『不完全な僕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【不完全な僕】
完全でなにもかも手に入ったら
それはそれで人生としてはつまらない
見た目と中身、好き嫌い
それぞれ違う
だからこそ興味が湧く
知りたい、関わりたい、どんな人なのか
そういうことを思うから感情って動かせられる、
動く
こんな不完全な僕でも魅力はある
その魅力を感じてくれたら嬉しいな
不完全な僕は、完全にはなれない
どんなに頑張っても不可能だ
僕だけじゃない
この世界に、完全な人などいないし、
完全に辿りつける人もいないだろう
けれども、完全を目指すことはできる
辿りつけなくても、
近づこうとすれば、
今よりいい未来を作れるかも知れない
ゴールに辿りつくことだけが大事なんじゃない
きっと、ゴールまで行けなくても、
後ろへ下がることがあっても、
ゴールへ向かっていくことや、
その過程で得たものも大事なはずだ
不完全な僕でも、
完全になれない僕でも、
目指せばなにかを得られる
そう信じて、一歩一歩、進んでいこう
どれほどの時間をかけたところで最期の時まで不完全だよ
足りない、パーツは、なんだろう
生きる為の心臓
考える為の脳
物を持つ為の手
歩く為の足
機能を果たす為の他の臓器
笑う為の顔
他にも色々付け足して…
足りない物はあるかな
よし、多分大丈夫だよな
人間になる為の検査室に向かった。
結果は
『不合格』
………?なんでだろう
あの、僕に足りない物は何だったんですか?
あぁ、君ね
確かに惜しかった。
ただ、一つだけ足りない物がある。
それはね、心だよ
タイトル:不完全な僕
〚不完全な僕〛
みんなのような素敵な才能も行動も不可能な僕。
みんなのように、異性とは恋愛なんかできないし。
できるのは僕と同じ同性の男の子。
素敵な言葉も選べない僕は。
どうやって生きていけば良いのだろう。
同性と恋をして、同棲をしても大丈夫なのか。
結婚とかも世界的にはだめかも知れない。
でも、僕らしく生きていたい。
《思い出の欠片が足りない》
(刀剣乱舞/今剣)
源義経の守り刀。それが今剣である。
彼自身も義経公の守り刀であったことを誇りに思っている。
けれども今剣には義経と弁慶の事しか無い。
《義経記》に記された短刀。現物はない。
いわば朧げで、不完全な存在。
三条小鍛冶宗近の作刀というのも、
磨り上げられて小さくなったということも、
五條天神社での回顧や清水寺での義経と弁慶の戦いの記憶も。
全てが不確かな要素で成り立つ存在。
故に義経記こそが今剣、ひいては岩融が顕現出来る唯一の依代とも言える。
いや。もしかすると、義経記だけではなく
謡曲や御伽草子の【橋弁慶】なども彼を構成する要素なのかもしれない。
いずれにせよ、万人に愛された源義経という存在を語り継ぐ存在の今剣が、語り継がれる為の軍記物によって存在を語り継がれるというのも、また皮肉なのかもしれない。
不完全な僕は
不完全な僕と
不完全な君は
不完全な君と
不完全な世界で
不完全に出会おう
埋まらない愛と
未完成な希望と
歪で歪な世界でさ、僕と君くるくると踊ろう
✼•┈┈不完全な僕は┈┈•✼
自己嫌悪に陥る不完全な僕だから。でもそんな僕を受け入れて肯定してくれる人が居る。だから僕も自分を肯定して、受け入れてくれたあなたを肯定するために。
そんなあなたはいつも完璧を求めようとする、だけど完璧を求めて欲しく無い。そんな人が居たら気持ち悪いと思うだろう。自分が自分の為になる事で頑張れることならいいと思う。0か100じゃなくていい。
そして、不器用な僕だけど僕なりに褒めたりするよ。
そうやって互いに無いものを認めよう。
優しすぎるからさ。辛い時しんどい時苦しい時言いたいことがいえなかった時。そんなことも全部こころに秘めて隠し通そうとするけど。
俺の前では隠さなくていいよあなたのままで。じゃないと好きにならなかった。
自分のことが嫌いって言ってるそんなあなたも好き。
【不完全な僕】*85*
完全で何もかも手に入ったら
それはそれでつまんないかもね
見た目も中身も得意不得意も…
それぞれ違って知りたい、関わりたいって思うから
感情も動かされるんだと思う
不完全な僕ですが
魅力を感じてもらえますか?
#不完全な僕
何も持ってないんだ
僕はいつも足りないものばかり
数えてる
周りに溢れてるものに
目を逸らしながら
小さな小さなぼくの世界
広げることを怖がってばかりで…
完全なんて無理!なんて言いながら
完全を追い求めてた
でも足りないことって大切
足りないからこそ
痛みも弱さもわかるんだから
不完全も悪くないよ
そんな僕を僕は少しだけ
ちかごろ好きになれた気がする
2:不完全な僕 12
「あんたって、本当に何も出来ないのよね。」
おかあさんがぼくを見て言うことばは、これだけ。
べつに、ぶたれたり大きい声でおこられたりしない。
ただ、がっかりしたようなちょっとこわい目で見られるだけ。
おかあさんがためいきをするたび、知らない人に体をじろじろ見られるたび、ぼくはぼくじゃなくなっていくような気がする。
「おかあさん、ごめんね、ごめんね。うまれてきて、ごめんなさい。」
ぼくがあやまっても、おかあさんはぼくを見てくれない。
ちょっと前は、ぎゅってして、にこにこして、だいすきよって言ってくれたおかあさん。
また本をよみきかせて、あたまをなでてくれないかなぁ。
「あら、もういらないの?この人形。あなたこの子好きだったじゃない。小学生の時からこの子のお母さんだったんじゃないの?」
「もう、やめてよママ。私もう高校生なのよ。人形遊びなんてやってらんないし、捨てていいよ。」
ぼくのガラスの目にふわふわの体は、おかあさんの子どもとしてはたりなかったみたい
お手本と
見比べてみる
僕自身
ただ欠けた場所を
さすりながら
【不完全な僕】
ぼくにはなにかが足りていない。そのなにかがわからない。わからないことはとても怖くて不安になる。だから探してみることにした。
ぼくには手と足がそれぞれふたつずつある。目もふたつある。あとは鼻の穴も。髪の毛だってあるよ。でも歯は昨日抜けちゃった。歯が抜けたとき、ぼくはたくさん泣いた。どうして泣いたのかわからなくてまた泣いた。そしたら教えてもらったんだ、お空に投げると妖精さんが拾ってくれて幸せを運んでくれるんだよって。ぼくはお空に向かってたかくたかく投げた。どんな幸せがやってくるのか楽しみでなかなか眠れないんだ。
なにを話していたんだっけ?そうそう。ぼくにはなにかが足りていない。ときどき、ぽっかりと穴があるような気持ちになるんだ。この気持ちは一体なんだろう?隣のお家に住んでいるアリスは「朝、ママとパパからキスがもらえなかった」って唇をとんがらせていた。向かいのお家のマイクは「ゲームでお兄ちゃんに勝てない」って悔しそうに言っていた。ぼくはそうなんだ、って聞いていた。
きみに話していて思ったんだ。ぼくはキスをもらえたことがなくて、ゲームもお兄ちゃんもなくて、だからアリスとマイクのことが羨ましくなった。ぼくに足りてないものって、キスとゲームとお兄ちゃんなのかなあ?
話していたら眠くなっちゃった。今日も一緒に寝ようね、毛むくじゃらのジェームズ。お話を聞いてくれてありがとう。おやすみなさい。
不完全な僕
不完全な僕
だけど
君を守るから
安心して
ほしいよ
なな🐶
2024年8月31日2033
不完全な僕、それは、いつも言われる。
慣れっ子だ。
なんでもかんでも中途半端で、真ん中。
物語で言えば無害なモブキャラだろうな。
不幸体質で、やったことないことでも
頼まれる。
嫌なんだか?
あぁ、早く主人公みたいになりたいな。
"良いでしょう。此方に来なさい。"
え?
眩しく光ったら、そこは知らない世界だった。
驚いていたら、大人の美女が来たのだか?
何かを呟いて俺の腕を引く。
やっと主人公だ!!
"貴方は今から生け贄です!!"
夢を見すぎては本当の事が分からなくなるよ?
「くっっそ、また95点かよ…」
俺はなんで満点を取れないんだ・・・
神に嫌われてるのか?
満点だ、俺は満点が欲しいんだ…!
「お前またこんな点数なんかw 俺は5点だから安心しろよw」
「じゃあお前のその5点くれよ。俺のと足せば100点になるだろ?」
ま、TOEICだけどな……
不完全な僕は
ねるねるねるねを練って、
色を補完したつもりに
なっている
不完全な僕
きっとずっと成長中
少しずつ変わっていくけれど
オトナになっても
きっとずっと未完成
ありったけの欠片を集めて
握りしめてもこぼれてく
いつかそのときがきたって
きっと不完全な僕
2次元の世界じゃあるまいし
完全な円はないの
何を欲したの
元手をかけなきゃ
成果は掴めない
当たり前のこと
タナボタは稀なのよ
元手をかけても
すり抜けていくことばかりだけど
迷ってる暇はないよ
不完全なままでも 走って
不完全なままで 走って
不完全な僕
こんな俺でごめんね、
それでも君を愛してる。