『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
二人ぼっち
昔、天と地があった。そこに人がやってきた。人口はまだ少なく、争いもなかった。人びとは楽園と呼び、エデンと名付けた。今もそんな喫茶店がある。しかし、エデンの東で事故が起きた。それから、みんなは恐怖を覚えた。人を疑うようになった。とても生きづらい世界になった。そこで人びとは心の世界を考えた。この閉ざされた世界の中だけでは自分に正直でありたいと思った。世界は分断された。そして、天国と地獄ができた。
昔、地中海のほとりを中東と呼んだ。現代は中国の東を中東と呼ぶ。確かに、聖書の世界が今、ここにある。聖書とは、予言の書であった。そして、それが現代の中東、日本で起きている。
ふたりぼっちでもいいんで友達ください
#二人ぼっち
私は秋の終わりから冬にかけての間は朝早く学校に来る。
この時期は、寒がりな私にとって、推しのライブのチケットが取れなかった時くらい毎日つらいのだ。毎朝寒さで朝起きるのさえ辛いのに、そこから学校まで45分かけて歩いて行かなければなならないと言う試練が私にはあるのだ。そのため私は母の出勤の時一緒に学校まで送ってもらっているのだ。
この日も母に学校まで送ってもらい、教室へと向かった。その教室にはいつも通り誰もいなかった。私は自分の席につき本を広げ、読みはじめた。すると猛烈な眠気に襲われた。時計を見ると友達が来る時間までまだ大分あった。「このまま少し寝てしまおう。」そう思った時だった。ガラガラっと教室の扉が開いたのだ。私は、少しの期待と仮眠を邪魔されたことへの憤りを感じながら扉の方へと目を向けた。教室へと入ってきたのは私にとって心底どうでも良い人物だった。どうでも良いと言うのも、そいつとは1度だけ学習班が同じになったことがあるだけだった。それ以外に特段関わりはなく、そいつに対し私は、好感も嫌悪も抱いていなかった。そいつが自分の席へと向かっていくのを目で追いながら私は「珍しい。」と思った。そいつは過去の1度も朝早くから学校にいたなんてことはなく、なんならしょっちゅう遅刻ギリギリできて担任に怒られているような奴だった。このまま何も話さないのも気まづいと思い私はそいつに「こんな時間に珍しいね。」と今の自分の最大の疑問を投げつけた。そいつは「ん?あぁ、これで今日は怒られずに済むよ笑」と返事をした。私は自分で聞いておきながらどうしたら良いか分からなくなってしまい、とりあえず愛想笑いをした。会話は終わった。直ぐに気まづい空気が流れ出すかと思ったが特にそんな様子はなくただそいつと2人きりの時間が流れて行った。静かすぎるのはあまり得意な方ではないのだが、何故かこの時は嫌な気分がせず、この空間に対しどこか安心感を持っていた。その後も私とそいつは何も話さず、結局私はゆったりと2人の間に流れる時間に身を任せ、眠りについてしまった。
#二人ぼっち
ずっと二人ぼっちでいよう…
歳をとって
どちらかが欠けても
決して一人ぼっちにはしない
直ぐ迎えにくる
そうして
別の世界でもまた二人ぼっち…
🌈黒猫のつぶやき🌈
二人ぼっちも悪くないね(. ❛ ᴗ ❛.)
『二人ぼっち』
今日はオンナとオフ会。陰キャさんが言うにはヤリ○ンや言うてたけど、どんな人やろなぁ。
うひょ~~↑↑えらいべっぴんさんやぁ。なんや、坂系言う奴か。えぇですねぇ↑。
お、うっ、な、なんや!?な、な、おっん゙っいきなr、ん゙っ、即○言う奴かこれ えっちょ、おいお前っ
吸いすぎやろ~~~!!!えぐいえぐいえぐいえぐい!えぐい!あっん゙ぉ゙っんお゙っすごっお゙ぉ゙っえっ ヤンチャすぎやろお前!ヤンチャすぎやろ俺!竿取れてまうがなお前!ち○ぽもげてまうて!えっえぐいえぐいえぐいえぐい!い、いてまういてまう!いてまう!いてまう!い゙っ!!えぐっ!!
えぐいて~~~~~~!!!(キンチョウの夏、ニッポンの夏)
青雲と蒼原は近くの公園に来ていた。3月ももう少しで終わる、そんな時期、公園の桜並木が淡いピンク色で満開になっていた。
「いつの間にか桜が咲く季節になっていたんだねえ」
「うん、忙しくて忘れていたよ」
「本当にねえ」
桜を見上げる二人の顔からは笑みが溢れる。今日は雲一つない快晴で、桜の薄ピンクと空の青さのコントラストがよく映えていた。青雲は太陽の眩しさに右手を顔の前に翳す。太陽の光を通しキラキラと揺らめく桜の花びらはとても美しく、同時に儚さを感じさせた。
「桜ってなんでこんなに人を惹き付けるんだろうね」
「…死体でも埋まっているからかなあ」
「物騒すぎない?…ああ、梶井基次郎か」
「ご明察」
青雲がにひひ、と人差し指を立てながら笑うと、蒼原はいかにも不機嫌ですという顔で舌を出した。
「せっかく綺麗だって見てるんだからもう少し明るい例えとかにしてよ」
「だってさっきの有名な話だったからさ、蒼原分かるかなあって」
「つまり僕を試した訳だ」
「あはは、まあね」
そうして二人でくすくすと笑い合う。
次の瞬間、強い風が青雲と蒼原の間を通り抜け桜の花びらを巻き上げた。あたり一面淡いピンク色に染まり上げる。その光景に蒼原がぽつりと言葉を零す。
「世界が二人だけになったみたい」
髪をかきあげながら青雲はああ、と答える。この桜の花びらの中では、本当に自分たちだけになってしまったようだと思える。世界に二人ぼっちか、悪くないかもしれないなと青雲は心の中でつぶやく。そんな青雲を置いて蒼原は桜吹雪の中、目を輝かせながら歩き始めた。青雲もそれにならいゆっくり蒼原に続く。桜並木はそんな二人を歓迎するかのようにつづいている。
ふと、桜の花びらが一片、手のひらに落ちてきた。その一片を摘んで、透かして見てみる。なんの変哲もないただの花びら。そして、その先に歩く蒼原の背中が目に入る。桜を纏うように歩いている蒼原の姿は花吹雪の中に霞んで見える。まるでこの花吹雪が連れ去ろうとしているのではないかと錯覚させるほどに。
「…山桜 霞の間より ほのかにも 見てし人こそ 恋しかりけれ」
青雲の口から思い出したようにその詩が零れた。すると聞こえたのか蒼原は青雲の方を振り返った。
「青雲何か言った?」
風に髪や服を靡かせながらそう尋ねる蒼原。綺麗だと思った。だけどそれを伝えると恥ずかしがって拗ねてしまうから青雲の心の中で留める。
「ううん、なんでもない」
青雲は花びらから手を離し、蒼原の元に駆け寄る。
この感情は一生隠したまま。
ただ、ひとり入る分の傘に寄せる肩
濡れない私と濡れるあの肩
一人おさまる私の歩き方
ぎこちない二人の歩み方
きっと幸せは、ただ
分かち合うことから
ふたりぼっち
いいよね。アダムとイブみたいな
階段で並んだり、ふたりで手繋いで走ったり
世界にふたりしかいないの
愛し合うだけでいいんだ
ぼっちなのに寂しくないね。
ふたりぼっち…
てへぇ…🍀(笑)
& I love you~🎶
ふたり…
離れるのいやですね…
さっき
スーパーの駐車場で
何台かの車の周りに
多数の子供の👦👧声…
大きな声でバイバイしていて…
何組かの家族でお出掛けしての…
解散かなぁ…
何年かしたら…
繋いだ手を離したくない時が…
この子達にも…
助手席からのバイバイ…
いつもの改札でバイバイ…
卒業後の教室で…
高速バスターミナルで…
空港出発ロビーで…
新幹線ホームで…
リニアのホームで…
未だ知らぬ遠い国の街で…
戦時下で平和の願いに…
大切な人の栄転や夢で…
建て替えで家を解体する時…
婚礼の朝…両親と…
大切な人の…長い長い旅路に…
ps
キミだけは…
離さないからバイバイしないよ!
永久にねぇ…🍀
永久に共に…
あれ…この言葉は…アウト…?
まぁ何が有ろうとも
私たちふたりぼっちです🐱(笑)🍀
おやすみなさい。
「来ないね」
「来ないね」
二人で顔を見合わせて、また前を見た。
「来てないねぇ、船」
波音ばかりが私たちを取り巻いて、潮風は虚しく顔をくすぐる。入江から海原を見渡す限り待ち望んだ姿はない。
揃ってため息を吐いたところで、隣の彼女は湿っぽい空気を振り切るようにうんと伸びをした。
「あのさ!もう仕方ないから!宿探そう!」
「……そうは言っても、だよ」
遠かった手を引いて体を寄せる。ぐっと近寄らなければ、その瞳の真意がわからなかった。
「真っ暗じゃん。ここ、無人島じゃん」
そう。真夜中、街灯もなく、廃れて久しい港町。星々だけが柔らかく微かに網膜を突いている。
この旅路を阻んだのは、なんとかして島を離れたい私たちの前に、予約した船が来ないという事態であった。
うげっ!と声に出してまで目を逸らした相棒に、ますます焦りが募って言い迫る。
「それに宿屋って、あるわけないよ。ここに来るにも人影なかったし」
「マァ、そうでしたね」
「携帯食料はあるけど、気候も安定してるけど、家屋なんかひとっつも見なかった」
「潰れた瓦礫だけだったねェ」
もう一度、しっかり顔を見合わせた。私たちは今からここで一晩か二晩は過ごさなければならない。
「雨風しのげる家、いや、贅沢は言わない、『基地』!」
彼女がその言葉に目を輝かせる。何度も見た輝きだった。
色もわかりにくい闇の中、向けられた笑顔は真上の星よりもクラクラと酔ってしまうほど。
「うん、『基地』、作ろう!」
厳しい状況ではあるが、まァ、なんとかなるだろう。なんといっても私たちは出会ってこの方二人ぼっちなのだから。
「星を見ようよ。星座の話をしよう。船旅を祝福する、船乗りを導く星座の話」
私の腕を引いて彼女は笑う。
昨日もした話である。私と君と、二人ぼっちを導く星座の形は何か。
崩れた屋根の下、歪な三角の中で秘密基地に寝そべって。星を見る彼女の横顔ばかり見つめて。そんな私が目に浮かぶ。
『私』を導く星は君なのだと口にしようか迷って、やめた。
「そうだね。星座の話をしよう!」
しるべに従うだけじゃない。月も知らない真っ暗な浮世で、ただ一つ君に寄り添う星でいたい。
そして散るのならば、君も道連れにするくらいのすぐそばに。二度と一人ぼっちにならないように。
二人"ぼっち"という響きには、言い得ないさみしさがある。
まるでその二人が望んで二人でいる訳ではないような、その二人以外に人が絶えてしまったかのような。
二人きりはただ甘いだけだけど、二人ぼっちは、どこか甘く、さみしい。
二人ぼっち
一人ぼっちが二人になれば
ほら、もう一人じゃない
周囲の景色が色褪せて見える。
まるでこの世界にいるのは君と僕の二人だけで、実際にそうなのだろう。
街の雑踏も軽快な音楽も、話題の映画だって、君とじゃなきゃ楽しめない。
君はいつだって嬉しそうに笑っていて、君の周りには色が溢れていて、その色が僕の世界を彩ってくれたから。
君の世界にもたくさんの色が溢れていますように。
人の輪からはみ出した僕等は
傷を舐め合う為、誤魔化す為
そんな薄い関係のもとに
友情というものを語っている。
何時まで経っても僕等は
薄情な友達であろうとする
友人になんてなれやしない。
お互い、馴れ合いなんか嫌いなのに
今日も僕等は二人ぼっち
『二人ぼっち』
二人ぼっちは、一人ぼっちより良い。
話し相手がいるのは、気が紛れるし、何より心強いと思う。
(ただし、気の合う人に限る)
# 二人ぼっち
深い森の奥の奥、僕らは二人で息をしていた。
翠緑の木々が葉を揺らす夏。森が赤く衣を変える秋。生命の気配が消え去る冬。雪解け、花萌ゆる春。その全てを二人で過ごした。牛を飼い、芋を育て、鹿を狩って生きた。お金なんてなかったから、何から何まで二人きりで賄った。それでも、案外豊かな生活を送れていた。
なぜこんな所で暮らしているのか、なぜ二人きりになったのか、もう覚えていない。覚えていたとしてもどうでもいい。そう思えるほどに、僕らは幸せだった。
晴れた日の昼下がりは、木陰に座って詩を書いた。傍らに彼女が寝転がって、何をするでもなくゆっくりと呼吸をしていた。がさりと音がしたから顔を向ければ、小さな兎がこちらを見ていた。僕はその風景を書いた。何より、何より綺麗な光景だった。
遠く、砲声が聞こえた。それで思い出した。
外は今も鉄が降っているらしい。まあ、どうでもいいか。どうせここには届かない。
そう思った所で、ふと自嘲する。そういえば、
ここには届かないどころか、心臓にまで届いたのだった。
二人ぼっち
ぽちゃん、と音がして、目を開けたら
そこは夢の中。
「ふふ、また来てくれたんだね。嬉しい」
「当たり前じゃん」
ここは、二人の、ふたりだけの空間だ。
私と彼女以外何もいない。人間どころか動物も植物さえも。
「今日は何をしようかしら?」
「今日は久しぶりにお話しよう? 最近人肌が恋しくて…」
「もちろん! 二人でくっついて、二人だけのお話! とっても素敵よね!」
彼女はそういって屈託のない綺麗で眩しい笑顔をこちらに見せる。
彼女はとても美しいんだ。もちろん容姿は言うまでもなく綺麗だ。でもそれ以上に心が綺麗なんだ。
彼女の中には汚れなんて一つもなくて、まだ何にも染まっていない純白の彼女。そんな彼女が私に笑いかけている、その事実だけで私の心は洗われるんだ。
「ねえ、なんのお話をする? 私、あなたとのお話ならなんでも好きよ!
「そうだなぁ。あ、じゃあこの前あった…」
二人で他愛もない話をする。中身のない、本当にくだらない話。でも、私にとってこの時間は何よりも大切で私の心の支え。
二人でしばらく話した後、しばらくの沈黙が訪れた。いつも、必ずこの時間が訪れる。二人の二人だけの心が通じ合うような時間。
そこには言葉なんてなくて、そもそも言葉なんて必要はなくて、何を言わずとも私と彼女は自然とこの時間を共有する。
そんな時間にピリオドをうったのは彼女の方だった。
「ねえ、ふたりぼっちだね」
彼女はおもむろにそう言った。穏やかで、何かを確かめるようなそんな声色。例えるなら、手のひらの中にある宝物がその手にあるかどうかをゆっくりと確かめるかのような、そんな声色。
「それって普通、ふたりきりって言わない?」
私がそんなことを言えば、彼女は薄く笑った。
「だってここには私とあなたしかいないでしょ? だからふたりぼっち。私は前までひとりぼっちだったのよ」
彼女は今度は悲しそうに微笑む。
でも、それは私も同じなんだよ。
なんて思ったけど、それよりも今の彼女を見ていられなくて、彼女のそんな顔を見たくなくて、私は彼女の頬に触れようとする。
だけど、その手が彼女に触れることはなかった。
ああ、彼女に触れることが出来なくなってしまった。
「もう、時間みたい。…ねえまた来てくれる? 明日も来てくれる?」
「もちろん、会いにいくよ。だって私達は」
ひとりぼっちの人間達だから。
その言葉を言い切る前に彼女とのつながりが切れた。電話のようにプツンと。
そして、朝が来てしまった、一人ぼっちの朝が、彼女のいない朝が。
彼女はここにはいない。
だから、私はまた夜、夢を見る。彼女に会いに。彼女とふたりぼっちになるために。
世界に二人ぼっちになったような
そんな感覚だった、、、
明け方の散歩
夕方の遠回り
夜空の下でのお喋り
世界に二人ぼっちになりたかったって、、
誰もいない場所に一緒に行きたいって
何も考えないで良かったのに
好きって気持ちだけで良かったのに
世界に二人ぼっちにならなくても
一緒に居られたら良かったのに、、、
「キョウカラコノセカイハ、オマエトワタシ、フタリダケニナッタ」
「……はぁ?」
俺は呆れて、その一言に尽きた。しかもなんなんだこのロボットは。メッキが剥がれて、ボロボロ。目は片方だけ黄色く光っていて、ところどころバネやらネジやら飛び出てて、不格好である。なのに、『オマエ』とか……。初対面に向かってそれはないだろう。こんな奴に言われたくもない。
「おい、初めての人に向かってその態度はないだろ」
「オマエトワタシ、ハジメテジャナイ」
「……何言ってんだか。こんなオンボロボット、見た時がない。俺は急いでるんだ。早く会社に行かないと」
「ダカラ、モウコノセカイハ、ワタシタチシカイナインダッテ」
そう言って、俺の腕を掴んできた。瞬時に払い除けようとしたが、以外にも強い力である。振り回して、そのままどこかへ飛んでいって、部屋のものを壊したら大変だ。仕方なく、諦めることにした。
「ソレ二、オマエトハ、ショウガクセイノコロ二アッタ。アノ、ゴミステバデ」
ゴミ捨て場……?
思わず眉をひそめる。
「オマエ、イッテタ。『ガッコウデイジメラレテテ、ツライ』ッテ。『ニタモノドウシダ』ッテ」
「っ……!」
「『オレトオマエダケ、フタリノセカイダッタライイナ』トモイッテイタ」
「な……に、言っ、て……」
額から冷や汗が流れ出る。……小学校?いじめ??蓋をしていた記憶が、どんどん開かれていく。しまいには、黄色く光っている目が不気味に見えて、ここから逃げ出したいと思うほどだった。
「……ヨカッタネ、ワタシタチヤット」
――フタリボッチダネ。
〜二人ぼっち〜
何があっても、なんて手垢のついた言葉でも
それでも言いたいんだ
何があっても、
世界がみんな敵にまわっても
僕だけは、君だけは
君と、僕と 共に
(ふたりぼっち)