『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
仲間
共に作業や活動をする人々の集まり
週間少年ジャンプの三大要素は友情・努力・勝利で、『ワンピース』では、ルフィがエースを喪った際に「仲間がいる゛よ‼︎‼︎」と発したワンシーンがある。
辛くて辛くて、ないものばかりを見ていた時、それでも、自分にあるものに目を向けた時、そこに仲間がいた。
「おれは‼︎‼︎弱いっ‼︎‼︎」だからこそ、強くなろうと努力する。強くなって仲間に会いに行く。
各々に夢や目標があって、目指す最高地点はバラバラかも知れないけれど、同じ方向を向いて一緒にやってきた仲間はかけがえのない存在だといえよう。
ジリジリと溶ける頭を見ている
二酸化炭素であなたと同じゆだる頭になる
(仲間)
[仲間]
入れ替わりの激しいチームのチームメイトを
仲間と云えるのだろうか?
仲間など、所詮は一つのコミュニティだと思いました。
ええ、そうでございましょう。生き物というのは多少なりとも群れるのが好きでございます。
人も、いえ、人だからこそ群れるのです。
人が多いコミュニティは強いのです。数の暴力という言葉がある様に。
え、私の様な一匹狼は弱いのかって?
いいえ。私は彼らの様な弱小な脳をしていないので、強いコミュニティを点々とするのですよ。
仲間
知り合い
同僚
仲間
同期
友達
親友
それぞれ少しずつ重なり合ってるところがあるし、
物理的な距離は遠くても心の距離が近いのもある
誰がどう良いとか悪いとかはないけれど
なんとなく区別するのって大変
自分が相手に感じる距離感や温度が相手が私に感じるのと違ってるってこともあるだろう
聞いてみたいがちょっと怖い
ビビリな私(笑)
《仲間》
その言葉が、嫌いだった。
自分はいつだって、その輪に入れないから。
生まれが違う。育ちが違う。価値観が違う。
前提となる何もかもが違う。
そういう相手を排斥しないといられない人間がいるなら、そこに自分の居場所なんてないから。
でも、気付けば自分が、その側に立っている。
ここまで何とか蓋をして、笑って誤魔化すために仮面で全部を押し込めて。
そうして築いたちっぽけな足場が崩されないように、しがみついている。
だから、自分の立っている場所を壊しかねない誰かを強い言葉で排除しようとしてしまう。
その醜悪さが嫌いだったはずなのに。
いつしか自分は、誰からも《仲間》に入れてもらえない側になる。
一度でも手にしてしまった陽だまりを手放すのが怖いなんて、だから何をしても許されるなんて。
そんなこと、自分が思うわけもなかったのに。
そう信じたかっただけなんだ。
誰か。
《仲間》だと言ってくれるなら。
こんな醜い自分の息の根を。
どうか、止めてくれ。
一生続く仲間がいる。
次生まれて来たときも。
感謝、感激。
『仲間』
ある男がいました。
男は巨万の富を築き
#2 仲間
みんなの仲間になりたくて、SNSをしたいと思った。インスタのDMだけなら、私もできる。そう思っていたのに…
親の過保護を直してください。
みんなの仲間は、きっととても大切なのに。
君と私は仲間だから、と
握られたその手の温かさが、いつまでも残っていた
仲間。そんな枠に収まるものではないと
自分の気持ちに気が付いたのはいつの頃だったか
今日も隣に。対峙するものを正面に。
戦いの始まりを決意し、わずかに触れたその手の温もりが
今はもう、痛みでしかない
(仲間)
【 仲間 】
仲間とは何か。
互いを敬い、助け合う存在か?
いや、私にとっては、ただの仕事相手だ。
勇者として身を立てるべく、パーティを組んだ。
各々が自身の得意分野を活かし、共通の敵を倒していく。
だが、それが何だというのだ。
己の身は己で守るのが基本、足りないものは補って。
当たり前の事をするのに感謝など必要か?
ただ、次第に相手の素性や個性を知っていく内に、
いずれパーティが解散したとしても、付き合っていきたい奴らだと思うようになった。
あぁ、これがそうなのか。
敬うとは、こういう思いを言うのか。
それを抱く相手を仲間とは呼ぶのなら、
このパーティはそうなんだろう。
ボスを倒したら、今度はこのメンツで旅に出てみよう。
〜仲間〜
黄色のルピナスの花は嫌いだ。
花言葉が「多くの仲間」だから…
私はルピナスのような人間だ。
常に周りに誰か居てくれる。
けどその子は仲間と呼べるのだろうか…
その子と居ると心が痛い…辛い…
私と居ると都合が悪いとなると悪口を言われハブられる。
私の周りには常に多くの人がいる。
しかしそれは仲間と呼べる関係なのか…
私はルピナスのような人間だが花言葉とは程遠い。
今日も本当の仲間ができる事を願う。
黄色のルピナスの花を嫌いながら。
久しぶりに休みが重なったので電車に乗って遠出、赤白緑のクリスマスカラーに染まった雑貨屋に来ていた。
仲間内で開催するクリスマスパーティーの交換用のプレゼント。
何か良い物は無いかと、広い店内を二人でウロウロ。
時折、商品を手にとって感想を言い合う。
フロアの真ん中に鎮座するクリスマスツリーの横、でっかいクマのぬいぐるみの前で立ち止まった。
でかい。
着ぐるみになりそうな大きさのクマの黒い目を指で突っつきながら、1/1ヒグマ、と心の中で呟いた。
みんな、ぬいぐるみという歳でもないしなぁ。
ふと隣を見やれば、ソワソワしながらぬいぐるみを見つめている君。ふむ。
ひとつはコレにしよう。
テーマ「仲間」
友達には本当の友達じゃないとね。
心から話せる友達じゃないとね。
#76 仲間
私が勝ったんじゃない、
私たちが勝ったんだ
〚仲間〛
河童捜索隊が結成されてから僅か一週間で河童が発見された
捜索の休憩中、川辺で水分補給をしていると、どこからともなく現れた
もっと驚きなのは、私にきゅうりを渡してきたことだ
どうやら私のツルツル頭を見て、仲間だと勘違いしたらしい
【仲間】
僕は嘘つきだ
そうなるしかなかったんだ。
僕の周りには嘘つきがいっぱいいた
正直だった僕は沢山騙された。
嘘はダメだと知っていたから
辞めさせようとした。
それで直ると思っていた。
直らなくても何回も何回も辞めさせようとした。
でも直らなかった。
周りは嘘を息をするようにしていて、
その事になんの罪悪感もないのが苦しかった。
正直でいるのも苦しいから
嘘をついてるフリをしてみた
それも嘘になるから苦しかった。
だんだんフリから嘘をつくようになった
真面目にやりたいけどやっている風にした
楽しくやりたいのにのに楽しくしている風にした
周りがそうだから。。
どうせ直らないから。。
嫌だった。
自分らしくいたかった。
いくらそれが普通じゃなくても。
「自分らしくいたいなら勝手にすればいい
だって君の人生なんだし、人がどうとか関係ない」
親友はそう言ってくれたけど
どうにもその時はそんなこと頭になかっただろうさ
罪悪感でいっぱいだったから。
今は楽しくやってるよ。
もちろん親友のおかげさ。
――――――――――仲間は沢山いなくていい。
僕らずっとこのままここにいられたらいいのにね。この先も変わらず仲良くやれる自信があるよ。
でも現実はそうはいかないな。僕は僕の、君には君のやるべきことがある。夢も希望ももちろんある。その道が、仲間だからといって決して同じ方向とは限らない。だから今、僕らは互いの道に進もうとしている。ただそれだけさ。だから別れなんかじゃない。歩く道が違えど仲間なのは変わらないんだ。
次に会う時も、いつものように変わらず話しかけてくれよ。額を合わせて拳をぶつけて、また変わらずにくだらない話をしようぜ。その日が来年なのか、10年後なのか50年後なのか分からないけど、その時にまた“相変わらず”な君が見れることを楽しみにしているよ。
Viel Glück!
僕の、親愛なる君へ。
見たことのある看板の建物の中身が、何の変哲もないオフィスみたいだったら少しがっかりしてしまう。天窓のある建物はいまでも少し特別に見える。バスから見た枯れ木の群れがゆったりと前後関係を変えて、世界は丸いんだと思ったな。明日の朝は早いんだって言い損ねたまま話をしてる自分の非道いところに蓋をして暮らしていくよ。
ひとつのものをたくさんで共有するときにはさ、どこにも敵を見つけられなかったらいいね。たぶんすぐにでも作れてしまうくせに、ずうっと見つけられないままでいたいな。すべてを知ることが幸福への筋道…ではない…って証拠が世界に山ほど散らばっているからちょっと扱いに困る。
外がすぐに暗くなってしまう季節になって、別に終業時間は変わらないし、誰も一人じゃないと思うけど。一人だって思っている人が凍えているのをどれだけ身を切っても助けられないから、みんなちゃんとコートを着込んでね。
旅行で泊まった旅館の翌朝の朝食バイキングには
驚くレベルのお仲間がたまに存在する。
食事の内容がほぼ一致しているのだ。
ただバイキングで会うお仲間はイコール敵である。
同じものを欲するから、微妙に待ったり待たせたり。
かぶる度にお互いうんざりする。
空カップ3つ持ってって
コーンスープをカップ三杯もっていくぜ、へへっ
クルトンましまし~ですら、かぶったこともある。
またお前かって顔をされる。恐らく私もしてるのだろう。
自分がラストを取った時の気まずさったらない。
ここが出会いでなければ何か運命すら感じそうなものである。
ただ、煮えたぎったコーヒーにシリアル用の牛乳を半分入れる
カフェオレ仲間にだけはまだ会ったことないな。
この時だけはホッと出来るひとときだ。
(仲間)