『世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
喧騒は遠くへ消え
虫の声鳴り響く一面の夜海
しょっぱくて、じめっとした肌触り
空を見上げ、君とふたり二輪で駆ける。
流れ着いた誰かの残骸が呑まれては消えていく。
人工の灯りなどとうに滅び
厭世的なまでの大都市、港。
この世界には、ふたりだけ。
三日月のスポットライトが
囲んで、そして、消えた。
/ 世界の終わりに君と
昔見た映画、古めかしい街に色鮮やかな色彩が灯る。人々の笑みと世界の子供に向けたワンダーランド。絶望を見たとき、果たして私は立ち上がれるのだろうか。拒絶された事実を受け入れて自らの信念を貫き通せるのだろうか。曖昧だ、曖昧なものを明確に形取っていくのは、少し、こわい。
ホムンクルスを放った湖がある終わってしまった古の神代の世界。
イケメン猫が歩けばどこにだってひとっ跳び。
ペガサスに乗って時をさかのぼり、移り気な世界一美しい君を探しに行く。
この世界を再び輝かせるために君を探しに行くんだ。
「世界の終わりに君と」
今日世界が終わる。
街中がパニック状態だ。
美しかった街も今や荒れ果ててしまった。
私は荒れ狂う人達を無視して歩いた。
歩き続けた。
私には関係のない話だ。
死ぬのなんて怖くないのだから。
私は足を止めた。
新緑の中、佇み続けたもの。
それは一つの墓石。
……あぁ、愛する人の名前が書いてある。
やっとだ。
やっと、君に逢えるんだ。
私は墓石をそっと撫で、静かに寄り添った。
世界の終わりに君と一緒にいられなかった。
でも世界が終わればまた君と一緒にいられる。
終わりの瞬間が待ち遠しい。
一刻一刻と迫る終わり。
私にとっては再会でしかないのだから。
■テーマ:世界の終わりに君と
「世界の終わりに君と」
皆さんは世界の終わりに誰と過ごしたいですか?
家族、恋人、親友、クラスメイト
沢山の選択肢がありますよね。
でも、私的に可能であれば一緒にいたい人と全員で
過ごしてみませんか?
まぁ、皆さんが過ごしたい人と過ごすのが1番なのかもですが、家族と過ごすのが1番だと思いますよー。
どれだけ不仲だとしても、生まれた時から1番近くで見守ってくれてる大切な存在ですよ。
そんな人達を手放してもいいのですか?
嫌じゃない?
どうしても一緒にいられない、どうしても一緒が嫌だって言うなら、他の人を選んだらいいんですけどね。
そんじゃ今日はこの辺で👋🏻
《世界の終わりに君と》
2年前に余命宣告をされた彼女は病室で横になっている。
もうすぐ彼女はこの世からいなくなる。
彼女がいない世界は僕にとっての世界の終わり。
『君がいない世界を僕が生きる意味はあるのか。』
自分の世界も終わらせようとする僕に君は
『私がいなくなった世界がどんな世界だったか
次会った時に教えてくれない?』
次会った時、君を楽しませるために
僕の世界はまだまだ続く
★世界の終わりに君と
世界が終わるその日まで
君と共にいたいと祈りながら
手を握り合い
遠くの星々を眺める
嵐が吹き荒れる中
君の笑顔が私を支えてくれる
一瞬一瞬を大切にし
共に生きる意味を見つける
世界が終わりを迎えるその日にも
君と一緒にいたい
私たちの愛が宇宙を越えて
永遠に続いていくことを知っている
世界が終わるその日まで
君と共にいることが
何よりも大切だと感じる
この想いは決して消えることはない
君と共にいることが
私の生きる意味であり
世界の終わりを乗り越える
力を与えてくれるのだから
_世界の終わりに君と_
「ねぇ、この世が最後になったらどうなるんだろうね…。」
静かにコーヒーを飲んでいた所、彼女が突然大きな疑問を抱くので口に含んでいたコーヒーが吹き出しそうになるのを堪えて飲み込んだ。
「今日は静かなもので心配でしたが…ふふ、急にどうしたんですか。…変な夢でも見ましたか?」
今日は普段みたいに明るい彼女の姿は何処にも見当たらなかった。何を言い出すのかと思っていたら、まさかの大胆な考え。ふふ、彼女らしくて可愛いですね…。
「ちょっと考えちゃって。昨日見た本にそんな感じのが書いてて、どうなんだろうなぁって思っただけだよ。」
「なるほど…。もし、世界が最後になったら…。俺とデートしてくれませんか?」
甘い言葉を彼女にうつつもりだったが、やっぱり彼女と一緒に過ごしたいと言う願望の方が勝って自分の我儘になってしまった。
「…デートだけでいいの?」
…?
彼女の頬は少し赤みが刈っていた。…彼女は何を考えているのだろう。
「どうしました……か。」
体をピタッと止める。彼女の意味深な言葉と赤くなっている理由を理解した瞬間。俺の顔はみるみる内に赤く染められていく。
「…俺はいつでも良いですけどね。」
これは本当だ。なんなら今も触りたいぐらい、彼女の事を好いているのだ。…これは彼女には言わないでおこう。
「…え、へ?い、いつでも…⁈。え、良いの?」
あたふたする彼女。混乱の目をしていて凄く可愛かった。
「はい、俺はいつでも貴方の側にいたいし、守ってやりたいです。でも、側にいるだけでも充分幸せですが…それだけじゃなにか物足りないですし…。」
そう言って俺は彼女に優しく抱きついた。強く抱きしめたら壊れてしまいそうな気者な体。俺の好きな甘い香り。サラサラでふわっとした髪。抱きしめるとわかる、この感覚。自分で抱いた癖にこれが俺を尚更ドキドキさせる原因でもある。
「……。」
俺は優しく彼女の頬を触り、キスの体制をとる…。
そうすると、彼女は慌てる様に俺に言った。
「キ、キスをして良いのは世界の終わりの時だけだよ、!
…ほら、もうハグし合っているんだし!充分よね…!」
そう言ってまた俺を強く抱きしめた。…最後の日までダメって事だよな…。
「…俺さっき言ったじゃないですか。物足りないって。それに、世界が終わるまで待てませんよ、たとえ終わりが来ようと、終わってほしくないです。貴方との幸せな時間を無くしたくないです。」
俺は真剣に彼女を見つめた。…これじゃあまるでキスをどうしもやりたい変態野郎みたいになってしまうか。まぁ、そうなんだけど。
「なので…俺は最後の時まで絶対に待てませんよ。」
「…ふふっ、ごめんなさい。私だって最後の時まで待てないよ。」
照れくさそうに言う彼女。俺も自分で言っといて、照れくさくなってきた。
「俺も耐えられません。毎日充電してもらわないと。」
「ま、毎日キスは恥ずかしいから…やだ。」
そう言う彼女は何処かいたずらそうに笑っていた。その後はまた俺を強く抱きしめた。ふふ、逃しませんよ。俺には貴方を守る権利があるから。
「もし、本当に最後が来たら、それまでに、沢山の幸せな思い出をつくりましょうね。」
世界の終わりに君と
映画タイタニックの沈没するときのシーン。
確か4、5人の弦楽器の演奏家たちが、沈みゆく甲板の上で演奏を始める。慌てふためく乗客たちにせめてもの救いを、ということなのだろう。そしてもちろん、自分たちにも……。死を覚悟しての演奏だ。
一方で、われ先にと緊急ボートに乗り込もうとする客もいる。タイタニック号は沈んでしまうが、生存者もいた。1514人が亡くなり、710人が助かった。710人という数は決して少ない数ではないだろう。
もし世界が終わるとしたら、自分はどちらの行動をとるだろう。僕はヘタレで、すぐ諦める性格だ。きっと演奏家とおんなじかな。
でももし、もしだけど、君が一緒だったなら、どんなに難しくても、生きる方に尽くしたい。君の手を繋いで足掻いてみたい。
君もそうだったら、と思う。
【世界の終わりに君と】
最後だろうが
なんであろうが
お腹は減るので
メシを喰う
毎日君と話して
会える時にあって
君と笑いあって
世界の終わりに君と
好きって想いもう一度伝えさせて
─────『世界の終わりに君と』
世界の終わりに君と…
世界が終わるとき
私は猫と居よう。
彼女は不本意でも断らないだろう。
君と話し
君と笑い
君と努力し
君と喜ぶ
そうして幸せな日々を過ごし
世界の終わりに君と死ねたら
世界の終わり、それは起きてしまったら逃れられないもの、そんな世界の終わりの日にあなたは誰と一緒に過ごしますか?その人は自分の人生を大きく替えてくれた人だと思います。では、そんな人にあなたは何を伝えますか?当然そんなのすぐに出てくるはずがありません。だから、世界の終わりの日に一緒にいたい人にはいつも感謝の気持ちを伝えるべきだと思います。そうすればきっと後悔は無いはず、
世界の終わりに君と
抱きしめ合って、気持ちを伝えたい
元気だよ 血流の良い 食べものを
朝どりの 野菜に惚れて 足運ぶ
「今夜は何食べたい?」
「久しぶりにカレーと、コンビニで買ったプリンがいいな」
「オッケー。カレー、一緒に作る?」
「うん」
それが僕と君の最後の会話。
独りじゃないってことが、こんなにも嬉しいんだ。
/「世界の終わりに君と」
世界の終わりに君と
美味しいものをいっぱい食べたい
君の笑顔をながめていたい
世界の終わりに君とディナーがしたいとカッコつけたこと言ったら、じゃあ行こう! となり、近くにこんな素敵なお店があることを知った。
言ってみて良かった。そんな余裕ないなんて言われたらどうしようかと思った。
テラス席で美味しい料理を頬張る。幸せな気分だ。
テーブルの真ん中に置かれた淡いランプの光に照らされた君は、一段と美しく見えた。
「良いお店ですね」
次の料理を運んできた店主らしき男にそう告げると、彼は嬉しそうに笑った。
「このお店は私の夢が詰まっていますから。最後まで見ていたい私の夢なんです」
なるほど。彼にとって何よりも大事なものがこのお店なんだ。
だから、こんな状況で一人でもお店を続けている。
そう、本当に世界が終わりそうなこの状況でも。
ある日突然、地球を征服しに宇宙人が攻めてきた。
徐々に侵略され滅んでいく地球。もうすぐここも終わりだろう。
空がぱっと明るく輝いて、思わず顔を上げる。
空からは無数の光の帯が降り注いでいる。その光景のあまりの美しさに息を呑んだ。
「綺麗だね」
君は言った。
「そうだね」
僕は静かに頷いた。
『世界の終わりに君と』
「最悪」
何もかもが値上がりして 購入することを躊躇い
このまま値上がり続ければ買い物すら怖くなる
「世界の終わりに君と」
世界の終わりが見えている君に何をすれば云いか聞いたら
君はただ「アナタが死ねば世界が救われる」てさ。
まぁ確かに。世界を怨んでる奴らが死ねば良いのか。