「世界の終わりに君と」
いつもブラッシングの時
僕、ふざけちゃって
ちゃんとブラッシングできなくて
ごめんね
抱っこしてほしくて
お気に入りのジーンズに
穴開けちゃって
ごめんね
毎朝4時に眠いって言いながらも
笑顔でご飯お腹いっぱいくれて
ありがとう
でも1番のありがとうは
僕に名前をプレゼントしてくれたこと
名前呼ばれるたびに
嬉しくて大きいお返事して
その度に「いい声だね」って褒めてくれて
ありがとう
ありがとうがいっぱいで
なんだか僕
あったかくて…
これが幸せって気分なのかなぁ
今日はいつもより長く
君が隣でいろんな話をするから
その声が心地良い
いつも思ってた
君の手はとても大きくて僕の頭を
ふんわり包んでくれて
撫でてもらえると
からだがふわっと軽くなるんだ
あれ君、震えているけど
大丈夫かな
僕、いつも一緒にいるんだから
君の気持ちの小さな変化も見逃さないよ
僕が心配そうに見てると
気付いて
大丈夫だよってまた頭を撫でてくれる
僕が君のように
大きかったら
ぎゅっと抱っこしてあげるのに
大好きってこの気持ちが
君に伝わりますように
僕が君にもらったような
あったかくて優しい気持ちに
なれますように
しっぽで君の涙をふくから
いつもみたいに笑って
僕はずっと一緒だよ
これからもずっと
6/7/2023, 11:43:15 AM