『世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
他のどこにもない今この瞬間を
君と分かち合えた喜び
世界の終わりに君と
明日、世界が終わるとしたら。
大嫌いなあいつも、自分を苦しめていた奴らも、全部消えてなくなる。
だけど君だけは。
君だけは生きていて欲しい。幸せになって欲しい。
そう言うと君は、「じゃああなたと一緒なら」と笑った。
それならば。
明日、これまでの世界に別れを告げよう。
そして君と二人で、新しい世界を作るのだ。
望むことは、あるんだろう。
何を差し置いても、願うことがあるのかもしれない。
そうだとしても、結局は。
”世界の終わりに君と”なんて願うことは、どこまでも崇高で不毛だ。
世界の終わりに君と
世界の終わりとかちょっと重すぎる。
でもたぶん、ああこの人と世界の終わりには一緒にいたいなって思う瞬間は見逃すべきではないと思うな。
────「世界の終わりに君と」
[世界の終わりに君と]
世界の終わりに君とご飯が食べたい、、、、
また、さようならですね。
いつだって、最期の時には貴方がいる。
それは私が貴方と共にいたかったから。
貴方の隣にいたくて、
永く、笑い合っていたくて、
私達はずっと足掻いていた。
残念なことに、私達は志し半ばで倒れてしまう。
不幸なことに、ずっと一緒に、幸せでいることは出来ない。
それでも、最期に貴方と共に死ねるのは、私にとって、ちょっとした救いでした。
私という世界の終わりに、貴方が一緒にいてくれたから、不幸せではありませんでした。
さようなら。また来世で。
次こそは、共白髪になるまで生きましょう。
何度世界の終わりが来ようとも。諦める気はありませんから。
あと、10分でこの世界は終わる。
私は、そんな事を思いながら夜空を見上げた。
皆、働くことを辞めたから電気も水道もガスも通っていない。だから、美しい程に星がキラキラと輝いて見える
「ニャーオ」
鳴き声が聞こえる方に視線をやると一匹の飼い猫。
私は、クロを撫でながら世界の終わりを見届けた。
泣いている声、叫んでいる声、沢山の雑音と共に世界は静かに寝ていった。
しかし、これはまだ第一章の終わりにすぎない。
(フィクション) 世界の終わりに君と
世界の終わりに君とわたしはなにをするのだろう
きっと今まで伝えたかったことをいってハグをする
【世界の終わりに君と】
君と何気ない話をして、何でもない時間を過ごし、
二人で意味もなく笑う。
そんな空間で君と二人なら、
世界が終わるのも悪くないかもしれない。
人は1人では生きられない
ならば、死ぬときやはり誰かと共に死ぬのだろうか
誰でもいいわけじゃない
共に最後までいてくれる人がいい
生きていてほしい 共に死んでくれ
矛盾だらけな自分に寄り添ってくれる
けど、命がついえるとわかったとき
事実にきづく
人は死ぬ時は独りだ
#世界の終わりに君と
世界の終わりに君と
世界はそろそろ終わるらしい
君は怖くないらしい
俺は、ちょっと怖い
何で終わるのかも知らないから怖い
君は知っているらしい
何でか聞いても答えてくれない
その世界の終わりは、終わったあとは、また世界が生まれるの?
君は、あぁそうだね。
そう言った
「貴方も来るかい?次の世界」
君がにこっと笑った
「次の世界はここよりもうんと広い。水で出来ているような世界だよ」
そのとたん強風が俺たちを囲むように吹いてきた
君の目を隠していた長い前髪から黒色の、いや、漆黒の瞳が露になった。
その瞳にはもう、光は消え去っていた。悲しみなのか、絶望なのかは分からないだが、君には希望が残っていないらしい。
君は、世界と共に消えてしまいたかった。だがそれを世界が許してくれないと語った
それを踏まえ、君はまた
「貴方も一緒に、俺と来るかい?」
そう問いかけてきた
「俺が、君と、一緒に次の世界に行けば君は、君は救われるのか…?」
君は、驚いたような表情を浮かべたがすぐうつむき、
「それは、分からない。でも、もう1人でいたくないんだ…ごめんねこんなこと、」
君の声が震える
「謝らないで。俺も行く俺がいるだけでも支えになるならそれで良いよ」
「え、」
俺は君が大切だったそれだけだ
次君の目を見ると光が戻りかけているのか薄く赤が見えた
――セカイガ消滅シマス――
「…は?」
君が慌てる
「こんなはずじゃ…」
―片方キエロサスレバ次ノ世界ガウマレマス―
「そんな、」
君の顔が青ざめた
「俺たちは消えないだから全部消せ記憶も体も魂も、」
「は?なに言って」
「これでいいんだ君が救われるには」
―ワカリマシタデハ世界、貴方二人ヲ消します―
「最後に君に言いたいことがある」
「愛してた」
―――――消去完了――――――
『世界の終わりに君と』
ある日幼い私は、母からとある世界が終わる話を聞いた。
なんでも、その世界は開始早々に終わる日を予言されていたらしい。
「まあ、実際は1週間早まったのだけどね」
母はカラカラ笑いながら言っていた。
その世界は、ある意味では完成されていたらしい。
なにせ、住人が生きるために必要な栄養や空気は直接体に与えられる。好きな時に眠り、好きな時に目覚める。
何より、住人は、世界にすっぽり包まれて守られていた。
「そんな世界に、あなたはいたのよ。覚えてないでしょうけどね」
母はしみじみと言っていた。
「でも、最後の方は窮屈そうだったわ。よっぽど早く出たかったのでしょうね、あなた」
そして、世界が終わる時が来た。
「ホンットに痛かったのよぉ。もちろん」
母は力強く言っていた。
「でも、あなたも大変だったと思うわ。だって、それまでずっと過ごしてきた世界を出ていくわけでしょ。それも、命がけで。本当に、お互い健康でよかったわ。ま、だいぶ端折ったけども、とにかく、こうして……」
「……こうして母さんは、とある世界の終わりに君と出会ったわけでした」
母は笑って、幼い日の私の頭をクシャッと撫でた。
「以上、おしまい。ハッピーバースデー」
『世界の終わりに君と』
ウクライナ情勢もあり、日本でも自然災害で被害者も出ている。
こんな時に、こんなタイトルを提案出来る下品さは何だろ?
人がどれだけ、どんなふうに亡くなっても自分には関係ない、高みの見物とでも言いたいのだろうか?
ロマンティックな内容が書けるだろうと思っての提案だったのかもしれないけど、余りにも時期が悪い。
こういう空気の読めないことは、反面教師にするしかないな。
かつて私の中の世界は
草木は1本も生えず
色の無い荒野が永遠と広がり
乾いた大地を宛もなく歩き続け
その先には何も見えない闇でした
あなたは光です
瞬く間に全てを照らし
様々な色を与えてくれました
世界が終わると分かっているのなら
最後の最後に無償の愛をくれたあなたと
何気ない日常を過ごしたい
#世界の終わりに君と
これは、単なる日常。
君とおしゃべりして、笑いあって、食事をして、一緒に眠る。
毎日の繰り返しのその先。
その先、が無いだけ。
世界の終わりが来るならば、そんなものがいい。
遠い昔にそんな話をした。
実際はそんな、途切れた映画のフィルムみたいに、ある日いきなり世界が終わるなんてことなくて。
少しずつ、少しずつ、生き物の住める場所が消え、人は住処を替え、少ない食料を求めて争い、自らその数を減らした。
君と私はなんとか生き残って、僅かな食料を分け合って身を寄せ合って暮らしていた。
ある日、とうとう食料も手に入らなくなって、代わりに君が私に見せたのは2つのカプセル。
これを飲んで眠ったら、二度と目が覚めないんだって。
私達は、手を繋いでカプセルを飲んだ。
緩やかに訪れる眠気に抗うように、ぽつりぽつりと思い出話をした。
世界が終わるまで生きるより、私達は私達の世界を終わらせる事を選んだ。
穏やかに。
最期は君と居られて幸福だったと、笑えるうちに。
昔夢見た最期に、少しでも近付けただろうか。
そうして、私の意識は途切れた。
2023.06.07
明日世界が終わるなら
そんな質問はもう聞きあきてしまった
きっと僕はいつも通りすごすし
きっと何も変えられない
だけど明日で終わるのなら
君に会いたいって思ってしまう
君に笑って欲しいって思ってしまう
それが叶うというのなら
明日世界が終わってしまってもいいかもしれない
君のいる世界の終わりを祈る僕は
今日も罪深い
《世界の終わりに君と》
#47
世界の終わりに君と‥
何か書くのに
まず、「君」を探さないとな‥
そうこうしているうちに、あっという間に
10年、20年と過ぎた。
今や、立派な「しょぼくれ、おじさん」
になれたみたいだ。 めでたし
真っ白で空っぽな部屋
揺れるカーテンから木漏れ日
一緒に歩んできた手
その指にそっと触れる
君は幸せだったのだろうか
もうここにはいられない
扉が閉まる
あまりにも静かな音で
―世界の終わりに君と
世界の終わりに君と
最後の晩餐として好きなものだけをたくさん食べよう。
美味しいね。
って言いながら世界の終わりを待つ。
とても素敵な時間。
世界が終わる時は本当にあるのか
人間は人生を何度も何度も繰り返す
だから、ほんとに人類が亡びる時が来るのか
弥生時代に生きていた卑弥呼や戦国時代に生きていた織田信長の魂は今もまだこの世にあるのか…ないとすると、いつかは自分の魂ごとどこかへ行ってしまう。戦争の授業の時に、先生が「世界各地で核戦争が起きると世界は滅びる」と言っていた。世界は滅びるが、それを予測できた人は、すぐに行動へ移せるだろう。
地球は滅びるけど、少なからず人類は残る。生きれるかは分からないが…
「世界が滅びる」の定義はなにか…地球が壊れた時か、人類がいなくなった時か、世界は地球だけが全てじゃない。宇宙まで広がっている。
世界が滅びる時が来るとしたら、その時は何をしているのだろう。きっと、滅びる時、悲しい気持ちになっていることを私は祈る。だって、楽しい日々を過ごしてたからこそ、世界が滅びるのが嫌だから!!!