『不条理』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「不条理」
不条理な、死だった。
生きていて、ほしかった。
ああしていたら、こうしていたら、そうしていたら。
どうしていたら、あなたはこの世に、ここにいられた?
もし、あなたのそばにいたのが自分じゃなかったら、生きていたのだろうか。
そしたら、生きて、生きてやり直せたはずなのに。
代わりに…
いや、どこまでも、自分勝手でごめん。
ああ、僕はもう諦めかけていたのに。
ようやく、ある種の現実を見ようとしていたのに。
どうして、人は背中を押すのだろう。
諦めかけていた人間に再び夢を見させることは、
なんて残酷で過透明な美しさを持っているのだろう。
結局、自分の意見が次々に変わる自分が嫌いなだけかもしれない。いや、どちらにもなれず諦めきれない、自分が嫌いなのだろうか。
僕はまだ、この世界のどこかを彷徨う僕を探している。
『付き合ってください』と告白してきたのは君だし
『結婚しましょう』とプロポーズをしたのも君なのに
「なんで離婚届に判を押さないのよッ!」
怒り心頭の意味がわからない
赤ちゃんの父親を別の男にしたのも君じゃないか
#不条理
斜め前の席の子が授業中寝ていた。
もちろん先生は注意した。
「おい、分かっているのか、受験生なんだぞ。」
あの子はだるそうに体を起こした。
頬杖をついて、だるそうにペンを持った。
先生はその態度に納得していなかった。
だけど、授業は再開された。
あの子はペン回しをしていた。
その手つきは上手いとは言えなかった。
ペンは床に落ちた。
あの子はため息を吐いてペンを拾った。
そしてまたペンを回す。
けど、変わらず上手くなかった。
多分、マメが邪魔しているんだと思う。
あの子とはクラスメイトなだけ。
特段仲良くない。
だけど、一方的に見ていた。
あの子は夜遅くまで残っていた。
友達の誘いも断っていた。
恋人とは長くは続かなかったらしい。
あの子とすれ違うといつも湿布の匂いがした。
ほぼ毎日、指に絆創膏かテープを付けていた。
遅刻の理由は通院しか見たことがない。
仲のいい友達と喧嘩するのは決まって試合の前らしい。
あの子は真っ直ぐなんだなと思う。
遠くからずっと見てきてそう感じた。
だけどその姿はもう見れない。
あの子はこれから
友達と放課後遊んで
告白なんかされて
遅刻と公欠がなくなって
湿布の匂いもしなくなって
受験生らしくペンだこだけ残って
ペン回しが上手くなる
少し寂しいな。
遠くからでも、あの子が頑張っている姿を見ていた。 ずっと、頑張るあの子を見ていたかった。
あの子ならきっと目標に手が届くんだなって思っていた。
だけど、そうはいかないって知った。
あの子のマメはこれから小さくなっていく。
卒業する頃には綺麗な手に戻ってるかも。
マメがなくなったら今までのあの子を証明するものはあるのかな。
この世は不条理だ。故に、人生に意味はない。
ーーそう、人生そのものには、何の意味もない。
ただ、何をしたかが重要なのだ!
どうしようもなく、不条理で、不合理な、この世界を、どれだけ楽しめたかが重要なのだ!
さあ、老若男女、みな、希望を持って生きようじゃないか!
「って言われる夢見たんだけどどう思う?」
「疲れてんじゃね」
〈了〉
杏二郎は誰もが目を引く美しい面だけが取り柄のしがない小説家であり、十七の頃に財閥の娘と婚約をしていた。透き通る白い肌はその裏に赤い血管があるとは微塵も思わせないほど冷たく、端正な顔立ちであるが何処も線が細く美しかった。まるでまだ誰も知らない遠くの国からやってきた、人間より遥かに高貴な別のいきもののようであった。
杏二郎の美しさに翻弄されない者は滅多にいなかったので、世の条理に彼はぴったりと適い、女に明け暮れる毎日だった。彼の書く小説も又、女に始まり女で終わり其処に甘い純愛などなかったのであまり売れなかったが、特に彼の憂いになる様な事ではなかった。
然しそんな杏二郎にも一つ気掛かりな事があった。其れは自分の妻のことである。妻は大きな財閥の娘で杏二郎程ではないが顔立ちは整っていて、黒い髪が特徴であった。彼は彼女の父親のお金で不自由なく暮らせていたので彼等には多大なる感謝をしていた。然し妻だけは自分の美しさをものともせず、初めて会った時ですら彼を見ても表情を一つも変えなかった。ただ今日までずっと妻という役割だけを丁寧に果たしていた。
小説家である杏二郎の観察によると彼女は昔から関係の深い、平凡な顔の男に好意を寄せているようにみえた。その男は堅実に働き、彼女の財閥である程度良い地位についているようであった。彼には杏二郎に向ける表情よりもっと生き生きしたものを見せている様だった。
杏二郎は初めから特に妻に恋や愛などの感情を抱き、夫婦という形に合う関係になろうとは思っていなかった。ただ妻が自分の方を見ないのは少し納得がいかなかった。周りの目は自分に惚れ込んでいる様な甘い目や、嫉妬や欲に塗れた張り詰めた目であったが、彼女の目は真っ直ぐ表情を変えずに自分の方を冷たく見るので、彼女の瞳が透き通った緑がかった綺麗なものであることを彼は知っていた。杏二郎が夫として知っているのは精々其れだけであった。
杏二郎にとって最も近い位置にいる妻だけがこの世の、いや彼の人生においての不条理であったのだ。然し彼の方からその不条理を条理に直そうなどと言う事は考えてもいなかった。
ただ心の内にある小さな憂いを文章にすれば売れるだろうと思って筆をとっては其れに合う言葉が出て来ず紙を丸めて、昨日の女について乾いた文章を書いていた。
「不条理」 #310
あなたが好きなの。
でも、あなたが嫌いなの。
あなたの笑顔が好きなの。
でも、あの子に向けられた笑顔は嫌いなの。
好きだから
しんどくなっちゃうの。
些細なことのはずなのに
私の一番好きな人。
私を一番傷つける人。
不条理
人間の感情は不条理であり、私には理解し難い。
という私もその不条理な人間の1人である。
いくら道理的に思考しようが感情は不条理に作られる。
受け入れられないのだ。
なんで、どうして?そんな事を理屈的に考えたところで、
私の感情は無理矢理心から出ようとする。
私は貴方が居なくなって悲しい。
ほら、それだけだろう。
私でなく、なぜ貴方が居なくならないといけないのだ。
世の中は不条理だ。
やはり人間である私の感情は理解できない。
受け入れられない。
不条理
なんで連帯責任なんてあるんだろう。
ふと、学校で怒られている時に思った。
その人だけが悪いんじゃん、俺らは関係ないじゃんか。
なんでその人の責任を俺らも負わないといけないの?
学校って“不条理”だ。世界って“不条理”だ。
こんな中で生きている生物たち、全て凄くない?
死にたいなんて思っても、せっかく命があるんだから。
“不条理”な世界でも、頑張って生きてみよう。
出口はあっち。
いっていいよ。
いかないの?
……そう。
いきたく、ないんだね。
ごめんね。
それは、だめなんだ。
入口を通ったなら
出口も通らないと。
みんな同じだから、
これだけは唯一おんなじ。
む……。
こまったな。
じゃあー……
もうちょっとだけ待つよ。
つぎは、できる限り遅らせてね。
不条理
この世界は、不条理なことで満ちている。
自分が満足できない事象の数なんて、もはや数えるまでもない。
そんな中でも、どれだけ辛くても、私たちは生きなければならない。
生きたくなければ死ぬしかない。
なんて、なんて不条理な世界なのだろう。
『あれから』
あの日からちょうど一年の今日
あの子のいない日々が、一体どんなふうに過ぎていくのか
生きてきて一番悲しかったあの日には、想像もつかなかった
あの子と、この子と、私
それでひとつだった
欠けたすきまをどうにかこうにかやり過ごし、今日にたどり着いた
泣いて泣いてここまで来たけど、
これからもやっぱり泣いてしまうけど、
今日はとても静かで良い一日だった
哀しみと寂しさを抱えていても、幸せでいられる
これからもきっと
何故だろう
どこで自分が迷ったのか、
歯車がはまらなくなったのか、
全くわからない。
今までひたすら走り続けたのに。
いつまでも回り続けたのに__
私は落ちた。
合格発表のあの日
友達と番号を探しに向かった。
なかった
私の番号だけなかった
目の前は真っ暗で何も見えなかった
これは涙だったのか、これからの人生への絶望だったのか
今でもわかっていない。
家にいたくなくて、塾に来た
塾の先生は沢山慰めてくれる。
塾にいると1本の電話がかかってきた
安堵したような先生の顔が見える
あちらもきっと興奮してたのだろう声が聞こえてきた
相手は自分がどうしようもなく嫌いな奴だった
とにかくずっと勉強もせずひとりで話し続ける奴だった
電話からは
「第1志望受かりました」
と女性の声が聞こえた。
そいつの母親らしき女性からだった。
どうしようもない悔しさと共に虚しさが込み上げてくる
どうして努力していないあいつが受かって
全力でやった私が落ちるのか
悔しくて悔しくてたまらなかった
努力は裏切る。そう思った瞬間だった
声を殺して泣いた
電話に乗らないように
抑えられなかった
しばらく止まらなかった
泣いている間にも何本もの電話が来た
私のスマホも鳴った
全部「受かった」
という内容だった。
見たくなかった。そんな連絡を見る度に、聞く度に
どんどん気持ちが追い込まれていく。
ここにもいたくなかった。
とりあえず家に帰り部屋にこもって
寝た。
時間が解決してくれる
そう信じて
あの時病気じゃなかったら
起きれたら
動けたら
私立に入学した時も
今も
ずっと思い続けている
__この世の中は不条理だ
不条理の条理とは…
矛盾に抗う勇気だと今知った…
アルベルトカミュの言葉を解釈した
カミュは100分de名著で知った
アバタローでも拝聴しました
大切な人が困り事を見せないで…
知った時に私は私の無知を知り
不条理理不尽無秩序に社会の正面から
条理で抗うと決めた
いつかあきらかにきわめるために…
…
高ければ高いほど
登った時気持ち良いもんなぁ
まだああ…
限界だなんて認めちゃいないさ!!
時代は混乱し
その代償を探す
人はつじつまを合わすように
形にはまってく
誰の真似もすんな!
キミはキミでいい
生きるためのレシピなんて…
無いさああ!!
……
終わりなき旅 Mr.Children
私を拒絶するなら、最初から彼女を悪く言わなけれれば良かったのに。彼女への怒りを私に向けるなら、彼女に直接言えば良かったのに。偶然、話を聞いたから、偶然その場にいたから。私はあなたの悪意の捌け口にされたとでも言うのか。
くだらない。じゃあ最初から誰かの悪口なんてやめときゃ良かったのに。自分がそんなに大事か。この愚か者が。お前の価値を決めるのはお前なんだから、汚い言葉なんて一生吐かなければいいのに。
不条理
外に広がる天国を夢見て数多の壁を乗り越え
その地にようやく腰を下ろしたとき
私は眼前に広がる荒廃した砂漠に絶望したんだ
→続々々・屁理屈タロウ
条理って物事の道理のことじゃん? イコール常識的な?
じゃあ、不条理って何?
常識と合わないこと?
でも常識って時代ごとに変化すると思うんだよねぇ。
もうさ、一周回って、不条理って言葉自体が不条理だわwww
テーマ; 不条理
(タロウ登場回 ‘25 10/23・11/14・‘26 2/1)
君を好きになったって
僕だけを見てくれるはずもない
そんなこと分かりきってるのに
不条理にも僕の心は
君に惹かれていくばかり
実存主義に囚われた僕達は、
不条理をやけに嫌う。
当たり前だ。
上手にできた砂の城が
ぼろぼろと崩れ落ちる様は
誰でも目を背けたくなる。
それと同じなのだ。
人生がゲームだったらいいのに。
面白い展開として、楽しめるのに。
これも不条理な呟きか。
テーマ:不条理
ーーー
P.S.
テーマ『星が溢れる』
書けてなかったテーマ書きました!
ぜひご覧ください!
この世界は
不条理なことだらけ…
そんなことに
気がついたのは
中学生の時だった
友達がしたことなのに…
なぜ私が先生に怒られるの?
何もしていないのに
どうしてそんなこと
言われなきゃいけないの…?
私が
悪いわけじゃないのに…
おかしい
おかしいよ…
心はいつも
叫んでいて
正しさを求めていて
苦しかった
生きるって苦しいことなの………?
大人になって思うのは
この世に起こる
すべてが正しいわけではない
嘘も矛盾も多い…
でもね
きちんと見ていてくれている人も
いるんだ
あなたのことを
だから
不条理な世界でも
生きていけるの
大丈夫 大丈夫だから
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お題 不条理