静かに、そして、穏やかに暮らしたい。
私の理想の場所。
夜のとても静かな森の中。
夜空に広がる星空。
青白く輝く満月。
目の前に拡がる湖。
湖には月の光が反射する。
静かに吹く風に水面が揺れている。
水の音が心地よい。
その近くにある家。
そこに好きな人と一緒に住んでいる。
その人以外と関わる必要は無い。
空腹を感じない。
何をしてても良い。
なにより、好きな時に死ぬことができる。
そんな場所。
『食事だけでも』
駅の賑わい 歓楽街の三重コーラス なぜか踊る胸
語らない食器たちは言う 人間は約束を守らない
今度食事にでも行きませんか? 考えておきます
食事だけでもどうですか? それも考えておきます
『何でもないフリ』
「俺…颯真のことが好きなんだよね」
それは突然だった。私の幼なじみの一人である拓也と2人で家に帰っている時の事。
彼、拓也は私のもう1人の幼なじみである颯真の事が好きだと言ったのだ。
生まれてからこの時までの17年間、幼なじみであるこの3人で沢山の事を経験してきた。そして私は多くの時間を共に過ごす中で拓也を好きになった。
【嗚呼..こんなにも簡単に全てが変わってしまうんだ】
拓也のいきなりの告白に私は戸惑いを隠せなかった。私が拓也に惚れている事は、拓也本人も知らない。
拓也は本気で颯真のことが好きだ。
【全部..全部分かってた。だって拓也は、私が拓也に向ける顔で、、同じ表情で颯真を見ていたから】
私の目の前では少し照れくさそうに、それでも真剣な表情で本当の自分を私に向けてくれている拓也がいる。
【泣いたらダメ……泣いたら、、】
次々に込み上げてくる感情を押し殺していると、拓也は不安気な声で「変なこと言っちまったよな急にごめん」と言った。
彼のその一言で、私は慌てて口を開いた。
「違うよ、少し驚いただけだよ?そっか、拓也は颯真の事が好きなんだね。」
「うん。俺は颯真の事が好きだ。」
私は拓也のその一言を聞き、一度自身の震えを抑えるために軽く息を吐いた。
「大丈夫か?」
「……」
「うん。大丈夫だよ!」
そして私は好きな人の為に『何でもないフリ』をする。
何でもないフリ
何でもないようなことが
幸せだったと思う
何でもない夜のこと
二度とは戻れない夜
まるで子供のように、微笑みを浮かべたまま眠れぬ森の少女。ちょうど一年前、この道を通った夜、雪がちらついていた。借りたての部屋の中に突然闇を落とした、悪夢のような電話。駆けつけた病院、病室のベッドの上まるで少女のように、微笑みを浮かべたままで眠れぬ森の少女。
何でもないようなことが幸せだったと思う、何でもないような夜の事、二度とは戻れない夜。
それでも月日は、また流れ何でもなかったかのように過ぎ、何でもなかったフリをして生きて行く、許せない誰が悪いと言ってみても、眠れぬ森の少女は目を覚まさないし、閉ざされた目は二度と開かない。だから、彼は何でもないフリをして生きました。
それから、どれだけ時間は流れたでしょうか、彼も歳をとりましたが、写真立てに飾られた彼女は歳を取りません。そんな彼の心が動きました、何でもないフリをして何でもなく砂漠の中を歩いていた、何でもない何でもないと歯を食いしばり生きました、ふと見ると砂漠の薔薇が咲いていた、彼は足を止め砂漠の薔薇を砂の中から拾いあげて掌にのせました。すると砂漠の薔薇は白い手をした女に変わりました、女は彼を見つめてこう言いました「見つけてくれてありがとう」彼らは、その夜から手を繋いで眠りました。また、時間は流れて、共に時を重ねた二人の髪の毛には白いものが混じるようになりました、子供たちも巣立ちました。それでも二人は手を繋いで眠ります。
写真立ての少女は遠い遠い記憶の中で今夜も微笑みを浮かべたまま美しくキラキラしています。
年老いた女は、いつもいつも何でもないフリをして、その写真立ての写真をピカピカにして綺麗なお花を飾っています。
そしてその写真の中で微笑む少女に語りかけます。「ありがとう、あなた。あとどれくらい生きられるか分からないけど、私はあなたの生きたかった人生を貰いました。どうぞ恨んでください。もし、彼が記憶が曖昧になり周りの事がよく分からなくなる時が来て、自分の右腕にあなたの名前を呼びかけても、私は何でもないフリをして、あなたごと彼を抱きしめます。いいでしょ、それくらい私は幸せでした、ありがとう、あなた」
「ロード」
作詞 高橋ジョージ
リスペク・トオマージュ・インスパイア
「 STORY 何でもないフリ… 」
令和6年12月11日
心幸
追記
フリは嘘だ?阿呆だねあんた、嘘だから悲しくて優しくて深いんじゃない。あの世まで持ってくつもりのフリ(嘘)は誠を孕むんだよ!ガキはこれだから駄目だね(笑)フリだ何でもないフリが嘘で苦しい?まだまだそれは覚悟のない嘘だと心得よ、覚悟を持ってフリを貫けばそれが本当になります、それが嘘から出た実(誠)と言います。
「何でもないフリ」
自分で言うのもなんだけど何でもないフリをするのが上手だと思う。相手から見て何かあると察されていることに私が気づいていない可能性もあるが、「何でもないよ」というとスルーしてくれることが多い。
逆に、本当に何もないのに何かあると思われることが多い。言葉は本音なのに嘘に聞こえるらしい(自覚あり)
なんでだろう、棒読み感があるのかな。本当に何もないのに。こういうときに限って突っ込まれて、また言葉を発すると「本当⁈」と言われる。なんでよ!
何でもないフリ
いい事があった時
早く報告したいのに
君を驚かせるために
何でもないフリ
嬉しいサプライズで喜ばせたいんだ
嫌な事があった時
聞いて欲しいけど
君が困るかもしれないから
何でもないフリ
言わなきゃよかったなんて思いたくないからね
悲しい事があった時
何でもないフリをするのは
僕には難しいかもしれない
きっと君に気づかれて
慰められてしまうと思う
"かんばれ"、"お前なら大丈夫"、
そんな言葉をかけてもらえてるって、
期待されてるって、凄く喜ばしい事だから
どんだけ疲れてても、どんだけ辛くても
私なら大丈夫なんだって、
がんばらなきゃって、
なんでも無いフリをして、猫をかぶる
何でもないフリをする事が得意な人。周囲に1人ぐらいはいると思う。でも、どこかで辛くなっている。 そんなような人に気付き、声をかけれるような人になりたい。あの時の失敗は起こさせたくないから。
何でもないフリ
いつもそうしてないと
いけないのに、
自分には絶対に不利なこと
だってわかってるのに
どうしてやっちゃうのかな?、、、
なんでもないフリ
僕はそんな器用にできない。不器用すぎるから。
思ったことはすぐ言ってしまう。態度にも出てしまう。
なんでもないフリなんて到底できっこない。
面倒くさい男ですよね。すいません。
これでも、少しずつ許容範囲を広げているんです。
あなたに嫌われたくないから。
「私そんなことまで頼まれるほどの給料もらってないですけど」
そう素直に言えればいいのに、大人なので今日もいいですよ、と愛想よく笑うだけ。社会人ってそんな感じ。
"何でもないフリ"
何でもないフリ
何でもないフリなんかしないで
思い切り怒れば良かった
あなたはひどいことをしたと
伝えるのも疲れるほど
人の話を聞かないんだから
子供にあきれられてたってことよ
赤ん坊のせいにしないで
もっと周りの大人に頼りなさいよ
不幸に甘んじるなよ
【何でもないフリ】
いつもは小説を書いてるけど、書いては消して、書いては消してを繰り返して、思いつかなかったので雑談にします。
何でもないフリってみなさんはしますか?
私はするというより、できません笑
我慢して頑張れるような性格でもないし、自分の気持ちに正直で自分に甘々なんです。
心配させたくないから相談しない人って多いと思うんですけど、私はすぐに相談するようにしてます。
家族や先生、友達は頼るためにいると思ってます。
お互いを支え合うのが人間なんじゃないでしょうか。
心配させたくないのではなく、相談する勇気がないんだと思います。みんながみんなそうじゃないことは分かってます。
どうか手遅れになる前に、相談してください。気づいてあげてください。
たまには甘えましょう。
『何でもないフリ』
大丈夫。大丈夫。
つい何でもないフリをしてしまう。
本当はそうじゃないのに。
本音はもう全て投げ出したくてたまらないのに。
こうあって欲しい自分が、地に足を着けず立っている。
こうあって欲しい自分? 世間じゃないの?
と思いつつクセは治らない。
ええ、大丈夫。大丈夫です。
何でもないフリ
仕事で隣の席のお局
雑務すらすべて渡してくるから
仕事がどんどん溜まる
この人とずーっと過ごすなんてもう無理
先のスケジュールを話してる時
何でもないフリをして合わせてるけど
私 転職活動してる
その頃にはもういない
予定
何でもないフリ
「何かあったの?」
「…別に」
また何でもないフリ
もう私にはお見通し
こういう時どう声をかければいい?
「何かあるでしょ!」
「大丈夫?」
「あら、そう」
「話してごらん」
「何でそんな暗いの?」
「………何もないから」
何でもないフリ
バタン
自分の部屋に行ってしまった
また気づけなかった
これで何回目だろう
これでどんどん
あの子は悩み続けちゃうんだろうな
「次の手を考えよう…」
これが何気ない母子の会話
「なんでもないふり」なんてて出来ない。
バイトで2ヶ月に1回くらい会うだけなのに
スマホケース変えた?
髪色変えた?
クリスマス何するん?
ノリ合うし、尊重してくれるから話しやすい。
こんなこと言われたら、期待しちゃう。
でも、私のこと好きじゃないんでしょ?
1人で居ると、色々想いだして涙がでてくる。