『上手くいかなくたっていい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
上手くいかなくたっていいのさ。最初から出来た人なんか居ない。それにね、もしも上手くいったとしてもいきなり上手くなったってつまらない。人間だからこそ、失敗したり路頭に迷ったり、強く後悔するんだよ。失敗して成功したケーキと何の努力もないロボットが作ったケーキだったら、貴方はどちらを取りますか?失敗してもたくさん努力して成功すればいい。何事も結果よりもそれまでの過程が1番大事だから。
【上手くいかなくたっていい】
できないことは悪いことじゃないよ
挑戦しようとしてる証拠じゃん!
まず、生きてることが偉いのよ
上手くいかなくたっていい
なんにしたって成功でしょ
うまくいかなくたっていい
転んだって構わない
拳つきあげ
顔上げて
雄叫びあげよう
心の中で。
痛み止めを一粒。
心の痛みにも効くんだよ。
私はこれがあるからぼろぼろになれる。
用法用量をよく守って。
【うまくいかなくたっていい】
題 上手くいかなくたっていい
上手くいかなかった
何でっ
私は手にした塾のクラス分けの通知表を握りしめた。
受験まであと少しなのに。夏のこの時期に一番上のクラスに入れなくてどうするのっ。
自分を叱咤激励する。
そうだ。
塾の先生にも、学校の先生にも親にも言われた。
私は勉強が足りなかったんだ。
何もできなかったんだ。
やっても、ダメな子なんだ。
足が自然と止まる。まだ最寄りの駅まで遠い。
早く帰って、親の厳しい説教を聞くために帰らなきゃ。
私の至らなさを聞きに帰らなきゃ。
なんでこんなにだめなんだろう。
なんでこんな風に産まれちゃんだんだろう。
もっと才能が欲しかった。
もっと暗記できる頭だったら良かったのに。
目の端がうるむ。
カッコ悪い。
自分を心で目一杯叱りつける。
「どうしたの?」
後ろからの声に振り向くと、同じ塾の山下が立っていた。
「あ、別にっ」
すぐに顔をそむけた。泣きかけてる所なんて絶対に見せたくなかった。
「そう?」
そういいながら、山下はなぜか私の横に並ぶ。
「なに?」
「もう暗いし、一緒に駅まで帰ろうよ」
「・・・別にいいよ」
「まぁまぁ、この辺変質者こないだ出たって先生言ってたでしょ?」
あー、言ってたかも・・・。私は黙って歩き出した。
山下が横をあるきだす。
「名取さん、クラスで1位だったね、テスト、すごいなぁ」
「何言ってるの?!この時期に、上のクラスに行けなかったんだよ?」
私は反射的に強い口調で反論してしまう。
「ダメすぎでしょ。1点でも2点でも見直して頑張らなきゃいけなかったのに」
「でも、名取さん、頑張ったんじゃないの?やれるだけやったんじゃないの?」
山下がそう問いかける。
「少なくとも、クラスで1位なんて凄いと思うよ。そうだね、上のクラスに行くためにはもっと点数が必要だったのかも。それでも、名取さんはとても頑張って勉強したはずだし、ダメとは真逆な所にいるんじゃないかなぁ」
「だってもっと上を目指さなきゃ」
「うん。次は頑張ればいいよ。今頑張ったことは無駄じゃない。ちゃんと力になってるはずだよ。名取さんは絶対にダメじゃない。自分を責めないで」
「だって・・・」
私の視界はみるみるぼやけて涙があふれる。
泣いている私を見て、山下がハンカチを差し出した。
私は泣き出したら止まらなくなってしまった。
山下はじっと私が泣き終わるまで何も言わなかった。
それが、私にはありがたかったし、その沈黙がなぜか心地よかった。
ひとしきり泣くと、頭がズンズンと重くなる。
「目が、赤くなっちゃうな」
私がやっとそういうと、山下は
「家に帰ったらすぐに冷やすといいよ」
と言った。
「あと、自分は自分の味方でいてあげてね。励ましてあげて。誰に攻撃されても、自分の心を傷つける事を言わないで」
付け足すように言われた言葉に、私はギクリとする。
「・・・うん、私、完全に自分を攻撃してた」
泣いたことで素直になっている自分に驚く。
「気づけただけで偉いから」
とふわっと微笑む山下に、私は見とれる。
「すごいね、山下って」
「え、そう?」
山下がビックリしたような顔をする。
「うん、凄い、何ていうか・・・カウンセラーとか向いてるんじゃない?」
「あはは、よく言われる」
そういって笑う山下の笑顔につられて私も笑顔になっていた。
気持ちがビックリするくらい軽い。
なんだろう、この爽快感は。
とにかく、とにかく
「ありがとう」
私は山下にお礼を言った。
凄く気持ちが穏やかだ。
そうだね、怒られるかも。
これから親にも先生にも。
それでも、私はわたしの味方でいよう。
私はそう心に強く決意していたんだ。
上手くいかなくっていい
上手くいかなくても、もう一回やればいい。
何回もやったら、いつかは出来るようになる。
諦めなければ、何度だってやれるのだ。
人は完璧じゃないんだからさ、上手くいかなくたっていいんだよ
私が、何もかも上手くいかなくて絶望してた時にかけてもらった言葉
でも、、、その言葉はもう聞き飽きるほど聞いた
それでも私の心はもう立ち直れないほど、、、、腐っていたんだと思う
、、、もう我慢の限界で、辞めた
逃げたくて、、、逃げたくて仕方がなかった
もう、それに対する気持ちは辛いだけで
楽しいって思えていたはずなのに、、、もうやりたくなくて
上手くいかなくたっていい、、、その言葉に甘えた
上手くいかなくて、、、なら辞めて、、、
でも、その時に言われた
もう、同じことしちゃダメだよ
もししてしまったなら、、君は嫌われてしまうからと
私を気遣っての言葉なんだろう
、、、、はい、今度は頑張るよ
だから、、、見てて欲しい
、、、、今度は上手くいかなくても逃げないから
お題『上手くいかなくたっていい』
上手くいなくたっていい
誰とも比べなくていい
そういう気持ちで
やってみたいことを
軽くやってみる
『上手くいかなくたっていい』
なんだか、
生きていると、時々苦悩する。
人生80年、いや、100年。
1日を大切にと、よく言われる。
それでも、
上手くいかなくたっていい。
明日があると、信じて。
それでも、
気付けば自分に明日がないことを知る。
上手くいかなくたっていい。
最期に、後悔が無いのならば。
上手くいかない?
まあ、上手くいくことの方が少ないし。
上手くいかない方が面白いでしょ。
興味ないけど
「るな」壊れた照明の弱い光に照らされる私に、小さな、でもはっきりした声が届いた。
私がそっと後ろを見ると、ナホが控えめに微笑んでいた。
「……ごめん、ほんと、ごめん…ね。あの……家、かえろうよ?るなのお父さん…すごい心配してて、」「もうやめよ」
思わず唸るように声を出してしまった。辺りの空気が冷えていくような気がする。
ナホが後ろで絶句している。もうやだ、なんで私は、また私のせいだ、ごめんなさい……。
冷たい頬を、冷や汗か涙か分からない雫が落ちていく。
「…あのさ」ぐっとかすれた声をしぼり出す。
もう、なにがなんでも話すしかない。最初からそういう宿命だったのに。
「私が才能がないからっ…上手くできないからって」うつむいた顔をまっすぐナホに向けて、顔がこわばってもそむかない。ナホの顔がぼんわりと歪んで見えた。
「ナホが無理しないでもいいんだよぉ…っ!」不格好だって分かってるけど、そのまま謎の達成感と共に私はナホに抱きついた。涙でぐちゃぐちゃの顔で。
ナホは私を控えめに抱きしめ返すと、頭を優しく撫でてくれた。
ひっくひっくと嗚咽を漏らしながら、変な声で訴え続ける。
「わっわた、私にお父さんしかいなっいとか、部活、うまくいかない、とかっ、そんなの、ナホにかんけ、ないのに…迷惑かけちゃ、って、ごめん、」「もういいよ」
私は上目遣いでそっとナホの方を見やった。何を言われるのか、もうわかってる気がした。
「上手くいかなくても、いいんだよ。…私が、救ってみせるから」
上手くいかなくてもいい。
それは私を今、落ち着かせるための言葉。
いざ本番がきて、失敗したら期待し過ぎたな、ってなる。
だから、失敗すると余計に悲しくなる。
なんでだろう。自分でもわからないや。
すぐに諦めちゃう私が始めだけでも諦めないようになる魔法の言葉。そんな言葉を使わなずに出来るようになりたい。
最近、何もかもが上手くいかない。
財布は落とすし、原稿用紙の下書きはほとんどが赤で染め上げられて返ってくるし、よく体のどこかしらをぶつけて痣ができたり。
そう言うときに限って、側に誰もいないのは良く有ることだけれど随分きつい。
薬に頼って眠ることも増えてきて、薬瓶の錠剤の減るスピードがはやくなった。
泣き崩れたくなる夜もある。
「どうしたの、先生?」不意に、声がした。
「…晶くん。また夜更かししてるの?」
そう聞くと、彼はばつが悪そうに目をそらした。
「最近、思ったようにいかなくて。ちょっと気分転換にお酒でも飲んで大人しく寝ようかなぁと思って」
「君、お酒弱いんじゃないっけ」
「弱いけど…なんか気分転換に飲む分にはすごく良くて」
先生も飲む?、と問われたら、僕は肯定しか出てこないことをこの子は知っている。
ずるい子だ、と心の中で笑った。
「もちろん、久しぶりに飲もうかな」
僕がそう言うと、そうこなくっちゃと言わんばかりの顔で二つのグラスに酒を注いでいた。
「やった!先生、酔い潰れないでよ?先生の介抱大変なんだから!」
「分かってるよ。流石に二日酔いは勘弁だからね…」
「……さ、何も上手くいかないもの同士、今日はぱぁっと飲んじゃお!」
乾杯、の声と共にカツンとグラスのぶつかる音が部屋に響く。
たぶん、人の性格というのは生れ育った境遇で固まっていくのだと思う。
だから今更、外から「上手くいかなくたっていい」なんて言われても、
それができたら、こんな生き方してないじゃんね。
だから、「上手くいかなくたっていい」なんて頭で思うことはできても、こころのどこかではその言葉が白々しく思えてしまうのだ。
─上手くいかなくたっていい─ #28
この想いが上手くいかなくたっていい。
むしろ上手くいかないほうがいい。
今、アイツの隣に自分の居場所があるだけで、十分幸せなんだから。
…これ以上の幸せをもらう資格なんて、オレにはないから。
【上手くいかなくたっていい】
「上手くいかなくたっていいから、副部長やってみろよ。」
僕は怒りを覚えた。親友がそんなにも嫌な奴だとは思わなかった。お前はなんでもできるから、上手くいかない苦しみを知らないんだ。つい口から漏れ、親友が口をつぐむ。僕はいつもそうだ。つい自分を貶す。でもそれは輝きの塊のような親友の存在があるからだ。ああ、自分がより嫌いになると予測できただろうにこいつと友達になった僕のせいだ、僕は、、。
こうやってうじゃうじゃ悩んでいるから、副部長はおろか僕自身を認めることさえ上手くいかない。
「上手くいかなくたっていい。」
親友の言葉が、自分と向き合う努力をこの僕から引き出した。全く、彼はすごい奴だ。
〖 上手く行かなくたっていい 〗
頑張っただけで偉い。
また頑張ればきっとうまくいく。
頑張っても駄目だったから上手く行かなかったのに
頑張れば上手く行く????
巫山戯んな
うーんまぁそうだよね
うまくいくことばっかじゃないじゃん
上手くいったほうがそりゃ気分はいいけどさ
うまくいかないことのほうが実際多いもんね
そんなことを繰り返し繰り返ししてたら
なんか分かってきてさ
うだうだうだうだ生きてきて
なんかまぁこんなもんかって諦めがついてきたよね
✼•┈┈うまくいかなくてもいい┈┈•✼
なんでもかんでも上手くいかなくたっていい。上手くいきたいのはよく分かるけどね。また明日って言える人が居たらもうそれでいいんじゃないって思っちゃった。