『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「些細なことでも」
些細なことでも
目にとまる、
気になってしまう。
心配でたまらない、
泣けてくる、
幸せを感じる、
どうしたことか
心が嵐のように乱される
それが 愛
「些細なことでも」
些細なことでも
枕を涙で濡らして起きた朝
おはようを言ったときに
何かあったの?と聞いてくれる。
些細なことでも気づいてくれた
その優しさに
止まったはずの涙がまた溢れ出す。
悲しみの涙でなく
嬉しさの涙が。
どんな些細なことでもいいから、相談して。
なんで?って…、そりゃあ好きだからだよ!
少しでも君の力になりたい!
だから、いつでも相談してね。
#些細なことでも
#16
些細なことでも
わたしはお酒が好き。でも、そんなに強くないから一日一杯と決めて、夜に好きなお酒を飲む。
彼とはケンカをして今日で3日目。
顔を合わせても口も聞かない。
彼の帰りが遅い夜、一人でボーとテレビを見てる。
ガチャッ、ガサっと部屋の扉が開く音がした。
無言でテレビを見ていると、彼が目の前にそっと缶のお酒を差し出す。
わたしの好きなハイボール…。
ほんの小さな些細なこと。ほんの小さな些細なわたしの好きなもの、ちゃんと覚えてくれている。
明日は彼とたくさん話をしながら、ハイボールで乾杯しょう。
#些細なことでも
「そんな些細なことを、いつまでも…しつこくない?!」
些細なことかどうか、決めるのは私だ。
私が許せないと思うことを、した側が言う事じゃない!
って、言えていたら。
何か違っていただろうか。
割りと大雑把な人間であるという自覚はある。
別に、靴がぐちゃぐちゃに脱ぎ捨てられていたところで特に気にはならないし、食事をしていても出汁の旨味なんてわからない。
そんな人間なのだから、他人の変化についてなんて特に疎い。髪を切ったとか、メイク用品を変えたとか。そんなん知るかよ。
ただそれでも、たった一つだけ気づくことがある。
床を踏みつける足音がいつもより少し強いとか。
扉を閉めるときの力がいつもより少し強いとか。
「ねぇ、なんで怒ってるの?」
「些細なことよ」
たとえば
食事がおいしかったとか
カラリと晴れていて気分がいいとか
吹き抜けていく風が心地よかったとか
洗濯物がよく乾いて嬉しいとか
カーテン越しの柔らかな日差しを浴びたソファーで、
僕の隣の君が幸せそうに微睡んでいることとか
そういった些細なことが積み重なって、
僕の幸福は作られている
へにょりと緩んだ口元から
もにょもにょと意味をなさない寝言を紡ぐ
彼女の肩をこちら側へ抱き寄せつつ
満ち足りた思いで目を閉じる
目が覚めたら散歩にでも誘おうか
『些細なことでも』
些細なことでも(9.3)
「奥さん、些細なことでもいいので思い出したらご連絡ください。」
同情しているとでも言うような優しげな声を出した女刑事は、私に名刺を渡すと鋭い目でひと睨みし颯爽と帰っていった。
些細なこと。片付け忘れた洗濯カゴが定位置に戻っていた。いってきます、という前にほんの少し目を細めていた。今日の弁当はふりかけと迷って梅干しを置いたような跡があった。
些細なこと。ご飯は何がいいかと問うLINEがいつもより遅かった。帰るとごめんと言って2人が大好きな唐揚げ定食を差し出した。
起きると彼は真っ赤に染まっていた。
些細なこと。名刺を握り潰した私は永遠に連絡などしない。彼との一つ一つが、私にとって大きなことだから。
些細なことでも。目をつぶっても、開いても、世界は真っ赤に歪んでいる。
【些細な事】
どんなに些細な嫌がらせでも君にだけだったら別にいいよ。
そう思っていたけどやっぱり好きな人に嫌がらせをされるのは辛かった。
最後に一言。
やっぱり辛かったなぁ…
口調が
いつもより
少しキツイ。
ドアを
バン!
って閉める。
疲れたように
溜息をつく。
一瞬だけ
イラッとした
表情を見せる。
反応が
そっけない。
ほんとに
ちょっとしたこと。
そうなんだけど
気が付いて
勝手に不安になって
怯えてしまう。
他人の機嫌なんて
自分には
どうにもできないんだから。
気が付いてもいいから
気にしない。
気にし過ぎない。
#些細なことでも
『そんな些細なこと考えたって無駄、無駄』
だいたいの人は笑ってそう言う。
けど私にはそれが些細なことだと思えたことはなかった。
人と話した後はいつもそうだ。
1人になった瞬間、さっきまで話していた相手の顔、声色を思い出してしまってはあたまの中でグルグルと考えてしまう。
気にしないようにしても目や耳が勝手に一挙手一投足を感じ取り頭に記憶してしまいやめることもできない。
だから急に声色がかわるとドキッとして怖くなる。
相手の本心なんて分からない、けど気分を害させてしまったのだろうと。
本人はそんなこと1ミリも思っていなくても自己嫌悪が襲ってくる。
それは推しにも発動してしまい、要らない体力を使ってしまう。
画面やイヤホン越しでも、特にイラつきに敏感に反応してしまいハラハラドキドキして音量を下げてしまう。
大丈夫だとわかっていても気になってしまう、この気持ちを感覚を理解してくれるひとはいるのだろうか。
『些細なことでも』2023,09,03
『些細なことでも』
暇ならお手伝いをしてみなさい。後からとんでもない見返りが返ってくるわ。
そう、お婆ちゃんに教えられた。
お手伝いをした張本人にとって些細なことでも、本人からすれば渡りに船の時もある。
やらない善よりやる偽善とは、よく言ったものだ。
些細なことでもいいから、誰かを助けてみる。
それは巡り巡って、自分を助けてくれる。
些細なことでいいの。
夢に出てきたへんなカイブツのこと。
友達が彼女と別れたこと。
育ててたサボテンが枯れたこと。
……
なんだってよかったの。話すことなんて。
ふと、泣きそうになった時、喜びを誰かに話したい時、甘えたい時、ときめきたい時。
そんな時、隣を見たら貴方がいたの。
そばにいてくれるだけで、幸せだから。
貴方もそう、想ってくれてたら良かったのにな、
なんてね、
『些細なことでも』2023.09.03
「味付け変えた?」
彼はそう言って、首を傾げる。
まさか、そんなはずはない。いつも通りだ、と伝えると彼はまた渋い顔をする。
「いつもと味が違う気がする」
もう一口食べて、やっぱり違うと首を縦に振った。
「なんか違うんだ」
そう言いながらも、食べ進めてくれているからまずくはないのだろう。当然だ、この俺が作ったんだかはまずいはずがない。
しかし、味が違うという言葉は気になる。
俺も食べてみる。すると、本当に微かに味が違うような気がした。
「ほんとだ」
何が違うのだろう。舌の上で探ると、普段の料理より塩味が強いことが分かった。
「よく気がついたね」
そう褒めると、彼はうんと頷く。
「だって、いつも食べてるからわかる。もしかして、今日疲れてる? 暑かったもんね」
たしかに、今日は暑かった。それが料理の味に出てしまったのだろう。感じた塩味はごく微量。普通の人ならまず気が付かない。
だが、それを彼は気付いた。
そして、俺があまり本調子でないことも、あっさりと見抜いた。
劇作家ゆえの観察眼か、それとも長く俺といるからなのか。
どちらにせよ、些細なことでも気づく彼の目は、大したものだと思った。
氷の城壁めちゃくちゃ面白い
ハイキュー、ブルーロックはシンプルに面白い
登場人物だいたい覚えられるといーなー
( 成瀬の友達は偶然にも、全員登場人物のことを
あだ名で呼んだりせずちゃんと名前で呼びます )
多分話は合うでしょう。
気になってる人も漫画・アニメ好きだから
話せるチャンスがあるかも!
うわ明日楽しみ
些細なことでも
些細なことと割り切っても
自分にとってはと
頭によぎってしまう
相手にとっては
些細なことじゃないかもと考え込む
逆に、周りは些細なことと慰められても
自分にとっては、些細なことと割り切れないこと
多いにあると思う
こういうときは、どう理解すればええのか
模索する毎日……
どんな小さなことでも,つまらない日常でも "シアワセ"を見つけられるそんな存在がいた。
例えば雲ひとつない空が綺麗だとか,例えば見知らぬ花が咲いていたとか,例えば水溜まりに映る景色が幻想的だとか。道端で猫に会ったとか蝶々が髪飾りみたいだったとか。
例を挙げればきりはないけれど,いつだって笑顔を絶やさないそんな人物がいた。花のように微笑んで不条理も不平等も綺麗でない物なんか知らないような,穢れひとつない そんな誰かが。
正直に言えば,羨ましくて妬ましくて目障りだった。不幸など見えもしないような箱入りのお人形さんが。苦労もせずに与えられたものを受け取っているその人物が。
きっと黒く淀んだ感情は慣れるほどにぶつけられてなお表情すら崩さない余裕が。他人を羨むことも荒んだ心にすり減ることもない素直さが。愚直なほどに気高く割り切った精神が憎かった。
あんな風には生きられないから。全てに素直に感謝して楽しんで疑問を持って赦して。当たり前を成し遂げて,当たり前を抱き締めて。日々を一時刹那をも無駄にしない生き様が眩しかった。
……だから。
些細なことでもいい。ほんの少しでいい。貴方に近づけたらと そう願った。
テーマ «些細なことでも»
題:些細なことでも
どんなに些細な事でも、
心に深い傷を負う人が沢山いる。
その傷を治すのは時間がかかる。
治らずに、自ら死を選ぶ人達もいる。
その傷はとても苦しくて、辛くて、
自分の生きる意味が分からなくなっていく。
だけど、些細な事で治る時がある。
治らない時もあるけど、
些細な出来事が救ってくれる時もある。
貴方の些細な言葉で、
誰かを救ってるかもしれない。
貴方の些細な言葉で、
誰かを深く傷つけているかもしれない。
それを理解し、明日も生きていこう。
些細なこと…
どんなことでも?
ぜんぜん些細でないけど…
⬇️
美佐子さん愛してます今日も明日からも!
いちばん大切なことです🐱🍀
今年もありがとう…
Cinderella summer🌊
……
夏が逝くよ…
虹の陰の下を…
星くず(人生)を曳き…
人の河は眠り(永遠)につくまでの
果てない旅さ…
いつか最後の夏を
2人で見送る日が来ようと…
たった1つキミを
愛せたことを誇りにしたい…
愛に祈ろう キミといたいと
生命(いのち)がもし消えても…
次の星(生命)でまた巡り逢いたい…
愛しい人よ…
愛しい風 矢沢永吉
在る日の朝、今日も学校が有ると落ち込んでいた日。
勿論、学校を面倒いの一言だけで休めるわけも無く、
「おはよ。今日の授業何だっけ?」
面倒い、と考えながら自転車を信号待ちで止まっていると後ろから彼の軽い声が聞こえた。
私は振り返り、
〔数学、国語、日本史、化学、体育、ホームルーム。
確か、こんな感じ。〕
と答えた。自分でも驚く程に低い声が出た。
彼はその声を聞いてだろう、苦笑いしていた。
あと、人の顔を見て一瞬固まらないで欲しい。
能面みたいな顔になっている事なんて、朝、鏡見た時に気付いてる。
「よく覚えてるね。ダルい授業のフルコンボ。
5時限目の体育程、しんどいものはない。」
私はその言葉に深く頷いた。
彼は続けて、
「体育って、室内?バスケならやる気出るのになぁ。」
自転車のハンドルに両腕を乗せ、其処に顎を乗っけて言った。分かる。
だが、私は彼に、現実を告げた。
〔バスケなら良いのにね。現実は校庭で体力作りとか。〕
それを聞いた瞬間、彼は天を仰いだ。
私はそんな彼に、
〔信号変わったから行くね。〕
と、一言だけを告げ、走り出した。
同じ体育なのに、校庭という場所。体育作りという内容。
体育館という場所。バスケという内容。
そんな教師から見れば割りと些細な事の差だろうに、
どうしてこうも、学生からすれば重大な差になるのか。