『世界に一つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界に一つだけ
出逢う人
親族
家族
世界に一つだけ
あまり
皆んな
考え過ぎないで
きっと
大丈夫
#世界に一つだけ
「なな、見なさい。美しいだろう?」
ガラスの向こう側に眠るキレイな女の人···
私のママだ。
「世界に一つだけの僕の宝物だ。」
そう言った父のうっとりした顔は今でも忘れない。
「ただいま。」
そう言って私もガラスの向こう側で眠る
世界に一つだけの私の宝に、
うっとりした顔をしているのだろうか···?
"世界に一つだけ"
コンコンコン
パソコンと向かい合って書類作業していると、診察室の扉の方から小気味良いノック音が鳴って室内に響く。一旦手を止め、床を軽く蹴って椅子を回転させて扉の方を向く。
「はい。どうし……、なんだテメェか」
常に開け放たれている扉の所に、手にA4サイズの紙封筒を持っているブレイブが立っていた。入れよ、と手で入室を促すと、軽く会釈してこちらに歩み寄って来る。
「作業の邪魔をして済まない。頼まれていた資料持って来たぞ」
そう言って、持っていた紙封筒を俺に差し出す。
「おぉ、ありがとよ。」
受け取ると、デスクの上のペン立てからハサミを取り、紙封筒の上から約1mmの所をハサミで切って、残り数cmの所で切るのを止め、切り口を開いて中を覗き込んで確認する。
「…確かに。悪ぃな、急ぎで頼んじまって。急に気になって必要になってよ。…けど助かった」
「礼には及ばん。貴方の、細部にまで目を向けて答えを導き出すところに何度救われたか…。だからこの位、お安い御用だ」
そう言いながら、口角を僅かに上げる。
「そりゃどーも。騎士様のお褒めに預かり光栄です」
少々わざとらしい口調で返すと
「賢者様の命令とあらば何なりと」
と、返された。
「ハッ、賢者様って」
俺はそんなガラじゃねぇよ、と自虐を込めて返す。用事を済ませたブレイブが「では」と踵を返して廊下に出ようとするのを止める。
「あ、ちょっと待て。渡してぇのがある」
「渡したい物、とは?」
立ち止まって体をもう一度こちらに向けたのを確認して、1番上の引き出しを開けて貝殻のついたチャームを取り出し、ブレイブに向けて掲げる。
「これ」
「これは…?付いている貝殻は、前に海に行った時に拾っていた貝殻か?」
「ご名答。あん時拾った貝殻で、チャーム作った。カバンの取っ手に括り付けるタイプのやつ」
「手作りか?店に並んでいても可笑しくないクオリティだが…」
目を見開いてチャームを見る。恥ずいからあんま見ないでくれ…。チャームをまじまじと見られて恥ずかしさに悶えていると、パッと顔を上げて俺の方を見て遠慮がちに聞いてきた。
「渡したい物とは、これか?」
恥ずかしがりながら、おぉ、と頷く。
「ほら、受け取れ。早く」
とブレイブに差し出す。受け取ったのを確認すると、チャームから手を離してまた床を軽く蹴ってデスクに体を向ける。
「ありがとう。大切にする」
「おぅ…」
と、返事をする。恥ずかし紛れに、首から下げたネックレスの、チャームとお揃いの形をした貝殻を指で撫でながら。
#世界に一つだけ
花、と言えば満足か??
言わないよ、あまりにも陳腐だもの。
いうて、この世に代わりのないものなんて、存在するのだろうか?
書いた側からなんだけど、代わりの利かない存在が僕にはいる。
ハロだ。
世界中で大切なのは、ハロだけだ。
愛しい可愛い、僕の猫。
もし神様が“世界中のたったひとつの命だけ、助けてやろう”と持ちかけてきたら。
恋人より、親より、自分より、僕は選んでしまうだろう。
“ハロを幸せにしてください。”
生き残っただけ、とか許さない。
寿命まで凍えたり、暑さに苦しんだり、飢えたり、乾いたり、一切なしで穏やかに、幸せに生きて欲しい。
たったひとつの特別。
きっと誰もが同じだけ大切な世界に一つだけを抱えて生きているんだろう。
だから今日も世界は存在する。
世界に一つだけの、大切な僕らで。
世界に一つだけ
この世界で私はたった一つだけ。
私の代わりはたくさんいるのだろうけど、"私"になれる人はいない。
この世界では私と同じような能力の人間がたくさんいるし、私よりすごい人間もいるけど。
ー私もあなたも、世界に一つだけしかない。
大事な人なんだよ。
自分なんかなんて言わないで、他の人と比べないで。
だって、この世界にたった一つのあなたの代わりになる人なんていないんだから。
そんなに比べたかったら、過去の自分と今の自分を比べてみて、結局比べることができるのは自分自身なの。
【世界に一つだけ】
私は最近忘れることが増えた
物も記憶も感情も、どんどん抜け落ちて忘れていく。
その中には忘れちゃいけなかった物まで。
ふと思う、
なんか、とても大事にしていた物があった気がする。
それはどこにでも売っているような量産品ではなく
貴方が私のために作ってくれた、ただ一つの物
でもこの手からすり抜けて落ちてしまった
貴方に対する諦めが大きくなる度に、
なんかさ、
とても大事にしていた物があった気がするんだよね。
世界に一つだけの、貴方からのプレゼントが。
Heart
ーー点滴をのスピードは、ポツン、ポツン、落ちていく。
時間がないから早く落としてもらうと具合が悪くなった。
看護師さんが、教えてくれたました。
その原因は、心臓にあるかもねと、教えてくれた。
私は、時間がない時もゆっくりしか、受け付けないんだ〜と。
一昨日、私は、友達と京都市の美術館に行って来ました💛(#^.^#)♫
ルーブル展💛なんだか、トキメキました(#^.^#)♫(本当は、想先生と行きたかったんだ🤭想先生は、学生の頃は、美術部に所蔵されていたから、多分、
喜ばれるかな〜となんて、浅はかだけ……。私は、そう想っていたの。)
ルーブル展は、とっても素敵でした〜(#^.^#)♫『愛がテーマ』でした。♫
紺碧の部屋に、金色の額縁の絵画。まるで、夢みたいでした(#^.^#)♫
神話の愛や慈しみの愛や祝福されている愛や奪い合う愛や子供を愛の眼差しで見つめているマリアさま、イエスさまの死の絵画もありました。
天使の絵画もありました。ちょっと、目を背けたいような絵画もありましたが、説明文を読んだら、切なくなりました。
私は、どれも素敵でしたが、とくに、一枚の絵画に眼が止まりました。
ピアノの弾いている女性と、傍らの男性です。
二人は、けして、言葉はなく、触れたりはしなけれども楽譜わ通しての恋をしている絵画でした。トクンと、私のハートは波を打ちました。
ーー私も、想先生とこんな風になりたかったんだ。あんずの片想いだけれども……。いいな〜💛と、その絵画を私は、見つめていました。
片想いも、愛なんだ…、私らしくゆっくり忘れていけたらいいな~(´;ω;`)
色々な愛のカタチがありました。みんな精一杯、生きて、恋恋もしたんだネ(#^.^#)♫と、いうのが私の感想かな〜(#^.^#)♫
私も、私らしく、生きられたらいいな〜💛とも想いました💛(*^^*)♫
平日でしたが、お客さんがいっぱいでした。お目当てのグッズが売り切れていました。
友達が『あんずちゃんのおかげでルーブル展を観に行けて良かった〜(*´∀`*)✨』と、言ってくれた。そう言ってもえて良かったな〜。
あっといつまの2時間半でした〜((#^.^#)♫ルーブル展の中で、一つ一つ、絵画と対話したり、説明文を読んだひしていたの。
不思議な魔法にかけられていたみたい〜(#^.^#)♫⭐✨終わり
世界に一つだけ
木の格子から差し込む暗闇。 僅かに聞こえる虫の声。
少し座る位置をずらすとぎしっと音を立てる木の床。
着物の袖口から入り込む冷たい風。
あの日から何日経ったか。私はもう忘れてしまった。
この村のために、神の元へ迎え。そう村長から告げられ、突然この小屋に入れられた。
明日は、その神様という人の元へ向かう日。
もう何も、悔やむことなど無い。
全て諦めてしまった私に、思い残すことなど無いのだ。
私は、神様の元へ向かうという仕事をまっとうするだけ。
ただ、強いて言うなら、あの女の子だろうか。
いつの日か、深夜に彼女は私の小屋の高い格子から顔を覗かせて、よく話をしてくれた。
毎晩。それも見張りが居ない深夜に。
彼女と話す時だけは、満月のように満ちた気持ちだった。
そんな彼女を、置いていくことだけが不安だ。
私は、今日も彼女が来るのを、いつものあの格子の近くで待っていた。
「よっ!今日も来ちゃった。」
草むらから、ガサガサと音が鳴るのが徐々に近付くと、トン。と小屋の天井が揺れる。
格子に、彼女の姿がうつった。
「毎日、飽きずにここに来るよね。」
「そりゃあ、あんたと話すの好きなんだもん。」
太陽のような明るい声。身なりからわかる彼女の身分の高さ。
私には勿体ないくらいだ。
「ねえ、あのね」
「ん?」
私は、彼女にいつもの口調で伝えた。
「明日、私行くんだ。」
「行くって……え」
彼女の顔がぴしりと固まる。
「行くって……その……神様の元へ?」
「うん。」
彼女は苦しそうな顔をした。なんで、そんな顔をするんだろう。
別に、貴方が神の元へ行く訳じゃないのに。
「ねえ……」
「ん?」
しばらくして、彼女から口を開いた。
「……ねえ、逃げようと思わないの」
それは、疑問ではなく、圧が少し籠ったような言い方だった。
「うん。」
「どうして」
怖くないの、そう聞いてくる彼女の声は震えていた。
「……この役割は、私にしかできないから。」
だから、怖いもない。そう呟くと、
「っ、何言ってんのよ!!」
彼女は突然、隙間から腕を伸ばして、私の手を掴んだ。
冷たく赤切れた私の手とは違って、彼女の手は温かい。
「仮にあんたが神の元へ行っても、来年も、きっと、同じような子が来るわよ!!」
あんたが死んでも、きっと、あんたの代わりなんていくらでもいるのよ。
それは、怒っていたのか。それとも泣いていたのか。私には分からなかった。
「でも……私には、あんたしかいないのよ。私、まともに友達がいないの。ちゃんと話せるの、あんたぐらいしかいないのよ……」
だから、と今にも消えそうな声で
「……神様の元へ行くのなんて、やめてよ……」
彼女は、腕を震わせていた。
私は、父も母も嫌いだった。
人の事は悪く言うし、金目のものに目がない。
いつでもジャラジャラとしていて。怒る時は、そのからだを震わせて私に怒鳴っていた。
私はそんな人になりたくなかった。
自分から欲しがることはしなかった。学校でも、人とつるまなかった。
結果、私は自分の意思がない子と思われ、冷たい人間だと言われた。
別に、それで構わない。
少なくとも、自分の事を話して満たせる人と、関わりたくなかったから。
あるとき、あまりにも嫌気がさして。家から飛び出した。
その道中、小さな小屋を見つけた。私はお嬢様だが、人一倍身体能力が高い。
屋根までそう高くは無い。隙間から除けば私と同じくらいの女の子がいた。
ただ、髪はボロボロで、細くて、あまりにも白い。
最初は、ただの面白半分でその子に話しかけた。
幽霊だとしたら、それはそれで面白いな。と。それだけ。
ただ、私の話をしっかり聞いてくれて、自慢を一切しない。
謙虚で、優しい子。
そんな子が神の元へ行く――死ぬという事を。人々から勝手に決められ、それを受け入れている理不尽さに嫌気が差した。
自分の位は高いのに、それを利用してこの子を救えない事に腹が立つ。
でも、だからといって私とて諦めるわけない。
私は、今自分が持っているありとあらゆる衣装、アクセサリーを持ち出す。
明日、私はこれを全て着飾る。マントさえ被れば、もう誰か分からないだろう。
明日、私が神になろう。
そして、友達を迎えに行きましょう。
世界で1人の私の友達。
あなた以外にあと何も望まない。
これが、自己満足だったとしても。
明日は彼女を確実に助けてみせる。
そう誓った。
17日目
世界に一つだけの愛。
そんなものこの世に存在するのだろうか。
生涯その人しか愛さない。なんて言葉だけの約束なんて。
人生はたった一度しかない。
そのたった一度で、生涯愛してくれる人を。
世界で、私だけを愛してくれる人を、世界に一つだけの愛を。
それを探し続けながら生涯を終わるのだけは私は嫌だ。
いつになってもいいから、私だけを愛してくれる人を、自分の生涯かけて幸せにしてくれる人を、幸せにしたいと思える人を。
私は見つけてみせる。
世界にひとつだけ…
キミの隣で生きてゆける
キミの大切な時間を
時折一人占めできる
私はただただ…
幸せ者です
キミとの幸せな日常が
日々繰り返し続く
そんな普通の幸せです
そんな当たり前の日常です
世界にたったひとりの僕と出逢ってくれて
ありがとう🍀
それがふたり繋ぐ幸せ…
1番大切な思いですね…
……
ねぇ…ミーチャン…
まだ渋滞避けれる早朝だからさ…
甲州街道をドライブしてくれませんか?
湖畔のレストランでガレット食べませんか?
ねぇ…
朝からふたりぼっちだね…
ねぇ…ねぇ…
ふたり幸せぼっちだね…
ふたりぼっちだね…
世界に一つだけあるモノ、なんてこの世には無いさ
個性は人それぞれと人は言うが、
僕たちの価値観も、考えていることだって
昔の人は既に考えているさ。
作品と云い、創作と云い、オリジナルはほんの一握りなんだよなぁ。
私は世界に一つだけのものを
貰えるのが一番嬉しい
それは
つまり
どんなものでもいい
その人の手から生まれたもの
手紙でも
らくがきでも
写真でも
たった一言のメモでも
世界に一つだけのものだから
お金では買えない大切なものだから
(2023.09.09/世界に一つだけ)
あなたが生まれてきてから今までしてきた経験は、
この世の中に生きる全ての人と照らし合わせてみても
誰一人として一致しない。
あなたにしか出来なかったこと。あなたにしか乗り越えられなかったこと。それこそが今日まで生きてきたあなたの生きてきた証であり誇りである。つまりそれは無形の、世界に一つだけの、誰に盗まれることもない、最高の財産をあなたはすでに持っているってことなんだよ。
世界に一つだけ
連綿としてみるか
個としてみるか
どちらでも世界に一つだけ
と思う
淘汰されても
種としては、退化も進化
世界に一つだけ
それを誇るのも大事なのかもしれないけど
生き続けることを考えるなら
世界に一つだけでなくてもいいではないか
種として、考えられない
世の中が、歪だと思うの……
種として、考えることがなくなったは
なぜなのか
〘世界に一つだけ〙
それは君君がいるから生きられる悩める幸せ怒れる幸せ
「世界に一つだけわからないことがある」
付き合ってから3年目の秋
木の葉の色付きより早く頬を赤くした彼が
明後日の方を向いて言った
「随分と壮大な"わからない"だね。何だろうか」
いつになったらプロポーズするのよアンタは!
問題はそっちなんですけれど〜
…というのは心の声
気持ちは枯葉のように散りかけだ
「えぇっと、つまりだな…
世界に一つだけわからないことは、きみの気持ちだ!
結婚をしてくれるのか、してくれないのか、どっちだ!?」
どっちだって、アンター!
鈍過ぎだろー!
"世界に一つだけ"のプロポーズは肌寒い…
冬を迎えそうな目で、彼の唇を塞いだ
-2nd story-
世界に一つだけの触り心地!
世界に一つだけの温もり!
世界に一つだけの満足感!!
通販サイトでポチッてしまった高額商品と
"世界に一つだけ"の騙しテクニックに
今でも涙ぐむ
こんなに憎くて、何をしてもどうにもならなくて、ずっと好きになれてない自分の顔。
こんな嫌いな顔世界に一つだけ。
ある休日のお話
その時期は、夏の暑さがジリジリと体に染みる七月だった
皮膚を焼く太陽の光、アスファルトから見える蜃気楼。
正に、真夏である。
私は彼女と、この茹だる暑さにピッタリな、大型のショッピングセンターに来ていた。
一度ドアを通れば、エアコンの冷気が体を包む。
〔あぁ〜、涼しい。〕
体をダラリとさせて、近くの共有スペースの椅子に座る。
そんな私を見て、日傘を畳み、帽子を外した彼女が笑う。
「なんていうか、溶けてしまいそうね。」
クスクスとしながら彼女は言った。
彼女も私の横に座り、汗が引くまで一緒に涼む。
といっても、彼女はそこまで汗をかいていない。
そんな彼女を見て、羨ましいと思いながらも、
私は暫く茹だっていた。
大体、十分程だろうか。やっと汗が引いて、少しスッキリとする。
ふと、近くに目を遣ると何かのブースが出店していた。
〔あれ、何だろ?〕
私がそう言うと、彼女もそちらに視線を移す。
私よりも目が良い彼女は、ブースを見て
「オリジナルのアクセサリーを作る、ですって。
イヤリングとか、そういった物。」
そちらを見たままに教えてくれた。
へぇ、アクセサリーか。普段付ける機会が無いものだからピンと来ない。
私がぼーっと考えていると、彼女はこちらに振り返り、
キラキラとした目をしている。
ああ、行きたいんだな。
〔そうなんだ。私少し気になるから、一緒に行ってくれるとすごく嬉しいな。〕
多少の棒読みは許して欲しい。
そう言えば彼女は笑みを溢して頷いてくれた。
椅子から立ち、ゆっくりとブースに向かう。
…先程から彼女が少し落ち着きが無くなっている。
普段、我儘なんて言わないし、欲が無いのかと思っていたが、何となく安心した。
ブースに着くと、丁度席が空いた様で、すんなりと案内を
してもらえた。
席に着くと、店員さんからの説明が始まる。
此処のオリジナルアクセサリーは、どうやら貝殻を使って世界に一つだけの物を作れる、らしい。
貝殻の種類は数mm程度から、数cm程度迄多岐に渡る。
私はどうにも惹かれず、聞き流していると
「じゃあ、この貝殻で、お願いします。」
と、彼女の声が隣からする。
めっちゃ決断早い。思わず彼女を見てしまう。
彼女は私の方を見て、楽しそうに笑った。
出来上がり迄時間が掛かるらしく、ショッピングモール内を彷徨く事になった。
彼女は、どんな貝殻を選んだのだろうか。
世界に一つだけのアクセサリー。
彼女にとって、夏休みの、大切な出来事になると良いな。
世界に一つだけ
純国内産のトキは
絶滅した
日本国内最後の1羽になった
雄のトキ
そのトキが
木の上で
仲間を呼んでいる映像を見た事がある
その鳴き声が
とても とても
悲しく聞こえて私も悲しくなった
いくら鳴いても仲間が現れる事はもう無いのだ
森羅万象
全てのものが
世界に一つだけの存在
壊したら2度と同じようには戻らない
世界に一つだけ
元気にしていますか?
僕は今、色んな国を旅しています
毎日見るもの触れるもの新しくて
同じ景色は二つとないくらい
だけど、たくさんのものを見て
思うことがあるんだ
僕にとっての世界に一つだけは
君しかいないんだって
帰ってきたら真っ先に君に会いたい
世界に一つしかないお土産を見つけて
世界に一人しかいない君に会いに行くんだ
迎えに来てくれるかい?
君にとっても
僕が世界に一つだけの存在でありますように