今年の抱負』の作文集

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今年の抱負』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/2/2024, 4:30:42 PM

今年は友達たくさんほしいです。
不安をなくしたいです。
1人はもう嫌です、

1/2/2024, 4:28:17 PM

🚨あてんしょん🚨

・男性同士の同性愛のお話ですが嫌いじゃなければ見てほしいです。

・前回のお話の内容とは全く関係有りません。キャラは同じです。

・死ネタやどろどろなお話ではないほんわかしたお話です。これら⤴︎︎が読みたい方は前回の新年か初投稿の手ぶくろへ。死ネタです。

・文ストのキャラクターを使用させていただいております。正確には攻め、太宰治 受け、中原中也です。

・適応障害が含まれます。私も調べましたが違っていたらすいません。

・結構甘々です。人によっては気を悪くする場合が御座います。お気おつけください。

・受けの子が泣きます。呂律が回って居ないところがあります。ハピエンです。

・夜明けの腐女子、腐男子が好きそうなやつです。

・手前=てめぇと読みます。

・誤字、口調等が違っていたりした場合はすみません。

・前半まで修羅場ですが最後最高なので諦めないで下さい

・書き慣れていないので内容は期待しないでください。




⚠️これらのことが承知の上であればご読みください⚠️



それではどーぞ!






















現在23:30分くらい、

もう年が明けると言うのに私たちは、、、

今までにないほどの大喧嘩をしている

喧嘩内容はシンプルな嫉妬。

そう、中也のね

だけどこの件は私が悪い、自分でもわかっている。

うちの中也はとても嫉妬深く、1ヶ月に4、5 回私に

確認しないと気が済まない、とゆうか不安になってしま

うとゆうか、少し面倒くさい。

だが私はそれを承知で付き合ったのだ。

それなのに、

任務が上手くいかないからと関係のない中也に、、



さかのぼること10分前、、、





「なぁ太宰、俺の事まだ好きか?」

『嗚呼、大好きだよ中也。』

「ほぉーん、じゃあ浮気してないよな?」

『うん!勿論しないさ!』

太宰がへにゃっと微笑んだ。

「あっそ。じゃあこれ何。」

女性と太宰が仲良く肩組んでラッブラブな写真を ドン!

と太宰に見せた。

『ぁ、えっとこれは、、』

「芥川に送られてきた。浮気、してないんだよな。

もしかして横の女浮気相手? 」

『、、、(コレ、今日の護衛対象!金持ちのご令嬢とか言ってたけど、異常にベタベタしてきてウザかったやつゥ!)』

太宰の額に冷や汗が流れる。

「何も言わないってことは図星なんだな。」

さっきまで不機嫌だった顔が泣きそうになったのがわかる

『いや、違うって!ちゃんと説明するよ、』

「もういいもん、太宰嫌い、嫌いだもん」

今にも泣きそうな目にぶわっと涙がにじんてきて

あっという間に涙目になってしまった。

『中也、中也待って。ちゃんと説明するから、仲直りしよ?』

太宰がゆっくり中也にバックハグをかます。

「やだっもういい!太宰嫌い、嘘つき、さわんなぁ、」

うるうるな目からボロボロと涙が落ちる。

泣きじゃくる中也の声が震えているのがわかる

『やだじゃないの、仲直りしよ。だから今は落ち着いて、ね?』

子供のように泣く中也を太宰は手慣れたようにあやしている。

3分ほど中也の相手をしている太宰もだんだん苛立ってきた

それでも固く説得していると、中也の口からこんな言葉が

出てきた。

「はなせ!このすけこまし!変態、浮気性!手前なんて嫌いだ!さっさとくたばれゴミがァ!」

こう言いつつも目からボロボロと涙を流す中也に

しびれを切らし、太宰はぱっと中也の腰に巻いていた

腕を引いてデカめのため息とともにソファに豪快に座った

『はぁぁ、中也、君にはもう疲れたのだよ。
君が僕に嫌いと言ったように、私も君のことが嫌いだよ
お互いのためにもう終わりにして、別々に生きようか。』

いつもより2トーンほど低い声で別れ話を切り出した






ここまでが喧嘩の詳細なのだけど

これは完全私が悪すぎるごめんね中也ァァ






「え、ぁ、ぇ、あの、ぁぇ、んと その、」

それに耐えられず中也がおろおろしている中、

泣かせた張本人は中也以上に戸惑っていた。

『(アァァーー!!しまった中也適応障害だった、、
あーマジで誰か殺してくれ、中也〜ごめん中也)』

やべぇと思い、ごめん言い過ぎたと謝って中也の荒くな

った息を落ち着かせ、再度謝る、そしたら、

「ホントに嫌い?おれのことぉ、いやだ、だざっきらい

いやぁだからごめっごめぇぇ、ヒックッヒックッ ご、ごめっ」

『いやこれは完全に私が悪いよ、ごめんね中也

中也のこと嫌いじゃないよ、好き大好きだよ』

「んッ良がっだァおりぇも好きぃ!」

『(はぁわー泣き止んで良かた。いやでも可愛い、死にたい)』

情緒不安定な攻めである。

『あのね中也、あの女性はただの護衛対象だよ。
でも異常に距離近くて、ご令嬢だから〜とか言って
逆らっちゃ行けないらしくて浮気じゃないよ、
他に心配なことある?ちゃんと説明するからなんでも
聞いて!』

「んー、じゃあだじゃい、おれのことすき?」

『! 嗚呼とっても。』

「?好きが聞こえん!」

『ふふ、大好きだよ中也。』

仲直りのキスとハグ、とても嫉妬深いけどとても可愛い

私のお嬢様だ。






太宰は決心した。必ず、この世界一可愛いお嬢様を

泣かせず嫌な思いをさせずこの手で幸せにしてみせると

決意した。














これが太宰治の二〇二四年の、今年の、抱負だと言う。









#5 【 今年の抱負 】


あとがき



ここまで見てくださり有難う御座います。気を悪くされた方がいらしたらごめんなさい。誤字や口調が違ってたらすみません。同性愛でも男性ばっかなので女性のも作りたいです。ちなみに私の今年の抱負は悔いなき1年をです。
明日も投稿しますのでよろしくお願いします。
前回の新年の本編かけたので見てくれると有難いです🙏🏻
それではおやすみなさい。


ひぐま ʕ̡̢̡ʘ̅͟͜͡ʘ̲̅ʔ̢̡̢

1/2/2024, 4:24:43 PM

昨日のことである。
何年もの間扉の向こうに居る死刑囚に訊いてみた。
「今年の抱負は?」
すると、彼はこう答えた。
「今年も生き抜く」
今度は彼が訊ねた。
「アンタはどうなんだ?」
考えるフリをしてから、
「人殺しにならないこと」
とだけ返した。
そして今日、私は彼が居た扉の中を秩序の側から見下ろしている。

1/2/2024, 4:22:58 PM

今年の抱負…
今の所、『なるようになる』としか言えないのですが、
『為せば成る』でもあるので、
自分なりに頑張れそうな所は倒れない程度に頑張って、
休憩も入れつつ、とにかく心身共に健康第一で。
成長と、楽しい嬉しい事が多い1年にしたいですね。

1/2/2024, 4:16:55 PM

年末、私は吐いた。
久しぶりに嘔吐した。しかも3回。今までこんなに体調を悪くしたことがなかった。流行り病にかかったときも、1回だけですんでいた。今回は熱はなかったけど、胃の中は気持ち悪さでいっぱいだった。
なぜこんなにもしんどいのか、考えてみた。たぶんストレスが原因なんだろうけど、1年を思い返してみたら、ふと気がついた。
 「なんか、いろんなことを溜め込んでたな。」と。
人間関係や部活、習い事や家族のこと、自分の生活習慣など考えることがたくさんあった。でも、我慢強く変に几帳面な性格のせいか、必要以上にいろんなことを溜め込んでしまった。それが気づかないうちに積み重なってしまい、年末に爆発してしまったのだろう。
今年はそんな自分を変えたい。素直に自分の気持ちを伝えたい。心のなかに必要以上のものを溜め込まず、自分を大切にして生きていきたい。
それが私の『今年の抱負』。

#2 『今年の抱負』

1/2/2024, 4:09:49 PM

授業の一環で今年の抱負を決めて、なぜそれにしたのか、どう心がけるか書かなければいけなくなった。
そしてその提出日が明日。正確には八時間後に迫っていた。
ただし睡眠時間と朝の支度を差し引けば実質一時間弱。
真夜中に、こんな寒くて眠い状態で考えられるはずもない。
抱負と名がつくのだ。そう頭を抱えていれば突如ドアが開いた。
「なだ起きてんの。もう寝なさい」
「宿題がおわんないの」
そう語尾を強めて反論した。
寝れるならもう寝ている。それでも健気に起きているのは学生なりなお悩み故である。
だが母親はやれやれと私の手元を覗き込んだ。
「ならこれしかないでしょ」
私の非難がましい目線をよそに最初の文を書き出した。
「……早く寝ること、って」
たしかにここ最近夜更かしが過ぎるが。
身に覚えがありすぎて反論が出来ないことをいいことにさっさと部屋をでる母親。
だが取っ掛かりが出来たことで続きが書けそうだ。悔しいが時間もない。そう言い訳しながら続きを書いた。

1/2/2024, 4:09:24 PM

今年の抱負は「年齢に見合うように、中身を磨く」。
これまではなぜかパッとせず垢抜けていないことが気になり、外見ばかり自己研究してきた。
それが自分にとって及第点、加齢による悩みが出てきても、とりあえずは満足いくまで仕上げることはできたと思っている。
だからだろうか、今度は中身がまだまだ未熟だなと感じ、外見とのギャップに悩まされている。
これからの私がどうありたいかはまだ分からない。
だからこそ今度は内面へと省みて、とことん自分と向き合おうと思っている。

1/2/2024, 4:05:47 PM

今年は、もっと自分を満たして人に安らぎを与えられるような人になれる様になりたいです!

もっと自分の意見や価値観を言葉にしていきたいです。

そして引き続き、酒飲んでバカやって、ゲームして、笑っていたいです!

いつも目標をがちがちに決めてしまうとやらないので、
やんわりにしておきます。。笑

1/2/2024, 4:03:27 PM

仕事:現状維持
金銭:なるべく貯金
家族:なるべく円満
趣味:本をたくさん読む、オタ活楽しむ、志摩スペイン村行きたい! 灯台(出来れば角島灯台)見に行きたい! 美術展なにか見に行きたい!

今年じゃなくても→いつかバンジージャンプしたい!

やりたいことは書き出すといいと聞いたので……。
でも何よりも今年一年、何とか穏やかに過ごせたらいいと思います。


END


「今年の抱負」

1/2/2024, 3:56:42 PM

明けましておめでとうございます
今年の抱負はまず受験合格!

華のJK目指して頑張ります

1/2/2024, 3:53:09 PM

「今年の抱負」
正義を振りかざす暴君に耳を傾けない
静を制する
守るべきはまずは自分

1/2/2024, 3:51:53 PM

今年の抱負は高校に行くこと、友達を作ること、受験に受かること、勉強頑張ることです!私今年受験なので頑張ります!あと二週間後かぁ。怖い怖い!でもこんなこと思ってても時は進むし終わりは来るから考えても無駄!それなに備えて頑張らなきゃ!

1/2/2024, 3:49:43 PM

今年の抱負は、とか訊かれてもそれは一に仕事、二に仕事、三四も仕事で五に健康、みたいな親父くさい事実しかないから…

1/2/2024, 3:42:19 PM

心と身体に優しいものを積極的に摂取していく
己の身体は己にしか守れない

1/2/2024, 3:42:08 PM

今年の抱負はひとまず毎日投稿することにしようと思う。
 三日坊主だったり一週間坊主だったり、飽き性なのでいつの間にか習慣が途絶えることはしょっちゅうだ。楽しんでやっていることでも、夢から覚めるようにふと情熱を失ってやらなくなることもある。
 ほんの短い文でもいいので、続けていきたい。

1/2/2024, 3:35:25 PM

ひとつ、恋人を作る
ひとつ、仕事で成果を上げて、社内で認めてもらう
ひとつ、作品を投稿する

1/2/2024, 3:29:22 PM

今年の抱負

「なぁー、かいの今年の抱負は?」
隣に座るかいに聞く
「……えぇー、なんだろ、笑
幸せにすごす!笑」
「ふふ、かわええなぁ、
…まぁ幸せに過ごせればええよな…」
ごめんかい、俺病気あるんまだ言ってへん…
やから、幸せになれるか分からんのよ
そう思うと、自然と涙が溢れる
「…え、ちょ、どしたの、、
不安なことあった、?」
そういって俺を抱き締めてくれたかいは
暖かくて、安心して眠ってしまった。

目を開ければ、オレンジ色に染まった部屋が見えた。
夕方までねとったみたいや、
「……どんどん…長くなっとる…」
そう、俺は 眠りに落ちてしまう病気にかかっている。
だんだん目覚めなくなる、という病気だ。
そんなことかいにいえることもなく、
日に日に寝る時間も増えていた。
治る方法がまだ分かっていないから、
きっと俺はこのまま目を覚まさなくなるだろう。
「…かい、ごめんな…」
幸せそうに眠るかいの横顔に、そっとキスをした。
「…ん…れん…?」
「……ふふ、ありがとおな、かい。
もう大丈夫やで?」
上手く、笑えているかな?
なるべく優しく、笑顔で。
そう振る舞っているつもりやった
「…ねぇ、れん?
辛いこと、吐き出して良いんだよ?
俺は、れんが辛そうにしてるの、やだよ…」
まさか、かいにばれた?
「……別に…辛いことなんて、ない…」
「…嘘。じゃあ、その涙は何?
なんでれんは泣いてるの?」
泣いてる?俺が?
頬に手を当てると、濡れていた。
そっか、自分が思っている以上に
きっと俺は心が弱ってたんや。
そう思うと、申し訳なさ、明日が来ない不安
全てに包まれているような気がした。
「……っ、かいっ、ごめん…
幸せにできへん、どうしたらええの…」
上手くしゃべれない。
息のしかたも分からなくなってくる
「…れん、ゆっくりで良いから。大丈夫。
落ち着いて?俺はここにいるから。」
すーっと、その言葉が俺の心に響いた
焦らんでも、かいは聞いてくれるって。
そう思えば、俺の心は軽くなって
言いたいことが素直にでてきた
「あんな…俺、死ぬかもしらん。俺、最近
起きるのも遅なってるやろ?睡眠も、十分なくらいにとってるやん。あれな、病気やねん。目が、覚めんくなる病気。」
言えたのはええけど、かいはどうやろうか
泣いてしまうんやろうか
「……そっか。……」
「ごめん、こんなこと…
ずっと、隠してた…ほんとは、10月にはわかっとってん。」
「……隠さないでよ、ちゃんと、俺には言って?
…治るよ、絶対。俺が、れんのこと死なせないから。
ずっと一緒にいるって決めたんだから。」
「…かい、…ごめん、俺、もっと生きたい。
かいと死ぬまで笑っとりたい…。」
こんななら最初から言えばよかった…
「…うん、一緒に頑張ろうね?れん、大好き。」

あれから数ヶ月後、
俺はあの後から嘘みたいに回復した。
前までは起きても眠くて、ずっと寝てまいそうやったのが、
起きたらすっきりして、寝る時間も短くなった。
でも、やっぱりまだ油断は許されないみたいで
「……前より安定していますね。
ストレスなどが原因かな…と、
この病気は人によって原因が違うんです。
辛いとき、不安なときは素直に吐き出してくださいね。溜めすぎると、前より酷いことになると思うので…」
「…はい、笑ありがとうございました。」
かいの待つ出入り口に走る
「れん!!先生に言われた??笑」
「…ん、あんま溜めすぎんなって笑」
「…なんでも俺に言ってよ?受け止めるから。」
「うん、ありがとお、かい」
もう、これからはどんなこともかいと半分こにするよ。
辛いことも、かいとなら乗り越えれるから
大切な人を守るために、
今日も俺は進む




続きは明日だします!
地震大変ですね…私も揺れが酷くとても怖かったです😭
被災地の方、大変かと思いますが頑張りましょう

1/2/2024, 2:55:39 PM

学校から出題された1つの宿題プリント。

その紙には、「今年の抱負を一文字で表そう!」と書かれている。

「…うげえ」
如何してこんなめんどくさいことをしなければならないのだ。
そう思っても、宿題は宿題だ。真面目で優等生なら、しっかり考えて提出するだろう。そんな私は優等生的なポジションで、先生からも…多分…期待はされていると思う。
きっと、「〇〇さんはどんな文字なのかなあ」程度には思ってくれていると思う。
「字、どうしよ…」
羊のように迷いに迷う。
どんな字がこの一年にふさわしくなるのか。2025年のカウントダウンを待つ時、この字でよかったと思えるか。
そもそも私が達成できるか。有言実行できるものか。頑張れるものか。抱負なぞ人生経験の浅い私には難しいお題だ。
たった10年程度。されど10年程度。それくらいしか生きていないのに、100年近く続く人生で、今年、10代でふさわしい字?

それってなんだ?

_2024.1.2「今年の抱負」

ここには文豪さんがたくさんいらっしゃるので、その人たちをのぞいてみて、自分で考えて、自分なりの答えを見つけ出して字を決めたいと思います。
決まったら、また付け加えます。
今年の抱負!「零」
龍には雨を降らす、いい意味を持つ力があるそうです(My sister談)。そんな龍のように、雨を降らすとまではいかずとも、自分から自分の力を引き出そうとすること。それから、ゼロから考えることで、周りの目を気にしたりして発言できない自分の好まないところを、直すこと。そう思いを込めて、零にしました。

1/2/2024, 2:55:02 PM

はっきりと決まっていたわけではなかったが、年末になるとギルドの広間に集まって、各々好きに過ごしながら年を越す。そんな慣習ができていて、ナハトは年が明ける十数分前にようやく戻ってきたところだった。駈け込んで来た彼をメンバーの面々は労った。
 時計の針が十二時を指した瞬間、部屋中にクラッカーの音が鳴り響いた。連続して小気味いい音が鳴る。浮かれた雰囲気は嫌いではないが、この音は好きではない。ナハトは耳に指を突っ込みながら、そっとその場を離れて、部屋の一角にある暖炉に向かった。
 そこには既に先客がいた。アンネだ。二人掛けソファの肘掛けを枕にして、すやすやと寝息を立てている。どうも暖を取っているうちに眠ってしまったらしい。
 他に座るところがないので、仕方なくナハトは空いている隙間に腰を下ろした。彼の体重でソファが沈み込む。そのとき、アンネが身動ぎした。
 彼女は重い瞼を薄っすら開けると、あくびを一つこぼした。
「あー……、起こしてごめんな?」
 声をかけられたので、彼女は声の方向へと目を向ける。いつの間に帰っていたのやら、ナハトが申し訳なさそうに苦笑して、自分を見ていた。アンネはぱちくりと瞬きすると、慌てて起き上がった。
「な、ナハトさん、お帰りなさい……」
「ん、ただいま」口許を緩めるとナハトは続けた。「ついさっき、年を越したぜ」
 えっ、と小さく彼女は声を上げた。初めての年越し、みんなと一緒に迎えたかったのに。
「クラッカーがあれだけ鳴ってたのに、よく起きなかったな」
 そう言うと、彼はおかしそうに小さく笑った。
 アンネが振り返って、広間の中央付近を見やると、あちこちに紙テープやら紙吹雪やらの残骸が目に入る。ますます、彼女はしょんほりしてしまった。
 しゅんと肩を落とす彼女を見て、ナハトは彼女の頭をぽんぽんと撫でた。
「アンネも今日は任務だったんだろ? たぶん、よっぽど疲れてるんだから、早く部屋に戻って休めな」
 ちらりとアンネはナハトを上目づかいで見やった。彼はアンネの頭を撫でながら、何だとでも言いたげに小首を傾げた。
「わたし……今年の目標を決めました」
「いいじゃん。何にしたの?」
「今年こそ、みなさんと一緒に年越しするんです」
 はは、と笑い声を上げて、ナハトはより彼女の頭をぐしゃぐしゃと撫で回す。

1/2/2024, 2:52:25 PM

今年の抱負
一年を穏やかに、
幸せに
家族と一緒に過ごせる一年であるように。
ありふれた
しかし、最も難しい願い
他のものなんて私には必要ない
ただ家族みんなで幸せな毎日が続くことを
ただただ願っている。

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