世界の終わりに君と』の作文集

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世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/7/2023, 12:01:42 PM

〔お題:世界の終わりに君と〕
【タイトル:君の側で】



世界の終わり、か。
気にしたことはないよ。

だって、世界どころか、自分の人生だっていつ終わるか分からないんだから。



まあもし終わるなら、どんな状況であれ、君がそばにいてくれればそれでいいかな。



何でって?

好きだから。







つい、思い出してしまった。
あなたがこんなこと聞いてくるから。

「…どうして、僕と付き合ってくれたの?」

緩くなっていた手を握り直して答えた。

「…あんな告白されて、好きにならないわけないでしょ、バカ」



「そっか、ありがとう」
彼が優しい笑顔を浮かべる。

「…言い出しっぺはあなたなんだから、私たちの世界が終わるまで、絶対離れないでよね」


「ご安心を、終わったとしても離れたりしないので」


「ふふ、何よそれ…」



そうね、絶対離れたりしない。例え世界が終わろうとも。




私の、最愛の人。

6/7/2023, 11:57:01 AM

〖遊べて良かった〗




祐「ねぇ、今日は一緒に遊ぼう。」

「…ウン、いいよ。何時からにする?」

祐「いつもの場所で、4時にしよう。」

「分かった。」



そうやって祐(ゆう)と放課後に約束をした。
俺はいつもの公園で少し早い時間に待っていた。

「草すごいな……」

二ヶ月前に来た時にはくるぶしくらいだったのに、今は膝まで伸びている。それと、昨日雨が降ったからか地面がぐちゃぐちゃと言っている。お気に入りの靴はいつの間にか泥まみれだった。
まぁこんな事は日常茶飯事なので放っておく。

「もうすぐ4時じゃん。」

持っていたスマホで時刻を確認すると、画面には3時57分と表示されていた。早とちりな俺は時間をチラチラと気にして、ゲームをしながら祐が来るのを待っていた。

「まだかなぁ〜」

ベンチに座って待っていると、後ろから肩を叩かれる。
振り返ると、そこには呼吸を乱している祐がいた。


「ちょっと…さぁ、毎回着くの早くない?」

「そういう性格だからしゃーないしゃーない。」

「僕が遅れたみたいじゃないか。」

「気にすんなってよぉ〜」


祐の細い背中をバシバシと強めに叩いたら、「…君、やっぱりゴリラだろ……」と笑われた。なんかムカついたから肩にデコピン食らわしといた。


それから祐とめちゃくちゃ遊んだ。
二ヶ月ぶりに遊んだからか分からないけどめちゃくちゃ楽しかったし、今まで悩んでいたもの全てを忘れることができてスッキリした。
…だから、帰るのが惜しくなった。

「もう、帰るのか?」

「うん。そうしないと怒られる。」

「…そっか。」


祐の家はルールが厳しい。
門限も大分早く、祐とは部活が無い日にしか遊べない。


「僕、今日とても楽しかったよ。」

「俺も…久しぶりに祐と遊べてさ。…めっちゃ楽しかった。」

「一時間だったけど、君と遊べて良かったよ。最高に楽しかった。本当に、ありがとう。」

「な、なんだよ…」

「じゃあね。」


祐はそういって俺の手を力強く握りしめ、逃げるように帰っていってしまった。祐が帰る時にあんな事を言うのは初めてだった。
なぜか分からないけど彼が帰るのを止めなきゃいけない気がした。でもどうしてか足が動かない。

「ああ…おう。じゃあね。」


結局俺は何もせずただただ、彼の後ろ姿を終始眺めているだけだった。












翌日、祐は自宅のマンションから飛び降りて死んでしまった。
自殺だった。
遺言書には一言、「疲れた」と書いてあったらしい。






#世界の終わりに君と
#僕の世界が終わる時に

6/7/2023, 11:55:37 AM

世界の終わりに君と手を繋いで
海を見に行こう
浜辺をどこまでも歩き
思い出を語り合おう

空が裂けてくる
閃光が裂け目から水面に突き刺さる
私の髪は逆立ち
君は「怖くないよ」と囁いた

もうすぐ世界が終わる
ふたりで手を繋いだまま
子供の頃に習った歌を歌おう
何も怖くなんかない
もうすぐふたりは溶けてひとつになる

6/7/2023, 11:52:49 AM

気づいたら自分の体はなくなっていた
ただ、自分の残り香がそこにいた
体はなくなって、あなたはとっくにお空に行ってしまったのに、私はまだここに留まり続けている
あなたとお空に行きたかったのに、なぜ私はここに?
死んでもあなたと一緒にいられるって無意識に考えていた
置いてかないで、それとも私があなたを置いていったのか
夜の残骸にあなたを一人待つ、死んだ後の終末の雨
どうか私を流しておくれ

6/7/2023, 11:51:12 AM

世界の終わりになんて言わず、 
   いつでも一緒にいようよ。

         「世界の終わりに君と」

6/7/2023, 11:50:50 AM

ストレイシープ



糸を巻く負荷が急に軽くなったので

糸の先が途切れたことを知った

このまま巻き続けると、

糸はなすすべもなくなくなってしまうので

糸の先を見に行くことにした


糸の先は鋭利な刃物で切られた様な断面をしており

やはり先には何もなかった

しかしその断面をよく見てみると

そこは草原で誰かが寝ている

僕はそこに降りその人を起こそうと思ったが

突然何かに引っ張られ、こけてしまった。



※世界の終わりに君と

6/7/2023, 11:50:37 AM

世界の終わり、理想は静かで遠くて綺麗な場所で眠りながら迎えることだけど一番有力候補なのは世界が終わる瞬間に自殺することかな。なんかみんな死ぬならやりたいことやりたいし

6/7/2023, 11:47:50 AM

世界のおわりに君と

世界のおわりに君とともにいたい。
ペット禁止の賃貸だって構うもんか。

猫用品買い込んで、道ばたで目を合わせることしかできなかった君をお招きする。

今まで、よく頑張って生き抜いてきたね。

すごいよ。

ごめんね。人間のせいで世界が終わっちゃうんだって。

最後くらい、雨に濡れることなく、美味しいもの食べて、快適なベットで休むといいよ。

ちょっと暇かなと思ったら、少しだけかまってくれる?
少しだけナデナデしていい?

今まで助けてあげられなくてごめんね。

世界のおわりに君といる幸せを願うなんて、自分勝手で本当に、ごめんね。

6/7/2023, 11:46:01 AM

今日世界がついに終わる。
最後に君と一緒にいられて良かった。  
いつも頑張り屋さんで優しくて、少しおっちょこちょいだけれど、それもまた君の魅力だ。ありきたりな言葉しか出てこないけど、君のことが本当に大好きだよ。
そう自分に言い聞かせて僕は目を閉じた。

(最後はみんな一人ぼっち。けれど自分とはいつも一緒にいることができる。自分を愛せば寂しいことはなにもない。)

「世界の終わりに君と」

6/7/2023, 11:43:15 AM

「世界の終わりに君と」

いつもブラッシングの時
僕、ふざけちゃって
ちゃんとブラッシングできなくて
ごめんね

抱っこしてほしくて
お気に入りのジーンズに
穴開けちゃって
ごめんね

毎朝4時に眠いって言いながらも
笑顔でご飯お腹いっぱいくれて
ありがとう

でも1番のありがとうは
僕に名前をプレゼントしてくれたこと

名前呼ばれるたびに
嬉しくて大きいお返事して
その度に「いい声だね」って褒めてくれて
ありがとう

ありがとうがいっぱいで
なんだか僕
あったかくて…
これが幸せって気分なのかなぁ

今日はいつもより長く
君が隣でいろんな話をするから
その声が心地良い

いつも思ってた
君の手はとても大きくて僕の頭を
ふんわり包んでくれて
撫でてもらえると
からだがふわっと軽くなるんだ

あれ君、震えているけど
大丈夫かな
僕、いつも一緒にいるんだから
君の気持ちの小さな変化も見逃さないよ

僕が心配そうに見てると
気付いて
大丈夫だよってまた頭を撫でてくれる

僕が君のように
大きかったら
ぎゅっと抱っこしてあげるのに

大好きってこの気持ちが
君に伝わりますように

僕が君にもらったような
あったかくて優しい気持ちに
なれますように

しっぽで君の涙をふくから
いつもみたいに笑って

僕はずっと一緒だよ
これからもずっと

6/7/2023, 11:43:04 AM

どこまでも哀しいのは

   言わなかった
   言えなかった
   言葉の裏側にある

   傷みの中の

   埋まらない 
   余白…

  


        ✩ 埋まらない余白 (167)

6/7/2023, 11:42:42 AM

【世界の終わりに君と】



── 突然ですが、5分後に世界が終わります。

突然そんなアナウンスが全国に流れた。

隣にいる彼女は至って平静だ。

「…嘘、だよな?」

僕の口からは在り来りな言葉しか出てこなかった。

「終わるんじゃない、多分」

どこか遠くを見つめる彼女がぽつり、と言った。

その言葉に、僕は何故か何も言えなかった。

「私は最期に君が隣にいてくれて嬉しいよ」

「そんなの、僕だって…」

僕の言葉を遮って彼女が僕の唇に自身の唇を重ねた。

「…来世でも、一緒がいいね」

その言葉を最後に、何もかもが塵と化した。

6/7/2023, 11:42:03 AM

終末ですか、そうですか
愚かな人間です
泣き出したり泣き止んだり
投げ出して開き直ったり

この前の週末は
月に行きました
今度の終末には貴方と一緒に
また出かけたいな

ラプラス岬から見える
虹の入り江が絶景なんだ
夜明けの明かりがジュラ山脈の
稜線を真っ白に染めるのさ

週末、行きませんか。
終末、行きませんか。




              (世界の終わりに君と)

6/7/2023, 11:41:22 AM

世界の終わりに君と君のお父さんと君のお母さんと君のおじいちゃんと君のおばちゃんと.......斉藤さんの従兄弟とでバーベキューしたい

6/7/2023, 11:40:22 AM

世界の終わりに君と
「あはは!」て大声で笑い合えていたら
それはきっと
"幸せな人生だった"
僕はそう思って
終わりを、越えてやる!

6/7/2023, 11:38:39 AM

世界の終わりに君と

一目惚れした君と、2人きりで飲めた事は飲めた
どう言う経緯でそうなったかは割愛

目の前に一目惚れした君
格好良すぎて直視なんて、できるわけがない
まだ夏でもないのに、汗が半端ない
ちなみに私、人間相手に緊張する事なんてほぼない
最後に緊張したのは、大好きな俳優に偶然出会って声を掛けた時
もう10年近く前だ

とにかく酒だ!
酒を持って来い‼︎
酒で緊張解く他ない

とにかく不思議な人で、緊張をどえらい早さで解いてくれて、緊張感を与えない人だった
イケメンなのに

一目惚れの君に送ってもらった後、
憑き物が落ちるとはこの事か??と言うくらい嫌なこと全てから解放されてた自分がいた
大した事は何一つ話してない
人間パワースポットなのか?君は

良くも悪くも自分がある人だった
そしてすごく努力をしてる人なんだとも思った

この年でお互い独身で出会えた事は奇跡だ
感謝しかない

世界の終わりに一目惚れの君といれる日が来ると信じて…

6/7/2023, 11:35:32 AM

世界の終わりに君と
普段と変わらない
時間を過ごしたいな
普段と変わらず
ご飯をたべて
普段と変わらず
笑って
喧嘩して
君と過ごしたい

6/7/2023, 11:35:20 AM

変色する空と降り止まない瓦礫、阿鼻叫喚という表現がこれ以上似合う日はもうきっと来ないだろう。
全ての生物の日常が瞬く間に崩れ、足掻きが無に帰す世界をただ呆然と見つめていた。危険ひとつ振りかからないおかしな瓦礫の塔で、隣に座る君は穏やかな顔をして絶望を眺める。
どうして、とうわ言のように呟けば、君は
「きみが『世界なんて終わってもいい』って言ったから」
とこちらを向いて微笑んだ。褒めて、と頭を差しだす犬のように。自分には触れることも、手を伸ばすことも出来なかった。
君の意思ひとつで、予告もなく文明は、世界はその幕を悲劇的に閉じる。現実をこの目に映してなお、それはまるで信じることも馬鹿げたフィクションに思えた。そう思いたかった。
「初恋だったんだよ、きみが」
伝説の木の下でも、文面でもデートの最中でもない。考えうる限り最もドラマチックで、最も異常な告白。
ただの恋する乙女のように頬を染め、照れ隠しでいじらしくとっておきの景色へと視線を背ける。周囲は今までにないほどうるさかったはずなのに、傍にいる君の声だけがすっと耳に入ってきた。
ひとがたをした、可愛くて残酷なひとでなし。
「きみのためなら何だってできるって、知ってもらいたかったんだ」
常識から外れた善意と好意は、たった一部を除いた地獄を生み出すのだと知った。自分たちの周囲だけが時間の流れを無視しているかのようだった。
君の正体も知らず、ほんの些細なことで世界を呪った過去の自分が愚かだったと思わざるを得ない。徐々に静寂と荒廃をもたらしていく砂嵐が、全ての後悔さえも掻き乱してなくしてくれたなら。視界を覆う水の揺らめきが、どこかで上がる炎の色を拒んでぼやかした。

それとも、自分が本当に世界を嫌いであれたなら。こちらの涙を困惑したように拭う君を、喜びと感謝を込めて抱きしめてあげられただろうか。
悪意など微塵もない無知な君を責める気さえ今は到底浮かばなかった。見るも無惨、何もかも終わりだった。
「ねぇ、これが終わったら何をしようか。何でもしていいんだよ、自由なんだよ。何でも叶えてあげられるんだよ、だから、」
日常も、世界も、君の初恋も。
自分たちが、無数にあった選択肢のどれかを誤ったせいで。
「笑ってよ……」
この終幕にはカーテンコールも拍手喝采もない。もしも再公演があったのなら、結末は変えられるのだろうか。もっと幸せで望ましい世界の終わりを迎えられるだろうか。
あわれな君へ罪悪感と慰めの歪な微笑みを。脆い瓦礫の塔は太陽の光に焼かれて呆気なく崩れた。


【世界の終わりに君と】

6/7/2023, 11:35:19 AM

世界の終わりに君と

今日、世界の終わりなのだという

世界の終わりに何がしたいかというネタがよくあったけど

いざ迎えてると……

これが、やりたいとか

あれが、やりたいとか

意外と思い浮かばないものだ

いつもの日常のように

君と過ごせるこの時間を

大事にしたい

世界の終わりに君と

寄り添っていたいな

こんな我儘を君は受け入れてくれるのかな

6/7/2023, 11:29:49 AM

世界の終わりに君と見つめ合って
一緒に死のう
天上で結ばれるように願いながら…

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